光芒の彼方へ2
1995/1 会報VOL.16


                           

声明文


======活動停止宣言======



   ベルベット・パウは結成以来13年間、何度か
                         
  メンバーチェンジをしながらも、“ベルベット・パウ”
                                    
  でしか、できない音楽を求めて走り続けて来ました。
                                    
   その間、私たちメンバーのそれぞれが考える事、
                        
  求めるものも、少しずつ変化し、ベルベット・パウも

  確実に幅を広げてきました。


   私たちにとって、ベルベット・パウが、活動を続ける
     
  ということは、“常に前進し、成長し続ける”  という
                            
  意味を持っていて、 “同じ大きさのままひとつの所に
 
  とどまる事” ではありません。

   今、 “私たちの音楽” を創り続けていくためには一人

  一人がもっと成長し、いろんな引き出しを増やしてい

  かなければならない時期に来ていると感じています。

   そのために各個人が力を注ごうと決めたポイントは、

  様々な方向を向いていました。“同じもの”を愛し

  ながら、その力が逆のベクトルを向いたままでは成長

  し続けることはできない。分散するエネルギーではなく、

  “五つの大きな核”になるためこの度、ベルベット・パウ

  の活動休止を決定しました。


   活動を止めるということは、ベルベット・パウが眠ると

  いう事のように聞こえますが、私たちにとっては、

  より良いものを作り出すための活発時間なのです。

   1/5の自分ではなく、一つの自分自身に対する前向

  きな反発。これがベルベット・パウの本当の意味での

  大きな成長につながると信じています。


   ベルベット・パウは、最もベルベット・パウらしい

  一つのふしめを迎えます。このふしめのTOURは

  パワー全開フルスロットルで挑みます。前傾姿勢で

  OFFに入る、私たちを観ておいて下さい。
    


          ベルベット・パウ一同


                        


   


             
メンバー直撃インタビュー

 



              活動休止について



     ―― このバンドを始めたところの話を聞かせて下さい。



 桐生千弘  私が中学の時に始めたんです。始めは学校内で、メン
         バーを集めてバンドを組んでいたんだけど、1人抜け、
         2人抜けとメンバーチェンジをしていって、学校の友 
         達以外にメンバーを募るようになっていったんです。
  
                    
 
     ―― 言いだしっぺのメンバーはちひろだけ残ってるんだ。


 桐生千弘  そうですね

 須賀直美  次に古いのは私で、バンドが出来て何年かしてから加
         入しました。私は学校の後輩で、違うバンドをやって
         いて、一応、引き抜かれたという。(笑)

 桐生千弘  文化祭を見てスカウトした。(笑)
 須賀直美  先輩にスカウトされて、「とんでもない、私なんて
         おこがましいゼ」とか思ってたんですけど。

 桐生千弘  今じゃ〜・・・懐かしいよ、その時代が。 
 須賀直美  今じゃあ態度が3L 。


     ―― 態度がでかい、背が高い。


 須賀直美  声がでかいと。(笑)  
 桐生千弘  それが高校1年生の頃だから。 
 須賀直美  もう10数年前か。

          
     ―― その次は、誰が入ってきたの?
            

平野安芸子  あたしかー。
 桐生千弘  ぴあにメンバー募集を出した。

  
     ―― なんで音楽専門誌じゃないの?

  
 桐生千弘  いっそいでたから。で、手当たり次第、募集を出して、          
         ぴあは、すぐ募集が出て、すぐ連絡が来たのがあこP
         だった。 

平野安芸子   聞いてみて、曲が良かったし、女の子バンドやったこと
         なかったんだけどやってみたいなと思ったので加入し
         ました。

 須賀直美  あこPのプロフィ〜ルがおもしろくて、“好きなバン
         ド→レイジーと伊代ちゃん”

     全   (笑)
平野安芸子  まあ「何でも」ということなんだけど。
 
桐生千弘  ちょっと不明でしょ。


     ―― 松本伊代とベルベット・パウはリンクするわけ?


平野安芸子  んーなんでしょう。私の中では何があったんでしょう
         か・・・。

 須賀直美  いいものはいい、というところに、共通点があったん
         でしょう。


     ―― なにまとめてるのよー。


      全  爆笑。
マネージャー 補足すると、この3人が揃ったころに、
         バンドの原型が出来たんだね。

 桐生千弘  そう。この頃からプログレ路線が主流になってきてい
         て、デビューしてから、だんだんPOPな路線になっ  
         ていったの。で、3枚目のアルバムの後に、ゆきちゃ
         んが加入するんだけど。

 須賀直美  3人の時代、ながいよね。

          
     ―― その次にゆきちゃんが加入するわけですが、ゆきちゃ
         んは、ベルベット・パウに何を見出して入って
         きたのでしょう。


 伊東憂紀  私は洋楽しか聞かないので存在すら知らなかったんで
         す。で、前のバンドがくずれちゃっていろんな人とセッ
         ションしてた時に、しよみちゃんや、前のキーボード
         の、おまっしゃんともセッションで会ったりしてて、
         縁があって、誘われて、1stアルバムを聞いたとき
         には「やりたい」と思っていました。だから、私は、
         音楽性にひかれて入ってきましたね。


     ―― しよみちゃんは?


船越支代美  ベルベット・パウは「NaonのYaon」で初めて
         みて「あーこういうのやりたい」って思ったんです。
         私はその時一緒に出ていたバンドのメンバーだったん
         ですけど、音楽に前向きというよりも、ファッション
         的な要素が強いバンドだったので、「私は違うな・・・」
         と思っていたところだったんです。いや、パウがそう
         じゃないとか、そういう意味じゃなくて・・・。

      全  (爆笑)
 桐生千弘  ごめんよ。(笑)  
船越支代美  アハハ。そでから見てて「あーこういうのいいなー」って。

     ―― 3人の時代に、何かバンドのポリシーになるような、
         目指すものがあった?


 桐生千弘  どんどんと音楽が変わってきた時期ですね。つまり、
         ジャンルの幅が広がってきてるんですよ。ファンクっ
           ぽくなったり、それからROCKが入ってきたりして
          POPSになってきてるから、ジャンルについては、
         ノンポリでしたね。
 須賀直美  逆にグチャグチャだったね。チョッパーベースがいた時
         の曲を引きずりつつ、プログレもやってたりとか。
         なんとなく、硬派なかんじという意識はあったように
         思うんだけど。
 
桐生千弘  その時々に、私たちにしか出来ない音楽をやろうとし
         てきましたね。変わっていくのはそれぐらいかな。
         他は制限なくて、変わっていくのにまかせようと思って
         ましたね。私たちにしかない、独特な世界観というも
         のを・・・。今思うとね。
 
須賀直美  当時は“私たちの世界を表現しよう”と言うような感
         覚はなかったですよね。
 桐生千弘  私はそー思ってたー。
 須賀直美  いやいや、結果的にそうなっていたというのが正しい。
         その時やりたいこととか、思うことが積まれていって
         結果が独特な世界になってたんじゃないかな。

 桐生千弘  あーそーかもね。
平野安芸子  私もジャンルにこだわってないから、いろいろ出来て
         楽しいなとは最初から思ってた。

 桐生千弘  ここに目標をおいて、そこに向かうために進むと言う
         よりも、今はこういう感じというような、進んでいく
         途中が大事だと思ってきましたね。



     ―― その達成点を設定しない前進の感じは、3人の時代が
         強かった?



     全  いや、そんなことない。ずっと。


     ―― しよみちゃんが1年、ゆきちゃんが3年でしたね。
         メンバーチェンジは、つい最近まであったんだよね。
         ベルベット・パウとしてのフシメというのはどこかで
         ありました?



 桐生千弘  フシメといっても、こうカクッカクッと変わってない
         んですよ。引きずって変わっている、だからこことい
         うものがないまま、結果的にすごーく変わってきてい
         る。

 須賀直美  デビュー前の自分たちはプログレという枠にはまりそ
         うになっている部分があったと思うんですよ。だから
         デビュー時に曲を全部、あらたに書き下ろしてすごく
         POPになったつもりでいたのに「プログレだ」と、
         言われちゃったりして。

      全  (笑)
 桐生千弘  「こんなにPOPでどうしよう」とか思っていたら、
         「こーんなにプログレでどーしよう」とか、言われ
         ちゃってね。




     ―― スタッフと見ているものが違っていたと(笑)


 須賀直美  ちひろが“ベルベット・パウの冒険作!こんなにPO
         Pでいいのか”っていう曲をもってきたりしたんだけ
         ど、聞いてる方にはそんなでもないという・・。
         意識は変わってたんだけど、サウンド的には、そんな
         にバッサリ違う世界、というようなことはなかったと
         思う。




     ―― ベルベット・パウというのは個人個人がもってきたも
         のを、バンドに投入していって、形になるというバン
         ドなのかしら。


 桐生千弘  いや、最初はそうじゃなかったですね。例えば私が、
         デモテープを作ってもっていって、イメージを口で
         表現するんです。 “ここはスリルとサスペンスで〜”
         とか。(笑)で、その上で気持ちの(精神的)ミーテ
         ィングがあって、それをみんなでねっていく、という
         感じだったんですね。それが、POPな曲をやるよう
         になって、個人個人の解釈が入ってくるようになった。
         そういう観念的な部分で統一感を出そうとしていた。

         「私たちは音楽をやる集団なんだ」という意識が、デ
         ビューして3枚目のアルバムを出す頃をさかいに、
         「私たちはバンドなんだ」という意識を強くもつように
         変わりましたね。だから、3枚目くらいからかえっ
         て、メンバー個人個人のカラーが出てくるようにな
         りましたよね。

 須賀直美  以前はライブバンドの要素がうすかったですよね。
         ライブってやっぱり人間性が出てくるでしょ。そうい
         うところで、個人個人とかが、自分が出ていく意識を
         持ち始めたんじゃないかな。


     ―― ライブの生々しさみたいなものを身に付け始めたのが
         4枚目のアルバム「目覚めるまで」あたりだね。



 桐生千弘  ゆきちゃんが入ってきた時期くらいから、シューと
         バンドらしさを身に付けていったんですね。ゆきちゃ
         んが入って2年目くらいから急激に変化しました。

 須賀直美  4枚目のアルバムをRecしてるころは外にでるパワ
         ーがまだ、ライブバンドっていう感じじゃなかったん
         ですよ。それ以降のライブはすごかったんじゃないか
         な。

船越支代美  私もそのころ観に行ったんですよ。すでにゆきちゃんが
         モニターに足を掛けていましたから。



     ―― あこPはどう
     

平野安芸子  う−ん。4枚目くらいから、ライブってこういうものな
         のか、っていうのが分かったのかな・・・遅いって。

      全  (笑)
平野安芸子  そうか、そうか、って感じ。今まで何を見せてきたん
         だろうかって。それまでよく分かってなかったんだと
         という感じがした。

 伊東憂紀  私が入った頃、あこPがそう思ってた頃、あこPに刺
         激されてライバル意識が私の中に生まれたというのも
         ありますね。


     ―― ゆきちゃんがライバル意識をもつかたわら、あこPは
         黙々と・・・。


      全  (笑)
平野安芸子  そんなことない。やっぱり刺激されたし。曲の面では
         セカンドアルバムから、プロデューサーの笹路さんが
         入ってくれて、私は人に音楽を教わるってことをあん
         まりしないできたんだけど、いろんなことを教わって
         目からウロコが、って感じがあった。

 桐生千弘  あのセカンドのときは、全員目からウロコが、ってか
         んじだったよね。

 須賀直美  今まで分かってきたつもりだったことや、大事だと思
         わずに通り過ぎてきたことを、「そういうことを、そう
         やって突き詰めることが大事なんだ」とか・
         バンドってものは〜。と言うのを考え直すきっかけを
         くれたんですよね。

 桐生千弘  一番バンドっぽくない人から。(笑)
 須賀直美  バンドを教わった。(笑)
 伊東憂紀  いろんなことを教わった。私は1枚しかお付き合いし 
         てないんですけど、またお付き合いしたいなって。

     全  (爆笑)

 
     ―― この性格のバラバラなメンバーが口を揃えて言うとい
         うのはおもしろい。


                  
 桐生千弘  だから、それぞれにそれぞれのやり方で教えてくれる
         んですよ。



     ―― いい時期にいい人に会った。

                   
 桐生千弘  そうですね。時間がたって、当時言ってもらったこと
         を消化できてる。

平野安芸子  その時、100%正しいと思っていた事も、今は自
         分なりに解ってきている。



     ―― メンバー同士はどうでしょう。お互いどんなつきあ
         いですか?音楽の部分とかプライベートの部分とか。


           
 桐生千弘  会っている時間が長いのでプライベートは別、とかい
         う境はあまりないですね。でも、基本的には、音楽で
         つながってる仲間ですよね。



     ―― しよみちゃんはどうですか?


船越支代美  私も・・・同じです。前にいたバンドが不まじめだっ
         たので、音楽についても何にしてみても、みんな集まっ
         てミーティングする、というこのバンドの生活は初め
         てだったんです。だから最初は、その中に飛び込んで
         おのずと巻き込まれていった、という感じでした。み
         んなパワフルだから。私はその中に入りたいと思って、
         パワーをもらえるだろうと、、確信があって入ったわけ
         だから、どんどん巻き込まれて自分も走っているのが
         分かったから、それがうれしくて入っていきましたね。

 桐生千弘  忙しい時期に入ってきたから余計だよね。はい、あな
         たこれやって、はい、どんどんやって。(笑)


     ―― ボーカルはステージでみんなを背負っていくみたいな
         感じがある?


                          
 須賀直美  引っ張っていくというよりも、5人で1個、という感
         覚があって、それがバンドなんだと感じていて、その中
         の自分のあり方を考えたら、全員を引っ張る(全部ま
         とめて前に出す)力の真ん中にいるのが私。
         ゆきちゃんが、頑張ってるなと思うと「負けないぞ」
         という刺激になる。あこPは黙々と(笑)やりながら
         緊張しているな、とは思う。やっぱりこの2人はフロ
         ントなので、ステージではよく気になりますね。もう、
         ずっと一緒にいる仲間なので、一種の家族みたいな感
         じですよね。



     ―― 血がつながっている系のバンド。(笑)


 須賀直美  そ、そ、そ。一つのところに帰ってきてご飯食べて、
         お風呂入って、ろくに話もしないんだけど、最近あの
         子、こんな感じというのが分かっちゃう、みたいな、
         人に干渉しないね、みんな。私は割とストレートに物
         いう役割だから、この子にはこれは言ったほうがいい
         と思うと、「ゆきちゃん、それダサイ」(笑)とかは
         言いますけどね。

 伊東憂紀  ときたま反発しますけど(笑) 根底に信頼感みたいなも
         のがあるから出来るってことなんですけど、ある種、
         友達以上のものですよね。家族って、いっぱいいると
         幸せじゃないですか、楽しいし。その中で出てくるわ
         がままとかも、しょーがないなーと思えてしまいます
         よね。



     ―― あこPは?


平野安芸子  あまり深く考えた事がないんですけど。
 桐生千弘  あこPは自分が20kmと思ったら、20Kmで走ってて、
         周りがどうあろうとマイペース。1人は必要なタイプ
         です。(笑)

平野安芸子  周りが早いなーとか遅いなーとかは分かるんだけど、
         あまりついていけないから。人を引っ張ることも苦手
         だし。
 
桐生千弘  私、あこPと親しくなるのに3年かかった。
平野安芸子  私もそう。
 桐生千弘  ゆきちゃんなんて、入ってきてすぐ、一緒に育ってき
         たような気持ちになったのに。他の人もわりとそうだ
         ったのに。



     ―― この家族的なバンドがなぜ今休止を?


 桐生千弘  その時々でやってみたいことが変わっていって、その
         結果としてパウも変わっていくわけですよね。今までも
         違うことをやっていこうとしたら、違う要素が必要に
         なるわけで、そういうことって過去に何度もあって、
         それをくぐり抜けて来たわけだけど、今、大きい意味
         でやっていきたい所にたどり着けないなと、いろんな
         ところで、いろんな感情で、感じてたんだと思うんで
         す。それが今であったというのは、このバンドの運命
         みたいなタイミングじゃないかと思っている。私たち
         の貯金が底をついたから稼ぎ直そうという感じなの。
         次に行くのに、違うものが必要になってきた。


  
     ―― 一家離散。


 桐生千弘  離散というより、みんな出稼ぎ。(笑)家はあるんで
         すよ。 戻ってきていい。そこにいる人はいてもいい。

船越支代美  旅に出る、って感じかな。


 須賀直美  出稼ぎに行くという表現で言えば、家にいてアルバイ
         トしにいけばいいじゃん、という気持ちもあるん
         ですよ、私はね。でも出稼ぎにいかなきゃ手に入らな
         い大金がほしい人がいればそれはガマンしろとは言え
         ないし、1人でもかけた時に家は色を変えてしまうわ
         けで、各自、得たいと思っている質とか量はちがうん
         だけどね。

 伊東憂紀  私も基本的にはここにいてアルバイトしてくる方がい
         いんだけど、みんな気持ちにムリに重なってくるとよ
         くないと思っている。

平野安芸子  今まで以上にパウが前進していきながらアルバイトを
         するというペースはちょっとついていけないし、平行
         した形でやっていくのでは足りないものを感じている 
         んです。



     ―― それぞれが、いろんな感じで不足を感じて、さらにパ
         ワーアップするために、24時間を自分をこやしてい
         く時間にしたいというメンバーが出てきたことによっ
         ての一時休止ということですね。再開するのはいつ
         だろう。



 桐生千弘  1人かけても、もうすでにベルベットパウじゃないと
         いうところに来たんだと思います。1人1人が勝手に
         して、ムリやりパウを続けていくのは意味がないから、
         5人の意志でいろんなことをしていって、気が付いた
         らまた5人になってたねっていうときがもう一度はじ
         まる時ですね。

平野安芸子  純粋な気持ちで集まらないとだめだなと。
 須賀直美  例えば、私たちは田舎者の家族なんですよ。(笑)
         街に憧れている部分がある。その憧れがあるうちはム
         リやり田舎で家族でやってても、いい形にはならない。
         外に出たい時は出て行く。


     ―― ファミリーであり続けたい?


 桐生千弘  よくいえば、こんなにわかり合ってる同志はいないと
         思うんですよ。ヘタすると自分のことより相手を理解
         してる。だから、一番居心地がいいはずなんですよ。
         それは、みんなわかっているところがあるから、さっ
         きも言ったように、ここで終わりみたいな感じはない
         んですね。



     ―― わかりあってるメンバーとやる時とちがうメンバーと
         やる時って、やりやすさ、やりにくさってあるでしょ?

                

      全  あるでしょうね
 桐生千弘  帰ってきたときに、なんてうちはやりやすいんだろう
         とか、こーいうことはこうしていこう、と思うことな
         ども、もちかえれるとは、思いますね。



     ―― 今後の見通しは


 須賀直美  私は外に出て行くことで、自分を磨こうと思っている
         ので、ライブをやっていこうと思っています。

平野安芸子  いろいろやりたいと思っています。今回のHAREM
         KORE-CHANzをきっかけに、是方さんから次
         のセッションの話をいただいているので、そういうこ
         ともやっていきます。

 伊東憂紀  私もある意味で勉強しなおすこともしたいんですけど、
         今は、自分の出来ることを限りなく追求していきたい
         ので、表に出ていってもまれながら・・・。1人っ子の
         あまったれなことがあるので(笑) 自分を向上さ
         せたいと思っています。いろんなことにチャレンジし
         てみたい。

 桐生千弘  私は、曲を書きたいですね。今まで身近なものに対
         して、曲を作る事を続けてきたので、白紙に戻って
         曲を作りたい。自分のために。できれば私も活動はし
         たいけど、まずは、曲を作る時間を思い切り自分に与
         えたいと思っています。

船越支代美  キーボードというのは、家にこもる時間の多い楽器で
         あるので、今度は音楽に対してもっと柔軟に、他の楽
         器が出来るようになるくらいの柔らかさで、いろんな
         ことを感じたい。詞を書くんでも、ハモニカ始めるん 
         でも。「音楽が好きで、キーボードを弾けたからキー
         ボードをやっている」というキーボードが好きなとこ
         ろから音楽が始まってない。それは順番が逆なんだ、
         ということに最近気がついたので、音楽というものを
         もっと感じることをしていきたい。



     ―― Fanのみなさんへ


 須賀直美  ベルベット・パウは、自分たちがやってそれを見てく
         れる人がいるというスタンスでやっていたけど、ある
         時期からお客さんという応援してくれる人たちに、支
         えられてるなーと感じてきました。本当は私たちが、皆
         さんを勇気づけなきゃいけないのに、私たちが、勇気
         づけられてもらっている。心配してくれちゃったりし
         て・・・。心の支えになってくれてありがとう。これ
         からも応援していて下さい。

平野安芸子  今まで「一緒にパウのメンバーのつもりで行こう!」
         とか言ってきて、一方的にこんな形でびっくりしてい
         ると思います。ごめんなさい。多くの人たちの声援が
         あって、ここまでこられたと思っています。育てても
         らった“思い”はお金やビッグになる事ではなく、
         音楽で絶対返していこうと思っています。パウを好き
         になってくれてありがとう。

 桐生千弘  どういう形になるかは、はっきりお約束できないけれ
         ども、又、私たちが皆さんに、音楽でお返ししていき
         たいと心から思っています。あくまでも休止ですから
         ね。



     ―― ということで、次のツアーへの気持ちを1人ずつ聞か
         せて下さい。



 桐生千弘  私たちが、一方的にこういうお話をしていますが、こ
         のツアーで、「なるほど、パウがそう思うんだったら、
         それがきっといいだろう」とみんなに納得してもらえ
         ようなものを観せます。そして、ステージで私たち
         を観られない間、私たちのパワーを貯金してもらえる
         ようなものを見せたいと思っています。

 須賀直美  今までのライブの中で、一番長いライブになる予定で
         す。アルバムの中であまりライブでお目にかかれなか
         ったような曲をお見せします。私は私の“前に伸びる
         意志”をみせます。

平野安芸子  このライブはフシメのライブで、しばらくパウを観る
         こともないと思うので、このライブを見逃さず、必ず
         来て下さい。こういう断言をしてライブをするのは初
         めてです。その分の気合いを感じてもらえるとうれし
         いです。

 伊東憂紀  私もちろちゃんと同じなんですが、また、次の機会に
         会うまでに持続するようなエネルギーを伝えたい。
         そんなライブにしたいです。

船越支代美  私自身も期待してるんですけど、言い方、見方を変え
         れば、今、すごくエネルギーを持ってる時期なんです
         ね。パウという形の中で、エネルギーが収まらなくっ
         て飛び出していくということもあると思うんです。
         ライブって、何が起こるか分からないものだから、今の
         精神力で、このエネルギーでいくツアーはたぶん凄い
         ライブになるだろうと思います。そういう意味でも、
         貴重なライブですので、是非、観に来て下さい。







 







今、ここにない “答え” を
見つけ出しに行って来ます。
“違うわたし” を見ていて下さい。

              須賀 直美

        3月3日のTOURに
      向けて、くいが残らない
      ように精一杯頑張ります。
   
              伊東 憂紀
長い間、本当にありがとう。
パウに思いのある人は 
みんな集まってひとくぎりの
ライブをやりましょう。


       
平野 安芸子

 

      

 

 

 

 

 

           私の、全エネルギーを
     放出してみんなからまた、
     たっぷりエネルギーを
     もらいたい!!
  
             桐生 千弘

 皆さんからもらったもの、
 パウからもらったもの、
 たくさんあります。
 どうもありがとう。またね。         
                船越 支代美



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