平成15年12月20日

 妻に起こされ7時にやっと目覚める。寝坊してしまった。前日に練ったプランでは7時出発の筈でしたが(笑)。急ぎ身支度を整えつつ、今更慌てても仕方がないので気持ちを落ち着かせる。予定では10時に丹沢湖に着かねばならない。朝飯は道中で採ることとし、KSRの暖機をして、いざ出発。

 土曜の朝ということもあり交通量は少ないが、車の流れは速い。すぐさま後続車両に追い付かれるが、ミラーで後ろに気配りしつつ、抜きたい奴は勝手に抜けということで堂々と左寄りを60キロ前後で走る。秋留台公園脇を抜け、新道となり高速コーナーへと変身した七曲り峠を越える。高尾街道、町田街道、小倉橋、虹の大橋と経由し宮ケ瀬湖に到着。トイレ&缶コーヒータイムとする。

 辺り一帯はこの時間、全域が日影なので震えるほど寒い。このままヤビツ峠に向かえば凍ってしまうのではないかと真剣に不安に駆られる。そのとき、ヤビツ峠方面からイタリア系大型バイク三台が排気音を響かせながら連なって駐車場に入ってきた。ロータリーを周ってKSRの後ろに停まった。実にカッコイイ光景です。KSRが冗談のように見えてしまうのは御愛嬌です。ところで、自宅からここまで一時間以上もかかっている(驚)。もうすぐ9時になってしまうではないか。先を急がねばということで、いざ出発。

 ヤビツ峠への道に入ると、沿線にはキャンプ場ガイドブックで見かけたキャンプ場がたくさん点在していて、オフシーズンとなったそれらの前を次々と通り過ぎてゆく。道は細いが舗装されていて実に走りやすいが、見通しは悪いので対向車や自転車、歩行者には十分な注意が必要だ。道はさらに細くなり曲がりもきつくなってきた。涌き水が道路を横断していた箇所では凍結も見受けられた。浮き砂や落石箇所が段々と増えてきたので、神経を尖らせつつも慎重に飛ばしてゆく。急な登り下りはないが緩いアップダウンが延々と続く。急ぐ身にはとてもしつこく感られる道だ。峠越えが待ちどおしい。ハイカーや路駐車両が増えてきたなぁといった処で、ついにヤビツ峠の案内板の前を通り過ぎてゆく。先を急ぐので、後ろ髪を引かれる想いでノンストップ。下りに入ると道路はよく整備されていて、ヘアピンカーブも寝かせて走れる状態となってました。開けた処に出ると遠方には海が…。ここまでくると気温はかなり上昇してきていて暖かい感じがする。さすがに太平洋側といったところか。下りはストレートとヘアピンが交互に続き、集中して軽快に練習走行を重ねてゆく。

 海方向へ向かう長いストレートに出た。スピードがグングンと出てしまう。道沿いのブロック塀をみるとかなりの急勾配であることが分かる。慣らし中なので、ブレーキで速度を抑える。シューというディスクの頼もしい音がこのミニサイズのバイクには不相応にゴージャスな感じがする。下り坂なので重力に押され強引に軽快に走っていますが、逆走の登り坂だったなら鈍亀となること間違いなし。

 秦野の国道246号線に出たところの昭和シェル石油のGSで3.33g給油する。これで帰路に給油の心配をしないで済む。246を西に少し走り、平沢のサークルKで冷凍の鍋焼きうどん,おむすび,ガムを仕入れる。時刻は10時少し前となった。丹沢湖での会合は10時前後とのことなので、30分ぐらいの遅れは大丈夫だろうか…。

 R246を西に進む。車が多いので前走車に尾いて素直に堂々と走る。流れは60キロ以下なので路肩を走らないで済むのはありがたい。道は徐々にバイパスの性格が強くなってきた。ついに背後には大型トラックが迫ってきた。慣らし速度の60`制限を撤廃したくなるが、ここが我慢のしどころと誘惑に逆らう。直線の広いところで大型トラック数台は僕を抜いていきました。トンネルや橋をいくつか越え、やっと丹沢湖への分岐に辿り着き右折、県道の登り勾配をマイペースで走って行くが、会合場所の無料駐車場はどこだろうか。見当をつけた辺りをキョロキョロしながら初めて走る道を不安げにとりあえず直進して行く。トンネルを抜けると左側に駐車場があったがインプレッサは見当たらない…通り過ぎた瞬間、最奥のスペースに青いインプレッサを発見、すかさずUターンして駐車場に入り奥に進んでいくとツートンカラーのインプも停まっている。向こうもこちらを見ている。間違いない、やっと会合場所の丹沢湖畔に到着しました!

 少々緊張しながらインプレッサ脇にKSRを停める。歩み寄ってきた男性から「始めまして、ときじです」と丁重な挨拶をいただきました。想像したとおりの好印象な方なので安堵〜。初めて会ったと感じさせない気遣いをいただき、続いてツートンインプのT―NAO氏を紹介していただきまして、輪のなかに入れていただきました。丹沢湖畔は気温の低さ以上に強風の影響でかなりの寒さです。御両人とも車を大切にされていて、特にときじ氏所有の新車の青インプは輝いて見えました。小生のテリオス号は子供の手垢だらけ…(笑)。しばらくしてZZ1100Rにお乗りのTOMO氏が登場し、とても笑わせ上手な話術に場が和みます。続いて白インプ乗りのちょっとクールなTOSHI氏が登場、薄着がとても寒そうです。

 ときじ氏の「そろそろ始めましょう」の一声で、コンビニ鍋焼きうどんに火が入ります。風が強いので風防を立てて一口カセットコンロ一基で順番に調理していきます(笑)。初顔ということでお気遣いいただき、最初におにぎりとセットで熱々の鍋が廻ってきました!風に熱を奪われスープを飲み干す頃には冷めてしまいましたが、空腹の腹には美味しかったです。それから皆順番に食べてゆきます。ときじ氏の分が無くなってしまい、カップラーメンを食べられておりました。そうそう、僕は一応冷凍鍋焼きうどんを持参したのですが、ときじ氏の『あるから食べてください』というお言葉に甘えて御馳走になってしまいました。僕の冷凍鍋焼きうどんをときじ氏に薦めたのですが、『時間もないので』と丁重に遠慮されてしまいました。薦めるタイミングも悪かったかもと反省…。その頃、なおすけ氏が道中に立ち寄られて丁寧に挨拶をいただきました。

ときじ氏,TOMO氏,T-NAO氏

 近くの中川温泉に行くことになり、ときじ氏を先頭にTOMO氏,T−NAO氏,僕,TOSHI氏と続きます。4,2,4,2,4輪の隊列は不思議な光景でした。インプレッサとリッター超バイクの隊列に場違いなKSR110が同居させてもらっているのです!先頭のときじ氏はKSRのペースで走ってくれています。ゆっくりと整然とクルージングする隊列というのは実に優雅です(そう思っていたのは僕だけかも・・・だって動くシケインKSR・・・笑)。山々には心地よいスバルサウンドが響き渡っています。

 中川温泉では熱い湯船のなか5人の男達による車、バイク、家庭、他の真に熱いトークが展開されました。T−NAO氏は僕の自宅からそう遠くないところにお住まいで、しかも苗字が一緒ということが判明し、当事者間だけのローカル地理ネタや、戦国大名の話題が出て、先祖は九州かなぁなどと盛上ります。温泉の廊下に甲冑が飾ってあり、誰が言ったか『これ着てバイクを走らせたらどうかなぁ』に一同は甲冑に熱い視線を注ぐ!?『いや、捕まるよ』などと真面目に議論になるのが楽しい。スバル乗りの人達はやはり理論や議論好きな方が多いのですね。僕はスバル乗りではありませんが議論好きなので、肌が合うように思います。温泉から出たところで山サンダー氏が立っていました。『山サンダー、さっきのスバルサウンドはやはりおまえだったかぁ』といった感じでその場が和みます。僕にも丁重な挨拶をいただきました。

 しばしの談笑ののち、唯一高速道路に乗れない僕のために帰路の心配をしていただき、ルートのアドバイスをいただきました。解散となり皆と別れを告げて家路へと向かいます。しばらく走るとミラーに眩いヘッドライドがぐんぐん近づいてきます。インプレッサ軍団です。抜かずに僕の後ろをついてきます(汗)。下り坂なので速度は乗れるのですが慣らし中の為60`〜70`走行です。後ろの皆さんゴメンなさい。ふと青いインプが路肩に停まっている。あっと思ったときには通り過ぎていました。ときじ氏に挨拶できなかった。後ろのインプ軍団はときじ氏の後ろへ停まったようです。

 R246は車が多いので流れが遅く助かりました。しばらく走るとミラーにやけに低い位置にライトのあるバイクが接近してくるのが写りました。赤いKSRUでした。抜かずにずっと僕の後ろをついてきます。2サイクルと4サイクルのKSRサウンドを響かせてランデブーとなりました。何処の誰かも知りませんがツーリング中ということもあり連帯感のようなものを感じます。向こうも同じような気持ちを抱いていてくれるのかななどと想像してしまいました。しばらくの後、赤いKSRUの右ウィンカーが点滅し僕を追い越しぎみにして右に曲がっていきました。背中には大きなリュックサックを背負っていました。

 TOMO氏の予想どおり、R246は大渋滞となりました。我慢できず、ビックバイク3台の後ろを路肩の人となり、スイスイと四輪を抜いていきます。県道64,63,48号と走り、無事帰宅できました。

 オフ会を振りかえってみて、皆様とは初顔合わせながらも、とても気さくに良くしていただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。これも主催者であるときじ氏の人望によるところが大きいのではと思います。

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