平成16年4月25日
近頃、チェーンの微かなノイズが気になっていました。
納車から早いもので5ヶ月、チェーンのメンテをしていませんでしたので、キレイにして潤滑性の回復をいたします。
メンテにあたり、呉工業CRCシリーズの
CHAIN CLEANER(洗浄剤)
SUPER CHAIN LUBE(潤滑剤)
5−56(GO GO LUCK!)
を用意いたしました。
作業のため、ビンケースで後輪を浮かせます
林道走行などにより汚れています
後輪を手で回転させながら、クリナーをノズルでチェーンに吹き付けて汚れを落とし、ウェスで残った汚れをふき取ります。
後輪を手で回転させながら、潤滑剤をノズルでチェーンローラー側面・サイドプレート間に塗布します。ウェスで余分な潤滑剤をふき取ります。
その結果、チェーンは見違えるほど美しい輝きを取り戻しました。
綺麗になりました!
ミラー付け根の台形ナットとの隙間に微かにサビが発生していたので、5−56をノズルで塗布し、ふき取ります。ほぼ、サビはなくなりました。
ミラー付け根ナット部隙間にサビが・・・
チェーンメンテの効果を確認するため、試運転?ついでに散髪もしようということで出掛ける旨を妻に告げると・・・
妻「幼稚園参観があるので美容室に行くから、終わるまで出掛けるのちょっと待ってって」
私「だって、俺、もう出掛けちゃうけど・・・」
妻「あなたは遊びで、私は子供のため、どっちが優先かしら」
私「おっしゃる通りでございます」
ということで、妻が美容室から帰ってくるまで、子供達と御留守番することになりました。
息子達二人とプラスティック製の亀形の砂場で遊んでいると、長男坊がどこからか水鉄砲をもってきました。「洗ってあげるね」と言いKSRに向かって発射!「あ、昨日洗ったかりだから、やめて・・・」と制止します。今度は次男坊がサラサラに乾いた砂を上空に向かって撒いています!「昨日洗ったかりだから、やめてね・・・」とKSRを端っこに移動します。あれ、XF342号のフロントフォーク上端に砂が盛ってあり・・・ます・・・。んんんんんん・・・コ・・・父親の心ここにあらずということを子供達は察知し、アピールしていることに気付きました。「お父さんの大事なものにイタズラするなよな」と一応叱り、その後は子供達と遊ぶことに集中します。
妻がやっと美容室から帰ってきました。
試運転に出掛けます。いつもの福生の理容室に寄り、散髪してもらいながら『ドカ900SS』に乗っている店主と「男のロマン」について熱く?語り合うこととなりました。
理容室助手の奥様に、髭を剃っていただきながら「男のロマンをわかっちゃいないんだよね〜とか旦那様は言うのだけれど、本当はわかってあげたいのだけれど、その前にすることあるでしょ・・・と、つい言いたくなっちゃうのよね」・・・・・・ニヤリと笑みを浮かべる店主・・・・・・その微妙な駆引き・・・・・・同感です。
理容室を後にし、さてどうするかということで、しばしの思案。とりあえず名栗方面に向かうことにしました。
新奥多摩街道を西へ進む。サンデードライバーが多いようで、流れが遅い。信号待ちで次々パスします。東青梅で成木街道に入ると、車の数も少なくなり、快適なペースで走れるようになりました。すれ違うバイクは場所柄かフルサイズのオフ車が多いです!
明治時代の吹上随道を久しぶりに見ようと側道に入った少し先で、浮き砂利にフロント&リアをあっさりもっていかれ、反射的に足を着き立ち直りました(大型バイクなら足を骨折?)。その先の民家前で住民の方と思われる路駐車があり、通れそうにもないので引き返します。一旦、成木街道に戻り、旧吹上随道への今となっては側道に入ります。舗装路ですが道はけっこう荒れています。旧吹上随道が見えてきました。10代のバイク時代や4tダンプのバイト運ちゃん時代にはこのトンネルをよく通っていたのですが、新道が整備された今となっては通っていたのがウソに思える程、狭く感じてしまいます。実はここのトンネル、昔・旧・新と三段に重なっていて、時代の移り変わりをトンネルで体感できるという名所でもあります。
旧吹上随道
少々?荒れていて薄暗いのですが、トンネル内部は一応明かりも点灯しています。鬱蒼とした樹木と風化したコンクリートがちょっと私を不安にさせますが(冷)・・・。
よし、ということで旧吹上随道に突入いたします。中はやっぱり暗くて、KSRのヘッドライトでは実に頼りない感じです。落下物に注意しながら、慎重に進みます。随道を抜けると、ホッと一安心!荒れた旧成木街道を下ってゆきます。
道は民家も途切れ、気持ちのよいiワインディングとなってきました。懐かしい光景でもあります。今から20年程前、16,7の頃にAR50やRZ250Rでよくこの辺を往復していました。今でも年に1〜2度は四輪でここを通りますが、2輪で来てみると印象はずいぶんと変わります。
旧?『成木』見学コーナー
小沢トンネルを抜け、名栗村に入ります。そこそこ急なダウンヒルを右に左にセイフティー&スピーディーに駈け抜けてゆきます。右ヘアピンでバンク中、左路肩にむか〜しのRD50?+若いライダーさんの見学姿があり、対向車線を伏せて登ってくるのは泥除け類を撤去し軽量化?したカブが攻めの走りをしています。二台はお仲間のようで、ここで遊んでいる模様です。
名栗村の川沿いの田舎道を快調に進み、『さわらびの湯』前を通過して、名栗湖への急な坂道を登ってゆきます。トコトコと・・・。
湖畔の自販機で温かい缶コーヒーを買い、堰堤で一服です。風が強いです。何故か二台のパトカーが湖畔の道を巡回しています。上空には陸上自衛隊の輸送ヘリ『CH−47J』3機編隊がドダバダドダバダと通過してゆきます。少し先では先客のオフ車5台の若いライダーさん達が林道走行後という感じで楽しそうに盛りあがっています。
有馬ダムであります
このまま、広河原逆川林道に入ろうか・・・とも思案しますが・・・。有馬ダム(名栗湖)を後にして、正丸方面に行くことにします。
山の頂きの巨大な白い観音様を左に見ながら、旧国道を北に進みます。天気も良いし、快適な走り日和と思った矢先、登りの峠道をノロノロ走る四輪車の群れに追いついてしまいました。その最後尾にはカスタムハーレーが低い排気音を響かせて、ギクシャクしたペースで走る四輪の後を走りにくそうに追走しています。トルクのある『ハーレー』はスロットルのみでズドドドドと余裕そうですが、我が『KSR号』はギアを上げたり下げたり忙しいです。山伏峠を越えると、ギアチェンジは楽になりましたが、ノロノロ運転はつづく・・・。
正丸への峠道をトコトコと登ります。「おっバイクがたくさん路駐している。これってギャラリー?・・・」と疑問符で前を通過してゆくと、パッパッパッパッカ〜ンンッと、2ストロードレプリカ達がすんごいスピードでやって来てすれ違います。昔は私もきっとあんなだったのです・・・が、今となってはとてもあんな運転は「心頭滅却」してもデキマセン。
正丸峠に到着。おおっKSRUがいるではないですか!えーとライダーさんは何処でしょうと辺りを見まわすもそれらしき方は不在のようです。で、記念に一緒に写ってくださいということで。
正丸峠 『KSRUさん』&『KSR110』
食堂で美味しい肉うどんをすすり(ゴージャス)、冷えた体を温めます。このお店、女将サンの愛想が良すぎて、ちょっと恐いです。某和田峠の女将サンも・・・。峠の食堂の共通項だったりして(笑)・・・気持ちはわかるんだけど・・・ちょっと商人モード濃すぎ・・・かな?・・・どうでしょう?あ、でも味は美味しかったですよ!
スバル・SVXの方が愛車の写真を撮ってらっしゃいます。ピストン走行の走り屋さんも元気です。熱々カップルオフ車さん、やま屋さん、ハイカー、チャリダー、いろんな人が通ります・・・峠の群像・・・仕事の人は下のトンネルを通ります。
正丸峠を東に下り、正丸トンネルをくぐり抜け、R299を西へ。芦ヶ久保で右に折れ、地図を読み読み標高を上げてゆきます。路面に四輪と二輪の文字ペイントがあります・・・これはいったいなんだろうと進むと、凸凸凸の舗装が施してあり、二輪は凸凸凸の脇を通る仕掛けになっていました。ボ〜と走っていたら股間をタンクに確実に撃たれていたでしょう(笑)。危ない危ない。
秩父の山並みを望む
奥武蔵グリーンラインを走ります。だいたいは尾根道ですので、見晴らしは良いです。一旦この尾根道に登ってしまえば、道幅は狭いですが登り下りも緩やかでワインディングな楽しい舗装路です。実はこの奥武蔵グリーンラインという道は、直線距離にして10キロ程の区間に峠が6つもあります。
快調に走っているとゆっくり走る四輪車に追いつきます。「お先へどうぞ」と道を譲ってくれます。「ありがとう」と抜かして快調に走ってゆくと「おっと峠だ」と記念撮影している間に、先程の四輪車が通りすぎてゆきます。走り出すと四輪に追いつき、抜かし、峠で抜かされ・・・。さすがに、時間調整をしてしまいます(笑)。
ここの舗装路をバイクで走るとあっという間ですが、歩きですとハイキング(登山)道があるので、峠越えも実感できるかもしれません。枝道で多数の林道があるようなので、今度コソコソと走ってみたいと思います。
それでは、峠を一気に!
大野峠
刈場坂峠
木義峠・・・?・・・
飯盛峠
傘杉峠
顔振峠
あっという間に多くの峠を越え?・・・通過?・・・しました。
なるほどぉ
陽も傾いてまいりました。温かいコーヒーが飲みたいのですが、店にも自販機にもホットがもうありません。寒い〜。試運転?で来たので、コーヒーの装備もなく・・・。
顔振峠を後にし、標高をグングンと下げてゆきます。山の夕暮れは早く、日影のコーナーは見通しも中途半端な時間帯なので注意が必要です。対向車は少ないですが、インカットやオーバーランしてくる普通のドライバーがいるので、気は抜けません。おっとMR−Sがカッ飛んできてすれ違います。
鎌北湖に到着です。お土産屋さんにブラリと入ると、カップのホットコーヒーがあるではないですか(冷たい缶コーヒーを買った直後に気付いた・・・)。湖畔の堰堤で紙カップの熱いコーヒーをすすります。冷えた体に熱いコーヒーというのがいい感じです。
鎌北湖堰堤土手・アヒルと鴨とボート達
鎌北湖堰堤の夕暮れ
夕暮れの鎌北湖を後にし、そろそろ我が家へ帰ることにします。主要地方道30号飯能寄居線→飯能市街→県道218号→瑞穂町→国道16号と順調に走り、夜7時頃、帰宅。