浜松市の巨樹,タブノキ,X
滝沢の大タブ,巨樹
「タブ」の名は朝鮮語に由来か?
学名は、Machilus thunbergii、
漢字は、椨の木、
カタカナは、タブノキ、
別名は、タマグス、イヌグス、ダマ、ダモ、クスダモ、マダミ、 紅楠(中)、
分類は、クスノキ科タブノキ属 (常緑高木)、
原産・分布は、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮南部、中国、台湾、フィリピンの山地上部を除き、広く見られる。沿海地に多い。
樹は、シイ・カシとともに、照葉樹林の代表樹。沿海地に多く、大木は30mにもなる。積層雲のように葉の層が重なりあって樹冠をつくる。
幹は、樹皮は暗褐色で皮目が目立つ。太い樹は古くから、船材として用いられた。八丈島に、古くから伝わる絹織物である「黄八丈」は、タブノキ(島ではマダミと呼ばれる)の樹皮を、染料として利用した。黄八丈の色は、黄色を主にして、樺(茶)色、黒とあり、タブノキは樺色の染料にする。今で言えば、草木染めである。国の伝統工芸品に指定されている。公園樹、器具・家具材、建築、パルプ、防虫剤(樟脳)、草木染めの染料、線香のつなぎ原料などに用途されている。
新芽・葉は、春の若葉は赤みを帯び美しい。葉は互生で枝先に集まる。葉身は倒卵状長楕円形で先端が尖る。厚い革質で表面は光沢がある。縁は全縁、昆虫アオスギアゲハの産卵木、アオスギアゲハは、学名→Graphium sarpedon、漢字→青条揚羽、分類昆虫→鱗翅(チョウ)目アゲハチョウ科アオスジアゲハ属、生息地→海沿いなど暖地で4月〜9月に林の中で見られる、アゲハチョウ科アオスジアゲハ属の鱗翅(チョウ)目の蝶。産卵は、新しくこれから展葉する葉や芽に産卵する、幼虫はタブノキの芽葉を食草し成育し、鱗翅(チョウ)目の蝶となる。果実は、漿果で球形。7〜8月に黒紫色に熟す。『古くから天より降る木』と言われた。鳥が好んで食べ、種子散布したのだろう。
「タブ」の名は朝鮮語に由来か?
万葉集〜ロマンの伝承〜大伴家持(万葉集)
都万麻(つまま)=タブノキ
(万葉集)
霊(たま)の木=タブノキ
犬楠(いぬぐす)=タブノキ
大きな樹が霊(タマ)の木
古代の信仰で対象となった大きな樹が霊(タマ)の木
古代歴史ロマンを掘り起こすプロジェクト!!
学名は、Machilus thunbergii、
「タブ」の名は朝鮮語に由来の説や見方がある。
本州中南部、四国、九州、琉球、台湾、朝鮮半島南部、中国中南部に 分布する。
別名イヌグス。中国名は楠である。高さ20m。直径1m。木理はやや粗。 比重は0.65。散孔材。 心材は紅褐色、ただし濃色のもの(ペニタブ)と淡色のもの (シロタブ)とがある。辺材は淡黄褐色。年輪は木口面ではおおむね明瞭であるが、柾目・板目面ではやや不明瞭。肌目は粒く、しば しば交錯木理や杢があらわれる。強さ、切削・加工性、耐朽・保存性、 乾燥の難易、ともに中位。 割裂は困難。
『万葉集』古代伝承秘話〜歴史ロマン
古代の信仰で対象となった大きな樹が霊(タマ)の木であり、それが タモ、タブ、タブノキと変化したとも考えられている。
また『万葉集』の大伴家持の歌、
「磯の上の都万麻を見れば根を延へて年深からし神さびにけり」の
ツママは、
タブノキとされている。
・霊が宿る木とされていたことから、
「霊(たま)の木」と呼ばれ、
それがしだいに
「たまのき」→「たぶのき」に変化して
いったとのこと。
・椨の木の樹皮の粉から、線香が作られる。 (白檀も同様)
・別名「椨(たぶ)」
「犬楠(いぬぐす)」
・「磯の上の
都万麻(つまま)を見れば
根を延へて
年深からし 神さびにけり」
大伴家持 万葉集
(都万麻 = たぶのき)
葉の表面はつやがあり、触るとなめし 革のようになめらかで厚い。 安価な線香は通常、スギの葉の粉末を糊で固めてつくられるが、高級な香というのは、ジンコウやビャクダン、チョウジといった各種の香木・香草を練り固めてつくられる。 タブノキの樹皮には水と混ぜると粘液を生ずる成分が含まれ、古来、たぶ皮と呼ばれ、線香や練香の粘料として使われた。また八丈島では、樹皮は褐色の草木染の染料(黄八丈の染料)として用いられている。また、クスノキのような芳香はないが、材は良質で、建築・家具・ 細工物などに広く利用される。
一般に「タブ」を「玉」「霊」と観て、日本人の古代樹木崇拝の反映と解釈される。
しかし、樹木崇拝は対象をタブだけに絞るわけにもいかない。やや説得力に欠けると思う。
丸木舟を意味する朝鮮語に「ton-bai」があり、舟を造った木の名の説、朝鮮語の発音がなまってタブとなった説、朝鮮語の方言におけるトンバイ(独木舟)がなまってタブとなり、タブを作る木の意、とする説などがある。
別名(地方名)のダマ、ダモなども同じ。古代、朝鮮半島から日本に渡ってきた人の船はタブで作られていたという。『日本書紀』にスサノオノミコトが船はクスノキを用いよ、と言ったというのもタブのことではないか、との説もある。
船は我国ではクス材が使われるわけだが、タブも始めは使われたのではないか。
タブは日本海側にも広く分布している、能登一の宮・気多大社の御神木はタブの老樹であるし、本殿背後約330アールは「入らずの森」と呼ばれる古来の聖地で、タブ、スダジイ、ツバキ、ヒサカキなどの原生林だ。稲作以前の日本の沿岸風景はたぶんこのような姿であったと推定される。若狭国のニソの森も主はタブの森とみてよい。タブは太平洋岸でもかなり北まで分布し、三陸海岸まで達する。
滝沢の大タブの木に寄り添う
『 巨樹も神秘的!! 』
大タブに、寄り添うもう一つの巨樹があります、夫婦的な存在感は神秘的、夫婦巨樹的に共生しています元気に生き生きしています、例えると、人の世の仲の良い夫婦みたいです、大自然の不思議な生命力を感嘆する巨樹です、何故なら、巨樹は2本1対、大庭で生きてきた夫婦樹、強い生命力が神秘的です、滝沢の大タブ夫婦巨樹は北区滝沢狸穴集会場遠鉄バス停から徒歩1分の処にあります。
平成24年6月2日付で情報を提供しています
大タブは、いままで森林の中に隠れていました、通学路の整備の伐採作業中により全体の姿を写真に撮ることとになり、タブノキの巨樹であると、樹名がわかりました、大タブ情報を公開いたします。
(情報公開にあたり)
この木を拠所に
この木が目標になったり、
道しるべになったり、
通学路を歩く子供さんが喜んだり
浜松市北区地域の活性化や、
大自然からの贈り物に接する森林浴の機会や、
お茶の間の話題や、
文化の交流などに、
未知との遭遇みたいな現れ方で珍しい
『滝沢の大タブ』は、
里山の歴史から創り出された、
自然遺産です、
インターネット上での情報公開が、皆様の機会の、お役に立てばと考えています。
注)一部の調査資料、掲載文章、資料等、引用掲載