社会の窓

開いてると恥ずかしいズボンのチャックではなく、開けていないと恥ずかしい社会との窓。
私の出来事ではなく、世の中の出来事について。

9.ローマの会見  2009/03/07
 献金問題で、もうすっかり過去の話になってしまいましたが。
 100年に1度の世界的な経済危機。歴史にも残るのでしょう。かつて学校で習ったように。
 そんななか、ローマで開催された先進七ヶ国財務省・中央銀行総裁会議(G7)。2月14日、日本の大臣がまるで泥酔者のような状態で会見に出ていました。Mamma mia!なんでも、体調が悪くかぜ薬を飲んだら副作用が出たとか。
 忙しい公人は、かぜぐらいでは大事な仕事をキャンセルできないというワケですよ。早く治さないといけないから、薬を倍量飲んで、それでも会食ではつきあいのアルコールを断わらず・・。大変ですなぁ。
 さらに、倍飲みたくなるようなひどい状態なのに、忙しいスケジュールを縫って私的に記者とも会食し、イタリアが(というかバチカン市国が)誇る博物館の視察も敢行し、あちこちのメンツも立てる、と。
 あのだだっぴろい博物館を2時間弱の駆け足で係員につきっきりで説明されても、ただ聞き流すのではなく、熱心に見てまわり、彫刻のうらまでしっかり鑑賞。絵だってじかに触りたくなるってもんですよ。相当興味深かったのでしょう。興味がなければ苦痛になるほどの規模です。しかも貸切&つきっきり。芸術に関心のある方でなければ、希望しないでしょう。
 そんな、体調不良でも簡単に仕事をキャンセルしない、関係者にも気を配り芸術にも造詣が深い政治家、あまりいませんよね。昼間でも飲まずにいられないアル中はいっぱいいるでしょうが。
 結局、2月末まで療養が必要だったようで。そんな重症だったのに、海外へ行ったのねー。ホント大変ね。

8.死刑と無期懲役  2009/02/28
 名前を記すこともしたくないほど卑劣な殺人犯。おとなりさんを殺して、遺体の存在さえ密室のなかで消し去ったやつ。
 2月18日、地裁で無期懲役の判決がでた。理由は、「計画的ではない・被害者が一名・残酷な殺害方法ではない」からだと。なんてこと。
 むやみに死刑、死刑と騒ぐつもりは無いが、これって、どうなんでしょう?
 殺害後なら、どんなひどいことしても、ただ山林に捨て置く事件と同じくくりで終わりなんだ。トイレに流せるくらい小さく切るって、かなりのもんだよ。裁判長、ブロック肉を何キロか買ってきてやってみればいいんだ。
 無期って、確かに長い期間入ってるってことなんだけど、生きて無事出てこれるケースもたくさんあるんでしょ。そんなことは、可能性だけでも残したくない。そう思う気持ちはごくあたりまえだと思う。
 死刑は重いと言うが、無期では軽い。この間を埋める刑がないのが残念。 終身刑とか、刑をどんどん累積して合計○○○年とか。そういうのが日本にもあれば、また違ったのに。

7.行政の責任?  2006/02/07
 やだ、前回からずいぶん間が空いちゃったのね(^^ゞ
 さて、ここのところ偽装問題が取りざたされていますが、責任はどこにあるのでしょう。行政?会社?
 先日、耐震データを偽って強度不足のマンションを販売していたヒューザーが行政を訴えたのには驚きました。ネットニュースでこの表題を目にしたときは、「え?間違ってるよ、これ。逆でしょう」と思いましたが、小嶋社長は本気だったのですね‥。自分とこの会社が偽装マンションを売って大損したのは、設計事務所の偽りを見抜けないで許可した行政が悪いって、この発想には恐れいりました。よく考え付くなぁって感じです。責任転嫁もはなはだしい、とは小嶋さんの周りのヒトは思わなかったのでしょうか。訴えに必要な印紙費用も何千万円もしたとか。経理担当は何を思ったでしょうか‥かわいそう。
 そうしたら、同じ事を言う国会議員もいたんですね。こんな冗談としか思えない常識はずれな考えに同意できるなんて、良心を売ってもできないと思うけど。

6.花田家のお葬式  2005/06/02
 先日、二子山親方が亡くなった。現役時代のことは知らないので、私にとっては若貴のお父さん、親方として一時代を築いた人である。息子も2人とも横綱になっただけではなく、他の弟子も強く、部屋も隆盛を極めた。孫にも恵まれた。でもその後、息子同士の確執や離婚、さらに病気、早すぎる死。良いことも悪いことも、ずいぶん大きい。
 でも、亡くなった後の家族のゴタゴタはやっぱりかわいそう。一般社会の人間だったら、離婚しようが、息子同士の仲が悪かろうが、こんなにもめないのだろうが、彼は相撲界の人間。ちょっと事情が複雑だ。
 親方と貴乃花は、今も相撲界の人間。お兄ちゃんは相撲界を離れて、おかみさんは離婚して、一般人になっている。
 部屋を継いだ貴乃花と、長男のお兄ちゃんのどちらが喪主になるべきか。なんだかんだいって、今でもイエ意識というのはしっかり残っている。
 それよりもギモンを持ったのは、今回のおかみさんの位置。離婚したとはいえ、おかみさんは2人にとっては今でも“お母さん”のはずじゃないの?息子を叱るのも、どこか他人行儀というか、一歩引きすぎ。そういえばどっちかの結婚の時、まるで皇族相手のような敬語が飛び出したけど、横綱ってそんなに偉いの?
 そして、最近こういう親の死後の確執を見るにつけ思う。自分のウチはどうなるのだろうか、と。両親に財産があるとは思えないが、それでも自宅の土地がある。私達はそう仲良しの兄弟とはいえないが、行き来がないだけで決して仲が悪いわけでもない。それでもいつか、介護や遺産の問題でもめたりするのだろうか?

5.暴走トラック  2005/04/02
 今日午前、ここ仙台でアーケード街をトラックが暴走するという事件が発生した。
結局、自殺したかったというその男は死なないで、たまたまそこを歩いていた6人が死傷した。なんとも許せない事件だ。
 ちょうどその頃、私達はレッスンへ向かっている最中で、だれかが巻き込まれてもおかしくない時間帯だった。実際に、来る途中に事故現場を見た人が何人かいた。道路に人が倒れていた、血だまりができていた、パトカーが来ていた、通行止めになっていた‥。ちょっとした時間の差で、被害者になっていたかもしれない。
 開店前の時間帯だから、被害にあった方たちも同じように用事先に向かっていたのだろうか。アーケード街に車が突っ込んでくるなんて誰が考えるだろう。
 ふだんは自殺を否定する私ではあるが、こんな男は人を道連れになんて思わないで一人でひっそり自殺して欲しかった。死のうとした本人は、トラックにぶつかっても、灯油をかぶって火をつけても死んでいないなんてどういうことだ。
 こんな事件が多すぎる。

4.35歳と39歳の結婚  2004/11/17
 さきほど公表された、ある婚約。正直言って意表をつかれたけど、素直に「おめでとう」と思っている。たしかに「適齢期を過ぎた」二人ではあるけれども、こんなにも年齢のことをあれこれ言われるとは思っていなかった。
 価値観も多様し平均初婚年齢も上がっている現代、30代で未婚でもそう変人扱いされることは少ないと日ごろ感じていた。でも、本当は変わっていなかったんだね。なぜ未婚なのか、おもしろおかしく詮索されてしまう‥。「恋愛下手」だぁ?放っておいてくれ。
 結果的にはそうなったけど、友達の妹も未婚ということだけで周りから「結婚したらいいんじゃないか」と前から言われてたとか。性格が合うのを知っていてならとにかく、ただ独身てことだけを捉えて言うなら、ずいぶん失礼な話だ。
 たとえば。うちの職場の独身男性が同僚にこう言われる。「○○課のumeさんも独身だし、(変わりモン同士)結婚したらいいんじゃない?」余計なお世話だ!  

3.チェッカーズ騒動 2004/09/26
 ここ最近やたら事件が多く、以前のような地名とか被害者の属性を冠した「○○殺人」の表現だけではどの事件かすぐピンとこないほど。そんな中、どうでもいいといえばどうでもいい、この話題を。多感な高校時代をともに過ごしたオトコ達(!?)の今についてです。
 先月、クロベエが亡くなった。そして葬儀とは別に「送る会」が行われ、その発起人になれなかった元メンバーが騒いでいる。もちろん、こんなに単純に言い切れる話ではないのだが、報道も偏っているのでどれが真実かは分からない。
 最後まで親交があったフミヤやトオルたち。クロベエが最後に所属していたグループが発起人になっているのだから、昔のメンバーの二人がはずされているのは当然といえば当然。でもその現グループにも、元チェッカーズメンバーが何人もいるのだから、元+現グループが発起人ということで、二人が入ってもおかしくはなかったのに‥。
 一方のタカモク・マサハル。人気のあるグループだったから、解散に至るまではもちろん葛藤や確執があったっておかしくはない。でも10年もたってから一方的に内情を暴露し、さらに若すぎるメンバーの死に際してのこのゴタゴタ、ひどいんじゃない?
 解散後別なグループで活動していたとはいえ、「徳永善也」といえば「チェッカーズのクロベエ」。フミヤもタカモクもお互いの確執は置いといて、一緒に送る会をして欲しかったな。  

2.鳥インフルエンザの浅田農産社長、有罪判決 2004/08/10
 感染を隠し、出荷を続けた浅田農産の社長に、今日判決が出た。実権を握っていた両親、会長夫婦の突然の自殺で、騒ぎの最中に表に引っ張り出され、大変だったろうが、従業員はもっとつらい思いをしたのだ。
 従業員は2度、会社から裏切られた。偽装工作をしたこと、自殺したこと。もちろん、責任を感じての自殺であることは間違いないし、簡単に決めたことではないだろう。でもあの状況でも、亡くなってしまっては、残されたものはそれ以上悪くいうことは、出来なくなる。なんて無責任なんだ、と怒ることは勇気がいるだろう。
 私たち勤め人は、たしかに雇われているが、ただ機械的に仕事をこなしているわけではない。一日の多くの時間を割き、それなりに責任感ややりがいというものを感じて仕事に向かっている。経営陣には、そんな気持ちを踏みにじることはして欲しくない。問題が起きたときも、逃げずに「一緒に乗り切ってくれ。協力してくれ」と言って欲しい。
 うちの大ボスも、最近は「経営者だから自分が決める。給料を削って自分の進出したい方面に使う。従業員は黙って働け」的な言動が増えている。正直に言ってやる気は確実に失せるし、「苦しいときこそボスをトップに皆でがんばろう」などとは思えない。なによりも、わがボスが「給料を削ってまで始めた事業のおかげで、持ち直した。皆のおかげだ」なとというわけがない。持ち直しても、決してそうは言わないだろう。残念ながら、もうそういう人ではなくなっているのだ。(つい愚痴が‥)  

1.曽我ひとみさん、家族と再会 2004/07/10
 北朝鮮拉致被害者の曽我ひとみさんが、昨日やっと家族と再会した。御存知のとおり、彼女は他の被害者である地村さんや蓮池さんよりも複雑な状況を抱えている。
 日本に帰ってきた頃は、環境の違いに戸惑いも多かったろう。地村さんや蓮池さんは、夫婦二人でその戸惑いを消化することもできたが、彼女は一人で乗り越えてきた。また、一緒に拉致された母親の消息も気になっただろう。北朝鮮に残してきた家族のことだって、いろいろな問題がある。どれほど心細かっただろうか。
 ニュースで見る気丈な彼女には、見習うべき点が多い。現実を淡々と受け入れ、しかし希望は捨てない。感情的にならず、前向きに過ごす姿には、多くの不安を乗り越えてきた者の強さを感じる。
 彼女の出すコメントは、詩的な表現が多い。夢見がちな少女タイプなのかな、と思っていたが、本当に夢でもみてなければやってられない状況だった。
 やっと再会できたのだから、まずはただゆっくりと一緒に時間を過ごして欲しい。夫と二人きりの時間も持てるだろうか。この1年9ヶ月について語り、もっと前の過去について語り、それから将来の話をすればいい。
 単に「会えて良かった」で終わらないことを祈っている。