イタリア語を話す時のコツを段階的に説明します。
1) ( )
Parlare italiano / è facile.(イタリア語を話すのは簡単です)
  このままでも勿論立派なイタリア語です。/の前の部分が主語(命題の部分)であり、/の後の部分が述部(結論の部分)です。
2)
È facile (/) parlare italiano.
  これは述部(結論の部分)を先出しにしたいわば「結論優先型」の文章であり、これは西洋言語に一般的に見られる発生頻度の高い語順です。ところで「
parlare italiano」という不定詞句中の「parlare」という不定詞は何格不定詞ですか?。実はこれは「主格不定詞」です。parlareの前は( )であり、つまり前置詞がありませんから、前置格ではありません。
3)
Io comincio A parlare italiano.(私はイタリア語を話し始める)
 この場合、「
A parlare」は「A」という与格前置詞が付いていますから、「与格不定詞」です。積極的に何等かの行動を起こす時に使われるので「積極与格不定詞」と呼ばれています。
4)
Io smetto DI parlare.(私は話すのを止める)
 この場合、「
DI parlare」は「DI」という奪格前置詞が付いていますから「奪格不定詞」です。消極的態度を表し、何等かの行動から逃げようとする意味合いを持ちます。
5)
Io mangio PER vivere.(私は生きるために食べる)
 この場合、「
PER vivere」は「PER」という「希求格前置詞」が付いているため、「希求格不定詞」です。「〜するために」という目的を表します。
6)
Io leggo un libro difficile DA leggere.(私は読む難い本を読む)
 この場合、「
DA leggere」は「DA」という「奪格前置詞」が付いているから、「奪格不定詞」です。奪格は「〜という点に限って」というように一定の範囲に絞り込む効果を生みます。
6)
Io comincio COL parlare italiano.(私はイタリア語を話すことから始まる)
 この場合、「
COL parlare」は「COL」(con + il)という「随伴格前置」が付いていますから、「随伴格不定詞」です。「〜することにより」という手段を表します。

 イタリア語を攻略するなら、不定詞の格の特定からというを「格言」にしたいと思います。
この他、イタリア語について疑問点がありましたら、
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