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ホテル編 本編
588 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:01:12 ID:P4CY6PNJO
〜〜ホテル内・ロビー(夜)〜〜
ミステリー「ようこそいらっしゃいませ。私が当ホテルの支配人、ミステリーと申します」

ラウンジ「え?お前??」
『この年で経営者かよwwwwクオリティたけぇwww』

ミステリー「と、言っても僕は親の後継いだだけなんだけどね。土日限定の支配人だし。
フロントで各自の部屋の鍵を受けとってね。それと、この誓約書にサインお願い」

小規模MMO「誓約書って何だよ」

ミステリー「当ホテルでは、お客様同士で様々なイベントが行われるの。単純に言えば、【その際に多少の損害を被っても文句は言わないよ】と言う誓約書だね」

『ちょwww何かオモシロソスww』
nifty「何か怖そうだけど面白そう!」

ミステリー「同意して頂けました方は、サインの方を」
ラウンジ「うーん…ま、いいか」
Download「俺は乗った」
大規模MMO「私は構わないが、お前はどうする?」
小規模MMO「…姉さんが良いなら」

大規模MMO「それじゃあ、私達もだ」

プログラマー「PCクラス一同、文句なしだ」

ミステリー「ども。一時間後に食事のコールするから、それまで部屋でくつろいでてね」

589 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:03:42 ID:P4CY6PNJO
〜〜三階・廊下〜〜
ラウンジ「俺らの部屋は…PC等クラスと同じ三階か」
『何かこのホテル不気味じゃねww?照明が蝋燭って何だよwwww』

プログラマー「ムード作りさ」
UNIX「三階と言えばアレだよね、【開かずの間】」

DTM「あーあったあった!アレは…むぐっ」
プログラム「余計な事言うなボケッ!」
『ちょwww何だよwww』
プログラマー「この三階には【開かずの間】と言うのが有ってね。ほら、あれだ」
ラウンジ「あの、突き当たりにある扉か?」

『ちょwwwあれ俺の部屋の隣wwww何この配置www』
ラウンジ「vipの部屋の隣って……俺の隣の隣じゃねえか!」
『しかもお札貼ってあるしwww泣けてきたwww』

プログラマー「あぁ、大丈夫大丈夫。特に気にする事は無いよ」
『何を根拠にwwwちょっと部屋替えてもらってくるww』

プログラマー「俺達が去年そこに泊まったけど、幽霊系統は何も無かったから」
ラウンジ「去年も来たのか?」
プログラマー「ああ。もっとも、その時はPC等クラスだけだったけどね」

DTM「ほんと去年は大へ……もがっ」
プログラム「だから余計な事言ってんじゃねー!お前の脳をデバッグすんぞこら!」
『何だwww何が有ったんだww』

プログラマー「気になるなら、夕食の時にでも話すよ。それまでの楽しみにしておいてくれ」

590 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:07:02 ID:P4CY6PNJO
ラウンジ「意外に広いなー…、薄暗いのがアレだけど」

コンコン
ラウンジ「どぞー」
『よwwwそっちの部屋どんな感じww?』
ラウンジ「どんな感じ?って、普通は大して内装変わらんだろ」
『いやwwそれは知ってるけどww』

ラウンジ「…実は一人が怖いんだろ?」
『あるあ………ねーよwww全っ然怖くねーよwwww』

ラウンジ「じゃあお札剥がして来て」
『はいwww?』
ラウンジ「怖くないなら余裕だろ?」
『いや………それはちょっとwww(;^ω^)』

ラウンジ「怖いんだろ」
『怖くねーよハゲがww』

ラウンジ「俺は怖いぞ」
『…………実は俺も怖いwww』
ラウンジ「やっぱりな」
『うるせwwばーかwww///』

プルルル…プルルルル…
カチャ
《ラウンジ君?僕だよ僕、ミステリー。もうそろそろ夕食だから、一階のホールに集まってね》
ラウンジ「うっす、了解。vipにも言っとくから」

『晩飯キタコレww腹が鳴りまくりんぐww』

591 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:10:10 ID:P4CY6PNJO
〜〜一階・ホール〜〜
ガヤガヤ…ガヤガヤ…

セキュリティ「この茶碗蒸し美味しーね!」
ネトゲ実況3「だね。あ、僕のも食べる?」
セキュリティ「ありがと♪」

ハードウェア「どちらかと言うと無茶苦茶美味い!!」
ソフトウェア「お前絶対その日本語おかしいよ」
難民「…うぅ…三日振りの飯だ…」

ラウンジ「おいすー」
小規模MMO「遅いっつーの」
大規模MMO「やあ、お先に頂いてるよ」
『迷ってたwwwこのホテル広すぎんだよww』
Download「…部屋の引き出しに、備え付けの見取り図有っただろ」

ラウンジ「マージーで?」
Download「本気と書いてマジで」
『うぇwww俺ら馬鹿みてぇww』

プログラマー「ふふ、君達らしいね」
『おwwそうだwww去年の話教えてくれww』

UNIX「教えちゃっていいのかな?」
新mac「あたしは別に良いと思うけど」

プログラマー「まぁ、話しても問題無いかな。あの【開かずの間】に関する話さ」

592 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:15:53 ID:P4CY6PNJO
ミステリー「ちょっとプログラマー君、何を話しているのかな?」

プログラマー「やぁミステリー、あの【開かずの間】に関するネタバレをしても良いかな?」
ミステリー「うーん……君達以外のお客様には他言無用、という条件なら許そうかな」

プログラマー「よし、支配人の許可も出た事だし、話そうか。
あれは去年、ここに泊まった日の翌朝の事だ。その時俺はプログラムと相部屋でね。
で…朝起きたら、俺のノートパソコンが無くなってた。犯人はすぐにわかったよ。
プログラムがあっさりと自分が隠した事を認めたからね。で、何処に隠したのかを問い詰めたわけだ。
するとあいつは【開かずの間に隠した。鍵を借りてくる】と言って部屋を出ていったんだ。
程なく、開かずの間の鍵を借りて戻って来たプログラムと二人で開かずの間に向かったわけだよ」
ラウンジ「うんうん、で?」

プログラマー「鍵が錆び付いていたのか、あいつは暫くガチャガチャと悪戦苦闘した末に、件の扉を開けた。
すると自白通りにノートパソコンが床にぽつんと置かれていてね。これでめでたく俺は奪還に成功したわけだ」
『別に勿体ぶるような話じゃねーじゃんwwww』
大規模MMO「まぁまぁ、人の話は最後まで聞くものだよ」

プログラマー「……これで解決と言えば解決なんだが、少し妙な所が有ってね。
開かずの間には窓も通風口も、およそ人やノートパソコンが入れる隙間も一切無かったんだよ。そこで俺はプログラムに聞いたわけだ。
【どうやって隠す時ここに入った?合い鍵でも借りて来たのか?】とね。
するとあいつは【いいや、鍵なんて使ってない】と答えた。さて、おかしな話だろう?あいつは俺のノートパソコンをどうやってあの部屋に隠したんだ?」

593 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:19:57 ID:P4CY6PNJO
小規模MMO「隠し通路とか扉の類が有ったんじゃないのか?」
プログラマー「そういう物は一切無かったよ」
ラウンジ「入る時に扉を外して、出た後に取り付けた、とか」
プログラマー「それは否定されたよ。持ち物を検査したけど工具らしき物は無かったしね」


大規模MMO「…一つ聞きたいんだが、君は【鍵を開ける動作を最後まで詳細に見た】のか?」
プログラマー「それがね、あいつはこちらに背を向けて何やらガチャガチャとやっている所しか見えなかったんだよ」

『わかったww』
Download「推理っつーか、なぞなぞレベルだな」
大規模MMO「恐らくこれで正解だろう」
小規模MMO「簡単すぎ」

ラウンジ「え?何?みんなわかったのか?」
『誰でも予想つくぞこんなのwww馬鹿ラウンコめww』
大規模MMO「少し情報不足の感が否め無いが、これでも答は出せるだろう」

プログラマー「それでは皆さん、解答をどうぞ」


ラウンジ以外「初 め か ら 鍵 な んて 掛 か っ て い な か っ た 」

プログラマー「正解!」

ラウンジ「なんだよそれ!お札とか貼ってあんのは何なんだよ!」
ミステリー「そういうホテルだからね。お札だとか古い扉だとか、開かずの間と呼んでみたりとかで、いかにも【鍵か掛かっている】と思い込ませているだけなの」

ラウンジ「だからって滅茶苦茶だろ、それは」
ミステリー「そもそも、【関係者以外立ち入り禁止】と言った旨の事は書いて無かったでしょ?好奇心旺盛な人なら、すぐにトリックの材料に出来ると気付くようにしてあるんだよ」

594 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:23:26 ID:P4CY6PNJO
プログラマー「と、まぁ、こんな風にこのホテルには色々な仕掛け的な物があるわけさ」

ミステリー「本当に入ってはいけない所は、きっちり【関係者以外立ち入り禁止】のプレートを貼り付けてあるからね。間違わないように気を付けてよ」

ラウンジ「何でまた、こんなわけのわからんホテルに?」
ミステリー「わけのわからん、とは心外だね。これでも僕のホテルには全国からミステリ作家さんやら、その卵やらがわんさか泊まりに来られるんだよ」

プログラマー「後でよくよく調べてみたら、ここじゃ誓約書に同意した客同士でトリックを仕掛けて解き合う、というのが日常茶飯事らしくてね」

ミステリー「勿論度を超えた物は自粛してもらうけどね。他のお客様に余りにも迷惑が掛かるような物とか。そうそう、小道具の貸し出しもやってるよ」

小規模MMO「小道具って?」
ミステリー「ほら、お約束の針・糸・磁石・氷・蝋燭とか。マネキンや鬘もあるから、使いたいならフロントに電話してね」

プログラム「俺のトリック、ミステリー的にはどうよ?」
ミステリー「うーん……微妙。ヴァン・ダインの二十則もノックスの十戒も、殆ど守れて無いし」
プログラマー「相変わらず辛口だな」
ミステリー「んー、でも素人にしては良く出来た方かな?【開かずの間】が使える事に気付いただけでも、評価に値するよ」

ラウンジ「ノックスの何たらって何?」
新mac「…半年ググれば?」
ラウンジ「半年もかよ!!11!」
ミステリー「それじゃ僕はおいとまするから、皆さん楽しんでいってね」
『おいすーwww』

595 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:26:22 ID:P4CY6PNJO
〜〜三階・vipの部屋〜〜
『はふぅww食った食ったwww満腹ww』
ラウンジ「はー…美味かった」

『つーか人のベッドを使うなww』
ラウンジ「いーだろ別に」

『黙れラウンコwwあの程度のが解けない奴は床で寝ろww』
ラウンジ「ひでぇ」
『冗談だっつのwwwあwメール北wwプログラマーーかよww』

ラウンジ「何だって?」
『酒買って来たから飲みたいなら取りに来いってwwwちょっと行ってくるww』
ラウンジ「行ってらっしゃーい」
『⊂二二二( ^ω^)二二⊃ブーン』

〜数分後〜
『今帰還した産業wwww』

ラウンジ「何も説明する事ねーよ」

『地球は青かったwww』

ラウンジ「ガガーリンかよ」

『うはww無重力うめぇwwぅえww』
ラウンジ「やけにテンション高いな……おま、酒臭っ!!」
『みんな集まってたからwww盛り上げる為にビール一気してきたww』

596 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:29:59 ID:P4CY6PNJO
〜〜三階・プログラマーの部屋〜〜
プログラム「あいつ…ビール一瓶一気とか尋常じゃねえよ…」
ハードウェア「どちらかと言えば間違いなく酒豪だな」
ソフトウェア「だからお前の言葉使いおかしいって」
プログラマー「少し飲ませすぎたかな?」
Download「少しじゃねーよ!あいつ顔真っ赤だったじゃねえか!」


〜〜三階・vipの部屋〜〜
『おるぁwww!!ラウンコも飲めやごるぁぁ〜ww!』
ラウンジ「ぶはっ!し、死ぬ!つーか息できねーって!」
『なんらお前wwwこのvip様の酒が飲めないって言うのらwww』
ラウンジ「口回ってねーよ」

ガチャ
Download「vip〜、大丈夫か?」
『大丈夫に決まってるのらwwwアホな質問をするにゃダウソ!!11!』

Download「あーあ、随分酔っちまって」
ラウンジ「マジで飲み過ぎだよな」

『お前らが飲まなさすぎらwww飲まないならww口移しで無理やり飲まへるろwww』
ラウンジ・Download「え?」
『ハモるなww冗談に決まってるのらハゲ共www馴れ合いキモスwww』
ラウンジ「ハゲじゃねえよ!」
Download「(´・ω・`)」

『夜はこれからなのらwwwwよしww温泉行くろwwお前ら準備しるwww』ラウンジ「はぁ!?おま、辞めとけって!」
Download「こうなったら止めんのは無理だ……言い出したら聞かねーからなぁ……」

『だいじょ〜ぶらwwwおら急げお前らwww』

597 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:33:08 ID:P4CY6PNJO
〜〜露天風呂(混浴)〜〜
新mac「ふぅ……」
旧mac「良い湯だねぇ。やっぱり温泉と言えば露天に尽きるよねぇ」
windows「やっべ、足!足つった!」

小規模MMO「姉さん、流石に頭にタオルを乗せてお盆・徳利・お猪口の三点セットはどうかと思う。オッサンみたいだ」
大規模MMO「これもある種のTPOなのだよ。おっと、お前は駄目だぞ?未成年なんだから」

小規模MMO「姉さん、これはTPOと言うより、間違ったお約束だよ。それ以前に姉さんも未成年だし、高校生だし」
大規模MMO「お前こそ風呂にまでPC持ち込むのはどうかと思うぞ?それこそ廃じ………ん?」

ペタペタペタペタペタペタペタペタ

『I can fly!! Escape to the sky!! イイャッホォォォウ!!11!』
ザッパァァーーン!!

一同「( Д )゜゜」
『うっはwwクロールタノシスwww』

新mac「あたしの心のノートン先生が激怒した!!」
旧mac「新は怒りっぽいねぇ。またーり行こうよ」
新mac「またーりなんて知るか!windows!アレ貸して!」
windows「足、足がつってそれどころじゃ」
新mac「うるさい!さっさと貸しなさいよ!」
windows「わ、わかった。えーと…はい」

新mac「充填完了、照準セット、喰らえ!!ゲ イ ツ 砲 !!」

『ぶえぇっwww!?おまww水鉄砲とかww高校生のやる事じゃねえww』
新mac「風呂にダイブする馬鹿に言われたくないし!」

598 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:36:30 ID:P4CY6PNJO
小規模MMO「姉さん、お盆がひっくり返ってるけど」
大規模MMO「いやいや、こんな物は育てに育てたキャラがPKされる事に比べたら、どうと言う事は無いのだよ。 ビキッ ビキビキッ」
小規模MMO「姉さん、笑顔でハモリストみたいなキレ方されると半端なく怖いよ」

新mac「逃げんな!待てコラ!」
『水中でも⊂二二二( ^ω^)二二⊃ブーンwww』

ラウンジ「何やってんだお前は」
『おまいらww良いところに来たwwww新macを何とか汁ww』

Download「すいません、こいつ酔ってるんで、勘弁してもらえますか」
新mac「……見たい映画有るから、今週中に10本分焼いて持って来て。それで許す」

ラウンジ「皆さんすんませんでした!踊りますから勘弁して下さい! ランタ ランタ ランタタン♪(AA略」

大規模MMO「ラウンジ君。踊っている最中にすまないんだが、一ついいだろうか」
ラウンジ「な、なんでしょうか」
大規模MMO「率直かつ簡潔にそれでいて大胆に言わせてもらえば、腰のタオルが落ちている。つまり…その……丸出しだ///」
ラウンジ「あ……す、すんません!!」
Download「プッ(´_ゝ`)」
『変態らwww露出狂の変態がいるろww』
ラウンジ「ちょっ!間接的にお前のせいだろ!」

599 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:39:17 ID:P4CY6PNJO
『良い湯だったwwwww』
ラウンジ「大丈夫か?何かフラフラしてんぞ」
『ら〜いじょうぶらwwww……おわっwww』
パタッ
Download「ちょっ!?倒れやがった!」
ラウンジ「あーもう…ダウソ、二人で運んでくぞ」

〜三階・vipの部屋〜
ラウンジ・Download「せーのっ」
ポフッ
『zzZ』
ラウンジ「ったく…呑気に寝やがって」
Download「それでも、なんだかんだで許しちまうんだけどな」
ラウンジ「ははっ、確かに」


Download「なぁ、ラウンジ」
ラウンジ「ん?」
Download「お前は………vipの事、どう思ってる?」
ラウンジ「どうって…なんつーか、無茶苦茶でアホな事ばっかしてるけど、面白い奴、みたいな」

Download「ふーん。要するに、友達ってわけか」
ラウンジ「そう………だな」

Download「俺は、vipの事が好きだ」
ラウンジ「……………」
Download「もちろん、恋愛感情でって意味で」

600 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:43:20 ID:P4CY6PNJO
Download「お前は正直に言ってどうなんだ?」
ラウンジ「………」
Download「本当に、vipを友達としてしか見ていないのか?」

ラウンジ「俺は…………」
ムクッ
『俺は二人共好きらよwwwww』
ラウンジ・Download「っっ!?」
『ラウンコもwwダウソも好きww』

Download「さ、三角はちょっと」

『お前らと遊んでると楽しいwwwらから好きなのらww』
ラウンジ「なぁ、こいつの言ってる好きってのは、ひょっとして」
Download「言うな……orz」

『おやすーwwww……zzzzZ』

Download「…じゃ、俺戻るわ」
ラウンジ「お、おう」
Download「(´・ω・`)」
ガチャ
パタン

ラウンジ「さて、俺も戻るかな」
ガシッ
ラウンジ「おわっ!?」
『ちょっと待てwwもう少し飲むぞwwww』
ラウンジ「起きてたのかよ!つーかお前、これ以上飲んだらやばいって」
『いいからいいからwwww』

601 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:46:07 ID:P4CY6PNJO
〜〜一時間後〜〜
ラウンジ「あー…やべ…世界が…回ってる…」
『お前もだいぶ酔ってんなwwww』

ラウンジ「視界がぐわんぐわんしてる…」
『ぐわんぐわんワロスwwww』

『ラウンコwww話があるんだけどww』
ラウンジ「話?」

『お前と知り合ってからさwwたまーに記憶っていうか意識が飛ぶ時があるんだよねwwww』
ラウンジ「な、なんだよそれ」

『わかんないwwわかんないんだけどwwww最近それがよくあるんだwwww』
「健忘じゃねーの?」
『病院行ってないから何ともいえんwwwwwでさww相談なんだww』

ラウンジ「相談?」

『もしww俺が変わっちゃってもwww友達で居てくれるかww?』

ラウンジ「当たり前だろ。お前はずっと、俺の友達だよ」

『……ありがとなwwww』

ラウンジ「お礼なんかいらないっての。……もうちょい飲むか!」
『うんwwww』

602 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:48:19 ID:P4CY6PNJO
〜〜三階・廊下〜〜
大規模MMO「ふーむ、なるほど……これは……」

ラウンジ「あれ、何してんだ?そっちの部屋は四階だろ?」

大規模MMO「なに、プログラマー達に寝酒を貰いに行っていたのだよ」
ラウンジ「へー。そのパネルみたいなのは?」
大規模MMO「このホテル周辺の案内図だね。南に海が面して、北に新館の建設現場があるそうだよ」

ラウンジ「なるほどねぇ。大規模さんはこういうの見るの好きなのか?」
大規模MMO「マップを見るのが癖になってしまっているのだよ。RPG、SLG…etcでマップを把握するのは基本中の基本だからね」

ラウンジ「ネットゲームか。やった事ないな」

大規模MMO「ふむ、それなら私の部屋で軽く飲みつつ、ネット対戦のゲームでもやってみるかい?」
ラウンジ「でもvipが寝てるからさ、あのまま置いとくのもあれだし」

大規模MMO「それこそ大丈夫だろう。このホテルで何かあっても、すぐに解決されてしまうよ」


ラウンジ「それも…そうだけど。もう遅いし」
大規模MMO「まだ23時だよ。そんなに遅くもあるまい」

ラウンジ「それじゃーちょっと行ってみるかな」

603 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:52:33 ID:P4CY6PNJO
〜〜翌朝・vipの部屋〜〜
『ん…頭テライタスwww』

『あれwwwラウンコの奴www部屋帰ったのかwww』

〜〜数十分後〜〜
コンコン
『入っていいぞwwww』
Download「おはよーす……っておい!」
『何だよwww』
Download「タオル一枚で入っていいとか言うなよ!」
『シャワー浴びたばっかだしwwwタオルで何が悪いwww』
Download「いや…そういう事じゃなくて」
『撮って放流したりすんなよwwww』
Download「ねーよ馬鹿」
『今服着てくるからwwwそこに座って待ってろwww』
Download「お、おぅ」


『お待たせwww』
Download「はえーな」
『で、何の用だww』
Download「もうすぐ朝飯だからさ、一緒に行こうと思って」
『良いけどwwwラウンコ知らねww?』
Download「知らね。まだ寝てるんじゃないのか?」

『そっかwそれもそうだなww』

604 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:55:21 ID:P4CY6PNJO
『エレベータあったかよww気付かなかった』
Download「だから見取り図使えっての。一階を押してっ…と」
『悪いww忘れ物したからw先行ってて』
Download「ったく、いいよ。俺が取りに行ってやるよ」
『いいってばwww大した物じゃないからww⊂二二二(;^ω^)二二⊃ブーン』


『ラウンコーwww起きろーww飯行くぞーww』

シーン………
『開けるぞラウンコww』
ガチャ

『おいこらww起きろ………って、あれwww?』


『いねぇwwww何この突然の失踪www火サスかよww』

〜〜一階・ホール〜〜

プログラマー「おはよう」
プリンタ「あんた、テキーラがぶ飲みして何で平気なツラしてんだよ」
プログラマー「寝れば治るさ。肝臓は強い方なんでね」

ネトゲサロン「昨日の狩りは熱かったな」
ネトゲ実況2「レア三つ手に入れたぞ」
小規模MMO「全員でPT組むの楽しかったよね」

Download「…お前ら外でもネトゲかよ」

605 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 18:58:47 ID:P4CY6PNJO
プログラマー「やあ、vip君おはよう」
『おはよwwwラウンコ知らないww?』
プログラマー「ラウンジ君なら、昨日の夜中に廊下で見たよ」
『何してたwww?』
プログラマー「大規模MMO君と何か話していたな。どうかしたのか?」
『昨日の夜からwww見当たらねえwwww部屋にも居ないしww』

プログラマー「……心配しているのかい?」

『ばwwバカwwただの好奇心だよwwどこ行ったか気になるじゃんww』

プログラマー「ふふ、好奇心か。君は口が猫っぽいから気を付けた方が良いと思うよ」

『何の事だよwww』

プログラマー「Quriosity killed the cat.さ」
『ベタな諺持ってきやがってwww』

プログラマー「それはさておき、大規模MMO君に聞けばラウンジ君の居場所もわかるかも知れないね。聞いてきてはどうだい?」

『おいすーwwwラウンコどこ行ったか知らねww?』

大規模MMO「おはよう、彼なら…」




大規模「私が、とある場所に放置してきたよ」
一同「ブーッ!!(゜ε゜;)」

606 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 19:01:20 ID:P4CY6PNJO
ネトゲ質問「だ、大規模さん?」
新mac「馬鹿じゃないの!?」
大規模MMO「そんなに驚かなくても良いだろうに。今の季節なら凍死はしないよ」
『ちょwwざけんなお前wwwあいつをどこにやったww』

大規模MMO「経緯から話すと、昨日の深夜にラウンジ君とばったり会った。それで、彼と部屋で飲む事になったのだよ。
飲み始める前から随分酒が入っていたようで、彼は私の部屋で熟睡してしまったのだ。
そこで、とある場所に運び込んで放置してきたという流れだね」

『流れだねwwwじゃねーよww』

大規模MMO「まぁ、場所やら何やらは後でミステリー君が説明してくれるだろうから、それまで朝食を取りつつ待とうじゃないか」


小規模MMO「姉さん、ほんとに何考えてるの?ていうか何やらかしちゃってるの?」
大規模MMO「せっかくこういうホテルに泊まったんだ。何もせずに帰るというのもつまらんだろう?」
小規模MMO「いやいやいやいや!」
大規模MMO「ふむ、もしかすると少しやりすぎたかな……ん、米粒が付いてるぞ」
小規模MMO「いいよ自分で取るから!べたべた触んないでくれよ!」
大規模MMO「(´・ω・`)」

ミステリー「皆様おはよう御座います。よく眠れましたか?」
『ラウンコについてkwskwww』

ミステリー「ラウンジならこのホテルの裏手、新館建設予定地に居るよ。行くなら案内するけど?」

607 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 19:05:55 ID:P4CY6PNJO
『行くぞダウソww』
Download「え、何!?俺も!?」
大規模MMO「私も行こう。犯人役がのんびり朝食を取っているのもどうかと思うしね」

〜〜十分後〜〜
ミステリー「気を付けなよ。そこら中に資材とか置いてあるから」
Download「わかりやすいくらいの工事現場だな…」

『で、ラウンジはどこだよwww早く言えコラww』
大規模MMO「あの中だよ、ほら」

Download「…スーパーハウス……かな」
ミステリー「まぁ、似たような物だよ」
『おいwwどうやって開けんだよwwドアノブねーしww窓もねーしww』
大規模MMO「更に言うなら、内側から鍵も掛かっているのだよ」

ミステリー「そこで問題。彼女はどうやってこの中にラウンジ君を置いていったのでしょうか?ちなみに、僕や従業員も協力しました」


Download「こんなもん、ググれば簡単に…」
大規模MMO「おっと、それは禁止だよ。検索はルール違反だ」
Download「ちっ」

『問題なんかいいからさっさとラウンコを出せwww』

608 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 19:09:45 ID:P4CY6PNJO
『もういいwwぶっ壊して出してやるwww』
大規模MMO「ぶっ壊して出す、一番手っ取り早いね。しかし、中のラウンジ君は無事で済むのかな?」
ミステリー「どうやったのか、それが解ければ、僕達が無事にラウンジ君を出す方法を教えてあげる」

『うぜぇwww』
Download「うーん、あれじゃないよな?鍵自体が掛かってなかったっての」
大規模MMO「確かめてみるといい。ドアの隙間から見えるだろう?掛かっているかいないかわかる筈だ」

Download「マジだ。掛かってる」
『こんなもん簡単だろww中にラウンジ入れてから鍵掛けてww出た後ドアノブ外しただけだろwww』

ミステリー「おーい、それじゃ問題にならないだろ。そんなんじゃないって」
大規模MMO「私は中から鍵を掛けて、それから出たんだ」

Download「あぁ!?それじゃどうやったんだよ!?」
大規模MMO「簡単な答だよ。大掛かりと言えば大掛かりだが、単純極まる方法だ」
ミステリー「難易度は激低だよね。犯人はわかってるし、時間や場所の謎も無いし」

『おいwwwちょっと調べるぞww手伝えダウソww』

Download「はいはいマンドクセマンドクセ。仕方ねーなぁ」

609 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 19:12:23 ID:P4CY6PNJO
『どうよダウソwww何かわかったかww?』
Download「いや、全然。どっかに開く所も無さそうだし」

大規模MMO「言っておくけど、床や天井に出入り口がある、なんてオチは無いぞ」
ミステリー「これはガチ。床・天井・壁のどれにも仕掛けは無いよ」

『床に穴空けてww土を掘って出入りしたとかじゃねwww』
ミステリー「それも違う。労力的にはそれに近い物があるけどね」

Download「…ちょっとまとめてみるか。◎窓無し。ドアノブ無し。入れそうな隙間は無しで鍵が掛かってる。
◎鍵は内側から掛けられた。
◎床・天井・壁に出入りできる仕掛けは無し。
◎かなり大掛かりな物で、この状況にするには多大な労力が掛かった。
◎犯人以外に、ミステリーや従業員も手伝った。
こんなところか」

『なんだこれwwwワープでもさせたんじゃないだろうなww』

ミステリー「それじゃ、最後のヒント。この場所をよーく見渡してごらん」

Download「工事現場?」
大規模MMO「何がある?」
『資材とかwww重機とかww』


Download「わかったぁ!!11」
『俺もわかったwwwイィヤッホォォォウ!!11!』

大規模MMO「それでは、お二人とも答えをどうぞ」

610 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 19:16:58 ID:P4CY6PNJO
vip・Download「運 ん で か ら 建物 を 作 っ た !」
大規模MMO「ふむ、具体的には?」

Download「まず床板部分に、運んで来たラウンジを置く」

『でww鍵を掛けて出たって事はwwドア付きの壁含めて三面分取り付けてww鍵を掛けて出る』
Download「その後は最後の壁一枚と、天井を取り付けて終了、と。だいたいこんな所だな」

『つーかww取り付ける前から鍵掛けても良かったよなwww』
大規模MMO「その通り、しかしこの問題の性質上、犯人役の私が嘘を言っては成り立たないだろう?」
ミステリー「取り付ける前に鍵を掛けてしまうと、【中から掛けた】と言えなくなるし、それ以外の言い方だと即バレするからね」
大規模MMO「というわけで、私は君らの言った手順で鍵を掛けたのだよ」


『解いたんだからラウンジ出せやゴルァwww』

ミステリー「おめでとさん。彼を救い出す方法を教えてあげる。一度しか言わないから心して聞いてね」

大規模MMO「適当に、その小屋の壁を蹴ったり叩いたりして、彼の名前を叫んでみたまえ」
Download「え、何それ?それだけ?」
ミステリー「いいからいいから。やってみなよ」

『ラウンコーww!ラーウーンコォーwww!!!』
ドンドン!
Download「ラウンジー!」
ガン!!ガンガンッ!!

カチリ カチャ
キィーーー……
ラウンジ「ふぁ〜…よく寝た…ん?何だこれ?ここどこ?」

611 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 19:19:49 ID:P4CY6PNJO
ラウンジ「え、vipとダウソ?お前ら何してんの?」

ミステリー「中のドアノブは外して無い、その上、一般的なスーパーハウス同様に、中からは普通に鍵が開けられるようになってましたとさ」

大規模MMO「完全な密室ではないから、【閉じ込めた】とは言ってないだろう?彼は酔っ払って爆睡していただけなのだよ」

ラウンジ「何?何だ何だ?」

Download「アホらし、帰るわ。部屋で画像集めでもしてこよ」
『俺もwww心配して損したww』

ラウンジ「なんだよ!何で二人ともキレてんだよ!」

ミステリー「さて、被害者役に事情を説明しておこうかな」

612 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 19:23:09 ID:P4CY6PNJO
〜〜vipの部屋〜〜
ラウンジ「おーい!もうすぐ帰りのバス出るぞ!」
『うるせwww死ね糞ラウンコww』
ラウンジ「なんかしらんが俺が悪かった。賠償はしないけど謝罪はするから!開けてくれよ!」
『……………』

ラウンジ「心配掛けて悪かった!土下座するから!許してくれ!」
『……部屋の前でされても見えないしww』
ラウンジ「じゃ、開けてくれよ」
『………』
カチャ
『土下座しなくていいからww入れwww』
ラウンジ「すまんかった!」
『ちょっと目つぶれwww(#^ω^)』
ラウンジ「こうか?」

ドゴッ!!

ラウンジ「……殴る事ねえだろ!口切れたぞ、おい」

『…し……』

ギュウッ

ラウンジ「お、おいvip?」
『ほんとに…心配……したんだからな…ひっく…うぇ…ひっく……』

ラウンジ「その…ごめんな」

『…アジで…ふざけんなよ…ひっく…ばか……』

613 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 19:25:18 ID:P4CY6PNJO
〜〜十分後〜〜

『ひっく…ひっく……っうぇ……』

なでなで

ラウンジ「治まったか?」
『…ぐすっ………うん…よしww帰る支度するぞwww』

ラウンジ「ほら、ハンカチ。顔拭いてけ」
『dwww俺が泣いた事ww絶対言うなよwww』
ラウンジ「言わねーっつの」

『ダウソにも謝っとけよwwwあいつも探してくれたんだからwww』

ラウンジ「はいはい把握した把握した」

『んじゃwww』

ラウンジ「帰りますか!」

614 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 19:28:51 ID:P4CY6PNJO
〜送迎バス内〜
セキュリティ「むにゃむにゃ……またウィルス…駆除しないと……ぐぅ」

自作PC「…スペック高いけど…これじゃ予算外だよ……zZZ」

ラウンジ「ほんと悪かったな。ダウソも探してくれたんだろ?」
Download「あ?勘違いすんな。vipの為だよ」
『おつかれちゃーんwww』
Download「ほんとお疲れだよ。新macに映画十本落として焼いてこいとか言われるし」
『そりゃ災難だったなwwww』

ラウンジ・Download「お前が風呂場で暴れたからだ!111!」


大規模MMO「バスの中でもバグ取り作業か。ご苦労な事だ」
プログラマー「仕事だからね。……君こそ昨日は大忙しだったそうじゃないか」

大規模MMO「ミステリー君は意外に喜んでいたがね」
プログラマー「評価は?」
大規模MMO「曰わく【素人にしてはまあまあ。でも実用的なトリックとはお世辞にも言えないよね】だそうだ」

プログラマー「もっともな話だ。…何でまたあんな大掛かりな事を?」

大規模MMO「ふふ、仕返し、だよ」
プログラマー「仕返し?」
大規模MMO「お盆をひっくり返された仕返し、だ」
プログラマー「……お盆?」

大規模MMO「vip君の狼狽した様子が見たかった、それだけだよ」

615 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/25(日) 19:41:27 ID:P4CY6PNJO
最悪「もしもしスーフリ?」

最悪「あはは!そんな邪険にしないでよ、せっかく電話したのに」

最悪「削除依頼から聞いてない?おかしーなー。ちゃんと私から話しておいたんだけど」

最悪「あは!まいっか。そう、依頼があるんだけど」

最悪「ほら、あいつ嫌いなんだよね。嫌いと言うより憎いっていうか、憎いって言うより消え去ってほしいって言うか」

最悪「そんなわけであぼーんして欲しいんだ」

最悪「かったるい?あはは、今回の標的の名前聞いたら、そうも言えないと思うよ」





superfree「……!!本気で言ってるのか?」

superfree「いや、面白そうだ。わかった、今回はタダで請け負ってやるよ」

superfree「ああ、それじゃな」




superfree「vipを消せ、か。なるほど。FOX★を敵に回す可能性もあるが……良い暇つぶしになりそうだな」




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