ペルシア語はアラビア文字で書きますが、印欧語族に属します。とはいえ、アラビア文字で書くくらいですから、ペルシア語では多数のアラビア語の単語(50%に迫るこも知れません)が使用されています。
形容詞や名詞の格変化と呼べるほどの物はありません。
対格の名詞には、それが確定目的語(英語では定冠詞"the"がついているので一目瞭然)である場合、そのことを示すために"-RA"という確定目的格助詞を接尾辞として付け、例えば"THE
BOOK"は"BOOK-RA"のようになります。この"-RA"がないかぎり、"a
book"の意味になってしまいます。"A
CERTAIN book"のように不確定さを強調したい場合、BOOKの背後に"-y"(不確定助詞)を密着後置し、"BOOKY"とします。実際のペルシアではbookにはアラビア語からの借用語ketabを用いますから、"ketab-ra"が「その本を」、"ketab"が「一冊の本は」、「一冊の本を」、"ketaby"
「ある一冊の本は」、「ある一冊の本を」といったところです。
所有格としては被修飾語名詞の背後に"-ye"(所有格助詞)を後置します。"the
door of the house"は"door-ye house"のようになります。ペルシアには定冠詞がありませんから、"door"といえば、"a
door"なのか"the door"なのか主格(〜は)の場合は区別が付きません。
動詞の人称変化はありますが、極めて規則的で気持ち良いくらいにスパスパ覚えられます。
不定詞の変わりに接続法を多用する傾向はギリシア語やアラビア語を彷彿とさせます。
語学に野心を燃やす貴方もペルシア語に挑戦して見てはいかがですか。