Version romanica

ロマニカ語(以下「Romanica」と呼ぶ)は古典ラテン語を含むロマンス諸語を基盤に作られたインテルリングア語(以下「Interlingua」と呼ぶ)という人口語から派生した人工語であり、現在最も進化した人工語である。Skype上で毎日のように筆記チャットが行われている。
 一般に何等かの人工語を世界に普及させようとする運動の中で分派が出来ると分離主義者とか破壊工作主義者とかレッテルを貼られがちであるが、その意味ではRomanicaも例外とはいえない。
 しかし、Interlinguaが既に自然語に極めて接近している最中に更に格段の自然さを持たせたRomanicaは人工言語の美しさの極みともいえるほど見るからに美しく、一度この世界に入ると二度とは戻れないかも知れない。
 又、自然さを追求するなかで古典ラテン語に益々近づいているため、ラテン語とどこが違うのかといいたくなるくらいである。Romanicaにはあのラテン語に見られる煩雑な名詞、代名詞及び形容詞の格変化こそないが、男性名詞及び女性名詞並びに中性代名詞といった性別が復活されている。このほか動詞は活用さえ復活されているが、ラテン語に見られる多数(五種類)の変化のパターンは見られず、三種類に絞られているいるほか、不規則変化はほぼ先ず存在しない。従って、ラテン語の美しさと表現力の豊かさを保持していながら、ラテン語て較べると嘘のように簡単にマスターできる。なにしろ、理論的にはこうなるはずだと思っているのがそのまま文法になっているので、自分が文法のような物である。
 そのような背景からラテン語を制覇したい者にとってはRomanicaは最も理想的な学習支援ツールといえる。一つ具体例を挙げると:
Spero dum spiro(呼吸している間は希望し続ける). 
という有名な下りがあるが、これは果たして何語なのか?ラテン語それともRomanica?答えは「この文章はそのままでラテン語でもあり、ロマニカ語でもある」のである。
 Ego comincio nunc ad apprender romanica (私はロマニカ語を今習い始める)。この美しい響きが味わえれば、貴方は語学に相当長けているといえる。人口語の中でRomanicaはイド語と並んで最も簡単に最も美しく発音できるように工夫している。

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