

1.プロローグ
突然インドへ行くことになった。別に急に旅がしたくなったからとか、人生に疲れたからとか、自由を求めてとか
そんなメンタルなものでは ない。仕事である。たまたま、勤めている会社の出先がインドにあって、いろいろと
問題を抱えており、解決するために専門家を派遣することになったのである。
そして、幸か不幸か私がたまたま専門家だったに過ぎない。おかげで、よもや自分の人生でインドの地に足を踏み
入れるなんて思いもしなかった中でのインド出張となったのである。
インドというとさすがに場所はわかるが、ただ漠然と「暑い国」「ターバン巻いた人達が笛を吹いてコブラを躍らせて
いる国」「サイババの国」という程度である。また、昔のヒーローもので、インドの山奥でダイバダツタの元で修行して、
変身できるようになり、悪いやつらをやっつける「レンイボーマン」のイメージしかない。後は「レッドスネーク・カモン!」
とか、「ハクション大魔王」とか、一部アラブとイメージがごちゃ混ぜになった「不思議な国」程度のイメージしかない。
やたらに辛いインドカレー、ナン、
タンドールチキン・・・・・紅茶、カシミア・・・・・・・・
まあ、その程度の印象である。
会社で「インドってどういう国?」と聞くと「えっ、インドに行くの?」と哀れみを持った目でみられ「元気でね」「河に死体が
本当に浮いているか確かめてきて」「会社の倉庫にまだ猿が住んでいるか見てきて」「毎日、カレーだって」と、ロクなことを
言ってくれない。あげくの果てには「当社において牛と交通事故を起こした唯一の国がインドである」「インドの仕入先は牛車
で何日もかけて納品してくれるので、いつ部品が入ってくるかわからない」なんて話もででくる。
1-1.インドの情報(インターネット編)
インターネットでインドの旅行記を検索してみるといい。バックパッカーと称する若者たちの勝手気ままな旅行記が大半を占め、
とんでもない国であるという印象づけを行っている。シンガポールのような家族連れや女友達同士のグルメ、観光、ショッピング
の旅行記とはまつたく違うのである。まあ、それはそれで楽しいし勉強になるし、こころをかきたてられるのだが、出張でいく
のとは違う。 そんな中から、出張を前提とした場合にいくつか役にたったHPを紹介する。
(お役立ちリンク)
デリー日本人会(出向者の組織) デリーウォーカー (デリーのおいしい店の紹介等まじめな案内)
デリーのホテルと送迎サービス紹介 インド古典舞踊
印度神様図鑑 インドの神様図鑑 ヒンドゥー教徒その神様のすべてがわかる
インド塾 インドへの道 インドの情報満載
ナマステ・ムンバイ ジャイナ・リンク インドに関するリンク集
世界遺産の旅(インド) (タージマハール,アグラ城、クトゥプミナール,フマユーン廟)
JICA(国際協力機構)のインド情報 旅の達人ネットワークのインド情報
インドに対する渡航情報(危険情報) 同、エリア表示 いずれも外務省海外安全ホームページ
在インド日本国大使館医務室
インド各地の天気(エキサイト) 同、MSN 気候、天気
らくだの旅行 インドの写真・壁紙
魅力のカーマ・ストラ カーマ・ストラ カーマ・ストラ インドの奥義
1-2.インドの情報(市販本編)
それじゃ市販本はどうかというと「地球の歩き方」ではインドにくると大変な目に逢うような話ばかり。
「気温は40〜50度」。「インド人はみんなうそつき。道を聞くと全員が教えてくれるが教えてくれたことが正解
である確率が少ない」「インドのタクシーでホテルの行き先を告げると、そのホテルは爆破されたから私がいいホテル
を紹介する」といってとんでもないホテルに連れていかれる。」「麻薬吸い放題」「川に死体が浮いている。その横で
沐浴してお祈りをささげ、その横では洗濯をする人がおり、その横では歯を磨いている人がいる」「街を歩くと知らない
うちに靴のうえにウンコをのせられ、まわりを靴みがき屋にとり囲まれる」等、
やはりロクなことが書いていない。
まあ、実際にはそのおかげで予備知識は十分持てたし、多少のカルチャーショックのクッションにはなったので感謝すべき
なんだろうな。ここでインドに関する本を紹介しておく。
仕事ではなく遊び半分で楽しみながらインドを知る本
「インドにて」 仲能健児 幻冬舎文庫 バックパッカーが体験するインドを描いた漫画
「インド大修行時代」 山田和 講談社文庫 インド好きな筆者のインド紀行記
「インドで私も考えた」椎名誠 集英社文庫 写真が豊富な旅行作家の紀行記
「インド怪人紀行」ゲッツ板谷 角川文庫 ヒッピー作家のインド旅行記。麻薬やラッシーに詳しい
「インドは今日も雨だった」蔵前仁一 講談社文庫 イラスト満載のインド旅行エッセー
「河童が覗いたインド」妹尾河童 新潮文庫 著名なインド読本。詳細な描写が参考になる。
まじめにインドと文学の両方を楽しむ本
「深い河」 遠藤周作 講談社文庫 インドを舞台にした純文学。映画にもなった。
仕事で行く人が体験する水準で書かれたまともなインドの本
「21世紀のインド人 カーストVS世界経済」山田和 平凡社 まじめな本。仕事でいく人必見
「インド日記 牛とコンピュータの国から」小熊英二 新曜社 哲学者の書いた硬いインド日記。考察がすばらしい。
「インド不思議研究」 山田和 平凡社 仕事と関係ないけど水準がまともな本で楽しめる。
「深い河」は映画にもなったそうである。この小説に出てくる「チャームンダー像」はデリーの国立博物館に実在して
いる。私も、非常に印象的で、インドに行ったらぜひ見たいものだと思ってしまい実際に行ってしまった。また、帰国後
映画が気になってネットオークションで入手してしまったのである。
これらの本のうち、文庫本は運がいいと「ブックオフ」で100円で買うことができる。
1-3.必需品考察
これらの情報を元に必要と思われるものをリストアップ
(1)蚊取り線香→電子蚊取り
インドの蚊取り線香は蚊が死なないそうである。デング熱防止のためには蚊取り線香が必要とのこと。
しかし、仕事でいく場合は部屋にはエアコンがあって当たり前。そのエアコンをつけて蚊取り線香をつけると、
蚊より先ににやられてしまう。一種の燻製になってしまうのだ。服やカバンはにおいが炊き込まれてしまう。
そのため、電子蚊取り線香の出番となる。電子蚊取り線香もどんどん進化して、最近では「無臭」「ワイド
(8畳以上の大きな部屋対応)というのまででてきた。100V用だが、変圧器で変換すれば問題ないだろう。
なお、アウトドア向けにもミニ蚊取り線香やミニ電子蚊取り線香が売っている。
(2)100円ライター
タバコを吸わないし、電子蚊取りを持っていくとした時点で必要はないしかし、インドでは100円ライターが
喜ばれるらしい。(今回の出張では真偽のほどは確かめられなかった。) とりあえず持っていく。
ちなみにライターは機内持ち込みは1ケのみなので注意が必要。なお、本当に100円ライターを欲しているのかは
確認できなかった。まぁダイソー等で3〜5ケ100円で買えるので気軽に持っていけるのがいい。
(3)水に流せるポケットテッシュ
ポケットテッシユは、その性格上トイレに流してはいけない。トイレットペーパーと違って、水に溶けないのだ。
これではインドのトイレの負担が大きい。そのため、100均ショップで売っている「水に流せるティッシュ」を持って
いくこととする。まぁ、実際には会社と泊まるところのトイレは洋式でトイレットペーパーがあつた。
(4)水に流せるウェットテッシュ
こちらは重宝した。食事の際にナンやチャパティ等のパンをちぎったりするので殺菌効果のあるウェットティッシュは
使い勝手がいい。もちろん、水に流せるので環境問題にもならない。これも100均ショップで売っている。
(5)タオル地のハンカチ
やはり暑いのこれは重宝する。
(6)白色LEDのミニライト
やはり100均ショップで売っている。停電が多いので便利なキーホルダとなる。
(7)電話
みなさん、電話好き。レン タル携帯も空港での授受で便利だが、ボーダフォンの3G携帯のようなものはもっともっと
便利だと思う。
1-4.日本ハイテクグッズ考察
別に自慢するわけではないが持って行くと便利で、かつ現地での話題性十分なグッズの紹介です。(2004.11現在)
(1)MP−3プレーヤー
インドでもカセットテープやCDは普及しているが、日本のように音楽を聴きながら歩いている人はいない。ごくたまに
携帯電話で音楽を聞いている人がいる程度。そんな中で超小型のMP3プレーヤーは目立つしうける。日本の音楽を聞か
せてあげることもできる。この場合、室内ではRIOのLIVEminiのような超小型でもパワフルなスピーカーにつなげばとても
びっくりする。また移動中のマルチやタタ等インド製の車の中でFMトランスリミッタを内蔵したNextWayのD Cubeを使い
その車についているFMラジオに向かって音楽を送信すれば、普段使っている車のラジオから突然日本の曲が流れてくる。
まさに完全な「ジャパニーズ・マジック」となる。
(実際にはコリアンマジックかも知れないが) なお、最近のMP3プレーヤーはボイスレコーダーになるので会議の際に
便利だし、USBメモリーとしてデータバックアップにもなる。FM付きでインドのラジオも聞けるし、ダイレクトレコ
ーディング機能でFMだけでなくTVやCDから直接録音できる。海外出張者にとってはフライトで好きな音楽三昧する
以外にこれだけの使い方ができるのだ。
(2)動画付き小型デジカメ
デジカメはさほどめずらしくないが小型で動画もとれるデジカメは驚かすには十分である。
私はSANYOのXacti J4という小型デジカメを持っていった。400万画素に設定して1GのSDカードを入れて
おけば写真は約800枚、動画は1時間程度撮れる。もちろん、DVビデオにような映像は無理だが旅の記録を作るにはこの
一台で十分である。(1GのSDカードについてSANYOは動作保証していないがTranscend製の物は問題なく使えた)
(3)小型ノートPC
IT王国なのでPCに対する興味は強い。私のもって行った東芝のリブレットL5は注目の的だった。小さなPCは
売っていないので珍しがられた。ソニーのバイオUやビクターのインターリンクもうけるだろうな。

右奥は小型USBハードディスク,手前はレンタルのグローバル携帯電話
(4)電訳機
別に普通に受け入れられた。ただ40辞書だの50辞書だの料理のレシピや家庭の医学だのがでてきたり、しゃべったりする
機種はうけること間違いない。ヒンドゥー語を搭載した機種がないのは残念・・・・・(どうやって入力するんだろう)
(5)シュガーレスのお菓子
れっきとしたハイテムアイテム。紅茶のあめ、とくにミルクティがいい。
「ジャパニーズ・チャイ・キャンディ・バツト・ノーシュガー」なんて説明すれば不思議がる。実際に評判がよかった。
(6)小型USBハードディスク
1.8インチで20〜60Gの大容量も持つ小型ハードディスク。DVDを圧縮コピーすると映画1本4G程度なので何本か入るし、
仕事のデータバックアップにもなり、デジカメ写真のバックアプもできる。まさしく必需品である。
(7)充電池と充電器,変圧器
インドでも電池は売っているがもちがよくないそうだ。ただ電池をいっぱい持っていくのも面倒。
なお、電圧は200Vなので200V対応の充電器があれば少ない電池でことたりる。充電器は当然ニッカドではなくNi-Hである。
変圧器は家電用とドライヤー用があり互換性がないので注意。
1-5.日本からのおみやげ
[日本人向け]
インドでもいろいろなものが入手できるようになった。チョコレート,コーラ,ジュースからビールやウイスキーも手に入る。
そんな中でやはり日本のモノがいい。
(1)珍味(さきいか等の乾き物、ビンの塩辛、柿ピー、味付け海苔、ふりかけ等 おみやげというよりも自分自身の食べ物としてもgood。いずれも入手困難なもの、かつそんなに高くないのがいい。
(2)日本酒
さすがに日本酒は入手できない。だから日本酒好きには絶好のおみやげになる。注意点は免税で持ち込みは950mmまでという点である。
まぁ紙パック2リットルをスーツケースにいれておいても、ビジネスクラスなら中を見ないし、見られても「ミネラルウォータ」と
言ってごまかせるという話もある・・・・(保証できません)
ただ、口の肥えた左党には紙パックの酒では満足できない。やっぱり大吟醸じゃなきゃ・・・。ということで大吟醸の酒 を持っていこ
うと成城石井のこだわりの店員さんに相談したら大反対。気温40度近くあがるインドでは持って行く前に変質してしまうとのこと。
そこまで神経質になる必要があるのかと思ったが、おいしくてかつ持って行っても安全なものは「本醸造」と「純米酒」とのこと。
そこで特に特にと薦めてくれたのが、幻の酒「八海山」の本醸造。日本でもスーパーでは売っていないしプレミア付きで売っている
ところもあるというお酒である。成城石井のこだわりの店員さんは750mmで1170円の「八海山」を丁寧に丁寧に包んでくれた。全体を
プチプチで包んで保冷材を入れてくれたのである。そして最後に「出発する直前まで冷蔵庫に入れておいて現地についたらすぐ冷蔵庫
に入れてくださいね」と念を押されたのである。なんとすばらしい店員さんであろう。たった1170円の日本酒にこれだけの思い入れは
立派である。おかげでインドでは絶大な評価を得た。
(3)饅頭、和菓子、どら焼き
これも入手できない。まあ日本国内でも普通のお土産感覚のグッズだが、海外では餡のお菓子は珍しく、懐かしい味である。ただ、甘党でないとむずか
しいので相手しだいということか。
(4)なまもの(豆腐、肉、鮮魚・・・) これは出張上級者用。インドでは入手不能(入手できても日本人には・・・というシロモノ)。多くの駐在者はシンガポールやタイで食材をたんまりと買いこんで冷凍保存している。そんな状態だからナマモノは喜ばれる。問題はこういうややこしいものを入国時にうまく説明できるかどうかということ。いつもノーチェックとは限らない。
[現地人向け]
やはり日本グッズ。日本から見てインドは不思議の国だが、インドから見ても日本は不思議の国であり、興味深い国なのである。
(1)小物(和風の箸、コースター)
100円均一コーナーでもよくよく見ると置いてある。現地では箸を使う習慣はないが箸を知っている人は多い。
浮世絵柄の いかにも日本という箸はけっこううける。100円だし邪魔にならないのでいい。
注意点は、MADE IN JAPANであること確認し てから購入すること。
(2)着物屋の小物グッズ
着物屋さんの店頭には客寄せように380〜500円ないしは3つで1000円程度で、着物柄のてぬぐい、がまぐち、ポーチ、小袋を
売っている。これらの着物屋グッズはいかにも日本的でインドでは大もてである。個数個分のお店の袋をもらえばきっと
その袋自身も日本的でブレゼントにはぴったり。
インドでのおみやげというと、鋳物や石でできた象やヒンドゥーの神様達が定番である。私もいくつか買った。
小さなものは1つ100円〜400円程度で買える。それはそれでいいのだが、やはりもう少し気の利いたものがいい。
巨大なシヴァ神の下の売店で買った神様達 50〜100Rs程度
■細密画(ミニチュアール)
紙や布に手描きで丹念に描かれた絵。いかにもインドという象やヒンドゥーの神様をモチーフにしたものが多い。
デリーのインド国立博物館にはこの細密画がいっぱい提示してあるが、階段を上がって2Fの右側のミュージアムショップで
は手ごろな大きさの細密画を販売している。すべて1点ものなので紙ベースのもので1000円〜2000円、布のより詳細なもので
2000〜3000円。アートが好きな人にはたまらない。デリー空港にある唯一の民芸店にも売っているがしょぼいもの市価の何倍
という値段で売っていた。
国立博物館で購入した細密画 (ケースに入れて飾ってあるのでガラスが反射してしまいました。)



国立博物館で提示してあった細密画 (写真は自由だがフラッシュを使うと反射してしまう。)
■CD,DVD,V−CD,カセット
インドの娯楽は映画である。だからやたらに映画が作られているらしい。まぁ、言葉のわからぬ私には見に行く気にもならないが、
何年か前に日本ではやった「踊るマハラジャ」という映画から、インドはむやみに踊るというイメージがある。
しかし音楽なら言葉がわからなくても雰囲気で楽しめる。
そんなわけでショッピングモールでいろいろ買ってみた。DVDはインドはPAL日本はNTSCで規格が違うので無理だと思ったが
なんとNTSCの音楽DVDが299RSで売っていた。M−TVのようなプロモーションビデオが30曲入っている。製造元はなんとSONYだ。
とりあえずNTSCならリージョンコード(国別コード)が違っていてもPCのフリーウェアを駆使すれば日本のPCで再生できる。
また、CD2枚組で150Rs、カセットやV−CDにいたっては100Rs以下である。
V−CD(ビデオCD)は日本ではほとんど普及していない。音楽CDと同じ円盤で映像と音楽が楽しめる。運がよければDVD
プレーヤーで再生できる。それが無理ならフリーウェアをPCにインストールすればよい。

■紅茶
インドは世界最大の紅茶産地。最大というのは世界の生産量の50%、日本で流通している25%はインド製である。
日本でも「ダージリンティ」「アッサムティ」はちょっとしたスーパーにも置いてある。
しかし、だからといってF。T.G.F.O.PとかT.G.F.O.Pというやたらに長い名前の最高級グレードの紅茶はほとんど入手できない。
運がよくてデパート専門店で100g2000〜3000円程度で入手できるかどうかというそれほど貴重なものである。これがインドなら
100g200円〜500円程度で買える。
ダージリン茶、アッサム茶、ニルギル茶、ドアーズ茶、カシミール茶等・・・・産地別に種類はいろいろある。私は何を間違
えたのか、お店で「カシミールティをくれ」「ああ。あそこにあるよ」という当たり前の会話で買ってきたが、このお茶は
日本ではまったく知られていないすばらしいお茶だった。紅茶というよりもハーブティに近い。戦争状態にあるカシミール地方
で取れる紅茶にカルダモンとシナモンがブレンドされている。日本で売っているカモミール茶と名前は似ているがまったく違う。
このお茶の本当の入れ方は不明だが、水を沸かす状態から葉をいれて煮出すのがいいような気がする。
インドでは水牛の乳ベースで煮出して作るミルクティ(チャイ)が有名であるが、このお茶を水の変わりにミルクで煮出すとそれ
っぽくなる。

インドのチャイ おみやげに買ったインドの紅茶
なお、なぜインドで紅茶が普及したかというと、イギリスがアヘン戦争で中国から茶が入荷できなくなり、代替として必死にインド
で紅茶を作ったことがルーツなのである。ダージリン茶は中国から苦労して移植したもの。アッサム茶はインドオリジナルである。
ちなみに空港にある専門店は市価の3〜5倍
インド紅茶局 公式なインド紅茶のサイト
シルバーポット インド紅茶専門店のサイト。ダージリン地方のリポートがある。
日本紅茶協会 紅茶のいろいろがわかるサイト
磯村猛のHP 下記本の作者のHP。インドレポート多数あ
お勧めの一冊
「金の芽―インド紅茶紀行」 集英社文庫 磯淵 猛 (著) 紅茶への情熱というよりもとてつもなくわがままな人が強引に
戦闘状態のアッサム地方やダージリン地方を回り紅茶を飲んできたという本。インドと紅茶の両方がわかるありがたい本
■いかにもインドというチョコレート
かつては海外というとハワイ旅行だった。そしてハワイのおみやげというとマカデミアナッツのチョコレートが定番だった。
誰が勘違いしたのか、日本人はチョコレートが好きだと思われたみたいで、最近は韓国では「冬のソナタチョコレート」だし、
シンカセポールではマーライオンチョコレート、マレーシアでもタイでもチョコレートだ。そして、それらは実はオーストラリア
製やスイス製だったりする。世界中、日本人観光客の行くところ必ずあるというルイビィトンの関連会社の免税店DFSでは、
スイス製で、サンパンチョコレートやマーライオンチョコレートのように、いかにもいかにもというチョコレートを売っている。
インドでも、そんなチョコレートがある。タージマハールの写真をつけて「INDIA」と描かれているチョコレートだ。
実は、これを空港でみつけたのだが、なぜか売ってくれなかった。1ハコ800円程度だったが、「これは今、機械が故障して売れない」
と断られ「こちらのほうがおいしい」とスイスのリンツチョコレートとドイツのチョコレートを薦めてくるのである。
スイスのリンツチョコレートには「輸入元:六甲バター」と印刷されており、スイスから日本に輸出されたチョコレートをデリーの
空港に運んで、日本より高い値段で売っているのだ。何度も繰り返すが、デリーの空港ではものを買わないほうがいい。
ちなみにどうしてもインドのチョコレートを食べたい人は日本でも通販で買える。
■インドの駄菓子やカレー
かつて日本でいうとベビースターラーメンのような小袋のお菓子、20〜40Rs程度でやたら辛い。カレーは本来、いろいろなスパイス
を混ぜて各家庭独自のカレーを作るのが本当だが、スーパーでMDHカレーを買えば帰国して簡単にカレーが作れる。
ただし、むちゃくちゃ辛い。1箱の値段は30〜40Rsで100円程度。多分1家族で1/3箱使ってしまったらよほど辛いもの好きな家庭
じゃないと食べられない。日本のカレー粉とまぜて食べるほうがいい。
なお、少々高くなるがこれらの食品は日本でもネットなら入手できる。


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3.帰国時の空港での注意点
帰国時、お見送りの人は建物に入れない。入れ口には武装した警官がおり、チケットとパスポートを見せないと中に
入れない。入ってすぐに荷物をX線でチェックされ、すぐに封印される。そのあと、カウンターでチケットを見せて席を
確保。この時、着ない持込の荷物にもタグがつけられる。このタグは後で必要になるので注意。
そのまま、出国審査。例によってニコッとしているだけでよい。中はしょぼくて割高な免税店があるだけ。こんなとこで
買い物をする必要はない。左側の宝石は銀メッキにガラス玉をあしらったものを5000〜10000円というとんでもない
値段で売っているし、スイスの13ドルのチョコレートは六甲バターの輸入品だ。40Rsのチョコレートは100Rsまたは1ドル
というわけのわからない価格帯。まあ、民芸店が少し楽しめる程度。不要になったルピーのしまつをする場所と割り
切ることだ。
ビジネスクラスの人はラウンジを利用できる。ここではサンドイッチやチキン・ミート・パイが食べられる。
このラウンジの欠点はトイレが1つしかないことだ。しかたなく外のトイレに行くのに「出ても戻ってこれるか」とラウンジ
の受付に聞くと「あなたの顔を私はちゃんと覚えている」というが、数分後に戻ると覚えていない。
「トイレにでていっただけ」と説明しなくてはならない。
時間が近づいたところで出国チェック。いったい何回チェックしたら気が済むのか・・・
ここで手荷物を再度X線検査し、先ほどのタグに捺印してくれる。
この先は、待合室のイスとトイレしかない。待ってているのし仏教遺跡めぐりの高齢者のツアー客と、バツクパッカー
のヒッピー姿の若者の、私のようなビジネスマンだ。
さあ、明日の朝は日本だ・・・・・