野反湖(のぞりこ)は群馬県中之条町、旧六合村(くにむら)の山奥にある人造のダム湖です。
温泉で有名な草津の町から、山あいの道(国道405号)を延々と走っていってようやく到達できる、本当に深い山の奥にある湖です。
7月上旬から中旬には、斜面にノゾリキスゲ(ニッコウキスゲ)が咲き誇り見る者を楽しませます。
野反湖は群馬県にある湖。なのですが、面白いことに、ここから流れ出る水は太平洋ではなく、日本海へ流れていきます。
野反湖に到達する直前に、峠を越えてしまい、分水嶺の反対側に出てしまうのです。県境が分水嶺に沿って引かれなかった理由は不明ですが、そういえば県境って必ず分水嶺に沿っているわけでも無いですからね。
南側の斜面から望む野反湖には、深い緑の山々に囲まれあたかも天然の湖であるかのような印象を受けます。ダムの堤体は北部にあり、ここから新潟県の津南町まで中津川が流れてゆきます。
ここから、秘境と呼ばれる秋山郷まで、延々と登山道が続いているのです。一度歩いてみたい。
(余談ですが、秋山郷の湖沼としては、先日
「天池」を紹介しました。)
野反湖南端の富士見峠。
新潟県境の北側には登山道しかありませんので、車でのアクセスは必ずこの南側から。
ここが野反湖のファーストインプレッションになるわけですが、その眺めは素晴らしいものがあります。
かつては湿原が広がっていたそうです。
深い山のなかに大きな湖面を有する野反湖。
この日は湖岸に地面がむき出しになっている部分があるので、ダム湖であることがわかりますが
そうでないとダム湖には見えないです。
この日は野反湖北東にある白砂山に登りました。
こちらも人工物が全く見当たらない、山奥の奥の山でした。
野反湖北側の野反ダムまで下山してきました。
このダムの水は、北側の新潟県側へ流れ出ます。
富士見峠を遠望。
あそこまで戻るのですが、遠いですね。野反湖南北の長さは4kmほどあります。
ノゾリキスゲ(ニッコウキスゲ)咲く時期を迎えた夏の野反湖。
あいにくの天気ですが、黄色い花が斜面を彩ります。