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Barでの一夜
748 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/31(日) 20:02:01 ID:KJJt/wUV0

ガチャ チリンチリーン バタン

静かなジャズミュージックが流れる薄暗いバーに一人の男が入ってきた。
その男は黒の皮コートを着込み誰かを探すように怪しく辺りを見回し・・・

ゴッ ズゴン!!

こけた。
豪快に。テーブルに頭を打ち付けて。


?「いっつぁああああ!!!」
ジャズ?「……。」
?「いってー・・・、久しぶりにお呼びがかかったと思ったら…。
  どうした、深刻な顔して。」

男は目を閉じ俯く人物に話しかける。

フュージョン?「あぁ…、それ多分寝てるな。」
後ろから声が聞こえた。

ちくり裏事情「ヨシ、マカセロ。ブッコロス。」
お酒・Bar「まぁまぁ、そんなこと言わずに。
       せっかく来たんだからこれでも飲みな。」
カウンターの向こうからも声が聞こえた。

ワイン「安モンだけど味はお勧め。」
更に気づくと目の前のカウンターには酒臭い男が居る。

ガチャ チリンチリーン バタン
ギャンブル「冷静さが欠如してるな。」
囁くような声が耳元から聞こえた。
黒い帽子を深く被った男はカウンターについた。

749 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/31(日) 20:03:07 ID:KJJt/wUV0
裏事情「何だ珍しい奴らが多いな。しかも・・・」

Xsports「何で俺が居るのかってか?」
左に目を向けると俗に言うB系の服を来た男性が居た。
既に人数が飽和している。脳内で。
裏事情「そゆこと。」

X「いやー、俺いっつも派手なことやってるからたまには落ち着いたところに来たかったりもするわけよ。
  しかも最近ここ着てみたら気に入っちゃってさ。ジャズとかフュージョンとか地味だけど
  話は面白いし、しかもBarとワインから酒の知識とか作り方聞くのも楽しいしさ。
  ギャンブルとかから競馬とかスロットとかの話も聞いてみたり静かで地味だけどマジ楽しいっつーk」

裏事情「お前らは?」
X「ちょwwwww」
Bar「私はこのバーの担当だからね。」
ワイン「俺はBarの助手ってとこ。」
X「シカトかよwwww」
ギャンブル「ジャズの演奏がお気に入りでな。」
X「(´・ω・`)」

750 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/31(日) 20:06:26 ID:KJJt/wUV0
裏事情「ん?そういやフュージョンって初めて会ったけど…。あれ?」
フュージョン?「俺はジャズだ。」
裏事情「…双子?」
ジャズ「そゆこと。」
フュージョン「そーだよー。お兄ちゃんは一人暮らしだけどね。」

X「あ、起きた。」
ワイン「お前今セクハラする気満々だったろ。」
X「スキンシップだってwwwwwっうぇwww」
Bar「もうVIPの真似はいいから。」

裏事情「お前の噂好きは変わってないな。」
ジャズ「あぁ…。」
裏事情「『地味さ』もな。」
ジャズ「ほっとけ。」
X「俺は派手だぜwwwwwww」
ワイン/Bar「聞いてない。」
X「(´・ω・`)」

751 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/31(日) 20:08:45 ID:KJJt/wUV0
Bar「さて雑談に区切りがついたところで皆、ちょっとカウンターに集まってくれ。」
散り散りに座っていた総勢7人がカウンターに集まった。

ワイン「で、何なんだ久しぶりに面白いことか?」
X「俺呼ぶってことはあれだろ?何か派手なことやらかすんだろ?w」
フュージョン「で、なになに?」


ジャズ「今、学校で起こってることをできる限り教えて欲しい。」

裏事情「お、天上のジャズ様が動きだすかい?」
ジャズ「いんや、ただの好奇心。」
X「嘘だーw」
ワイン「っつーかそれを言うなら『天下』、な。」
Bar「天上じゃ死んでるなー。」
ギャンブル「実際のところどうなんだ。」

Bar「噂では一部の生徒が学校に来なくなったとか。」
フュージョン「登校拒否?ヒッキー?」
ギャンブル「俺は来るも来ないもコイントス次第。」



ジャズ「コマンドサンボと…、マーシャルアーツだな。」

754 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/31(日) 20:25:39 ID:KJJt/wUV0
裏事情「ビンゴ。よく知ってんじゃねーか。お前ら集まりゃ俺よりも情報通なんじゃね?」
X「まーなwwwww」
ワイン「お前は何も知らなかっただろ。」
Bar「私は噂話を聞けても探ることはできないからね。」
ジャズ「いろんな奴に繋がりがあるからな…。」
裏事情「さすが地味王。」
ジャズ「うるせ。」

フュージョン「で、今学校どうなってるのー?」
ワイン「学祭以来騒がしいな。」
X「そういやAFOX教頭の話だと格闘系クラスの話はただの部活間の喧嘩らしいけど・・・」
Bar「普通のクラスには教えられてないことが多々あるらしいね。」
裏事情「そういうこと。放任主義も行き過ぎれば自滅に繋がるのにな。」
ギャンブル「俺は好きだな。生きるか死ぬかの駆け引き・・・そそるね。」
X「おー怖っ」
フュージョン「格好良いですねー。」
X「俺のこと?」
ワイン/Bar「ないない。」

755 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/31(日) 20:44:38 ID:KJJt/wUV0
ジャズ「他に情報は?」
X「そうだ、他に情報はねーのかてめーら。」
ワイン/Bar「一番情報持って無いのは誰だ。」
X「(´・ω・`)」
フュージョン「まぁまぁ。」
X「やっぱり俺が信じれるのはフュージョンちゃんだけだよーw」
フュージョン「きゃっ!」

ゴン X「ぬぐぁ!!」

ワイン「暫く黙ってれ。」
Bar「流石に瓶底は…。まあ良い薬か。」

756 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/31(日) 20:50:01 ID:KJJt/wUV0
裏事情「俺が知ってるのは生徒会が関係している。いや関係していた。
     んでもって後は存在がジャズより薄いクラスがあるらしい・・・。
     いや、存在が薄いというかなんと言うか、存在しているのかさえ不明だ。
     そこが関係してるらしいが、詳しいことは言えないな。」
ワイン「言えない?」
裏事情「俺が消されかねない。この学校はある意味一つの組織だからな。
     裏の秘密結社みたいなもんも無いわけじゃないだろ。
     っという理由もあるけど正直わかんねーんだなこれが。
     何しろ情報自体がほとんど存在しないんだよ。
     情報操作、もしくは隠ぺい。本当に知らない。
     知ってる奴はその秘密結社みたいなもんに消される。どれかだな。」
フュージョン「クラスごとで一つの組織みたいなものだしねー。」
Bar「現時点でコマンドサンボとマーシャルアーツの二人が不登校だからねぇ。」
ジャズ「……。」

X「で、結局ジャズは何がしたかったんだ?」
ジャズ「だからただの好奇心だっての。」
裏事情「まあお前は昔から噂話が好きだからな。」

ピリリリリ ピリリリリ ピリリリリ
ジャズ「俺だ。・・・ああ、わかった。今行く。」
ワイン「誰だ?」
ジャズ「…旧友だ。会ってくる。」

ガチャ チリンチリーン バタン

757 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/31(日) 21:26:37 ID:KJJt/wUV0
Bar「…いつもうちでピアノ弾いてるだけのジャズがこうも急に情報を集めるなんて何かあるのか?」
X「そういや最近テンション低いし言葉数が少ないなー。」
裏事情「それは昔からだ。」
ワイン「っつーかいつの間に復活してんだお前。」
X「xsportsやってりゃこのぐらい毎日してるぜwwwww」

ギャンブル「それに最近即興曲に乱れがある。」
ワイン「わかるのか?」
ギャンブル「些細な心の乱れは簡単で日常的な行動をも鈍らせるもんだろ。」
Bar「経験者は語るね。」
裏事情「あいつのことだから心配は要らないだろうけどな…。」

758 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/31(日) 21:30:02 ID:KJJt/wUV0
Bar「フュージョンちゃんは何か知らないの?」
フュージョン「んー、お兄ちゃんの考えてることはよくわからないんだよね。
        2年ぐらい前はお父さんお母さんと一緒に暮らしてたけどその頃からよくわからなかったり…。」
Bar「そっか。」
ワイン「ってことは疎遠ってこと?」
フュージョン「そうでもないよー。普段はいっつもお兄ちゃんと一緒に居るしww」
X「それって何てブラコn」

ゴン 「ふぎゃぁ!!」

ワイン「シェイカーって人を殴るものなのか?」
Bar「そうらしい。」
フュージョン「大体は一緒に曲やってると伝わるけどね。ほとんど何でも即興でできちゃうから。」
ワイン「流石だな。」
裏事情「双子だからこその以心伝心か。」

759 :抜いたら負けかなと思っている :2005/08/31(日) 21:31:19 ID:KJJt/wUV0
Bar「まぁ深く考え込まないで今日は飲んでってよ。」
ギャンブル「そうさせてくれ。」
裏事情「どうした?」
フュージョン「ギャンブルさん今日カードゲームで負けちゃったんだってさ。」
X「負けてくよくよするぐらいだったら次の勝負に出ろw」
Bar「たまには良いこと言うね。」
X「だろ?」
フュージョン「xsports君良いこと言うねー。」
X「だろだろ?」
ワイン「あとはもう少し落ち着いてればな。」


X「(´・ω・`)」





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