誰でも良いです。
助けてください…。
祐一さん。
助けてください…。
お姉ちゃん。
助けてください…。
助けてください……。
<助けて欲しいです>
もう一歩も動けません。
ここから一歩も動けません。
だから誰か助けてください……。
ここに居たくないです。
自分の部屋に戻りたいです。
だから誰か助けてください……。
奇跡が起こるのなら…。
奇跡を起こせるなら…。
私を助けてください……。
祐一さん…。
お姉ちゃん…。
私を助けてください……。
恐いんです。
とても恐いんです。
動けないんです。
体が動かないんです。
黒いんです。
とても黒いんです。
誰か私を助けてください。
カサカサ…カサカサ…カサカサ…。
動きました…。
バサバサ…バサバサ…ブーン…。
飛びました…。
ゴキブリが居るんです。
キッチンに居るんです。
たくさんたくさん居るんです。
飲み物なんて飲みに来るんじゃなかったです……。
祐一さん。
私、どうしたら良いですか?
お姉ちゃん。
私、どうしたら良いですか?
もう眠いんです…。
もう寝たいんです…。
私…もう疲れました……。
カサカサ…カサカサ…カサカサ…。
バサバサ…バサバサ…バサバサ…。
ガサガサ…ガサガサ…ガサガサ…。
ブーン…ブーン…ブーン…。
祐一さん。
お姉ちゃん。
奇跡は起きないから奇跡って言うんですね………。
ガサガサ…バサバサ…カサカサ…ブーン…。
後書き
実はこのSSに俺は自信を持ってたりします(^^;
実際SS掲示板に投稿したときも、反響が結構ありましたし。
ギャグはあまり得意じゃない俺にとって、この作品をジャンルで分けるとするならば『シリアスギャグ』って感じですね♪
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