情報処理関連


  1. コンピュータ科学基礎
  2. コンピュータシステム
  3. システムの開発と運用
  4. ネットワーク技術
  5. データベース技術
  6. セキュリティと標準化
  7. 情報化と経営
  8. 情報処理用語
  9. C言語
  10. Java
  11. ASCIIコード




1. コンピュータ科学基礎

平均命令実行時間とクロック周波数

nMIPSのCPUの平均命令実行時間
Million Instrucitons Per Second
1秒 ÷ (n x 106)
1クロックあたりの時間1秒 ÷ (クロック周波数 × 106)
平均命令実行時間1クロックあたりの時間 × 一つの命令の実行に必要なクロック


ビットとバイト

ビット (bit)2進数の数字1桁(binary digit)の略。情報量の最小単位
バイト (byte)2進数の8桁。1バイト =8ビット =256通りの情報を表現できる。


ビット数2進数 ビット数2進数
12 (21) 8 = 1byte256 (28)
24 (22) 101024 (210)
38 2(3) 1665536 (216)
416 2(4) 2416777216 (224)



補助単位

K (kilo) 103, 210 m (milli)10-3
M (maga) 106, 220 µ (micro)10-6
G (giga) 109, 230 n (nano)10-9
T (tera)1012, 240 p (pico)10-12


データ構造

スタック
(stack)
後入れ先出し(LIFO: last-in first-out)型のデータ構造
サブルーチンの呼び出しなど
キュー(待ち行列)
(queue)
先入れ先出し(FIFO: first-in first-out)型のデータ構造
プリントアウト処理など


整列アルゴリズム

整列手順最大比較回数計算量
(データ数:n)
交換法
(bubble sort)
隣同士を比較して、小さい順に並べる。n(n-1)/2n2
選択法
(selection sort)
ある範囲内での最小値(最大値)を先頭(最後)に入れる。n(n-1)/2n2
挿入法
(insert sort)
整列しているところに、新たな値を入れる。n(n-1)/2n2
クイックソート
(quick sort)
全データから基準値を選び、
基準値より大きいデータと小さいデータに分ける。
n logn
シェーカソート
(shaker sort)
交換法の応用。
ヒープソート
(heap sort)
選択法の応用。n logn
シェルソート
(shell sort)
挿入法の応用。n1.25
マージソート
(merge sort)
外部整列法。
全データをいくつかに分け、内部整列し、それを併合する。
n logn


文字コード

サイズ名称概要
1バイト ASCII
(American natinal Standard Code
for Information Interchange)
ANSIが制定した英数字、記号文字、制御コードを表す7ビットコード
ISOASCIIを元にした国際規格の7ビットコード
JIS
(Japanese Industrial Standards)
ISOコードを元にした半角文字コード
EBCDIC
(Extended Binary Coded Decimal
Interchange Code)
IBMが設計。汎用コンピュータのデファクトスタンダード
2バイト JIS漢字英数字、記号文字、平仮名、片仮名、漢字を表す16ビットコード
シフトJISJIS漢字コードの表現領域をずらした16ビットコード
Unicode世界中の文字を2バイトで表す国際規格の16ビットコード
マルチバイト日本語EUCUNIXで使用される1-3バイトのコード


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2. コンピュータシステム


記憶装置の階層

記憶装置アクセス時間記憶容量
CPUレジスタ500ps - 5ns16B - 1KB
キャッシュメモリ1ns - 15ns6KB - 4MB
主記憶1ns - 70ns4MB - 4GB
ハードディスク5ms - 30ms2GB - 数百GB
テープ装置数秒 - 数分2GB - 80GB


キャッシュメモリ

CPUと主記憶の速度差を埋める中間的なバッファメモリ
メモリ管理のためのハードウェア MMU(Memory Management Unit)
キャッシュヒット率:要求されたデータがキャッシュメモリ上にある確率
NFP(Not Found Probablity):要求されたデータがキャッシュメモリ上にない確立

ライトスルー方式 CPUからキャッシュメモリへの書き込み要求に対して、
キャッシュメモリと主記憶に同時に書き込む。
ライトバック方式 CPUからキャッシュメモリへの書き込み要求に対して、
キャッシュメモリへの書き込みだけが行われ、
主記憶への書き込みは必要なタイミングで行う。


メモリ誤り検出、訂正

メモリに記録された情報が電磁気的なノイズや素子の不良、劣化などにより変化することがあるので、
それを防ぐためメモリのビット誤りやある程度の誤りを訂正できるように追加情報(データ冗長性)を持っています。

EDC
(Error Detecting Code)
奇数パリティ、偶数パリティ、チェックサム、CRC(Cyclic Redundancy Check)信号
ECC
(Error Correcting Code)
Hamming Code、BHC符号、Fire符号、リード・ソロモン符号


CPUの命令実行

1.命令取り出し
(instruction fetch cycle)
フェッチ
(fetch)
プログラムカウンタのアドレス情報から主記憶装置に
記録された命令後を命令レジスタに格納
プログラムカウンタの更新フェッチの直後でない場合もある
2.命令実行
(excution fetch cycle)
命令の解読
(decoder)
命令後を命令解読器に送り解読
データの取り出しアドレス部を実行アドレス(effective address)に変換し、
データを汎用アドレス(general register)に取り出す
命令の実行命令を実行し、指定された実行アドレスにデータを転送

命令の実行とレジスタ

レジスタ(register):処理装置の中で一時的な記憶に使う小さい内部記憶装置
命令アドレスレジスタ
(IAR:Instruction address register)
次に実行する命令のアドレスを保持する専用レジスタ
命令レジスタ
(Instruction register)
主記憶装置から読み出した命令の解釈に使う
指標レジスタ
(Index register)
次に実行する命令のアドレスを保持する専用レジスタ
ベースレジスタ
(Base register)
プログラムの先頭アドレスの保持
アキュムレータ
(Accumlater)
被演算数の保持、演算結果の保持。
汎用レジスタ
(General register,
General populer register)
専用の用途のないレジスタ
フラグレジスタ
(flag register)
命令の実行中に起こるある状態を一時的に保持。
スタックポインタ
(stack pointer)
スタックを制御するレジスタ

半導体メモリ

RAM
(Random Access
Memory)

揮発性
SRAM
(Static RAM)
バイポーラ型 フリップフロップ回路を利用して記憶。
集積度は低く、内部構造は複雑、高価。
キャッシュメモリ
DRAM
(Dynamic RAM)
MOS型コンデンサが電荷を蓄えた状態(1)か否か(0)で記憶。
リフレッシュが必要。
集積度が高く、内部構造は単純、安価。
主記憶装置
ROM
(Read Only
Memory)

不揮発性
マスクROM 製造時に書き込む。変更不可。
ユーザ
プログラ
マブル
ROM
PROM プログラマブルROM。
ユーザが一度情報を書き込むと変更できない。
EPROM 電気的に書き込み、紫外線で消去できる。
EEPROM 電気的に書き込み、消去ができる。 フラッシュメモリ
(flash memory)


高速化技術

マルチプロセッサ:複数のCPUを駆動して処理速度を高速化


パイプライン処理
(pipeline processing)
スーパースカラ方式
(superscalar)
蜜結合マルチプロセッサで、複数の命令を
同時に取り出し、同時に実行。
スーパーパイプライン方式
(super pipeline)
VLIW
(Very Long Instruction Word)
複数の命令を組み合わせて長い命令後として、
複数のCPUに割り当てる。
並列処理
(pallarell processing)
SISD
(Single Instruction Sigle Data system)
単一命令単一データ方式
SIMD
(Single Instruction Multiple Data system)
単一命令多重データ方式
MISD
(Multiple Instruction single Data system)
多重命令単一データ方式
MIMD
(Multiple Instruction Multiple Data system)
多重命令多重データ方式

アーキテクチャ (architecture)

CISC
(Complex Instruction Set Computer)
マイクロプログラム方式命令長、処理時間が異なり、
パイプライン処理に適さない。
RISC
(Reduced Instruction Set Computer)
ワイヤードロジック方式命令長、処理時間が一定で、
パイプライン処理に適する。


磁気ディスクのアクセス速度

アクセス時間 = 平均位置決め時間
(シーク時間)
 m秒
+
平均回転待ち時間:60秒 ÷ 回転数(rpm) ÷ 2
+
データ転送時間:(データ容量 ÷ 1トラックあたりの記憶容量)× 平均回転待ち時間 × 2

標準入出力インタフェース

方式 概要 概要
シリアル 1本の伝送路で
1ビットずつ直列に転送
RS-232C 低速。主にモデム用
USB
(Universal Serial Bus)
速度、低/高あり。
現在のパソコン周辺機器全般
ハブを使ってツリー状に接続。
   USB1 : 1.5-12 Mbps
   USB2 : 480 Mbps
最大127台
IEEE1394
(the Institute of Electrical and
Electronics Engineers Inc. )
高速。(100Mbps以上)
デジタルビデオなどの接続規格。
最大63台
PCカード PCMCIAとJEIDAが策定したカード型
周辺機器。
厚さによって、 Type I, Type II, Type III
がある。
パラレル 8ビットや16ビットなどの
処理単位の数の伝送路で
並列に転送
セントロニクス低速。
プリンタ用のデファクトスタンダード
IEEE1284
(the Institute of Electrical and
Electronics Engineers Inc. )
中速。
セントロニクス互換を含む
双方向パラレルで多機能プリンタに普及
SCSI
(Small Computer System Interface)
高速。
8ビット汎用パラレルインターフェイス。
周辺機器をデイジーチェーンで接続。
最大7台
GPIB
(General Purpose Interface Bus)
  (IEEE488)
低速。計測機器用
IDE
(Integrated Device Electronica)
高速。
ハードディスやCD-ROMドライブの接続
2台
無線インターフェース IrDA
(Infrared Data Association)
低速。赤外線による無線通信
最高4 Mbps
IEEE802.11b 無線LANの標準的規格
最高11 Mbps
Bluetooth
データや音声の短距離無線通信
100m以内で1 Mbps程度


割込み (interrupt)

CPUが実行中の処理を中断して、別の処理を行うこと。
 
割り込みの順序
1.PSWの退避
(Program Status Word)
2.割込みの種類判定3.PSWの復元4.中断したプログラムに戻る

内部割込みプログラム割込み実行中のエラー(オーバーフロー)
スーパバイザ―コール割込み
(Super Visor Call)
OS機能の利用の要求
外部割込み入出力割込み入力動作の終了時
機械チェック割込みハードウェアの故障
コンソール割込みオペレータが介入
タイマ割込み設定時間を超過した時


ページング方式 (paging)

実記憶装置に空きがない場合、仮想記憶装置に使用しないページを追い出すこと
 
1.静的配置
(Static location)
プログラムをページの大きさに分け、仮想記憶上に配置
2.動的アドレス変換機構
(DAT:Dynamic Address Translation)
仮想アドレスを実アドレスに変換
3.ページフォルト
(page fault)
実記憶に必要なページがない状態
4.ページアウト
(page out)
実記憶上から仮想記憶上へページの移動
5.ページイン
(page in)
必要なページを主記憶へ転送
ページリプレースメント
(page replacement)
不要なページと必要なページのページの入れ換え
スラッシング
(thrashing)
ページの入れ換えが頻発し、CPUの使用率は低下


システムの構成

シンプレックスシステム
(simplex system)
一つのCPUと外部記憶装置
デュアルシステム
(dual system)
構成機器を二重化。照合しながら処理を行う。
デュプレックスシステム
(duplex system)
構成機器を二重化。一方を待機用とし、障害が発生した時に切り替える。
 ホットスタンバイ方式:待機系がいつでも業務を引き継げる状態
 コールドスタンバイ方式:待機系がバッチ処理などのため、
 すぐには引き継げない状態
マルチプロセッサシステム
(multiprocessor system)
複数のCPUを並列化
タンデムシステム
(tandem system)
CPUが機能を分担している


ディスクの多重化

ストライピング:データを複数のディスクに保存するが、全体を一台として扱う。
ミラーリング:データをディスクに書き込む際、ディスクを二重化し同時に書き込む。
RAID
(Redundant Arrays
of Inexpensive Disks)
ストライピング
の単位
復元用の情報 冗長ディスク
RAID-0 ストライピングだけを行う
RAID-1 ミラーリングだけを行う。
使用できるディスク容量が半分になる。
RAID-2 ビット単位 ハミング 固定
RAID-3 パリティ
RAID-4 ブロック単位
RAID-5 ブロック単位で
ストライピングを行う
分散


クライアントサーバシステム

ストアドプロシージャ よく使うSQLなどの命令文を実行可能なプログラムモジュール
としてサーバ上に格納しておくこと
RPC
(Remoto Procedure Call)
クライアントがサーバ上の機能をプロシージャ(関数)として
呼び出し、利用すること。


3層アーキテクチャ プレゼンテーション層ユーザインタフェースクライアント
ファンクション層ビジネス処理サーバ
データベース層データの検索サーバ


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3. システムの開発と運用


システム開発の表記法

EAI
(Enterprise Application Intergration)
異なるアプリケーション間でデータを連携させる。
EJB
(Enterprise Java Beans)
セッション管理、データベースアクセス機能を提供するJavaコンポーネント
UML
(Unified Model Language)
オブジェクト指向のシステム開発のためのモデリング言語


システム開発の見積り

プログラムステップ法
プログラムの行数で開発工数を見積もる
Halsteadモデル
ソースコードを分析して開発工数を見積もる
COCOMO
(COnstructive COst MOdel)
システム規模により3つのモードに分類し、
モードごとに開発工数、期間を見積もる
ファンクションポイント(FP)法
(Function Point)
利用者にもわかりやすい5つの機能を基準として
開発工数を見積もる
外部入力、外部出力、内部論理ファイル、外部インタフェースファイル、外部参照


プログラムの作成手順

コーディング
(coding)
デバッグ
(debug)
souce programを作成する。 souce programをobject programに変換し、エラーを修正する。
compiler (翻訳) Fortran, COBOL, C
assembler (変換)
Interpreter (1命令ずつ翻訳) BASIC, APL


プログラムの構造

再使用可能
(reusable)
再入力可能
(reentrant)
複数のタスクが一つのルーチンを同時に共有して実行できるプログラム
逐次再使用可能
(serially reusable)
主記憶に読み込んだルーチンを再読み込みしないで逐次再利用できるプログラム
再帰的
(recursive)
自分自身を呼び出して利用できるプログラム
再配置可能
(relocatable)
主記憶のどの位置に読み込んでも実行できるプログラム


開発支援ツール

CASEワークベンチ CASE本体。
リポジトリ
(エンサイクロペディア)
ソフトウェア開発工程でのデータの所在、
ファイルの仕様などを管理するデータベース

内部設計支援ツール 各種設計支援ツール
DB/DC設計支援ツール
各種ライブラリ管理支援ツール
プログラミング支援ツール テキストエディタ
言語プロセッサ(コンパイラ、インタプリンタ)
リンケージエディタ
テスト支援ツール プログラム静的解析ツール
プログラム静的解析ツール
テスト実施支援ツール
CASEツール
(Computer Aided
Software Engineering)
上流CASEツール(U-CASE Upper) 要求定義、外部設計、内部設計
下流CASEツール(L-CASE Lower) プログラムの作成やテスト
保守CASEツール
統合CASEツール(I-CASE Integrated) 上流、下流、保守CASEツールを統合
共通CASEツール
開発プラットフォームサービス提供ツール


プログラムテスト

単体テスト
(unit test)
1つのモジュールのテスト
結合テスト
(joint test)
top down testing 上位モジュールから下位モジュールへ順次結合してテスト
下位モジュールの代わりにスタブ(stub)が必要
新規開発システムに使用。
bottom up testing 下位モジュールから上位モジュールへ順次結合してテスト
上位モジュールの代わりとなるドライバ(driver)が必要
既存システムの修正。最終段階での問題発見は問題。
sandwich testingボトムアップテストとトップダウンテストを同時に行うテスト方法
大規模プログラムに適している
big bung testing各モジュールを個々にテストし、すべてのテストが終わってから
一度に全モジュールをテスト。システムの規模が小さい時
システムテスト
(system test)
全てのモジュールを結合してテスト。機能、性能、操作性、障害をチェックする。
運用テスト
(acceptance test)
システムを運用させながら行うテスト

プログラムの分かりやすさ、保守 —> モジュールの独立性 —> データ統合


テストデータの作成

black box test プログラムの外部仕様に着目。同値分割、境界値分析、因果グラフ
white box test プログラムの内部使用に着目。命令網羅法、分岐網羅法、条件網羅法


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4. ネットワークシステム

インターネットの接続回線

アナログ電話回線パソコン
モデム
電話回線
ISDN回線
Integrated Services Digital Network
パソコンTA (Terminal Adapter) DSU (Digital Service Unit)ISDN回線
ADSL回線
Asymmetric Digital Subscriber Line
パソコンADSLモデムスプリッタ電話回線



インターネットで使われるプロトコルなど

プロトコル:コンピュータネットワーク上で通信を正確に行うためのデータ形式や伝送順序等の通信規約

IP
Internet Protocol
OSI基本参照モデルのネットワーク層に相当するプロトコル
IPv4 (IP Version 4):32ビット。現在一般に使われているIPアドレス
IPv6 (IP Version 6):128ビット。アドレス数を増やすことができる。
DHCP
Dynamic Host Configuration Protocol
TCP/IPなどの情報を動的に割り付けるためのプロトコル
POP3
Post Office Protocol Version3
電子メールを受信するためのプロトコル
*********
FTP
File Transfer Protocol
TCP/IPネットワーク上でファイルの転送を行う際に使うプロトコル
HTTP
Hyper Text Transfer Protocol
HTML文書の送受信に使われるプロトコル
SMTP
Simple Mail Transfer Protocol
電子メールの送信に使われるプロトコル
*********
HTML
Hyper Text Markup Language
定義されたタグを使い文書の論理構造を記述するマークアップ言語
XML
eXtensible Markup Language
ユーザー定義のタグが利用できるマークアップ言語
RAS
Remote Access Service
公衆電話回線経由でネットワークへ接続するときに、
登録ユーザーに対してコールバックで再接続するシステム


TCP/IP代表的なプロトコルOSI基本参照モデル接続装置
アプリケーション層HTTP SMTP POP
TELNET FTP MIME
第7層アプリケーション層 ゲートウェイ
第6層プレゼンテーション層
第5層セッション層
TCPTCP UCP第4層トランスポート層
IPIP ARP FDDI第3層ネットワーク層ルータ
ネットワーク
インタフェース層
Ethernet ATM FDDI第2層データリンク層ブリッジ
ケーブルの種類
電気信号の伝送方式
第1層物理層リピータ
*********
ルータ
router
IPアドレスを参照してデータを転送する経路の選択を行う。
ネットワーク層で中継
ブリッジ
bridge
バス型LANに使用。データリンク層で中継
リピータ
repeater
バス型LANに使用。物理層で中継
ハブ
hub
スター型のLANに使用。
リピータハブは物理層、スイッチングハブはデータリンク層で中継


LAN (Local Area Network)の接続形態

topology:ネットワークの接続形態
node:ネットワークを構成するもの(サーバ、端末、通信制御装置)

スター型
(star network)
集中型。安価。拡張性があまりない。
バス型
(bus network)
直線状のケーブルに端末を接続。経済的で拡張性に富む。
リング型
(ring network)
リング状の経路に端末を接続。回線障害が全体に影響。
メッシュ型
(mesh network)
複数の伝送経路があり、回線障害には強い。


LANのアクセス制御方式


アクセス制御方式 内容
CSMA/CA方式
(Carrier Sense Mulitiple Access
with Collision Avoidance)
主に無線LANに用いられる。
ランダムな時間間隔で衝突を回避しようとする方式。
CSMA/CD方式
(Carrier Sense Mulitiple Access
with Collision Detection system)
主にバス型のLANに用いられる。
衝突が起こった場合、一定時間を置いて再送する。
トークンパッシング方式
(token passing system)
トークンバス方式
(token passing bus method)
主にバス型のLANに用いられる。
トークンリング方式
(token passing ring method)
主にリング型のLANに用いられる。
FDDI
(Fiber Distributed Data Interface)
光ファイバを用いた高速(100 Mbps)リング型LAN。
アクセス制御はトークンパッシング方式。


Ethernet

アクセス方式:CSMA/CD

規格名 伝送速度 セグメント長 ケーブルの種類
10 BASE 2 10 Mbps 約200m (185m) 同軸
10 BASE 5 500 m
10 BASE-T 100 m ツイストペア
10 BASE-F 500 m 光ファイバ
100 BASE-TX 100 Mbps 100 m ツイストペア
100 BASE-FX 10 km 光ファイバ


伝送媒体

ケーブル名 特徴 伝送速度
ツイストペアケーブル
(twisted pair wire)
二本の銅線をよりあわせたもの。雑音に弱い。 数Mbps,
100 Mbpsのものもある。
同軸ケーブル
(coaxial cable)
1本の銅線を絶縁体で包み、それをさらに被覆したもの。
雑音に強い。
10-32 Mbps
光ファイバーケーブル
(optical fiber)
ガラス、またはプラスティックで作られたケーブル。
雑音に強い。
100 Mbps以上


伝送制御

伝送制御キャラクタ機能
SOH (Start Of Heading)ヘッディング開始
STX (Start Of TeXt)テキストの開始
ETX (End Of TeXt)テキストの終了
EOT (End Of Transmission)伝送の終了
ENQ (ENQuery)間合せ
ACK (ACKnowledge)肯定応答(正常)
NAK (Negative AcKowledge)否定応答(異常)
DLE (Data Link Escape)伝送制御拡張
SYN (SYNchronous idle)同期信号
ETB (End Of Transmission Back)伝送ブロックの終了



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5. データベース技術

ファイル編成

磁気ディスクファイルなどの記憶媒体上でのレコードの記憶手順、構成

順次編成法
(SAM:Sequential Access Method)
順番に記録する最も単純な編成方法
直接編成法
(DAM:Direct Access Method)
キー項目の値からレコードアドレスを算出し、その位置に記録する
索引順編成法
(ISAM:Indexed Sequential Access Method)
索引域基本域(レコードを記録)、あふれ域から構成されている
区分編成法
(PAM:Partitioned Access Method)
メンバとメンバがどこに位置するか示すディレクトリから構成されている
仮想記憶編成法
(VSAM:Virtual Sequential Access Method)
順次、直接、索引順、区分編成法の考え方を一つにまとめたファイル編成法


DBMS (Data Base Management System)

機密保護
(security)
ユーザーIDやパスワードによりユーザーの識別を行う。
ログを採取し利用状況を定期的に確認したり、データを暗号化したりする。
排他制御
(exclusive access control)
同時に複数のユーザーが利用することにより、
二重更新されたり、片方の更新が無視されないようにする。
トランザクション
(transaction)
:データベースやオンラインシステムでの処理単位
ロック
(lock)
:二つのトランザクション処理で同時に更新できないようにすること
デッドロック
(dead lock)
:二つ以上のトランザクション処理がロックのかかったデータベースに
アクセスしようとしてアンロックできない状態が無限に続くこと
障害復旧
(recovery)
バックアップファイルログファイルによりデータベースの障害対策を行う。
ロールバック
(roll back)
:論理的障害が起こったときは障害を起す一つ前の状態に戻すこと
ロールフォワード
(roll forward)
:物理的障害が起こったときはバックアップファイルである時点に戻し、
ログファイルで順に戻すこと


3層スキーマ

データベースの論理構造や物理構造の定義文を集めたもの

概念スキーマデータの物理的な関係
外部スキーマデータの関係をユーザの視点から表したもの
内部スキーマデータの物理的な関係を表したもの

SQL (Structured Query Language)

関係型データベースを操作するための言語

データ定義言語
(SQL-DDL)

DDL:Data Description Langage

CREATE SCHEMEスキーマの定義
CREATE TABLE表の定義
CREATE VIEWビューの定義
GRANT処理権限の定義
REVOKE処理権限の解除
データ操作言語
(SQL-DML)

DML:Data Manipulation Langage

SELECTデータ抽出
INSERTデータ挿入
UPDATEデータ更新
DELETEデータ削除


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6. セキュリティと標準化

情報システムのセキュリティ

アクセス管理
(access control)
不正アクセスを防止するためのアクセス制限。ユーザIDやパスワード。
認証
(authentication)
本人であるかどうかの確認。パスワード、コールバック、デジタル署名など
暗号化
(encryption)
個人情報、取引内容などを暗号に変換すること
信号化
(decode)
暗号化されたデータを元に戻すこと


暗号化

共通かぎ(秘密かぎ)
(secret-key cryptosystem)
(暗号かぎ)=(復号かぎ)
DES (Data Encryption Standard):NISTが配布
公開かぎ
(public-key cryptosystem)
(暗号かぎ)は(復号かぎ)ではない。
受信者の公開かぎで暗号化、受信者の秘密かぎで開く。
RSA (Rivest-Shamir-Adleman Scheme)    素因数分解
電子署名(デジタル署名) データ、ソフトウェアの改ざんがあったかどうかの確認


国際機関と標準化団体

ISO 国際標準化機構
(International Organization
for Standardization)
工業製品の国際標準を決める国際機関
ISO9001 品質システムにおける品質保証モデル
ITU 国際電気通信連盟
(International Telecommunication Union)
電気通信関連の技術、サービスに関する国際標準を
決める国際連合の下位機関
IEEE 米国電気電子通信連盟
(Institude of Electrical and Electronic Union)
電子部品、通信方式などの標準化を行うアメリカの協会
ANSI 米国規格協会
(American National Standards Institude)
アメリカ国内の工業製品に関する規格化をする団体


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7. 情報化と経営

QC七つ道具 (Quality Control:品質管理)

特性要因図魚の骨のような図
パレート図棒グラフと折れ線グラフの複合図
ヒストグラムデータをいくつかに分け棒グラフで表したもの
散布図二つの特性の相関関係(正の相関、負の相関)を表したもの
チェックシート漏れや抜けを防ぐための表、図
層別データを項目別に分類すること。
管理図折れ線グラフ。製品の品質管理などに使う。


在庫管理

ABC分析 販売管理、在庫管理、品質管理、顧客管理に使う。
A群(7割) > B群 > C群に分ける。


損益分岐点

損益分岐点 = 固定費 / (1 - 変動費 / 売上高)


社会システム

ビジネス
システム
EC 電子商取引
(Electronic Commerce)
ネットワーク環境を利用して、電子的に取引を行うシステム
B to C (Business to Consumer)
B to B (Business to Business)
EDI 電子データ交換
(Electronic Data Interchange)
商品の受発注、見積書、決済などの企業間の商取引を
デジタル化し、ネットワークを使って行う。
業務運用規約、情報伝達規約、情報表現規約、取引基本規約
EOS
(Electronic Ordering System)
ネットワークを使い、企業間の受発注を行うシステム
CALS 高速商取引
(Commerce At Light Speed)
ネットワークとデータベースを活用し、
調達、設計、生産、運用、保守など製品のライフサイクルに関する
情報を一元管理して複数の企業間で情報を共有するシステム
SCM
(Supply Chain Management)
資源や資材の流れを統一的に管理するシステム
SFA
(Sales Force Automation)
インターネットと携帯端末を使い、社内のイントラネットに接続し
営業活動の効率、迅速化を行うシステム
CRM
(Customer Relationship Management)
SFAの概念をさらに拡張。
一元管理された顧客データベースを構築することで、
きめ細かな顧客サービスやマーケティング活動を行う。
ERP
(Enterprise Resource Planning)
経営資源の有効活用のため、営業、人事、財務、生産、物流などの
基幹業務を統合的に管理するシステム
MRP
(Management Resource Planning)
経営資源の有効活用のため、完成品を構成する部品と数量の管理、
部品の納入などの期間も考慮して作られたシステム
ナレッジマネージメント
(knowledge management)
社員などの個人情報をデータベース化し、
組織全体で共有することで業績の向上を目指す経営手法
生産管理
システム
CAD
(Computer Aided Design)
設計作業支援システム
CAM
(Computer Aided Manufacturing)
製造工程支援システム
CIM
(Computer Integrated Manuacturing)
経営戦略から生産までの全体的な情報システム
FA
(Factory Automation)
製品の加工、組み立てを自動化するシステム
テレワーク
(telework)
サテライトオフィス
(satellite office)
本社業務の一部を郊外部に小規模分散化。本社から30km。
在宅勤務
(telecommuting)
自宅の一部を仕事場にするワークスタイル。週に1、2日程度
モバイルワーク
(mobile work)
移動中、外出先からオフィスのデータベースに接続し仕事をする
SOHO
(Small Office Home Office)
企業組織に属さない個人企業家などが、
パソコンとインターネットを使って仕事をするワークスタイル
金融関連 CD
(Cash Dispenser)
現金自動支払機
ATM
(Automatic Teller Machine)
現金自動支払機
MICS
(Multi Integrated Cash Service)
金融機関のホストコンピュータを連携させ、
他金融機関の端末から出金、残高照会ができる
ファームバンキング 企業と金融機関
ホームバンキング 個人、家庭と金融機関


知的財産権

工業的所有権 特許権 高度な発明。特許出願日から20年間保護される。
実用新案権 改良などの考案。登録出願日から6年間保護される。
意匠権 製品などの形。設定登録日から15年間保護される。
商標権 表品名やマークなど。設定登録日から10年間保護される。
著作権 著作物を創作した時点から発生し、50年間保護される。
アイデアやアルゴリズム、プログラム言語は保護されない。


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