インテルリングア語は主にロマンス諸語で共通に使用されている言葉を土台に作り上げた人工語であり、ロマンス諸語の源であるラテン語からの借用語も幾つかある。このような借用語はロマンス諸語で使用されなくなったものである。ロマンス諸語からラテン語に学び進む時にロマンス諸語が役立たずになっている部分であるため、インテルリングア語はラテン語を習得する上でこのような間隙を埋めてくれるためロマンス諸語より大きな手助けとなっている場合があるのである。そのため、生きているインテルリングア語を日常的に話すことによりラテン語の単語に自然に慣れ親しむことができ、あれほど難攻不落のラテン語を面白いほど簡単にマスターすることができるのである。
インテルリングア語は本来国際共通語として役立てることが目的であるが、それにはエスペラント語やイド語との競争の中で賛否両様の意見で評価されているが、この公的目的を一端脇に置いて個人的需要に当れば、素晴らしいメリットがそこにあるということになる。そもそもラテン語習得に役立つ人工語はインテルリングア語に限らず、エスペラント語やイド語もあるが、インテルリングア語はこれらの人工語の中で一番自然主義を取っているため、元来のラテン語の単語と余り変わらないか、全く変わらないままのラテン語借用語を使用しているため、ラテン語攻略には抜群の貢献をしてくれている。エスペラント語やイド語はインテルリングア語より人工的に図式化されているため、自然語、特にロマンス諸語を知らない人にも学び易いのは事実である。又、インテルリングア語ほどではないがこれらの人工語もラテン語攻略には役立っている。要するにラテン語を早くマスターしたいと思ったならば、できれだけインテルリングア語、イド語及びエスペランド語という全ての三大人工語を学んだ方か良いのである。
インテルリングア語は余りにも自然語のロマンス諸語に似ているため、ロマンス諸語を母国語とする国民はインテルリングア語で書かれた物を何の予習もなしに90%以上理解できる。そのために皮肉なことに彼らはインテルリングア語を学ぼうとしないのである。逆にロマンス語に縁のない国民は自然語とほぼ変わらないほど統制の取れてない非図式的であり、且つロマンス語偏重主義の言語であるインテルリングア語を学ぶのを潔しとしない反発的傾向があるのは否めない。
もしこの世の中で人類のために役立つ人工語があるとしたならば、その言語は俗世の個人的欲望をも満足させる人工語であるかも知れない。エスペラント語は既に多大な話者人口を誇っているので、交友範囲を広げたいとか、将来の伴侶を捜し求めたいというならば、一番理想的な社交のための人工語学習仲間を展開してくれるかも知れない。
要するに人工語の力を借りてまでラテン語を攻略することにより、その中からラテン語のような希少言語を学習又は愛好する仲間を含む広い社交の輪を展開するのか、それとも手っ取り早くエスペラント語、あるいはイド語の仲間に加われるのかが問題とされている感がある。
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