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ワタナベ君の呪い |
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推定500人(笑)の『ワタナベ君』ファンの皆様、お久しぶりです。 『ワタナベ君』がJリーグから身を引いて、はや1年。あれから色々ありましたね。 両親に捨てられてしまった横浜F君は、新しい両親と友人の元、新たなスタートを切り、すくすくと育っています。 今年もまた、そんな『J組』の様子を覗いてみました・・・。 |
いちおう各家庭の資産状況のおさらいという事で。左側の、グレーの表が、昨年の数字です。
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■結論
没落貴族の一覧表みたいです。(笑)
ご両親の勤め先を見渡してみると、横浜君・柏君・浦和君とこなんかは安泰の代名詞みたいな会社だったのに、今じゃ色々と大変そう。
他の家庭でも、一部を除いて使うお小遣いの額が大幅に減っているのは一目瞭然ですね。
それにしても、親の都合で名前が変わったウジイエ君、ずいぶんと貧乏になったもんです・・・。まあ、貧乏が悪いなどと言うつもりはサラサラないわけで、清貧とか、武士は食わねど高楊枝とか、日本にはいい言葉がたくさんあります(笑)。
(詳細は、開幕前にアップした年俸総額順・お大尽度ランキングをどうぞ)
これは、費用対効果とか、クラブとしてのコストパフォーマンスの指標となる数字です。と、勝手に思ってます(笑)。
例によって、勝ち点3にいくらかかったかを見てみましょう。
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■結論
このランキングは、金をドブに捨てた順とも言えるわけです。
ど〜ですか、浦和君のバカさ加減は。今までバカだバカだと思っていましたが、こうして改めて数字にしてみると、やっぱりバカでした(涙)。
彼らについては、落ち着いたら別途ネチネチと調査しましょう。ネチネチと。
注目したいのは、総年俸で12番目・13番目の福岡と市原が、ここでは8番目と9番目で、実に平均的なコストパフォーマンス(=『期待通り』)を表しているという事です。つまり、この両チームは年俸に見合った勝ち点をあげているという事になります。
逆に言うと、これ以上年俸を下げると、『期待以上』の結果を残さないと、2部落ちが現実になるかもよ、って事です。福岡は年俸8,500万円のフェルナンドを残し、市原は6,000万円の武田を切りました。さぁ、ど〜なる?(←他人事)
神戸君は、素晴らしい躍進ぶりですね。C大阪君、広島君もいい。清水君には惚れぼれしますよ。
みんなこんな数字だったらいいんだけどね。今の規模だと、1勝5,000万円ならそこそこOKって感じでしょうか。
ただね、金度勲も黄善洪もいなくなる。彼らがあげた勝ち点の事を思うと、来年は棘の路って事も、あるかもしんないですよね・・・。
でも、やっぱり一番スゴイのはウジイエ君。エライと思うのは、(現有戦力の給料を下げただけではなく)血を入れ替えた上でこのコストパフォーマンスを実現した事。開幕前には北澤以外知らね〜ぞってな面々でしたが、新しい面々が期待以上の働きを見せ、着実に勝ち点を積み重ねました。ニセ経営委員としては、こーいう事をキチンと評価したいですね。
これは、年俸総額を動員数で割った数字。この数字が大きいと、回収の見込みのない投資をしたという事になります。
いわば、身の丈経営のバロメーターとでも申しましょうか・・・。
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■結論
賢明な方はサポ不熱心度ランキングと同じという事にお気づきかと。
あっちはひとり3,000円で人件費がどれだけ賄えるか。こっちはひとりいくら払えば人件費を全て賄えるか。同じ事ですな。
はっきり言おう。
G大阪君・京都君・市原君の3人は、2年連続で悪い数字が出ました。つまり、一時的なものじゃなくて、恒常的・構造的なものと考えた方が良さそうです。もうちょっと考えた方がいいぞ。考えるって言っても、入場料金を5,000円にするって事じゃないぞ。
特に市原君。武田を切ったとか中西が怒ってるとかあるようだけど、年俸を抑えればいいとか、そういうレベルじゃないと思います。一般論として、存在意義を厳しく問われてもしょうがないでしょう。
そして一方では、ここでも好成績を残しているウジイエ君を差し置いて、2年連続して、この表で最も成績のよいクラブが2部降格です。
んで、4番目の成績のクラブも、トップリーグから姿を消しています。
これをウジイエ君の呪いと呼ばずして、どう説明すればよいのでしょうか・・・?
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■結論
昨年は、『人気がない=ヘタ経営』という図式が明確にありましたが、今年はその傾向が薄らいできています。
これは、とりもなおさず各クラブが『観客が入らないなら、入らないなりの経営手法』を身に付けつつある事の証明である、とニセ経営委員は考えます。その事は、ウジイエ君こと川崎に、より顕著に表れています。実に見事なバランス感覚と言う他はありません。
悪い見本は、浦和君です。2年続けて、『人気がある割にはバランスの悪い経営』という結果が出てしまいました。サッカー界の阪神タイガースなどという陰口も聞かれますが、この数字を見る限りでは、サポーターは甘すぎるという論調が幅を利かす事になるのも無理はないのです。
日本におけるプロサッカークラブの経営においては、言うまでもなく、採算面だけを評価する事は適当ではありません。自らを拡大再生産へと駆り立てるのが企業の一般的な行動規範だとすれば、強さを追求するのがプロスポーツの一般的な宿命であるとともに、さらに(企業スポーツではなく)市民スポーツへの道を開くのがJクラブに与えられた命題なのです。
もちろん、単純に採算面だけを考えれば、やっぱり浦和は優等生だとか、川崎は見事に変身したなぁとか、言うのは簡単です。
だけど、それだけじゃあ、ないっしょ?
クラブの存在意義は、そのまわりにいる人々の幸福感があってこそ、なのです。
だからこそ、このランキングで最も優れた結果を残した川崎は、その川崎を追われたのです。数字では、誰も幸せにならないのです。
クラブの投資。サポーターの支援。それがあいまっての健全経営が、クラブの強さ・・・?
その関係を、各クラブが正当なバランスで具現化するのには、日本のプロサッカーを取り巻く環境は幼すぎるのかも知れません。でも、このままじゃ、櫛の歯が抜けるように脱落するクラブが出てもおかしくないですよね・・・。
それを身をもって証明する事になってしまった川崎。
身内のウジイエ君をも呪い殺さんばかりのワタナベ君の脅威。
それを『自業自得じゃん』と嘲笑うばかりでは、第二第三の『ワタナベ君の呪い』から我が身を守る事はできないと感じるのは、果して私だけなのでしょうか・・・?