Versio latina
Slovianska versija
クロアチア語はクロアチア共和国のクロアチア人が話すスラブ語族に属する言語である。隣国セルビア共和国のセルビア人が話すセルビア語とほぼ同じである。セルビア語はキリル文字、クロアチア語はラテン文字用いて書く。
第一主動詞が支配する第二動詞としてセルビア語では接続法、クロアチア語では不定法を用いる傾向が見られる。第二動詞を接続法にする習慣はアラビア語、ペルシア語、ギリシア語、ブルガリア語、そして例のセルビア語に見られ、かなり一般的である。だれがこのような変てこな習慣を最初に導入して近辺諸国にもたらしたのか、以前解明が付いていない。
不思議なことはバルカン半島を数百年に亘り支配続けたトルコ人の言葉、トルコ語は不定法を用いていることだ。又、アラビア半島の中でイスラエル国の国語として古典ヘブライ語から半ば人工的に作られたヘブライ語も不定法を用いている。ということで、トルコ人やユダヤ人が接続法の守護である可能性はほぼないように思える。
ラテン語は従属節内では陳述内容が「疑惑」、「願望」、「命令」等の雰囲気がなくてもほぼ常に接続法を用いる傾向があり、「接続法過多症」的言語といえそうだ。
そのような中でクロアチア語は我々が「水」や「空気」のように自然な物として受けいれ、慣れ親しんでいる不定法を守り抜いているヨーロッパ南端の不定法言語国境を成しているということになる。