訪問日:2015/5/21
鈴鹿山脈は、岐阜・三重・滋賀の3県にまたがって南北方向に連なる山脈であり、その最高峰である御池岳(おいけだけ)は、山頂部分に「テーブルランド」と呼ばれるカルスト台地が広がっています。
カルスト台地を構成している石灰岩は、よく水を通すそうなので、台地上には河川ができずに、水は地下水となって流れていきます。その水がしばしば石灰岩を溶かし、地表に窪地(ドリーネ)を作ることがあります。
御池岳のテーブルランドにもそんなドリーネが数多くあるのですが、さらに、そのドリーネに水が溜まったまま、池となっている箇所が多くあるのです。山の名前「御池岳」の由来も、そこから来ています。
5月、北側の鞍掛峠から山にり、北部の鈴北岳からテーブルランドに入りました。そのとき、一番最初に訪れたのが、テーブルランド最大でもあるこの「元池」。
「日本庭園」と呼ばれる、苔の生育した平原の道をすこしわきにそれると、すぐにたどり着きます。案内板もあるので、テーブルランドの池のなかでは非常に行き易い池です。
小高い丘を背負い、底の土の色がはっきりとわかる、透明な水を湛えた池。どこから見ても美しいですが、入口から背後に回り込んでみて、御池岳をバックにした風景が、もっとも写真映りのよい風景と言われています。確かに、実際にやってみて、御池岳を背負う元池の姿は絵になりました。
どこを切り取っても美しい、カルスト台地の小さな池。ここは、私にとって忘れがたい池のひとつになりました。
所在地 :滋賀県東近江市
湖の成因:ドリーネ池?
周囲総長:-
面積 :-
最大水深:-
貯水量 :-
標高 :約1155[m]
河川 :なし