紅葉台木曽馬牧場・馬ファイル

 現在、紅葉台木曽馬牧場には、子馬を含め30頭近くの馬がいる。乗用タイプの在来和種馬を生産している牧場なので、和種の種馬がいたり、お腹の中に新しい命を宿す牝馬もいる。今年も春になれば、また子馬が見られると思うとワクワクしてくる。そして、バリバリ働いている営業馬から、その予備軍の新馬君(未調教の馬)たちもいる。すでに作られた営業馬で、外乗をガンガン飛ばすのも楽しいけれど、日々変化してゆく新馬君を眺めて過ごすのもいいもんだ。(僕は長期間牧場に遊びに行くようになるまで、こんなに日々馬が変化するとは知らなかった。)新馬はいろんな人が乗ることで作られて行く。機会があったら新馬に乗せてもらうといい。馬とどうやってコミュニケーションをとればいいのかが、わかって来ると思う。ただし、新馬に打ち勝つ強い心とヘルメットを忘れないでね。
 さて、ここに掲げた馬たちは、僕が個人的に乗った事のある馬達を紹介しているだけで、営業馬の全てではないし、まだお客さんが乗れない馬も含まれています。できるだけ新しい写真を使っているので、各馬のファンの方は、また牧場に会いに行ってやってください。彼等はお客さんを乗せる事で、自分の食いブチは自分で稼いでいる凄いヤツらなのです。乗用馬として選ばれた馬達、だからぜひ生き残って欲しいと考えます。ホント、乗り味だって最高なんですから。お試しあれ!!! 

蘭 丸(らんまる)
豊 玉(とよたま) 岬 陽(こうよう)
小鹿毛(こかげ) 大 吉(だいきち)
雲 竜(うんりゅう) 福 花(ふくはな)
紅鹿毛(べにかげ) 宝 春(ほうしゅん)
ホライゾン またの名を へーちゃん
恵 山(えさん) 銀 鈴(ぎんれい)
お 局(おつぼね) 松 風(まつかぜ)



牧場にいる和種馬ファイル

蘭丸(らんまる)

 現在の紅葉台木曽馬牧場の種馬です。何よりも人が好きな木曽馬で、彼の血統の仔馬は皆、産まれたときからフレンドリー。彼自体、玉付きの馬にもかかわらず乗用馬として通用するほど。2001年の春には、彼の血を継ぐ仔が4頭産まれました。そして三日月への種付けも無事終えたようです。従って2002年の春には、待望の蘭丸と三日月の仔が産まれるでしょう。(⌒_⌒)  【写真提供:Y.Hayashi 氏】

豊玉(とよたま)

 セン馬なのが本当に勿体ない。まだ若駒なので、これから乗用馬としての身体をじっくり作って行くでしょう。彼は初期調教で体重60kgの僕を乗せたまま後脚で立ち上がるほどPowerfulな馬でした。現在は落ち着いていて、営業馬として頑張っているようです。収縮した歩様が出来るようになるといいな〜。楽しみです。

岬陽(こうよう)

 元御崎馬の5歳の種牡馬。宮崎県都井岬で自然放牧されている御崎馬から研究用として廃馬扱いになった馬がやってきました。菊地さんによると、御崎馬は国内に残っている乗用馬体型の馬との事ですから、いろいろな可能性を見せてくれることでしょう。2002年春には宝春に種付けといううわさです。そうなると御崎馬×木曽馬という新しい和種馬の誕生ということになるでしょう。

小鹿毛(こかげ)

 僕が勝手に「ヤクザ顔」言ってるだけ、カワイイという人もいる。いや、彼はカッコイイのだ。鋭い目つきで、こっちの心の中を見透かしているようだ。実際は、真面目でよく動く木曽馬なのです。身体は小さく感じるけれど、彼の駆歩はサイコーです。彼こそ木曽馬。写真はおちゃめ過ぎて文章にFitしないなぁ(^^;

 木曽馬、セン馬。この写真は紅葉台に来てすぐの頃のモノで、後が高すぎてバランスが良くないですが、牧場に来るまで人が乗ってあまり運動していなかったためでしょう。現在は前脚も鍛えられたようで、バランスも改善されてきました。ともも踏み込めるようになってきて、小柄ですが良く動いて乗っていても面白いです。

雲竜(うんりゅう)

 駆歩の途中でTURBOが入るという、うわさ木曽馬。でも僕が好きなのは、彼のゆっくりとした駆歩。ふわっと浮くような感覚が好きです。銀鈴とはまた違った、木曽馬ならではの浮遊感が楽しいです。

福花(ふくはな)


 堂々とした青毛の木曽馬です。牝馬ですが、とても強い馬です。フクちゃん御指名のお客さんも多く、ファンがたくさんいるようです。彼女は、障害者乗馬や子供達の乗馬では、ひっぱりだこなのです。

紅鹿毛(べにかげ)

 こんな形の木曽馬が残っていたのか!と叫んでしまうくらい素晴らしい木曽馬(セン馬5歳)です。現在、トレーニング中。少しだけ乗せてもらいましたが、ともの入った軽い駆歩をします。前脚に筋力がついてきたら、どんな動きを見せてくれるか楽しみです。甲州和式馬術探究会の研究馬。

宝春(ほうしゅん)

 子供たちに人気で、とても優しい木曽馬の牝馬です。障害者乗馬や子供の乗馬では、かならず彼女です。しかし、動けないわけじゃない。後肢旋回をして、駆けて行く彼女はカッコ良かった。

ホライゾン またの名を へーちゃん

 一度彼に会ったら忘れられないでしょう。名前の由来は、前髪を上げてみればわかります。ブルトン×道産子だったかな? 僕が牧場で初めて乗ったのも、駆歩したのも、競技会に出たのも、小さな障害を初めて跳んだのもヘーちゃんでした。

 

恵山(えさん)

 よく流鏑馬神事に出ていました。馬を脚で制御出来ない僕が、初めて気持ちよく外乗できた馬。食いしん坊で気のいい奴です。'97信州新町草競馬に初参加した時、川側のストレートを気持ち良く駆け抜けました。

銀鈴(ぎんれい)

 トロッターの血が1/4入った北海道和種系、6歳、セン馬。ともが入り気持ちいい駆歩をする。でもまだカギなので、つなぎ場では、無口に繋がっているクサリをブン回して遊んでるカワイイ奴。

お局(おつぼね)

 恵山に良く似た毛色ですが、彼女は栗粕かな。軽くて凄く気持ちのいい走りをします。ハーフリンガの血が入った道産子で、とても素直で真面目な子です。加速感はたぶん牧場一だと思います。

松風(まつかぜ)

 最近、菊地さんも知らない間に自馬になったというウワサの新馬・松風です。(ウソ:-p)山梨で産まれたから和種だろうけど、身体には外産の血、いや木らしい。(^^; この間はじめて人が跨がっているのを見ました。

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