渡島の小沼。一般的には、ただ「小沼」と呼ばれます。
すぐそばには観光地として非常に有名な
大沼があり、その大沼と対比してやや小さい沼なので「小沼」と言うわけですが、実際のところは、この小沼もなかなかの規模を持った、大きな湖だったりします。
あくまで大沼より小さいというだけで、湖上に多くの浮島を浮かべるその姿は、決して大沼にも見劣りしない立派なものです。
大沼と小沼は、狭戸(セバット)とよばれる細長い地形によって区切られています。両沼のあいだは水路でつながっているので、実質的に言ってしまえば、1つの湖のようなものです。
この接合部分にはJR函館本線や県道43号、そして大沼公園があり、なかなかの賑やかな区域になっています。また、小沼の北にある日暮山からは、駒ケ岳と大沼小沼の風景を眺めることができます。ここからの眺めも非常におすすめです。
西側には、大沼小沼と同じ駒ヶ岳噴火に由来する
蓴菜沼(じゅんさいぬま)があります。
ただ、大沼が堰き止めで形成されたのに対して、小沼と蓴菜沼は陥没で形成されたのだそうです。
日暮山から見る小沼。ここからもいくつもの浮島が見えます。
日暮れ山から見る大沼(上)と小沼(下)の接合部分と、狭戸(セバット)。
中央やや左の赤い橋は、2つ上の写真の橋と同じものです。