Let's Visit hometown of Tony Ja!
〜もぐのスリン・ウルルン滞在記Part4:
スリンの象さん探して三千里、象さんってドコでみれるんじゃ?〜
決して単独でバスで訪れる場所ではありません!!
命が惜しかったら、こんな冒険やめましょう(爆)という、嘆きも
いずこへ(汗)、もぐさんのスリンレポも大詰めでございます。
『スリンつーたら象でしょうが』・・・とナカナカ問屋が卸してくれなかった旅を
ごらんくださいませ。
WEBMASTER:HAYATE
1:スリンの地図はない?
スリンを旅するには、まずスリンの地図を入手しなきゃ!つーので、もぐさん,まずはホテルの
フロントさんに、一抹の不安を抱きつつ、聞いてみると、「無い」とのクリアーな返答
「スリンの地図」そのものが、存在しないという。(爆)
日本には各県の地図があるように、スリン県の地図があるんだろう・・・と思ったら
そういうアレはないという(爆)。要するに、スリンは観光地扱いじゃないんだな〜,まだ・・
バンコクでも探してみましたが、大観光地のものしかないみたいです。(がっくり・・・涙)
スリンで象さんのショーが見れるというレストランについても聞いてみると、
「知らない。たぶんやってない」と無残な即答...多分は確定じゃない、メゲてられるか。
唯一のスリンの象さんへの道を断たれてとがっくりきてるもぐさんへ、フロントのお姉さんが、
「どこに行きたいの?場所を言えば教えてあげるから。」とペラッペラの英語で聞いたそうな。
「英語通じません」と聞き及んでいたスリンですが、ホテル、駅などでは
話せる人はいるようです。するとフロントのお姉さんは・・・
「どこに行きたい?エレファントビレッジ?」はい?今ナンと仰いました??
2:いざ、『象の村』へレッツラゴー!・・・これってマジでバスですかい?
エレファントビレッジ?それは訳すと『象の村』?!
なんてステキな響き!!それは正にスリンに求めていたもの!!心おどーる、もぐさん。
「そっそこにはバスとかでいける??」「モチロン」「バスはたくさんある??」「沢山あるよ」
「そこに行きたいです!!!!(即決)」
喜ぶもぐさんに、ホテルのオーナーらしきお父さんが、
「これをバスの運ちゃんに見せたらいいよ」と、タイ文字でそこの住所を書いた
メモを渡してくれました。(親切!涙)象さんの村は『BAN TAGKANG』という
所にあるそう。いざ、象の村へ!その前に腹ごしらえ・・・昨日の屋台でてるかな〜
・・・期待しながら表へ出てみた、もぐさん、朝の7:30では屋台は早すぎたのか(爆)
開店準備中の店が・・・(汗)バ○ンスアップで空腹をしのぎ、いざやバス・ターミナルへ
上とヨコのお写真がその『象の村』へいくバスが出てるバス・ターミナルです・・
バスターミナルで唯一の英文字の看板、「INFOMATION」に直行し
もらったメモを見せると、冊子をようなモノを出して見せてくれた・・・
「SURIN−KAPHO 25B 6−17 EVERY 1HOUR」
・・・えーと、とりあえず1時間に1本はあるということ・・・で、もぐさん、チケットを
買おうとするのですが、ここは前述のホテルのようにいかず
英語通じません(汗)ホテルのオジサンがタイ文字のメモを持たせてくれたワケが
ようやくわかり、皆が指差す方向のプラットホームへ行き、待っていると、
なんだかそこだけ、トラックのようなバスが発着しています。(汗)
スリンに来る時と同じ様な(笑)期待と不安の入り混じった感覚に襲われます。
新たにトラックバスが入ってきました!まさか・・・?と思いつつ、
ドライバーらしきオジサンにメモを見せると、返ってきたのは「コクリ」という

力強い頷きでした。(爆)このお写真のバスですが『ソンテウ』と呼ばれていて
イ○ズトラック(爆笑)の荷台に、横長ベンチと屋根が取り付けられたもの
スリンに向かう道すがら、沢山の人がトラックの荷台に積まれていたのを見て
うわあ、あそこ乗ってみたい〜実際乗ることになるとは(爆)
これは地方都市を結ぶ、立派な公共交通機関・バスらしく、このサイズは
「大型ソンテウ」と区別され、「小型」はいわゆる「軽トラ」サイズ。ちなみに
このタイプは降りる時払うシステムらしく、チケットはないようです。
スリンからエレファントビレッジまでは30Bでした。(安っ・・・)
ちなみに、そのバスは風通し抜群のオープンカー♪立ち乗りなんか当たり前♪
バスの日影を見ていると、どうやら屋根の上にも人が乗ってるぜ!(爆)
そして足元にはナニヤラ荷物がいっぱい。
挙句の果てには、建材を積みにどっかの倉庫にバスごと入って行ったりします。(爆)
3:バス停のイミなし?デイケアセンター送迎バス感覚のバス?
途中いくつかバス停風のところで停まりますが、
みんな自分家の前らしきところで降りたり、建設現場に
建材と大工さんを降ろして行ったりします。
バス停風のところでは屋台などもあり、乗客のみなさんは吹き抜けの窓越し(笑)に
衝撃のビニ−ルジュースを買い、チュウチュウ飲んでいらっしゃいました。
ヨコのお写真の通りです、トニーちゃんだと・・・(かっかわいい)
暫くすると、辺りの風景が徐々にノンプラドゥ的になってきます。(笑)
溢れんばかりに積まれていた荷物と乗客が殆ど降りた頃、なんと
放し飼いの象さんが景色の中に現れます
これぞ求めていたトニーちゃんのノンプラドゥ村(オイ)期待通りの風景に
もぐさん、心の中でガッツポーズ!
バスが停まる度に、「ココ??」とメモを見せては聞いていた隣りのお姉さんが、
降り際にバスの運ちゃんに「あのコは○○で降りるみたいだから教えてあげて」
と多分言ってくれています。(涙)
明らかにバス停ではない、とある門の前でバスが停まり、
ドライバーのお兄さんが「ココだよ!」と笑顔で教えてくれます。
が・・・、もぐさんの、スリンの旅はここが大詰めとなるのであった・・・
4:気温30度超、灼熱の太陽の下、ボったくりにあう!
そこは「ELEPHANT STUDY CENTER」との看板のある「象さんの学校」のようでした。
そして待望のスリンの(重)ナマ象さんが...オスとメス一頭ずつ、木の下に繋がれて佇んでいます。
入った瞬間「10バーツ!」の合唱と共に、サトウキビを持ったオバサンに囲まれます。
どうやら象さんのエサみたいです。え?象さんにエサあげれるの?
上手に鼻で受け取って、硬いサトウキビをガシュガシュと食べています。鼻っ柱に触れたりもします。
ドイツ人旅行者のおじいさんたちが写真を撮ってくれたりしてホクホクでした。・・・その時までは。(爆)
その旅行者の人たちは、マイクロバスのようなものに乗って去っていきました。
おそらくチャーターの車で来たか、簡単なツアーの1コースになっていたのでしょう。
・・・ハイ、それで??これからどうしましょう??広そうな敷地をぐるり一周すると、
案の定というか恐れていた通りというか、
象さんの運動場らしきものと、入れなさそうな建物がいくつかあるだけでした・・・。(汗)
気温は軽く30℃超、休める場所も、日陰もなし。前の通りを歩いてみても、バス停も、お店らしきものも一切なし。
意気揚揚と訪れたスリンの『象さんの村』。しかしそこは、炎天下の広場に2頭の象さんが居るだけ
決して単独でバスで訪れる場所ではありません!!
皆さんも、命が大事だったらこんな冒険やめましょう!!(爆)
5:でも旅の神様は、もぐさんを見捨てなかった!救世主登場!
とんでもないボッたくりにあってしまった、もぐさんは、、近くの民家に突入。
こうなったら人種構ってられません!生きるためならスリンの人の良心にすがるまでです!
タイ語は読めないのですが、そこはどうやら水やちょっとしたお菓子が並ぶ、
小さな雑貨屋さんのようでした(飲食店ではなかった・・・)
庭先で休んでいたお母さん風の人が、ニッコリと笑顔で迎えてくれます。(涙)
店番をしていたらしい少年が出てきます。とにかく日陰を渇望していた私は、
「なにがほしいの?○○とかあるよ」とタイ語で言ってくれているらしい少年に、
「...ちょっと聞きたいいんだけど・・・」とワラをもすがる勢いのもぐさん。
ナントカ彼は、簡単な単語英語は理解できるという、それは、家に日本人がかつて
ホームステイしていた、という経験で、日本語とタイ語の本のコピーや
多言語の単語のそれぞれの読みがアルファベットで書かれ、日本人にもタイ人にも
指をさせば判るように、交流しやすいようにしている本を持っていたからでした。
...ありがとう旅の神様とトニーちゃん...!(滝涙)
「こっち来て座りなよ」と涼しい屋内(涙)に導いてソファに座らせてもらったもぐさん、
カラッカラで朦朧としているもぐさんに、冷たいお水(涙涙)まで振舞った彼はこれから。
心優しいちびトニー少年(仮)として、もぐさんの旅を案内していきます。
6:ちびトニー少年はジェントルメン(爆)で、スリンでの原付の常識発見!
彼は、16歳の高校生,年よりも若く見えるアジア的風貌の、控えめに笑うオトコマエな少年で,
日本の高校生がホームステイに来ていた、ということもあり、会話の中で「オトーサン」「オカーサン」は
日本語で言ってくれました。(涙)カタコト英語と指差し日タイ語会話で分かったことは、
スリンへ向かう帰りのバスは16:00までない(爆)
ホテルの人が歩き方の地図で「象の村はここだ」と言っていた場所が、どうやら全く違う場所だった、ということでした。
このへんの人は、親切ですがアバウトです。(笑)
それでもちゃっかり「この人知ってる?」と、バスでスリンのお姉さんに書いてもらった「パノム・イーラム」のタイ文字を見せると、
「ウン。彼の家はこのへんだよ」とタイ全土地図(笑)(ここらがアバウト)で教えてくれました。
ちょうどお昼時にさしかかり、「おなか減ってる?ゴハン食べにいこう」とエスコート・・・といえば聞こえよく、原動機付自転車に跨り、
後ろに乗りました。でもって、ここでは小学生でもノーヘルで原付にヘイゼンと乗っています!
いや・・・他の交通手段ないからでしょうか(汗)皆さん、ノーヘルですし、女のコもオバサンも当たり前のように、自転車感覚です。
彼は最初お母さんを探して、親戚のおばさんの家を訪れますが見つからず、原チャで結構走ったところの食堂風の所まで行きました
「うわあ〜こんな離れたトコロにしかなかったんだ...食堂...」と冷や汗流して彼に合掌する思いで、パッタイならぬ汁そば
(麺は同じ米粉麺)をいただきました。
汁そば自分で味付けできるように薄味にしてあるので、彼は、砂糖とお酢とナンプラーをジャバジャバ入れて食してました。
そこで、彼のジェントルメンな一面発見!スリンのオトコ道!(コラ)
「いくら?払うよ」とモチロン彼の分まで払いたい思いでいたのですが、「ノー!」ときっぱり拒否。
16歳にしてこのオトコっぷりはどうでしょう,10年後が楽しみ...そんな、もぐさんの想像をつんざくかのように彼の携帯に
お父さんが帰ってきたとのお電話で、帰りますが、このお父さんとの出会いが、またもぐさんがまさしく、
スリンにもとめていたものでした!
7:彼のお父さんは象使い
家に戻ると彼のお父さんが友達らしいおじさんと庭先で話してらして、ナンと
お父さんはカタコトの日本語を操る象使いさんでした。
スリンの民家の庭先には、休憩小屋とハンモックがあるようで、
みんなそこで休んだりおしゃべりをしています。
そしてここの家の横にはデカ過ぎる車庫のような屋根があり、
「これって象さんのおうち?」とドキドキしながら尋ねると、
なんとその通りでした。(右上の屋根つきのお写真がソレです)
お家の庭先で犬のように象さん飼われているの!本当に!
ただ、今この家の象さんは、日本に出稼ぎ(笑)に行っているそうです。
お父さんは象使いのお仕事で、富士サファリパーク(爆)とか千葉とか、
日本に何度も来た事あるそうです。(...というワケで皆様顔を覚えて置いてください(爆))
暫くすると、友達の象使いさんがエレファントビレッジから,近いので休みにこられました。(笑)
スリンの象使いさんは、お写真の通りノンプラドゥ村の村長さん風のスタイルです。
そしてこんな風に仔猫ちゃんとハンモックでお昼寝を始めます。
写真撮っていい?とカメラを向けると、猫ちゃんをこちらに向けてくれました。(優〜)
このおうちは、家の中でも外でも子犬や仔猫がうろうろして、庭先には鶏も駆け回る、正に動物天国でした。
ごく自然に共生していて、「飼ってる」というより「一緒に住んでる」という印象です。
犬とか猫とかを抱いたり撫でたり、オジサンとかもごくごくフツウにしていて、心から動物を愛しているんだなあ・・・
というのがもうなんだか全身から滲み出ているカンジがします。きっとトニーちゃんもこんなところで育ったに違いないです。(涙)
8:なんと無免許当たり前(爆)!チビトニー少年とスリン川へ
「川はもう見に行ったか?大きい川がある」お父さんからの是非行くとオススメのお言葉を
頂き(見に行くものが川しかない、ということで・・・。(北の国から風状態))
そして「あの子は免許は持ってない。でも運転はできる!(え?!)」と自慢気に語る
お父さんに、タイの村における交通事情の実態が伺われます。
きっとトニーちゃんも15歳の頃からCR-X運転してたに違いない・・・、とミョウに
確信めいた思いがするのでした。ちなみに
雨期には40℃を越えるスリンでは、30℃は「涼しい」そうな・・・(爆)
村の道路事情の悪さからか一応、四駆なのですが時速20〜30KM(爆)・・・ギア1速
のみで走ってる状態、そしてタイの人は男性も女性も体がコンパクトなせいか、
座席がすっごい前に固定してありました。(狭・・・)
しばらく行くと,もぐさんの目の前には、大きなスリン川が・・

9:ありがとう、ちびトニー一家。
もぐさん、ホトンド、この『ちびトニー少年』が『トニーちゃんそのもの』に見えてきてる状態。
スリン川を見にいった、そのときの以下の会話が、ちびトニー少年相手でなく、
トニーちゃんなら・・・になってる、もぐさん(爆)
「下まで行ってみる?」「ウン」「じゃあ歩こう」「ほらあそこに象がいるよ」
「え?どこどこ??」「行ってみたい?」「うん」「じゃ車乗って」
「ほらあそこ!」「うわあホントだ」「朝はもっと象さんがいるんだよ」
ぶばー!(後日思い出して鼻血だしてるもぐさんの図)
道中、屋台のクレープ奢って(やっぱりお金はきっぱり拒否!)くれたりして、
こんなステキなデエトをしてくれました。(笑)夕方までお家でちょっぴりコーラで休憩して、
「そろそろバス停に行こう」と車で送ってくれ(涙)、バスが来るまで一緒に待っててくれ、
バスが出るまで見送ってくれました。
きっとトニーちゃんもこんな心優しい少年だったに違いないです...。
フラフラと迷い込んできた見知らぬガイジンに、フツウここまで親切にできますか...
スリンの象使いの家の少年に、身も心も救われた心地でした。
なんというか、「親切」という裏の無い言葉の意味を教えられた気がします。
ちびトニー少年に心より感謝,その決して押付けがましくない控えめな優しさに、スリンの人の姿を垣間見れた思いでした。
行きと同じオープンカーのバス(笑)は、行きと違ってどこにも一度も停車せず、私だけを乗せた貸し切り状態で、
往路2時間以上かけた道のりを、ほんの1時間でスリンバスターミナルまで運びました。
その風を切る心地よさと、ワイルドな風貌(笑)から、私の中でベストオブ乗り物に認定されるのでした。
往路30Bだったそのバスの復路の運ちゃんは、小銭を切らした私が差し出した40Bをそのまま持ち去りました。
...オイ!!(怒)てまあ10Bなら今日のスリンにお礼として献上し奉るよ!!(ちびトニー少年のフトコロに入ったと思えばイタくない)
その日はトニーちゃんの誕生日、2月5日の出来事でした
もぐさんの、スリン劇的滞在記は、こうしてお開きになったのでした・・・
でも、これにコリず負けず、またお小遣い貯めて、タイ旅行第二段を企画中!のもぐさんです!
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