嘘八百
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  世界に向かって掛けられた呪いの解き方
 
世界に向かって掛けられた呪いの解き方

 

 前略!!  満足な答が出ない時には、まず、式を疑ってみる。これは世の常識である。
 この度、西田幾太郎著「善の研究」第四編第二章「宗教の本質」を読んでみるに、 「――また、有神論においても神の全知全能と、この世における悪の存在とは容易に調和することはできぬ。こは、実は中世哲学においても幾多の人の頭を悩ました問題であったのである。」とある。
 これは、満足な答が出ず、その答えから新しい問題が出て始末がつかない……と、いうことのようである。

 ならば、その式を疑ってみなくてはならない。その式の問題点は……「神は全知全能か?」ということである。……本の最初の方にある……神は全能に非ず、人が蛇にだまされているのも知らず、善悪の樹の実を取ったのも知らず、喰ったのも知らず、人の居場所も知らなかった。人に声を掛け、人が答えたことによって初めて総てを知った。神は全能に非ず……。よって神を全知全能とした式が間違っている……のではなかろうか?
 西田幾太郎様へ  2005年5月19日これを書く 西澤天二

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