Iran1
パキスタンからイランへの入境


 パキスタンのクエッタを夕方に出発した”日野”の大型バスは見た目こそピカピカなるも、内部はとんでもない作りで
足元に小麦粉の袋が積んであるので、着座すると体育座り。
 シートをリクライニングさせようと何回か試みたが、いつの間にか元に戻ってきてしまう。

 てっきりバネが強いのだろうと、反動をつけて思いっきりリクライニングされてみたら、ものすごい勢いで元に戻ってくる。
後ろを振り返るとカンカンに怒ったパキスタン男が、足でシートを蹴っていたのであった。

 どうやらあまりにもシートクリアランスが無いので、リクライニングさせると体育座りをしている男のヒザにつっかえてしまうらしいのだ。怒るわけだ。



そんな、体育座り夜行バスは13時間もかけて翌朝に国境のタフタンという町・・・というより難民キャンプのような場所にたどり着きます。


そこをもたもた1時間ほどかけて抜けると、イラン側のミールヤージュという集落?(本当になんにもない)に出るので、ここで、乗り合いバスが無ければタクシーと交渉です。

国境タクシーの常として結構吹っかけられて値切りがききません。3人で乗り合いなのに一人あたり、30000イラクリアル払った。


驚くのは、道路の良さ。 流石産油国です。アスファルトがすべすべです。
おかげで平均速度も100kmオーバーで、ザーヘダンのバスターミナルまで1時間ほどでたどり着きます。


さて、このザーヘダンという街ですが長居は無用とされています。
筆者が通行したころ(2005年)でも、ヘロインの密売が横行しているそうで、住民の大半がヤク中という噂でしたが、2007年に発生した日本人大学生誘拐事件の犯人はザーヘダンの麻薬密売組織と言われています。


つづく