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ジャズ編
398 :抜いたら負けかなと思っている :2005/10/09(日) 03:46:51 ID:315spYRk0

*Bar

ガチャ チリンチリーン バタン


ワイン「ちーっす。」

フュージョン「あ、こんばんわー。」
トランプ「やっほーう。」
Bar「いらっしゃーい。」
Xsports「(´・ω・`)ノシ」
ギャンブル「よう。」

ワイン「お、トランプじゃん。何やってんの?」

占術理論実践「占いですよん。」

X「ちょ、聞いてくれよwwwwwww」
ワイン「ん?」

ギャンブル「占術にXの恋愛運を占ってもらったわけよ。」
Bar「そしたら何と。」
フュージョン「恋愛についてはもう諦めたほうが良いらしいとのことですよー。」

X「。・゚・(ノД`)・゚・。」


399 :抜いたら負けかなと思っている :2005/10/09(日) 03:47:37 ID:315spYRk0
占術「まぁ占いを信じるか信じないかは個人の勝手ですねん。」

X「(`・ω・´)シャキーン」

ワイン「でも個人的には」
Bar「その占いは99%」
トランプ「間違っちゃいねーよなぁ。」
ギャンブル「違いない。ククク・・・。」

X「ヽ(`Д´#)ノ」


400 :抜いたら負けかなと思っている :2005/10/09(日) 03:48:29 ID:315spYRk0


ワイン「そういやジャズは?」

トランプ「あんれ、さっきまで居たような希ガス。」
Bar「さっきまた『旧友に会ってくる・・・』とか行って出てったよ。」
ギャンブル「最近動きが多いな。」
占術「うーん、」

一同「……。」

X「彼女でもできたんじゃね?wwwwwww」

トランプ「 モ テ な い 君 超 乙。」
ワイン/Bar「 必 死 だ な 。」
フュージョン「お兄ちゃん『俺の彼女は音楽だ』って言ってたよー。」

X「Xが『俺の彼女はフュージョンだ。』って言ってたよー。」

Bar「誰かこの虫にかける殺虫剤持ってない?」
ギャンブル「スピリタスでも直に飲ませてやれ。」



一同「……。」

401 :抜いたら負けかなと思っている :2005/10/09(日) 03:49:49 ID:315spYRk0
X「なんかなー・・・。」
トランプ「ジャズがいねーとしまんねーな・・・。」
Bar「トラックにでも轢かれたんじゃない?」
ワイン「何でまた」
ギャンブル「ん?お前ら知らないのか?」
占術「何をん?」
フュージョン「お兄ちゃんは目見えないんですよー」

X/トランプ/ワイン/占術「……。」


       「ええええええええええええええ!!!?」


403 :抜いたら負けかなと思っている :2005/10/09(日) 04:06:38 ID:315spYRk0
*所変わって
ジャズ「(最悪と教頭……学校が荒れる…?何が起ころうとしてるんだ……?)」




ガチャ チリンチリーン バタン

ジャズ「ただいま。」
占術「おかりん。」

見慣れたバーには一人の女性だけが座っていた
深くフードを被った怪しい格好は場の雰囲気を変えていた

ジャズ「他は?」
占術「アタシが要り様かと思ってね。出てもらったのよん。」
ジャズ「勘の良い…。で、何でまた?」
占術「皆心配してるの。それだけ。」
ジャズ「……。」
占術「知りたいことがあるんでしょ?
    『これ』っていうことは断定できないけど…。
    抽象的なことだったらわかるかもよん。」
ジャズ「教と…、いや……この学校の行く末はどうなるのか。」
占術「・・・わかった、やってみる。」

404 :抜いたら負けかなと思っている :2005/10/09(日) 04:08:09 ID:315spYRk0
不思議な空気が流れる
張り詰めているようで それでもゆったりとした流れ
波のように寄せては引いて
心地よい空気が辺りを渦巻いた

占術「・・・あー、駄目だ。」
ジャズ「駄目・・・?」
占術「例えるならフィルターをかけた状態でしか見えないの。
    占星術とかでもやってみたけどやっぱり同じ。変な結果が出ちゃう。」
ジャズ「そうか・・・。」

椅子を引き 立ち上がろうとした

占術「あ、今一つだけ・・・はっきり見えた。」
ジャズ「それは?」
占術「傍観者が木の枝を掲げた。」
ジャズ「木の枝…?」
占術「そう、何で剣や旗じゃないのかはわからないけど・・・。」
ジャズ「・・・わかった、ありがとう。」
占術「あまり出歩かないようにね。最近危ない噂もあるし。」
ジャズ「ありがとう。」

ガチャ チリンチリーン バタン


405 :抜いたら負けかなと思っている :2005/10/09(日) 04:25:40 ID:315spYRk0
*夜風のあたる場所

ジャズ「(教頭と最悪…校長になりたい…か。
      ギャンブルの情報によると・・・
----
ギャンブル「カメラが言ってたんだが三戦にストーカーしてるおたくどもが
       三戦や軍事がわけわからん白スーツと巨人とかと戦ってるのを見たらしい。
       カメラはあんなのと一緒にするなとは言ってたが・・・」
----
ジャズ「(さて情報を整理すると・・・。)」

???「わっ!!!」

ジャズ「フュージョン。どうしたこんな所に。」
フュージョン「えー、反応つまんなーい。」
ジャズ「そんなこと言われてもなあ。」
フュージョン「理由は特に無いんだけどね。
        たまたまお兄ちゃん見つけて難しい顔してたからどうしたのかなって。」

406 :抜いたら負けかなと思っている :2005/10/09(日) 04:44:59 ID:315spYRk0
ジャズ「・・・あぁ、新しい曲について考えててね。」

夜風が冷たく少女の髪を揺らした

フュージョン「・・・お兄ちゃん。」
ジャズ「ん?」
フュージョン「皆、心配してるよ。」
ジャズ「……。」
フュージョン「前まではちゃんと杖も使ってたのに最近は目見えるみたいなふりして・・・。」
ジャズ「フュージョン。」
フュージョン「だっていっつもあんなに楽しそうにピアノ弾いてたのに最近じゃ難しい顔ばかりして弾いてる!」
ジャズ「そんなことはない。」
フュージョン「それに…、Barさんやギャンブルさんは口には出さないけど
        口調とか髪型まで変えて・・・どうしたの!?」
ジャズ「フュージョン、聞いてくれ。」
フュージョン「もう皆の知ってるお兄ちゃんじゃない!!」
ジャズ「聞け!!!」

フュージョン「 びくっ 」


407 :抜いたら負けかなと思っている :2005/10/09(日) 04:50:20 ID:315spYRk0
ジャズ「今までは主にvipやラウンジなんかの個人が関係した事件ばかりだった。
     校内でのゲーム事件や、クラス間の暴力事件。
     生徒同士が行っているスケールの大きい喧嘩に過ぎない。
     ところが今はどうだ。少しずつ少しずつ学校全体へとその矛先が向けられている。
     『学校を使った生徒への影響』から『学校そのものへの影響』に変わってきてるんだ。」
フュージョン「でも・・・」
ジャズ「俺には専門的な武道の知識も技術も無い。
     かと言って武器になるようなものも持ってはいない。
     旋律を奏でるよりも今はただ休符を書き続けるしかないんだ。」

一陣の風が吹く
今度はぬるく暖かい風が二人の髪を撫でた

フュージョン「・・・わかった。
        もうお兄ちゃん何を言っても無駄でしょ。
        即興みたいに考えるより先に始めちゃってるもん。」
ジャズ「ん、わかれば良し。」
フュージョン「でも無理に変わるより昔の姿の方が似合ってるよ!」

一つ、にこりと彼女は笑顔で笑い闇へ向かって走り去る
二つ、少しだけ小さい自分の片割れの背を見ながら思う
三つ、顔が浮かんだ
そうして四つ、肩で笑った

408 :抜いたら負けかなと思っている :2005/10/09(日) 05:00:00 ID:315spYRk0
???「どうしたんだい。そんなに面白かったかい?」
ジャズ「・・・えぇ、懐かしくてね。」
Bar「随分変わったと思ったらまた元通りかい。」
ジャズ「今だけですよ。3分経ったら更に元に戻ります。」

ふふふと声が重なった

ジャズ「可愛い可愛い妹には負けましたよ。」
Bar「やっとうちのバーに紳士が入ったね。」
ジャズ「元気があるのとクールなのが多すぎましたかね。」
Bar「一杯付き合わない?良いお店見つけたんだ。」
ジャズ「是非。」

紳士的に会釈をし、Barの後を追った

ジャズ「あぁそうだ。」
Bar「ん?」
ジャズ「私、目が見えないので手を繋いでくれると嬉しいのですが。」

二つの笑い声が響いた

Bar「甘えたってだーめ。」
ジャズ「あら残念。そういえばBarさんにはワインさんが居ますもんねえ。」
Bar「ちょ・・・!あれはただの雑用!!」
ジャズ「あはは、お先に外出てますよ。」

Bar「ちょっと!あんた本当は目見えてるんじゃないの!?」
ジャズ「心の目ってやつですよ。」

笑い声が闇に解けて月明かりは一層に暖かく校舎を照らした




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