me & teacher
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夏の間に3キロ太った

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trash text  ラブ・ポップ・スーサイド(06/09/16)

 ガールズ(24さいだけど)ロックバンドで活動中のフリーターの後輩と飲み屋でこんな話をした。

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後「・・・ところで先ぱい、今日は先ぱいにひとつお訊きしたいことがあるのです」

あ「聞きたくないが、なんだ」

後「先ぱいはカラオケに行ったことはありますか?」

あ「・・・馬鹿にしてんのか。あるよ」

後「ええっ、あるんですか!!!!」

あ「・・・そんな驚くようなことか」

後「先ぱいってそういうのキライかと思ってた。」

あ「キライでもスキでもないよ。誘われたらついてくって感じだよ」

後「えとですね、じゃあ先ぱいってなに歌うんですか?」

あ「何って・・・何だろう」

後「頭脳警察の“ふざけんじゃねぇよ”とかですか?」

あ「カラオケにねえよ」

後「じゃあじゃあ、遠藤ミチロウの“渚の天麩羅ロック”とか?」

あ「あると思うか? カラオケに」

後「思いません。」

あ「大体なんだ、なんで急にカラオケなんだよ」

後「実はですねー、あたし来週コンパなんですよー」

あ「結構なこって」

後「そんでその二次会が、たぶんカラオケなのです」

あ「それで?」

後「そうゆうコンパの二次会のカラオケなんて何を歌っていいのかわかんないんですよー。流行の歌とかってわかんないし」

あ「好きなの歌えばいいだろうがそんなもん」

後「でもピンときた男の子とか居たらホワイトゾンビとか歌えないですよー」

あ「・・・ホワイトゾンビなんてカラオケにあんの?」

後「あるんですよーそれが! びっくりですよ!」

あ「日本に歌うやつどれくらい居んだろな」

後「はいはい、あたしあたし! “モア・ヒューマン・ザン・ヒューマン”歌っちゃいました!」

あ「じゃあ今度も歌えばいいじゃん」

後「いやいやいやいや。そこはそれ、TPOってやつですよー」

あ「たかがコンパじゃんよ。どうせあんたが変態系のバンドやってるってことは自己紹介かなんかでアピールすんだろ」

後「しますよー。でも木村カエラちゃんのみたいなバンドですってハッタリかます予定ですけどね!」

あ「じゃあ木村カエラ歌えよ」

後「あんな高音出せません!」

あ「ああもう、じゃあ知らねえよ」

後「ねえねえ、先ぱいだったらこうゆうコンパのカラオケで何歌います?」

あ「何って・・・何だろう」

後「あっそうだ! ねえ先ぱい、いまからカラオケ行きましょう! そしてふたりで作戦を練りましょう!」

あ「ええ? おまえとかよ? って今からかよ?」

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つづく(予定)

 

 

trash text  フラワーズ・マスト・ダイ(06/06/03)

 こないだ友だちと連れ立って、数年ぶりに京都に行ってきた。 京都つっても特に名所に行ってみたりとかはなく(でも京都タワーには行ったな)、ただ河原町とかそのへんをぶらぶらしながら適当にお茶を飲んだり飯を食ったりとか、そんな、別に京都じゃなくてもいいじゃん、な感じの京都散策だった。

 その途すがら、どっかの洋服屋に入った。それで、なんか気に入ったTシャツがいちまいあったので、それを買うことにした。

 で、そのお会計のとき、店員のおねえさんが、

「ポイントカードを発行しませんか? ポイントがいっぱいになると10%オフのサービス券として使えてお得ですよ」

とニコニコ顔で薦めてきた。

 そこであたしは、まったく悪気はなかったんだけど、ついこんな言葉を発してしまったのである。

「いや、たぶんもう来ることないと思いますんで」

 そのときのおねえさんの、「え、あ、そうですか・・・」的な苦笑の表情を見て、あたしは、あっしまったなんかめちゃ身も蓋もない断り方だった、と気が付いて申し訳なく思ったんだけど、そのときのおねえさんの表情を思い出すたび、なんか笑ってしまうのでした。

 

 

trash text  あなたがここにいてほしい(06/05/18)

 ファミレスとか居酒屋とかに行くと、順番待ちのために名前を訊かれたり用紙に書かされたりすることがあるじゃねッスか。席が空いて順番がきたら、「2名でお待ちの○○様ー」とか呼ばれるやつ。

 だけどあたしはこういう風に、自分の名前を大声で、大勢の人にも聞こえるように呼ばれるなんてのが好きでなくって、たとえば病院で薬を貰うために「○○さーん」とか呼ばれるのも好きじゃないんですね。そりゃまー、そんなん別に誰も聞いてやしないとは思うんだけども、なんつうのかな、気恥ずかしいつうか、とにかく好きじゃないのだ。

 だからこないだ、友だちとふたりで近所の洋風居酒屋に行って、入り口でこうやって順番待ちの名前を用紙に書かされることになったとき、上で書いたような理由からやだなぁと思ったあたしは、ふと思いついて、ぜんぜん違う名前を書いてやろうと思った。つまり偽名。こうすりゃ当然呼ばれるのは自分の名前じゃなくなるから、とても安心だ。偽名を使うことについては、後ろめたいような、罪悪感とまではゆかなくてもそれに似た感じの気分もちょっとあったけど、なんかちょっとしたスリルみたいなのもあったし、実行してしまうことにした。

 それから15分後。店員が、「2名でお待ちのウエダ様ー」と入り口の椅子に座って待ってる客連中に向かって呼んだ。でも誰も動かない。「ウエダ様ー、居られませんかー? ウエダ様ー」と店員は困ったように連呼。周囲の連中もちらちら辺りを目で見回しながら訝しげな顔。「2名でお待ちのウエダ様、おられませんかー?」繰り返す店員。あたしはそれを聞きながら、誰だよウエダって、何してんだよ、さっさと行けよ、トイレかよ、順番詰まってんだよ、えいもう飛ばしちまえ次いけ次、と苛立たしく思ってたのな。

 ・・・で、もうバレバレだとは思うけど、そのウエダってのが、用紙にあたしが書いた偽名だったのね。呼ばれてから20秒くらい経ってやっとそれに気付いたあたしは、慌てて友だちと飛び出した。

 周囲の、「なんで呼ばれたときすぐ出てかなかったんだコイツラはよぉ」的な視線がとても痛かった。

 

 

trash text  クレイマー・クレイマー(06/03/25)

 まさかまたこのスペースで何かを書く日がくるとは思っていなかったが、ここ1ヶ月ほど、なんとも納まりがつかない気分の日が続いているので、書く。

 それはあたしの友人のことなんだが、去年の10月6日に書いた、blogで日記を書きたいんだけどナニ書いたら分かんないー、って言ってたアイツが、昨年の11月末辺りからついにblogを始めたのだ。そのURLはあたしんところにも連絡されてきたのだが、その内容は、まあ、独り身オンナにありがちな内容というか、デジカメで撮った昼飯の画像やら、デザートやら、映画が面白かったとか、今度どこそこであるなんとかというイベントが楽しみ〜♪とか、まぁそういう大した中身があるとは言えないモンだ。だからその開設当初は閑古鳥もいいとこで、律儀にコメントをつけるのはあたしくらいだったのね。

 ところが、だ。それがここ最近、2月の半ばくらいかしらね、になって、そのblogに妙に来客が増え始めたのな。その友人もしばらく文章を書いてるうちにこなれてきたのか、コツを掴んできたのか知らんが、なんかだんだんカワイコぶった内容になってきやがったなとは思ってたんだけど、なんちゅーか、そこに「取り巻き」が出来てきたようなのだ。おどろいたことに。そして、そうした飯やパンや駄菓子の報告日記に、「うわあ、美味しそうですね〜」「わたしもお腹空いてきました〜(#^.^#)」とか、そんな、くわああああああ!!!!! と悲鳴をあげたくなるような、予定調和的なコメントがじゃんじゃん付くようになってきたのである。3件や4件じゃないわよ、25件から30件もよ。しんじらんねー。

 しかもそうこうしてるうちに、そのblogの最古参であるはずのあたしが、なーんかコメントとかし辛いような、なーんか居辛いような、そんな、いかにもコミュニティ的な空気が形成され始めてきて、また友人は友人でちやほやされっと気分がいいのだろう、どんどんそういうコミュニティを広げるべく相互リンクは増やすわ何やで、あたしなどは置いてかれた感じなのだ。

 キー!!! クヤシイ!!! なんかクヤシイ!!!! だって、あたしだってまあ一応、こんなスペースで、ペースはいまや半年に一回というような具合だけど、むかしはそれなりに定期的にやってたつーに、そんなちやほやされた覚えなどないのに!!! それをば、数ヶ月前に始めたばかりのブロガーごときが、あっさりとちやほやされているじゃあないのよ!!! なによこれ!!! これなに!!!

 なんだ、やっぱりオンナは、ぐだぐだとした恨みつらみ節や小噺を書くのではなく、「むー。つかれたのだー。」とか、「何かに夢中になってるってステキなことだよね。」とか、「やっぱりおいしいものって元気出るっ^^」とか書くほうがええのんか?? くそっ!



 だから、ワタシも、アキちゃんに触発されて、いっそblogスペースでも借りて、カワイコぶった日記でも書こうかなーって考えてる。見に来てくれた人をホッとさせられるような、そんなスペースを作りたいなって思ってて、でも難しいよね。それって。ステキな映画に、本に、音楽に。おいしいものに、キレイな場所。そんなのを、きてくれた人といっしょに、分かち合って共感し合えるような、そんな場所が作れたらいいなーって、思ってます。

 くわああああああ!!!!! やっぱ無理!!!!!!!!

 

 

trash text  意味なんてどうでもいい、わたしにとって特別なものだというだけ(05/12/14)

 あたしと友人のツネコ(仮名)との間では、いま「ちょいワルオヤジ」が熱い。

 だってよくない? ちょいワルオヤジ。その括りの曖昧さ加減もさることながら、語感がサイコー。じゃない? 思わず、口に出して発音してみたくなんない? ちょいワルオヤジ。「何が“ちょい”だよ」って突っ込みたくなんない?

 とりあえずそんなわけで、最近あたしとツネコ(仮名)は「街で見かけたちょいワルオヤジ」探しに余念がない。ヒマさえありゃ、メールでちょいワルオヤジ報告をしてるのだ。


「昼休み公園のベンチで弁当食べてたら、『ふざけんなよ! おまえそれでもウチの営業マンかよ! 無理です、っつう前に打開策を考えようとも思わねえのかよ!! ああァ??』と携帯電話片手にマジギレ口調で叫ぶダブルのスーツ姿に角刈り・金時計のオッサンが前を通った」

 ちょいワルオヤジだ!

「保険料を納付しに市役所いったら、社会保険課の窓口にジャージ姿に阪神帽のオッサンが居て、物凄い剣幕で職員に絡んでいた」

 ちょいワルオヤジだ!

「週末の深夜、電車に乗ってたら忘年会帰りっぽい、すっかりできあがった様子のサラリーマンが乗ってきて、フラフラした拍子に座席に座ってた学生っぽいの男の足に躓いたのだが、リーマンここで逆ギレ、学生の肩を両手で掴み、あわや乱闘になりかけたので、周囲の男衆が取り押さえ、電車が遅れた」

 ちょいワルオヤジだ!


 いやあ、世間には思った以上に「ちょいワルオヤジ」が溢れてるものですね! 皆さんも探してみてね!

 

 

trash text  チルドレン・トーキング(05/10/06)

 友だちから、今度blogで日記でも書き始めようと思うのだがいったい何をどのように書いてよいものか分からない、という旨の相談、というほどのものではないけど、を受けた。何を書いていいのか分かんねえんなら何も書くなよ、と言いたいところではあったけど、まあせっかくなのでふたりで色々と話し合ってみた・・・ちなみにこの友だちにはあたしがこのスペースでクソみたいなテキストを書いたりしていることは当然カミングアウトしてなくて、だけど日頃から趣味で色んなWebサイトやblogを読んだりしているという風には伝えてあったので、そういう「読む側としてあたしの場合はどういう日記が好みか」という面からのアドバイス、とゆうことになった。


 そしてその席であたしが挙げた「あたしが好む日記の要素」とは、

・日記の主題が明確である
(例:"○○という本を読んだ。Aちゃんと買い物した。夜は××を食べて寝た。"とか、そういう「いったい何が言いてえんだ?」という日記になってない)

・起承転結を踏まえている

・5W1Hを押さえている

・内容にユーモアがある

・文章にリズムがある

・文量が多すぎず少なすぎない

・やたらに改行をしてない

・2ちゃんねる文法を使ってない

・語尾にwとか(汗)をつけてない

・内輪ノリでない

・レビューと称した一行感想を書いてない

・必要以上に固有名詞を出していない
(例:「部屋でステファン・グラッペリを聴きながらボリス・ヴィアンを読んでいると友人から電話が・・・」等。「音楽を聴きながら本を読んでたら」でいいよな)

・買い物日記などと称してそうした本やCDなどのタイトル"だけ"を羅列したりしない

・読者にアクションを要求してない
(例:掲示板に足跡残してくださいね♪等)

・いかにもコメントを求めるような日記を書かない
(例:最近すごく歯が痛いんですけど、やっぱり歯医者さん行ったほうがいいのかな〜? どうしよう。。。等)

・中途半端な知識で世論や社会情勢に触れたりしない

・高みから見下ろすような批判をしない

・特定の対象への嫌悪感をいちいちアピールしたりしない
(例:○○とかって私さっぱり良さが分からないんですけど、等)

・自作のポエムなどを書かない

・自身のテンションの高低を日記に露骨に反映させたりしない
(例:妙にはしゃいで語尾に♪とか☆をつけまくった日記の翌日に、オトコと喧嘩したからとかなんとかでとてもテンションの低い日記を書く、等)

etc...


 ひとしきり話し合ったあと、友だちは「日記って書くのってそんなに難しいんだね」と言った。そうだよ、日記ってのは難しいんだよ!

 

 

trash text  鉄人(05/08/09)

 東京で働いている大学時代の友だち・ヨネコ(仮名)が夏期休暇とかで帰省してきた。で、久しぶりに会ったりしたわけなんだけど、「お昼どっかオススメの美味しいトコ案内してー」と頼まれた。東京暮らしが長くてすっかり関東アクセントになっているのが微妙にムカついた。

 ふだん飯屋とか行く時は、団体行動ん時はそういうのに詳しい友人に任せ、単独の時はカレーとかハンバーガーとかばっか食ってるあたしはこういう時困る。いわゆる「ワタシのオススメスポット」的な店とかを全然知らないんだ。特に飯屋に関しては。しょうがないので行きつけのインドカレーの店に案内しようと思ったら、「えーカラいのはちょっとニガテなんだけどー」とまた関東アクセントで言われ微妙にムカついた。

 困ったあたしは、しかし「カレー屋以外にオススメの店が無いレトルト女」と思われるのも何かイヤだったので、そこで、よく店の前は通るんだけど入ったことは一度も無い、入ろうと思ったこともない、一見オシャレなログハウス、ってな雰囲気のイタリア料理屋に案内することにした。「ココこないだ友だちに案内してもらってなかなか美味しかったんだー」と、有りもしないエピソードを、何故かあたしまで関東アクセントになって付け加えながら。

 そうしてそのイタ料理店に入ったあたしらの目に飛び込んできた光景は、どうやら何かヘマか不手際をやらかしたらしい新人のバイト(だと思うが何せ初めて入った店なのでよく分からねえ)の女のコが、「半そでのボタンダウンシャツにポップな感じの水色のエプロンを着けた頑固親父」といった風貌の店主(だと思うが何せ初めて入った店なのでよく分からねえ)に厨房のカウンター前でこっぴどく怒鳴られ叱られている光景で、まもなく女のコはすすり泣き出ししゃがみこんでしまったりして、あたしらはすっかり気まずくなって退店しようかと思ったんだけどその前に別の給仕の女のコが現れてぎこちない笑みを浮かべ席へ案内し、仕方なくそのまま注文をしたのだけど、出てきた料理は、単にその時の気まずいイヤな気分のせいというだけじゃなく、普通に美味くなかった。

 

 

trash text  エンド・ワールド(05/07/20)

 腕を体の下に挟むようにして横向きに寝転がってると、腕がシビれてきたりすることがあるだろう。子どもの頃あたしは、そのシビれを何とかして外部へ放出することができれば、手からビームを出せるようになるのだと信じていた。

 スターウォーズの新しいやつを観に行って、そのことを思い出しました。

 

 

trash text  ブレイン(05/06/20)

 大学時代の後輩・A作(26歳♂)と、あとその友だちのコミヤ(27歳♀)との3人で歩きながら話をした。3人はさっき電車から降りたところで、3人の乗ってたその車両には化粧をしている女性が2人見られた。

A「おふたりはああいう電車の中で化粧している女性ってどう思いますか?」

あ「ウザイよな。やめてほしいよなああいうのって」

コ「え〜でも急ぎの時とか、時間が無い時ってどうしてもありますよー。大事な待ち合わせのときにお化粧が崩れてたら、オシマイじゃないですかあ」

あ「だからって電車の中でやんな、ってわけよ。トイレとかでやれよ。あたしは電車の中とかの公共の場で、プライベートな空間を作り上げてる輩が大嫌いなんだよ。電車の座席で堂々とてめえの化粧直しって、ここはてめえの指定席かあ?? ってイキオイだよ。携帯電話がうっとうしいのも同じだ。携帯使ってるやつって、周りも気にせずモロプライベートモードじゃねえか。殴りたい。その携帯を奪い取って床に叩きつけて激しく踏み潰してやりたい」

コ「携帯はまあ同感ですけど、お化粧はなかなか難しいんですよー。トイレって混んでますし」

あ「なんだ、あんたってば電車DE化粧の常習犯かあ?ええおい」

コ「いや常習犯では…たまにですたまにごくごくたまに…」

A「そういや先生は化粧とか気遣ってませんもんね」

あ「他人にはっきり言われるとムカつくなおい。まあいいか、とにかくそんなもん気にしたら負けなんだよ」

A「僕が電車で化粧している女性を見て思うのはですね。女性が化粧するなら、僕はヒゲを剃りたいなあと」

コ「…何ですかその理屈は」

A「いやね、たまに女の人と話してると言われるんですよ、『男の人は化粧しなくていいから楽ですよね』って。でも、たしかに男には化粧は要らないけど、その代わり髭剃りっていうめんどくさい作業があるんですよ」

あ「ヒゲなんて剃刀あててズズイーッでいいんじゃねえの?」

A「そんな簡単じゃないです。まずシェービングジェルを塗り、しばらく蒸らし、それから剃りに入り、それからアフターシェービングローションを塗り…」

あ「ダルいな」

コ「そういや薬局にも色々グッズあるよねえ」

A「そう、だから朝急いでいる時とかほんとにめんどくさくってね。遅刻しそ4うになったこともしばしばで。そんで夕方くらいになるともうザラついてきてて。だから、僕も急いでて時間無い時は、電車の中で髭剃りできりゃどんなに楽かと…」

コ「でも電車でヒゲ剃ってるの見るのってやだなあ」

あ「なーに言ってやがんだ、つまり電車で化粧も電車で髭剃りも、プライベートモード全開の行為って意味合いじゃあ一緒ってことだろうが。同じ穴の狢だよ」

コ「うっ、そう考えると何かすっごく嫌になってきましたね…。これからは気を付けよう…」

あ「ところであんた、実際に電車でヒゲ剃ったことあんの?」

A「一回だけ」

あ「死ね!」

A「いや、でもジェルとかは省きましたよ!」

あ「そういう問題じゃねえ」

 

 

trash text  みんなふわふわ浮かぶんだよ(05/06/04)

 数週間前のあるお休みの日、友だちらと3人でショッピングモールで買物などをしたときのことです。

 そのモールの連絡通路みたいになってるとこの一角で、揃いの派手なオーバーオールを着けて顔を白く化粧して、揃いの派手な麦わら帽子をかぶったお兄さんとお姉さんが、正式名称なんてんだか知らねえんだけど、色とりどりの長細い風船を手際よく曲げたり結んだりして動物とかの形を作って、オーディエンスにあげる、ってパフォーマンスをやってたのです。

 風船曲げはお兄さん、お姉さんは司会進行、という分担で、たくさんの家族連れが取り囲む中のそのパフォーマンスは結構楽しげで、それを見つめる子供たちのまん丸な目も微笑ましくて、あたしらもしばし童心に返ったような心持ちで、風船パフォーマンスを眺めていたのですね。メルヘンっていいよね、とか言いながら。こういうパフォーマンスをメルヘンに括っていいのか分からんけど。



 で、そのパフォーマンスが終わって、メルヘンな気分のままあたしらもまた買物を再開して、それからしばらくして日が暮れてそろそろ帰ろうかってなって、帰る前に何か食ってこーぜ、てことになったので、ショッピングモールの外れにあるハンバーガー店に入ったのだが、注文して席に着くと、隣の席にやたら派手な格好した男女が座ってたので、ちらと目をやったら、それ、件の風船曲げのお兄さんとお姉さんだったのだ。白い化粧は落としてたし、派手な麦わら帽子も被ってなかったけど、オーバーオールはそのままだったので、すぐ分かった。

 ついさっきまで、広場で自前のBGMに乗せて風船を曲げて、子供たちに配ったりして喜ばせてたお兄さんとお姉さんが、ハンバーガー食ってるよ! メルヘンの住人みたいだったお兄さんとお姉さんが素の顔でハンバーガー、なんか一気に現実に引き戻されたつうか、所帯じみテルというかで、あたしらはなんとなく気まずいような、落ち着かないような気分で、だけどいまさら席を移るのもアレだったのでそのまま着席してハンバーガーとか食ったんだけど、なんとなく聞くとはなしにお兄さんとお姉さんの会話を聞いてしまう。その内容は主に、クルマの車検がもうすぐだとか、そういうのが中心で、あたしらは何とも切ない気分になった。

 帰り道、友人のひとりが「メルヘンなんてなかなか無いんだね」とかぽつりと洩らし、あたしらは一瞬沈黙して、それから爆笑した。

 

 

trash text  ゴッコちゃん。(05/05/20)

 友だち数人で集まって子供の頃に見てた映画とかマンガの話とか色々したよ。

「・・・あたしはETとか好きだったね」
「ああ、あたしも好きだった」
「あたしは子供の頃はETって何が面白いのか全然分からんチンだったよ。キモイ生物だなぁってだけでね」
「おまえは心が汚れてるんだよ」
「うっせえ。でも大人になってから観たら泣いたよ。あの自転車が空中に浮かぶシーンでね、もう」
「あそこ泣き所かなあ? むしろ、わー! ってガッツポーズのシーンじゃない?」
「それはお前の観方が甘ぇから」
「ってかいちばんの泣き所はラストじゃない? UFO来るとこ」
「ラストで泣くのは素人」
「うっせボケ!」
「ところであたしETのモノマネうまいよ」
「やんなくていいよ」
「うっせ、だまって見てろって! ・・・"
エリオット"」
「似てねえよボケ!」
「よくうまいだなんてぬけぬけと言えたもんだよ!」
「そこまで言うなよ!」
「じゃああたしはダースベイダーのモノマネうまいよ。おいツネ(仮名)おまえハンソロで、あたしにビーム銃撃つ格好やれ」
「ああ、『帝国の逆襲』のやつ?(構えて引き金を引くフリ)」
「(片手をかざしてビームを弾くフリ、銃をフォースで奪い取るフリ)」
「『オビワンに聞いた、お前が僕の父さんを殺したって!』」
「『違う! 私がお前の父だ!』」
「『・・・ウソだ。ウソだ、ウソだーー!!』」
「『私と来い! 我等親子なら皇帝にも勝てる!
コーホー』」
「そんなセリフだったっけ?」
「つうかそれいきなりラストじゃん」
「コーホーってウォーズマンかよ」
「あっ、あたしキン肉マンのオープニングテーマまだ歌えます!」
「歌うの禁止」
「じゃああたしは『必殺仕事人』の<念仏の鉄>のモノマネいきます! ゴキゴキ(指を鳴らす音)」
「マニアックで誰も分かんねえよ!」
「ちっともマニアックじゃねえよ!」
「沖雅也の仕事人の役名ってなんだっけ」
「市松だよ。あと市松は仕事人シリーズじゃなくて『仕置人稼業』だから。間違えないように」
「知らねえよ」

 いくつになってもゴッコ遊びって楽しいですね。

 

 

trash text  ウエイティング・フォー・ザ・スーパーマン(05/05/11)

 友だちのツネコ(仮名)の家に遊びに行って、二人でジョニー・デップ主演の映画"シークレット・ウインドウ"のDVDを鑑賞した。

 映画がエンディングを迎えて、流れるスタッフロールを眺めてたとき、ツネコがこう呟いた。

 「あー、ほんと、ジョニデみたいな彼氏欲しいなー」

 右手はポテチの袋に突っ込み左手はケツを掻きながら呟く願いが叶うと思うか?

 

 

trash text  シュウィンの自転車にのりたい(05/05/09)

 こないだ駅前の無料自転車置場にチャリンコを駐めて買物に行ったのね。それで買物が済んで、さぁチャリ乗ってかーえろ、と思ったらね、チャリのキーが無ぇでやんの。どのポケットにも、カバンの何処にも、無ぇの。

 どっかに落としたんだろうけど、いつ落としたのか全く憶えがなくって、って当たり前だよな、分かってたら落とした時に拾うわな。そりゃあ買物に寄った店のどっかで、サイフかなんか出してる時に落としたんだろうけど、今からそのルートを引き返して、地面と睨めっこしながら探す、なんてのも、できないことないだろうけど、くたびれる話だよね。それにそうしたからって見つかる可能性は低い。行き交う買物客の足に蹴っ飛ばされて、今はどこかの排水溝の底だってこともじゅうぶんありうる。

 でも鍵がないとチャリに乗れないし、仕方ない、後輪部を少し浮かせて(鍵は後輪部に掛かってるのだ)、押して自転車屋に持ってくかと思ったんだけど、これだと、自分のチャリなのに何かパクってるみたいだよね。だいいち休みの日の夕方に、いいオトナのオンナが、チャリの後輪浮かせて押して帰ってる図って、何だかマヌケだ。

 そこであたしはあることを思い出した。それは数年前のこと、いまと同じようにいざ帰ろうという時になってチャリの鍵が見つかんなくって、だけど家にはスペアのキー(今回あたしが失くしたのがそれ)があったから、しょうがない、後輪浮かして押して帰るしかないか、と思ったんだけど、しかしなんでそんな面倒臭い目に遭わなきゃなんねえんだよバカッタレが!!! とあたしは思わず掛かったままのチャリのキーを蹴っ飛ばしたんだけど、そこで冗談みたいな話なんだけど、鍵が、キーを突っ込んだ時にそうなるみたいに、カシャッと外れたの。あたしはビックリして、うわぁラッキー、なんて嬉しがりながら家に帰った。でもそんな蹴っただけで解除されるキーなんて、セキュリティゼロだよなとも思いつつ。

 だからあたしは今回も蹴ったら外れるんじゃないかと思ったわけ。まず一蹴りしてみた、しかし外れない。もう一蹴り。だけど外れない。蹴りが弱いのかしら。と思いつつもう一蹴り。もう一蹴り。しかし外れない。キー!! イラついてきたあたしはもう思いっきり力を込めて蹴りを入れ、角度を変えたり、蹴り方を変えたり、色々試しながら蹴り続けた。キー!! 外れろ!! 外れろ!! キー!! ってこの「キー」は心の中の金切り声なんだけど、「鍵(キー)」のダブルミーニングでもあるよね。どうでもいいよね。

 そんな風にして自転車を蹴ってるあたしを、各々の自転車を取りに来た知らない人らが、ヤバい人を見るような目でこちらを見ながら、各々の自転車に乗って帰って行った。

 結局、チャリ押して自転車屋に行きました。 

 

 

trash text  サッド&ブルー(12/25)

 年の瀬も押し詰まったある日のこと。女3人組のガールズ(23歳だけど)ロックバンドで活動している大学ん時の後輩に呼び出され、以下のような話をした。

______________________

・近所の、「むかしは美容師とか洋服屋やってました」な風情の夫婦が経営する小さい居酒屋にて


後「先ぱい、おひさしぶりです!あのですねー先ぱい、バンドをまたやろっかなー、とか最近考えてはないですか??」

あ「ない」

後「(無視して)実はですね!うちらのバンドのベースのタエちゃんがこのたび脱退しちゃってですねえ、ライブ近いのにどうしようって困ってるんですよう。そんでですね、先ぱいに入ってもらえないかと思ってですねー」

あ「ない、つってんだろうよ」

後「(無視して)先ぱいも高校の時にバンドでちょっとベース弾いてたんですよねえ?だから適任かなーと思ってお願いに参ったわけなのですが」

あ「・・・冗談じゃねえよ何がどう適任なんだよ。第一あんたらのバンドってあれだろ、看護婦のカッコしてクネクネ動きながらナイン・インチ・ネイルズのカバーとかやってるアレだろ?」

後「先ぱい、看護婦じゃなくてナースですよ。看護婦って言うと女性差別とか何とかになるんですよ。それにね、ナースは止めました。ナースの旬はもう過ぎたんですよ」

あ「いつが旬だったんだ、いつが」

後「なんで最近はリクルートスーツでステージが多いんですよ」

あ「・・・リクルートスーツは就職活動に使え。そんなこったからマトモに生きられねえんだよ」

後「先ぱいに言われたくないなあ!それにドラムのケイちゃんはお仕事してますよ。専門学校の事務員なんですけど」

あ「まあ何でもいいけどよ・・・。だいたいなんでベースの、ええと」

後「タエちゃん。」

あ「あのテレタビーズみたいな顔したコだよな、なんで抜けたわけよ」

後「彼氏が出来たそうなんですよ!」

あ「それで脱退?」

後「ひどい話ですよねー!」

あ「いや、至極マトモな判断だと思うが」

後「えー!めちゃくちゃ困ってんですよー、ライブ間近になって抜けるなんて言うんだからー」

あ「ライブっていつ?」

後「12月24日です!」

あ「そりゃ、彼氏を優先するだろう普通。つうかね、クリスマスイブにそんなライブをやろうっていうあんたらがおかしいんだって」

後「そうかなー、クリスマスイブなんて人多くって鬱陶しいじゃないですかー。店混みまくっててお茶もできないし。デートするんなら他の日のほうがいいですってー、店も空いてるし。あたしは彼氏がいてもイブの日にデートなんてヤですよー」

あ「まあその考えは分からんでも無いけどさ。まああたしはクリスマスまで保ったことねーけど」

後「あたしもです!先ぱい、やっぱり気が合いますねー!」

あ「ちっとも喜べねえ」

後「そういうわけで先ぱい、どうせ24日ヒマなんでしょ?カワイイ後輩を助けると思って!ちょいちょいと音合わせしたらぜんぜんイケますから!うちらヘタですから!」

あ「・・・でもンなライブに出るんだったらあたしは24日はバイト行って帰ってきてラピュタ見て明石家サンタ見て寝る方がいいよ」

後「えー!そんな先ぱい、夢のない!」

あ「リクルートバンドは夢があんのかよ」

後「あります!おおーいに!」

あ「クリスマスイブに”ヘッド・ライク・ア・ホール”とか歌うのがか?」

後「いんやいや、にじゅうよっかのライブはジョン・レノンのカバーとかそういうのをやるよてーなんですよーう(そろそろ酔いが回ってきた)」

あ「へえ。”ハッピー・クリスマス”とか?」

後「いーえ、”ワーキングクラス・ヒーロー”とか!」

あ「ないだろ、夢」

後「いやあります!だっておんがくにはゆめがいっぱいでですから、バンドはたのしーです、ギターがコイビトですからあたし!ジョンレノンはいいですよー、あたしジョンのまねしてみぎききなのにひだりてでギターひいてたことありましたしねえ〜」

あ「左利きはポールだよ」

______________________

結局24日のライブは客として参加することで話がまとまったのだった。

 

 

trash text  何んでも無い(12/02)

 友人の雨宮(仮名)という女は、頼みもしねーのにいつもやたらと自分のお薦めの映画とか本とか漫画とか音楽とかを紹介してくる。

「ねえねえ、『ハルクの動く城』観た? あたしこないだ観て来た! 一緒に行った彼氏は"微妙だ"とか言ってたんだけどさあ、あたし的にはすっごい良かった! あんたなら結構気に入りそうな気がするよ。今度観に行ってきなよー?」

 お薦めだとのたまう割にタイトルを間違えているってはどういうことだとその時点で萎えるが、何にせよあたしは他人から何かをお薦めされて、それを気に入ったためしというのがナイ。頼みもしないお薦めってのはその時点で押し付けな感じがしちゃって、素で臨んでたら多分気に入ってただろーなあというものでも、お薦めとして接してしまうとダメなのな。

 こういうのってのは、大なり小なりみんな似たようなもんじゃないのかなって思う。誰かからの「お薦め」として接したものと、自分のアンテナを使って発見し出会ったものでは、断然後者の方が心に長く残る率が高いんじゃないかなぁと思う。お薦めされたものはどうしても「○○からのお薦めで知った」という印象が拭えないもので、例えばある音楽がむかしの彼氏からのお薦めだったりとかしたら、それを聴くたびその元彼の顔が、良い意味も悪い意味もひっくるめてチラついて、まともに音楽を楽しむってことができなくなっちゃうモンだし。いや想像なんすけども。

 まあとにかくお薦めってのは、してる方は楽しいんだけど、される側にとっちゃそうでもないってことが往々にしてある、ということだ。だからあたしが『ドグラ・マグラ』を人に薦めてもちっとも喜ばれないのもそういう理由なんだろう。チャカポコチャカポコ

 

 

trash text  木星と無限の彼方(11/23)

 O(オー)山とゆうあたしの友人がmixiとゆうのでネット日記を始めたそーだ。blogというのがよく分からんうちにまたネット上には新しい遊びが現われ、ホントにもうサッパリチンなのだが、mixiというのは要するに会員だけが覗く事のできる、秘密の、ネット日記なのだそうだ。どこの誰だか分からん、頭の悪い人たちの日記をコッソリ読みできるのがインターネットの面白いとこだと思うのに、こうゆう閉鎖的な日記はどうなのかと思うのだが、その友人によればこれがなかなか面白いんだそーだ。ふーん、じゃあちょっと見てみよっかなあ、と思ったら、mixiは誰かからの招待状がないとアクセスできないのだ、とO山は言う。なんとも敷居の高いこって。

あ「じゃあ招待状、あたしにもくれよ」

O「オーケー!」


 そしてそれから1ヶ月、招待状はまだこない。催促するのもなんだか敗北のような気持ちがするので、放置してるのだけど。

 

 

trash text  悪いのは全部きみだと思ってた(09/26)

 大学時代のサークルの後輩であるA作という26歳の男と呑みに行った際に以下のような会話をした。

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あ「・・・あんたがこれまで生きてきた中で一番ショッキングだった出来事って何よ(枝豆を食いながら)」

A「ショッキングな、ですか? そうですね(考える)、・・・高校の頃、恋焦がれてた女子に告白したらオッケー貰って、喜び勇んで付き合い始めたらそのコの口がとても臭いことを知ったことですかね」

あ「・・・それが今まで生きてきた中でいちばん??」

A「そう、ショッキングで」

あ「・・・あんたってある意味幸福な人生を送ってきたと言えるのかもな」

A「いや、でも本当にショックだったんですよ? 自分の中では天使も同然だった女の子が、現実には口臭がキツかったっていうのは・・・」

あ「『好きな女の子=天使』って随分古臭いイメージだな」

A「そうですか? まあ実際に10年近く前の話ですから」

あ「そもそも付き合い始める前に気が付かなかったのかよ。口が臭いってことくらい」

A「まぁクラスは別でしたし。それに『恋は盲目』ですからね、良いイメージしか目に映らない、感じない状態だったんでしょうね」

あ「注意してやりゃよかったのに」

A「ええー、先生言えます? 身近に居る、口とか身体が臭い友だちとかに面と向かって、『おまえ臭いよ』だなんて」

あ「言えるよ」

A「まあ先生なら言うかもしれないけど・・・、でも普通は言い難いですって。とにかく千年の恋も醒めるってのはまさにあの事でしたよ」

あ「そんで別れたわけ?」

A「ええ、まぁ僕がフラれるカタチになったわけなんですけど」

あ「・・・そっちの方がショックなんじゃねえのか普通」

A「まぁ多少ショックでしたけどね、実は口臭だった、って方がよっぽどショックだったんですよ」

あ「どういう経緯でフラれたわけだよ」

A「まぁ僕がすっかり醒めてデエトとかそういうのにすっかり消極的になったからじゃないですか、ある日突然言い渡されました。付き合って4ヶ月くらいでしたか」

あ「ショッキングな出来事というか、間抜けな出来事にしか聞こえねえ話だなあ」

A「じゃあ先生の人生の中で一番ショッキングだった事は何なんです?」

あ「えぇー、あたし? あたしはねえ、」

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つづかない

 

 

trash text  REDRUM(08/30)

 これはあたしのバイト先の同僚であるK君が実際に体験した恐ろしい話です。

 ある蒸し暑い日のことです。その日K君はバイトの遅番で、夜遅くまでひとりで残っていました。仕事を終えたK君が帰ろうとすると、外で激しい雨が降っているのに気が付きました。朝K君が出てきたときには確か良い天気だったのですが、いつの間にか雨になっていたのです。K君は傘を持っていませんでした。K君は躊躇しましたが、早く家に帰りたいという思いもあったので、激しい雨の中傘も差さず自転車を走らせました。

 しかし思った以上に雨は強く、K君は途中コンビニで雨宿りをしたそうです。雨足が弱まるのを待ってみたらしいのですが、どうもその気配はありません。

 困ったK君はふと横を見ました。するとそこには、コンビニ客用の傘立てがありました。濡れた傘が4〜5本ほど立っています。そしてK君はその時、心の中で自分に語りかける声を確かに聞いたのだそうです。

 「ちょっと借りていっちゃいなよ・・・」

 K君は心が動きました。このコンビニからK君の自宅まで距離はまだまだあります。雨は止むどころか弱まる気配もありません。遅番で疲れてるK君は早く家に帰り、シャワーを浴び眠りに着きたかったのです。

 K君は心の中で葛藤に揺れました。そして思わず手を伸ばしてしまったのです。K君はランダムに選んだ黒い傘を握り、広げ、雨の中へ自転車を走らせようとしました・・・その時! K君は不意に誰かに肩を叩かれたのです。振り返ったK君の目の前にはコンビニのナイロン袋を提げ、眉をピクつかせてK君を睨んでいる、20代後半くらいのガタイのいい男が立っていたそうです・・・・

 


 つまんなくてすんませんね

 

 

trash text  人間なんて糞だぜ(06/06)

 先日ここに「うんこの味」というキーワードでやって来た人があった。って、スカトロはない! スカトロはないわよ! じゃあここには何があんのよ? と訊かれたら、うーん、別に何も無いんだけど、でもうんこはない! あたしは至ってノーマルですわよ!

 つうかあたし、「うんこの味」なんて、そんなこと書いたことあったっけ? と思ってちょいと久々に過去分を読み返してみたんだけど、なんのこたぁない、すぐ2つの下のテキストんとこに確かに書いていた。いやーん、やだわもお。おほ、ほ。


 しかし半年に4回しか更新してないようなここの存在意義って何なのかしら? って今更問うまでもなくそんなもん無いんだけどさ。だからいい加減消しちまえとも思うんだけど、ここの元締めのコワルスキーさんが「何となく置いときましょうよ」とか言うので結局消えてない。もう勘弁してちょよ。

 あったらあったで何か書きたくもなるんだけど、しかしわざわざ文章にするようなことでもねえしなあ。とか思って何にも書かないのだけども、それでもネットで日記ブログとか読んでると「家と会社を往復するだけの毎日、わたしの人生って何?」とか「好きだという気持ちがどういうことなのか分からなくなった。ワタシは彼と一緒に居たいはずなのに」とか「『世界の中心で愛を叫ぶ』ってタイトルはどうよ? 傲慢すぎると思わないかい、世界の中心だなんて」とか極めてものすごく激烈に心の底からどうでもいいことばっか書いてあるので、あたしもたまにはどうでもいいことを書こうと思うんだけども、でもあれよ、要はめんどくさい。

 だけども「ほぼ月刊」の宣言くらいは遵守したいなぁとも思う。ので、まぁ、今年一杯くらいはなんやかんやちょこちょこ書きたいと思いますので、ここに定期的に来てらっしゃる3〜4人の人よろしくねえええ! ヤケクソ。うんこ。

 

 

trash text  凡人の人生語りほどくだらねえもんはねえ(04/08)

 カーネルサンダースのチキン屋で昼飯喰ってた時に、隣の席に座ったチンピラ風の男が携帯電話で叫んだ一言

「うちの会社じゃあな、仮に上司が泥棒やれって言ったんなら、やんなきゃなんねえんだよ!!!」

 お仕事ってたいへんだ。

 

 

trash text  阿呆は自分以外の悉くを阿呆と信じる(02/17)

 食事中にビロウな話、つまり下ネタの話をすると本気で怒ってくる奴って多いけどさ、あたしはそれがあんまり理解できない。そりゃーまー、飯食ってる時にうんこの話とかってのは歓迎すべき話題とは言えないかもしれないけど、しかしだからってそれで目の前の食い物が本当にうんこになっちまうわけじゃなし、口に入れたらうんこの味になっちまうってわけでもなし、んなマジギレしなくてもいいと思うんだ。それくらいの話で飯が食えなくなるって日本人はやっぱ飽食人種だよね。あたしは平気だよ、カレー食ってる時にうんこの話されようが、ビール飲んでる時に尿検査の話されようが、ポテトチップの欠片って耳クソに似てるよねって言われようが何だろうが、笑顔で会話しながら飯食えるよ。


 という話を飲み会で力説してたら、「それ以上喋ると殴るぞ」と何処かの席から野次が飛んできました。・・・ほんと飽食人種日本人ってヤダワ!!

 

 

trash text  ナイトメアガール(01/04)

 ここを御覧になってる皆さん(4〜5人くらい)、あけおめ、ことよろ!

 「あけおめことよろ」って挨拶、昨年の年始には割と目にした気がするのに今年は全然と言っていいほど見なかったな。ブームが過ぎちゃったのかしら。なのであたしの中では今年こそが使い時なのだぜ、あけおめ、ことよろ!


 さて、いきなり年始と関係ない話をしようと思うのだが、皆さんは「焼そばパン」はお好きかしら? 説明しなくてもいいと思うけど、コッペパンに切り込みを入れてぱかっと割った中に焼そばを盛り込んだ「焼そばパン」。

 昔から学園もののマンガとか読んでると、この焼そばパンを巡ってなんかコメディータッチの争いが起きたり、主人公がお昼休みに購買部に駆けつけたら「焼きそばパン売り切れだー」とかなっててガックリしたり、とかいう展開を時々見るんだけど、焼きそばパンってそんなに美味いか? あたし、焼きそばパンって正直嫌いなんだけど。だって焼きそばってのは、鉄板でじりじりに焼いたやつをあつあつと喰らうのが美味いんであって、いわゆる焼そばパンに乗っかってる、冷え切ったべとべとでしなしなでへにょへにょの焼そばなんか、美味いか? と思うんだ。そりゃー、焼きたてのじりじりの焼そばをさくさくのパンの上に乗っけて食やあ、美味いだろうと思うよ。でも一般的な、コンビニとかで買える焼そばパンは、冷えてるのがデフォルトだよね。あれってどうしても美味いと思えない。レンジでチンすりゃいいじゃんって言われそうだけど、チンしたって美味くないよ。チンしたら今度はパンの内側が水蒸気か何かでべちょべちょってなるし、第一ぱさぱさの焼そばはチンしようが何だろうがぱさぱさのまんまじゃねーか。

 けどまぁ、食の好みってのも人それぞれだから、アホが、そういうのが美味いんじゃねえか! 美味くないって感じる君がまともじゃないのさ、と言われりゃ「そうかも」って思うし、そもそも嫌いだったら初めから食うな! と言われたらそれも尤もなんだけども、けど上に書いたような、学園ものなんかでの「焼きそばパン最強」みたいな描写を目にすると、なんだか無性に食べたくなってくんのよね。


 ちゅうわけで、あけおめ、ことよろ!

 

 

trash text  いやだいやだと嘆いてばかり(12/13)

 あたしの友人で『no education=no future』というヘタクソなサイトの管理人であるコワルスキー(以下:コ)という人から電話があった。

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コ「先生お久しぶりです」

あ「はい久しぶり」

コ「さっそく本題に入りますが先生、最近ちっともこのページ更新してないじゃないですか!」

あ「いきなり何よ。仕方ねえだろ、書くこと何にもねえんだもんよ」

コ「まったく、先生がこの頃ちっとも更新しないもんだから『先生はもうHP辞めちゃわれたのですか?』『先生は元気なんですか?』『先生を出せ』というメールが僕のところに・・・」

あ「きてんの?」

コ「いやぜんぜんきてないのですが」

あ「お前そういうパターン好きだな」

コ「でもまぁもうちょっと頑張って下さいよ。『ほぼ月刊』とか言いつつ、もう前の更新より2ヶ月経ってるんですよ」

あ「うるさいね。いいじゃんよ、どうせこんなとこ誰も見てねーんだし」

コ「更新しないから見てもらえないんですよ」

あ「こんなとこ大勢の人に見られても嫌だよ」

コ「まぁそれもそうですけど」

あ「大体だな、こういうテキストサイト形式っつうの? こういうのがもう流行らねえんだよ。古いんだよ。一昔前に蔓延してたテキストサイト群ってのは今はもうほとんど消えちゃってんじゃないの」

コ「消えちゃったってこた無いでしょう、僕らがあんまり見なくなっただけで、まだ活発なんじゃないですか」

あ「でも一時の盛況ぶりが影を潜めたってってのはあるだろ。だからこういうスタイルで今更やっても盛り上がりに欠けるんだよ」

コ「盛り上げるつもりなんて元から無かったくせに」

あ「何?」

コ「いや別に」

あ「だからアレだよ、時代はやっぱアレだよ。アレ、なんつったっけ、今流行ってるアレ」

コ「blog?」

あ「そうそれ。ブログ。だからここもさ、いっそブログ形式にしちまおうぜ」

コ「僕blogってよく分からんですよ」

あ「何? 使えねえ野郎だな!」

コ「悪かったですね。つうか先生、流行りものスタイルは嫌いだつってたじゃないですか」

あ「嫌いだよ。でもあんたが何か書けってうるせえから、提案の一つとして出したまでよ」

コ「じゃあ先生、blogにしたら何書くんです」

あ「色々よ」

コ「色々って?」

あ「うるせえな、色々は色々だ!」

コ「先生もblogって何なのか良く分かってないんでしょう」

あ「うるせえ、とにかく、何かそういう感じにやっとけ!」

コ「何をどうすればいいんです」

あ「そこはまあ、適当にだよ」

コ「適当だったら今の形式のままで別にいいでしょ」

あ「まぁ、そうだな」

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 とりあえず年内にもう一回くらい更新したいと思います。

 

 

trash text  あンた背中が煤けてるぜ(10/19)

 学園祭のシーズンですね。

 あたしは学園祭というものには、母校のにしろ他所の学校のにしろ、殆ど足を運んだことはないんだけど、学園祭といえば一つ、あたしの中で忘れ得ぬ光景がある。

 それはあたしが大学1年の頃。同じ大学の同語学クラスの友人らが、何か焼きビーフンの屋台を出すということで(なぜ焼きビーフンなどという微妙なものを品目に選んだのかはよく憶えとらん)、それを覗きに初日に足を運んだことがあった。ちなみにその年以降は友人らが屋台を出すということもなかったので、あたしは足を運んでない。学祭期間中は合法的な休講期間として利用してた。

 そういうわけで朝早めに学校に行ってみたら、友人の屋台は何かまだ準備中ということで稼動してなくて、黙って見てたら手伝わされそうな雰囲気だったんで、とりあえず稼動し始めるまで逃げ、せっかくなので校内を見て回ることにしたんだが、すると、とあるキャンパスの一角で、どっかの軽音楽部だかサークルだかが小ライブみたいなのをやっているのに出くわした。

 小ライブ、つっても見物者みたいなのは殆ど居らず、なんだかただの公開練習みたいな感じだったんだけど、一応はちゃんとしたバンド編成(伴奏はアコースティック、ドラム有)で、歌もマイクを通してるもんだからその音の響きは結構なモンだった。

 しかしその演奏はヘタックソ。歌もなんか照れが入ってるような感じで音も外しまくりで、御世辞にも上手とは言えないシロモノだった。そんで彼女ら(vo.は女性)が演奏してるのは何故かカーディガンズのカバー曲オンリー。ヘタに英語な曲なもんだからか、全く周囲の人らは盛り上がる気配を見せず、通りすがりの一般客らが足を止める様子もなく、そして彼女らは何だか居心地に悪そうに「シック&タイアード」とか「ライズ&シャイン」などを演奏してる。vo.は頑張って歌の高音部伸ばして歌ってる。しかし通りすがりの一般客らが足を止める様子もなく、まばらな周りの見物人も無表情に腕組んで見つめてる。すると遠くの広場で何かイベントが始まったのか大きな歓声が聞こえてきて、見物客の何人かはそっちの方へ移動したりして、それでも、決まり悪そうにしながらも必死に持ち時間分を演奏しようとする彼女らの姿、それはあたしの中で忘れ得ぬ光景なのでした。

 

 

trash text  マイライフアズアキャット(10/03)

 ところであたしは「どこでもいっしょ」が大好きで、携帯電話なんかも「ポケピの絵本」搭載のSO212iってやつなんですけど、『めざましテレビ』は嫌いだが「トロと旅する」目当てに見てたりするんですけど、あと家にはジャンボトロのぬいぐるみがあるんですけど、あと湯のみとかもあるんですけど、そのことをカミングアウトするとたいていの友人は「似合わねー」「柄じゃねー」とか言いやがる。そんな奴らは泥舟に乗って旅立ってしまえ!!!!!! そしてあたしの目の前で語尾に「ニャ」とか付けてトロの物真似をするやつは冷凍室で冬眠してしまえ!!!!!!!(ご機嫌ナナメ)

 どこでもいっしょドットコム

 

 

trash text  僕は君の歌が好き(09/18)

 連休を利用してマサエって友だちの家(アパート一人暮らし)に遊びに行ったりしたのだが、このマサエの家が恐ろしいまでに散らかっていた。

 マサエの家にお邪魔するというのは初めてだったんだけど、容姿としては割と美人な部類に入るといって差し支えないこいつの家がこうも混沌とした散らかり具合を見せているというのはちょっと予想してなかったんで、なんか戸惑いめいたものがあった。今流行り(なのかどうか知らんが)の、「片付けられない女」ってやつだろうか? ってかあたしは、自分で言うのもあれだけどキレイ好きな方なんで、これは少々こたえたさ。

 そんな戸惑っているあたしに気付いたのか、マサエは「ごめんねえ、散らかってるっしょ?」と苦笑い。あたしも「あ、あーうん」などと苦笑いしつつ、「いっつもこんなんなのか?」と尋いた。するとマサエは「いっつもって訳じゃないんだけどねえ」と言う。どういうこと? とあたしが尋くと、

「がーっと思いっきり散らかした状態になってからキレイな状態にするのが好きなのよ。ほら、トイレもずーっと我慢してから行けばさ、すっきり具合が違うじゃん。それとおんなじ」

と言った。

 これが散らかす人の心理ってやつなんだろーか。たぶん違うよな。

 

 

trash text  ウルトラバイオレンス(09/12)

 なんか最近、役に立たない雑学を紹介するテレビ番組が流行ってるらしい。そのせいか、最近周囲の連中がよく「ねぇねぇこんなの知ってる?」「へぇーへぇー」とかいう遣り取りをやってて、なんとも気持ち悪ぃったらありゃしない。

 ちなみにあたしはそういう無駄な雑学というのは非常に好きな部類なのだけれど、しかしなんかそういう風に一種のブームみたくまっちまうとそんなの死んでも知りたくねえという天邪鬼な気持ちになるので、件の番組などはまったく観ていない。

 しかし雑学に関しては一家言も二家言もあるあたしなので、周囲の連中がそんなにわか仕込みの雑学で得意面してやがるのはやはり許せん。というわけで必殺の雑学を用意して、バイトの同僚が休憩時間に盛り上がってるところへ乗り込んでゆき、以下の雑学を披露した。

雑学1
「シャープペンシルのシャープは電器メーカーのSHARPから」

雑学2
「キン肉マンの額の『肉』マークはシールのようになっていて、剥がすと死ぬ」

雑学3
「イングヴェイ・マルムスティーン(超速弾きギタリスト。デブ)は日本ではじめてモスバーガーを食べた時に『世界一美味いバーガーだ』と感激し、以来ファン」



 別にへぇーとも言われませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

※このHPに書かれてる文章等の無断転載をする人は尊敬します