わがまま旅団の団長が日々思うことを10年以上も不定期に語ってます
今日は一言?
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| 2015/11/11 なんとか10月分の感想を書きましたよ。 ちゃんと6本観てますよん。 ドローン・オブ・ウォー 現代の戦闘による兵士の心の壊れ方をイーサン・ホークが熱く静かに演じていました。 戦争映画ですが、いつも観ているようなドンパチ物とは違います。 徐々に、徐々に本当にゆっくりと心が蝕まれていくのを 我々観客はただ手をこまねいて観ていなければならない息苦しさがありました。 その淡々とした物語の進行が返って背筋を寒くさせる演出でしたね。 退屈になりそうなのに片時も目を離せないのは この作品の奥底に流れる怒りのような悲しみのような薄暗い感情を イーサン・ホークが言葉ではなく、彼のほんの僅かな仕草で現わしていたからかもしれません。 戦闘機に乗るわけでもないのになぜフライトスーツを着るのか? 地上からの任務とはいえ彼らはいまでも空軍のパイロットなのでしょう。 最後の最後に彼が犯した行動は正しかったと思いたい。 そしてボロボロになりながらもまた幸せになって欲しい。 そんな事を想わせる作品でした。 重たいだけでは終わらない作品になっていますが 誰にでもおススメ出来るような作品ではないですね。 バクマン 少年ジャンプの人気コミック&アニメが実写映画化でございます。 コミックやアニメの実写化はいつも賛否両論ありますが 今回の実写化はるろうに剣心と同等くらいには上手くいった方だと思います。 まずは途中までとはいえ佐藤健が普通に漫画を描いていたのには驚いきました。 どんだけ才能と努力が漲ってんだこの子は(笑) 彼の出演でこの映画がリアリティをもったような気がします。 音楽、音響、スピード感の演出も良くて 特にマンガが出来るまでの描写が凄く面白かったです。 それとマンガバトルも良かったよ。 佐藤健、神木隆之介が演じる主人公2人のキャラクターがイイ感じで表現されてたと思います。 他にも染谷将太、桐谷健太、山田孝之、宮藤官九郎そしてリリー・フランキーと豪華な配役で それぞれの キャラも活かされていて良かったです。 実は原作はほとんど読んでいないのですが非常によくまとめていたと思います。 でも、病気(過労)は大丈夫なのか?気合いでは治せんぞ(笑) 最後のエンドロールも良く考えられていて思わず笑っちゃいました。 病的に原作愛が強くなければ普通に楽しめる青春映画だと思います。 ファンタスティック・フォー マーベルコミック最初のグループ型ヒーローがリブート作品として再登場です。 そういえばファンタスティック・フォーは10年前にも2作品作ってましたね。 あの時もバカ受けはしなかったような記憶がありましたが今回もなんだか微妙な作品に仕上がってます。 実験の事故でメンバーの身体に異変があるのだけど すぐに1年後とかになっちゃって主人公たちの内面の苦悩とかはあまり描かれていませんでしたね。 ちょっと制作側のエネルギー不足かなぁ。。。。 クライマックスの対決があまりにもあっさりでビックリしましたよ。 全然強敵っぽく感じられず残念でした。 メンバー達も協力して戦うならそれなりの演出が必要だとおもうんだよね。 前半の青春物語にかなりの時間を割いた分後半のボリュームが不足しちゃったようで 今後、他のマーベルヒーローと絡んでくるにしても物足りない感じがします。 たぶん続きがあるのでしょうけどかなり厳しいんじゃないかな。 お約束のエンドロールの後には何も無くいのでマジで続編は無いかも。。。 ジョン・ウィック キアヌ・リーブスが久しぶりのスマッシュヒット! 痛快というにはちょい痛過ぎるアクション映画で戻ってきました。 もう、撃って、殴って、刺して、極める。もうそれだけのようなアクションハードボイルド映画 と、思いきや怒涛のアクションの中にも男の友情や女の裏切り、組織の掟。 そして愛。。。などという厨二病患者が泣いて喜ぶような設定が随所に熱く溢れかえっておりました。 ストーリーは予告編で全部わかります。 だって車盗まれて子犬を殺された男の復讐だもの(笑) ただね。この復讐ってのがとにかく徹底しているんですよ。 ターゲットを仕留めるまでは全く手を抜かず徹頭徹尾殺しまくります。 それもカッコイイのは無駄な事は一切しゃべらない寡黙さと 殺す相手にも言い訳させる時間など与えない非情さが印象的で良かったです。 狭い場所での1対多数の銃+格闘戦はさすがこの映画の売りにしているだけあって ド派手ではなく、重みすら感じるド渋な感じで良かったです。 主人公のキアヌ・リーブスはもちろんですが友人的殺し屋のウィリアム・デフォーや ホテルのフロントのランス・レディックが印象的でしたし ロシアンマフィアのボスであるミカエル・ニクヴィストというおっちゃんも渋くて なんだかカッコイイ男ばかりの映画でしたなぁ。 渋いアクション洋画をお望みでしたら大おススメの作品ですよ。 図書館戦争 THE LAST MISSION 日本のアクション映画も頑張ってます! 前作が予想以上に好評だったらしくすぐさま続編制作が決まっていましたね。 普段は白熱のシーンに甘いシーンを挟むとブツ切れ感が感じられて好きではないのですが 今回は緩急の効いた演出がとても好印象でした。 地球を守る!みたいな壮大な話しとはせず 地に足の付いたしっかりとしたスケール感で描かれていたのも良かったです。 銃撃シーンや格闘シーンの迫力も十分に感じられたし 岡田准一の身体能力というか格闘スキルの高さには唸りましたわ。 他のメンバーも練度が高く感じられらのは2作目までの時間に余裕があった為かもね。 まぁバリケードばっかり撃ってるのもどうかとは思うんですけど これが少年少女向け映画的な演出だということで納得して評価を甘めにしておきます。 ラブコメシーンも非常に微笑ましく、まるで父親のような気分で観ることが出来ました。 特に郁が泣いて堂上が慌てるところが個人的にはツボりました(笑) 全体としてはそんなに悪くない程度には丁寧に作ってあったと思います。 ラストカットも良かったです。 やっぱりカップルで観るのがよろしいかなと思う映画です。 メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮 SF青春群像劇の第2弾はゾンビ映画となっておりました(笑) 副題が「砂漠の迷宮」となっていますが1作目のような迷路はどこにも出てきません。 原題を確認したら「THE SCORCH TRIALS」となっていましたので 本来なら『焦土の試練』というところなのでしょうけどね。 メイズ・ランナーの「メイズ」部分が強調されてしまっての邦題なのでしょうが 実際には「ランナー」の方が受け継がれている作品でして 主人公たちは 前作にも劣らぬ死にもの狂いの走りっぷりを披露してくれていましたよ。 ストーリーは また1人、また1人と仲間を失いながらも 新たな出会いを重ねて成長していく青年たちの話しでした。 全体としては前作以上に主人公のトーマスを中心とした展開なのですが 前作では参謀的な役だったニュートまでもが今回は非常に影が薄かったのは残念でしたなぁ。 もうちょっと群像劇として他の人物の心情なども掘り下げて欲しかった気がします。 そして意外と言ったら意外、やっぱりといえばやっぱりな人物が裏切ります。 この辺は観てのお楽しみですね。 最初は逃げているばかりだった主人公のトーマスでしたが 最後はついに立ち向かう決意をします。 んで、決意したところで終わりです。。。 はい、そうです。コレは3部作なのでしたね(笑) ちなみに最終章の公開は2017年2月だとか。 忘れずに観に行けるだろうか。。。。 |
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| 2015/10/18 やっと9月分の感想を仕上げました。 9月もしっかり5本観れましたね。 キングスマン 近年稀にみる痛快スパイアクション映画が誕生しました。 最近の薄暗くて湿っぽいスパイ映画に決別してきた ある意味懐かしく、ある意味新しいスパイ映画になってます。 紳士たるキングスマンたちのまさに痛快な大活躍を思う存分に楽しんでしまいました。 途中からの意外な展開を含めて脚本もよく出来てるなぁと思いましたね。 「英国王のスピーチ」でアカデミー主演男優賞をとったコリン・ファースが 紳士的でありながら野性味もあるスーパーエージェントを好演してくれました。 売出し中の若手俳優タロン・エガートンも若者らしい型破りな好漢を演じて今後が期待出来ますね。 スパイ映画にはお約束のトンデモな秘密ガジェットも盛り沢山でワクワクさせてくれますし もちろんアクションシーンはバッチリでたっぷりで見応えありましたよ。 そしてスパイ映画にはなくてなならないお色気シーンもちょっぴりですがありますので それもまたオジサンの満足度に貢献しております(^^ゞ 冒頭からバシバシと殺し合うのですが 中盤から後半にかけてはありえないくらいの人が死にますのでR15は仕方ないね。 これはシリーズになる予感です! 監督は次回は日本を舞台にしたいと言ってるらしいので楽しみにしていましょう。 (来年の4月から撮影スタートという噂も出てますね) ところで超有名な俳優さんが冒頭でいきなり出てきたのだけど誰だか判ったかな? この秋、おススメの大人の楽しいスパイ映画です。 ヴィンセントが教えてくれたこと 堅物偏屈オヤジと悲しみを抱えた純粋な少年のハートフルな物語です。 いわゆる市井の人の人生の一部をそっと切り取ったような作品でした。 久しぶりにビル・マーレイに会えたから良かったけど 残念ながら、ある意味寂しい可哀想なオッサンに全然共感出来ないんですよね。 (ビル・マーレイ自身は毎年のように映画に出演してますが私が観てないだけです) 「キングスマン」と2本立てで観たのも悪かったと思うのですが 普通の人達の話しなのでどうしても薄味に感じてしまいましたね。 ぶっちゃけ似たような設定であるクリント・イーストウッド監督・主演の 「グラン・トリノ」を3倍くらいに薄めたような作品でした。 途中で泣いてしまったという話も聞くくらい 決して悪い話しではないので、心清い人ならば楽しめると思います。 進撃の巨人 エンド・オブ・ワールド 大人気マンガの実写化して賛否両論渦巻く映画の後編です。 ぶっちゃけ日本の特撮レベルの限界を知るイイ機会をくれた映画ということにしておきましょう。 この、設定や演出の詰めの甘さはどこからくるのだろう? とはいえ、原作ファンからはかなり叩かれるだろうなぁ〜ってところまでを しっかり描いてくれたのはある意味評価したいと思います。 2作で納めるためにいろいろと伏線と設定を作っていましたがこれも一応ちゃんと納めてきましたね。 1作目では謎の言動だったシキシマ隊長もまぁ腑に落ちる内容でしたので良しとしましょう。 2作連続撮影ということで演出や演技的なクオリティが序盤よりも上がってきたせいか 後半はどんどん良い感じになってきたと思います。 これは邦画としては久しぶりに前篇で諦めないで後編を観て良かったと思えました。 まぁそれもこれも前後編ともにレベルがそれほど高くないというのもありますが。 もしかして売上げがしっかり上がれば続編やるかも?無理かなぁ?(笑) 樋口監督の次回作は東宝としての切り札ともいえる「シン・ゴジラ」です。 このままではかなり不安な感じです。 天空の蜂 20年近く前に発刊された東野圭吾の小説を今だからこそ映画したであろう作品です。 原子力発電所が抱える問題点やその周囲にいる人々の思いや反応を臆することなく描いていましたので いろいろと伝えたい事があるのは解りましたよ。 作り手側からのメッセージ性があるちゃんとしている映画なのですが 細かい部分の演出がちゃんとしていないのでリアルな実感に繋がりにくくなってしまったのは残念でした。 たとえば冒頭のところで最高機密であるはずの最新鋭の大型ヘリに 興味半分の子供2人が簡単に乗り込めちゃうという警備体制ってあるのでしょうか? (警備をすり抜ける描写さえありません) ホバリングしているヘリコプターの風圧やロープの重さなども考慮されておらず 子役が一生懸命演技しているのにどれもが嘘臭く感じてしまい興醒めです。 車でのクライマックスもありえない長距離を下ったりして 急な九十九折のところを奇跡的に走り抜けちゃうのは ドキドキじゃなくてもう笑っちゃいましたよ。 拳銃(リボルバー)に関しては素人目には判らないような事なんだろうけど ちょっと銃に詳しかったら興醒めしてしまうような扱いでした。 映画の中での江口洋介のセリフのように 細かい、小さい事の積み重ねが大事なのにね。 原発に対しては肯定も否定もしておらず比較的フラットなスタンスで描いていて 双方に対して、というか国民全てに対して問題意識を問いかけているような作品でした。 日本を代表するようないい役者さんを沢山起用して 熱い演技を沢山してくれたのに演出の粗さがそれらを台無しにしていると感じた作品でした。 アントマン アベンジャーシリーズい異色のヒーローが誕生です。 とにかくアベンジャーシリーズを意識した作りが程よく効いていてニヤリとさせられます。 なにせ映画の一番最初のセリフが「スターク!」から始まるんですよ! 予告とかでは普通の人ということになってますが 彼は彼なりにいろいろと技術を持っていまして普通じゃありません。 たとえば巨大企業のコンピューターにアクセスしたり 厳重に警護された建物へも意外とあっさりと侵入出来たりします。 ただ、超人じゃないってことね。 冒頭はちょっと間が悪いような演出でしたけど 最初のあの一連の流れがあるからこそ後半に上手く繋がってくるんですね。 大きさが変幻自在の戦い方も表現方法(演出)もなかなか見応えありました。 大きくなったり小さくなったりする相手と戦う演技をする方も大変だろうなぁ。 なんて考えちゃいましたよ(笑) 単に小さくなるだけでない設定にもなっていて チビデカ光線銃みたいな演出もあって面白かったですね。 ワンパンチKOの相棒も最初からの設定が活かされていて好きです。 主人公とヒロインの憎たらしいくらいのエピローグも見事でしたね。 これからもアベンジャーシリーズは見逃せませんなぁ。 もちろんエンドロールの最後まで席を立たないのはアベンジャーシリーズのお約束ですよ。 |
| 2015/10/03 こんにちは。まだ9月分の感想じゃないですよ。 なんと8月分の感想がこんな時期になってしまいました(^_^;) でもなんとか5本観てますよん。 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN マンガとアニメが大人気の作品を敢えて実写化で挑戦です。 原作はあまりよくは知らないのですが、映画はまぁよく出来ていたと思いますよ。 もちろん不満は沢山あります。 まずは立体起動装置での空中移動のアクションは今作の売りのひとつだと思いますが 残念ながらCG、VFX共に10年前のスパイダーマンにも敵いませんね。 立体起動装置での身体の動きに特に違和感がありまして アレってワイヤーもガスの噴射も腰の部分に結合されているのだから 腰の位置から引っ張られるように表現されないとおかしいんじゃないかな? なんだか「ワイヤーに釣られている感」が出ちゃっていて残念でした。 ストーリーは序章という感じで何もわからないままでしたし 死亡フラグの立て方が判り易す過ぎじゃないですかねぇ。 直前まで一緒にいた仲間が躊躇なくあっという間に肉片に変わってしまうという 無情さと残酷さが巨人の恐ろしさを強く引き立てるんじゃないかなぁ 主演の三浦春馬は主人公らしい冒険心とトラウマを抱えている表情を上手く表していたと思います。 意味深な「リヴァイ的」シキシマ隊長の長谷川博己は悪くはなかったですけど 人の好さそうなところがミステリアスな雰囲気に合わなかったような気がします。 ミステリアスという感じでは水原希子の方が雰囲気が出ていて良かったですね。 (演技というよりその人のキャラの問題かな) キャラという意味ではこの映画のキャスティングにはちょっと疑問が残ります。 その代表的な例としてはCMで瓦割りしている本格空手家アクション女優の武田梨奈に 見せ場はラブシーンと爆死前の車のシーンくらいで ほとんどアクションらしい事をさせないところとかですね。 あの役なら他にもピッタリな子がいるだろうし どうせ死ぬならもうちょっとアクションさせてから死なせたかったかな。 というわけで全体的に演出がヌルいです。 設定や伏線も含めて2作目で上手く着地出来るのかちょっと心配ですが後編も観ますよ。 BORUTO NARUTO THE MOVIE ナルト完結後のオマケ的なエピソードです。 ナルト達の子供による次世代忍者がちょっとだけ活躍して 後はナルト達の凄さを再認識する映画・・・かな? ボルトというネーミングはナルトとの語呂も良いし 四代目の黄色い閃光やサスケの雷切につながる電光のイメージともつながるし さらにはヒナタの日向一族としてナルトとのつながりも強い「ネジ」とも関連させるという 非常に良い名前だなぁと思いました。 基本的には少年漫画の王道的な未熟な主人公の成長譚となってます。 道具やチートに頼っていては本当の強さは得られないとか ちょっと説教臭いところが多いのはやっぱり子供向けだからでしょう。 でも悪い事ではないと思います。 さすがにナルトとサスケのコンビネーションによるバトルシーンなどは迫力満点で十分に楽しめました。 ナルトとヒナタの子とサスケとサクラの子ともう1人の子によるスリーマンセルもイイ感じでしたし この3人目の子の親もナルトやサスケに見劣りしない超特級ランクの忍者なんですけどね。 (誰なのかは映画の中で明らかになりますよ) オープニングのカット割りや画作りの悪さにはイラっとしましたが 中盤からはそれも気にならなくなったの全体としては概ねOKという事でしょう。 NARUTOのファンが激しくがっかりすることはないと思いますよ。 ミッション・イン・ポッシブル ローグ・ネーション トム・クルーズの当たり役が5作目となりました。 相変わらず不可能と思えるミッションを ギリギリの間一髪でクリアしながらのハラハラする展開はお見事としか言いようがありませんな。 特にCMでも売りにしているトム・クルーズが飛行機にしがみついたまま実際に飛んでしまうシーンが 映画冒頭の掴みのためだけに使われているという贅沢な作りにまずは驚きました。 バイクのチェイスシーンもどこまでが実写でどこまでがVFXなのかまったく判りませんでしたよ スパイものとしてのスリルや緻密に計算された(でも最後は力技(笑)の)ミッションもイイ感じでしたよ 女性スパイのイルサにはいくつか迂闊なシーンもありますけどまぁOKです。 最後のミステリーの解き明かしは驚くほどではありませんでしたけど スパイ映画ならではの秘密アイテムやビックリ装備満載で非常に楽しめました。 エンドロール直前までニヤリとさせてくれるところなんかは 「さすがミッション・イン・ポッシブル!」という感じでしたね。 たぶんまた続編もやるでしょうから観るとは思いますが 個人的にはトム兄さんには「ジャック・リーチャー」のシリーズ(=アウトローの続編)を作って欲しいな。 ジュラシック・ワールド 20年前に断念した夢の恐竜テーマパークがいよいよオープンしました! 1993年の夏に 有楽町の劇場で第1作を観た時に 恐竜の質感とリアリティに度肝を抜かれたのを今でも鮮明に覚えています。 フルCGとアニマトロニクスが表現豊かに融合している最初期の作品と言ってもいいでしょう。 そして現代になり恐竜たちの迫力は20年前よりも更に増して いまや普通に隣りに寝ていても不思議ではないと思えるくらいのリアリティとなりましたね。 まぁ技術の進歩はいいのですが肝心なのはそのストーリーと演出です。 そういう意味ではまぁ合格点だよなって感じです。 前半の焦らした演出は定番ですがここで登場人物にどれだけ感情移入出来るかで評価は別れるでしょう。 もちろん後半はパニック映画ならではの定番な展開になりますが 初動のラプターのカッコ良さから一転して新種の恐竜に出くわした後の行動にはドキドキしちゃいましたね。 そしてクライマックスにはやっぱりアイツが来るわけですよ。 これは前作までのジュラシック・パークを観てきた人への そして恐竜ファンへのサービスでしょうなぁ。 主役のクリス・プラットは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でもカッコイイ役でしたが 今回もカッコイイ主人公をカッコよく演じてましたよ。 それと小主人公ともいうべき少年2人もいいキャラクターを出していて今後の活躍が期待されますな。 (もう2人とも大作映画はいくつか経験済みなんですけどね) ところで「あのカプセル移動機」なんだけど、非常事態には緊急帰還するのが普通だと思うんだけど そのまま勝手に操縦出来ちゃうとか根本的に安全性に問題ありなパークですよね(笑) CGも含めて大満足出来る作品でしたが、どうもこれ1作では終わりそうにない予感です。 ted2 あの愛くるしいゲスなぬいぐるみ野郎がまた戻ってきましたよ。 お下劣さと突拍子の無さは相変わらずなので安定してビッチな奴らですけど 日本人にはあまりこういうのは馴染まないんじゃないかなぁとも思います。 ジョギングしている人に対するイタズラなんて 普通にクソッタレな奴らという感じで笑えないシーンでもありましたね。 今回はコミコン(アメリカのコミケのようなもの)の会場まで乱入しちゃって 絵的にはヲタクたちも喜びそうな面白いシーンもあるのですが ひ弱なヲタクを意味無くいたぶる奴がいたりしてワルノリが痛々しく感じました。 あちこちに散りばめられたトンチキなパロディには笑ってしまったので 残念ながらこの映画の勝ちなんですけどね。 ※けっこうな映画好きでないとちょっときびしいところはありますけど。 相変わらずの無駄にパワフルな豪華キャストにはビックリしますよ。 特に「冒頭のあの人」は絶対に後半に凄く絡んでくると思ったのに 最後の最後で呆気にとられる使い捨て方には声も出ませんでした。 それと感動シーンの演出はかなり弱いです。 ※セス・マクファーレンはこの手の演出はあまり得意じゃないみたいですな。 来年1月に公開される「映画史上もっとも紳士なクマ」との比較が今から楽しみです。 |
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| 2015/08/19 7月分の感想をやっとまとめることが出来ました。 いろいろあった1ヵ月でしたが映画は5本観てますよ。 ストレイヤーズ・クロニクル 和製SFサイキック青春群像劇です。 邦画としてはアクションやVFXがしっかりしていてちゃんと見応えがありました。 もちろん邦画の規模と予算のわりにはという但し書きがつきますけどね。 若い役者さんたちはしっかりと演技をしていたと思いますし展開も王道で楽しめました。 王道という事でストーリーにひねりはあまりないけどね。 主演の岡田将生と渋谷将太はやっぱりカッコイイですね。 ちなみに今回のヤングチームでは岡田将生だけが1989年であとは全員1990年代の生まれという まさしく今後の活躍が期待される平成世代の役者さんたちとなってます。 白石隼也や黒島結菜辺りはあっという間にブレイクしそうですね。 それと曲者の役が多い本郷奏多がメッチャ気弱そうな大学生も以外と似合っていて驚きましたよ。 もちろん脇を固める渋い方々のお陰で話しに重みが出ていますよ。 でもね、もうこの手の映画は対象年齢から外れているのでしょうね。 なんとなくのめり込めない感じがありました 全体的に演出や編集の雑な感じに受け取れた部分があったのは残念です。 正直言うと挿入歌も含めて「ゲスの極み乙女」の歌はあまりイイ感じには受け入れられませんでした。 個人的にはこの映画の雰囲気には合っていないような気がしたのです。 でも最近の若者の感覚ならば良いのかもしれませんね。 というわけで若者たちには軽くおススメしておきまして アラフォー以上の大人達にはそれほど積極的におススメしない感じです。 バケモノの子 「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」と話題作連発の監督の最新作です。 監督であり原作、脚本までこなしている細田守監督の演出力の高さは一級品だと言えるでしょうね。 俳優がアニメの声を演じるはあまり好きじゃないのですが 役所広司の声はハマリ役だと思いますし リリー・フランキーや大泉洋も良かったのです。 唯一、渋谷将太だけはどうしても違和感を拭い切れませんでした。 なんていうか、声優としての技術的な問題ではなくて 主人公のキャラに比べてちょっと甘ったるい声色なんだよね。 キャストミスだと思いました。 後半のバトルというかチェイスシーンはクライマックス前としては イマイチ盛り上がりに欠ける演出に感じましたけどまぁいいんじゃないでしょうかね。 大人から子供まで楽しめるちゃんと作ってある良作アニメです。 ターミネーター ジェニシス 伝説的な第1作から紆余曲折の30年の時を経て第5作目が作られました。 ジェニシス[新起動]と銘打たれているだけあって新生ターミネーターは気合いの入り方が違いますね。 ターミネーターの外見が年老いてきている理由も ちゃんと説明してあったりしてまぁ一応納得出来ると思います。 というかココんとこ納得しないと見てられないでしょ(笑) 若きカイル・リースやジョン・コナーもアクション満載でカッコ良かったです。 特にサラ・コナーがちょっと可愛ゆくなっていて良かったよ。 でも小さい頃から来たるべき日が判っていたなら もうちょっと鍛えられたボディだともっとリアリティがあったかも。 あ、予告で大活躍してたイ・ビョンホンは前半のヤラレキャラでした。 たぶん、中華資本への配慮で出演されたのでしょうなぁ。 さてと本編なのですが 予想外の展開とド迫力の映像と音響でかなりドキドキしながら観ることが出来ました。 久しぶりに手に汗握るという感覚になりましたよ。 最後のアップグレードはまぁ予想出来ちゃったけど 「アレ」を取り込んで操るプログラミングはどこから手に入れたのでしょうかね。 でもってぶっちゃけ3部作じゃねーかよ!って感じでまだ明かされていない秘密とかあったりしますけど これ1作でも十分楽しめる内容の作品に仕上がっているところは凡作な3部作とは違いますね。 この夏おススメの1本に間違いないです。 インサイド・ヘッド アメリカの脳内映画はどうなってるのか日米比較の為に観てみました。 まずは本編前の短編が残念ながら面白くなかったです。 んでもってこれまた本編が始まる前にドリカムの歌が若干のイメージ映像と共にフルコーラスで流れます。 これが長くてダレてしまい、テンションがかなり下がったところで本編が始まりました。 もうこの時点でかなり点数が低い予感です(笑) 頭の中の感情達の話しというより「感情と記憶の繋がり」みたいな話しでしたね。 先に公開された日本の「脳内ポイズンベリー」と比べて人の感情や記憶がもっと複雑だというのは判るけど どれもこれも単純化されているのでそんな感じには見えないのは作者の目論み通りなのかな? 「脳内ポイズンベリー」の時にも思ったけど 人ってひとつの感情で動いているわけではなくて同時にいくつもの感情が作用して その人の感情表現として現れるモノだと思うのよね。 簡単に言えば喜怒哀楽の全ての感情があってこそ本当の人らしく生きられるって事かな。 まぁこれからもっと複雑な感情にはなるのでしょうけどね。 感情と記憶のポップな色使いはさすがピクサーって感じで綺麗でしたね。 でもこの映画って対象年齢は幾つくらいがターゲットなのでしょう 見た目の印象では小学生って感じだけど、小学生にはちょっと判りにくい映画かもしれませんよ。 じゃぁ大人が観て大喜びする映画かと言われると微妙です。 アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン マーベルのキャラクターが大集合して大活躍するアベンジャーシリーズの第2作です。 マーベルのキャラクターはマーベルシネマティックユニバースという共通世界観の中で活躍していて それぞれ個別の映画が作られていますが全員集合的な映画がアベンジャーズです。 なんだかアベンジャーズに出てくる主人公級の映画を沢山観ているので2作目という感じがしませんなぁ。 今回も新たな登場人物が増えてきて物語が複雑さを増してきたのが気になるところですが 心配していたほどには複雑にならず比較的明快な展開でその分、アクションを堪能出来ました。 (まぁ中身が薄いという言い方も出来ますがそこまで酷くはないです) 個人的にはこれ以上キャラクターが拡がると観きれないお客さんが増えてきて 各映画との関連性を追いきれなくなってしまい結局は観なくなってしまいそうな気がしてきました。 沢山の作品に伏線を散らばらせるのは面白い試みですが収集がつかなくなってしまわないかなぁ。 んでもって最後は「リブート」という事でご破算になるかも(^_^;) あ、今回の作品は凄く楽しかったですよ。 アメコミ好きな老若男女にはしっかりおススメ出来る映画です。 ちなみに今回は新宿TOHOの3D+MX4Dで観てきましたので画面の迫力も凄かったのに加えて 椅子が揺れたり、風が出たり、水かけられたりで果ては背中を蹴飛ばされました(笑) これはアミューズメント感覚で凄く楽しいですね! 家でDVD借りて見るのとは大違いで劇場へ行くのが増々楽しみにになりました。 とは言っても追加料金で3D:300円+MX4D:1200円ですから あまり気軽にというわけにもいかないのですけどね(^_^;) でも、ここ一番!という映画はMX4Dを選択したくなっちゃいます。 まぁ「スター・ウォーズ」はコレ決まりでしょうなぁ(ニヤリ) |
| 2015/08/01 7月はいろいろとありまして6月分の感想がまだでしたね。 しっかりと6本観てますよん。 メイズ・ランナー 「Xファイル」や「ターミネーター・クロニクル」や「ヒーローズ」等の アメリカンSFドラマをちゃんと劇場版にしたような作品ですね。 設定やクリーチャーやキャラクタまでもが、どこかで見た事があるような感じだけど それらを使って上手くまとめている感じは好印象です。 まだまだ謎が多過ぎて先が判らない状態ですが まぁ序章だと思えばこんな感じで終わるのも想定範囲内でしょう。 演技に関してはこれだ!って感じの人はいないのですが 若手俳優の青田買い的な作品ですので主要登場人物はこれからの活躍に注目じゃないかな。 SF青春群像劇といった感じだけど女の子が1人だけ投入されたら もうちょっとヤバい感じになってもいいような気がするのは 私がもう立派なオジサンだからなのですかねぇ。。。 最初から3部作だと思って観るなら面白いとは思いますけど 単品作品としては風呂敷を広げたままなのでどうにも評価はし辛いですな。 最後に予告があるんだけどちゃんと3部作としてまとまりきれるか心配になる内容でしたなぁ。 パート2は既に撮影は終了しているようで 2015年10月23日に日本公開も決まってますのでとりあえず次も観てみます。 こちらの興味が冷めないうちに早めに3作目まで公開して欲しいですね。 トゥモローランド ディズニーが描く未来の世界を映画で如何に表すか? 期待と不安が凝縮された異色のファンタジーSF映画です。 ひとつの映画作品としては夢のある壮大なファンタジー作品だと高い評価を付けることは出来ますが “あの”トゥモローランドとなるとこの程度で満足出来ないというのが率直な感想です。 期待度が他の映画とは桁違いでしたからね。 ディズニーらしいワールドワイドな世界観で楽しませてくれましたた。 エッフェル塔にはあんな秘密があったとは知りませんでしたよ。 きっと日本の東京タワーや通天閣にも秘密があるんじゃないかと思わせてくれる楽しさがありましたね。 というわけで面白かったのだけど。。。トゥモローランドって何のために作られたんだろ? 天才たちの自己満足なのか? 元々、地球の人達が作った異次元世界だというのに その元となる地球を見捨てるようなやり方しか出来ないとはなんたる未来科学でしょう。 なんて感じで大人目線で観ると不満もしっかりとありますね。 どちらかというと、いい歳の大人よりも夢ある少年少女向けだと思って観たほうが良さそうです。 ただ、あのピンバッジは絶対欲しいね。前売り券買えば良かったよ。 予告犯 ネットやワーキングプアや社会正義みたいなモノを扱っている問題作風のエンターティンメント作品です。 公開前は生田斗真と戸田恵梨香ばかりが注目されていたように感じていましたが 実はしかし、それ以外にも旬な若手や大物も含めて豪華でありながら ブレのないきっちりと押さえられたキャスティングでなかなか見応えのある作品でしたよ んでもってストーリーはですね。 恐ろしいほど予想通りに進んでいくので途中からはホントに怖くなりました。 これって何かのパロディとかなにかなのか?って思うほどです。 あ、若者には新鮮なのかな? というわけで展開はわかっていましたが演出的には面白かったで退屈しない作品でした 観客の中でも若い子は泣いていましたので若者にはおススメとしてしておきましょう。 マッドマックス 怒りのデス・ロード メル・ギブソンが大ブレイクした伝説的B級映画が本格特A級映画になって帰ってきました。 まぁ解っていたけど世界観は1作目のマッドマックスではなくて2作目からの流れですね。 基本的に砂漠でのカーチェイスなので砂塵を撒き散らしての迫力はありましたが 1作目で観た身震いするような高速でのカーバトルにはならないのよね。 最初にインターセプターが出てきて「うぉっ!」ってなったのになぁ。。。 でもまぁとにかく力の入る演出満タンでしたよ。 ぶっちゃけストーリーには語るべきところは少ないけれど サイバーパンクならぬ世紀末パンクが炸裂してました ゴテゴテとしたパンクマシンはこの世界観には合っていたと思いますが グースのバイクや初代のインターセプターのカッコ良さを知っている身としてはちょっと微妙な感じです。 やっぱり個人的には1作目の退廃的近未来感が好きだったなぁ。 CGを極力減らしたというカーアクションはさすがの大迫力ですが 作品としてはCGが無いわけではないのでご注意下さい。 特にシャーリーズ・セロンの左手とかはもうCGの世界はひと昔前では考えられないような進化ですね。 ちなみに出てくるヒロイン級の女性はみんな可愛いんだけど 男どもはいまいちパッとしない北斗の拳の雑魚キャラのような奴らばっかりでした(笑) 主人公のマックス役のトム・ハーディーにも残念ながらあまり魅力を感じませんでしたよ。 いろいろと愚痴っぽく書きましたが 最近のリアルとかダークとかとは一線を画すバカッコイイ大迫力の映画でした。 個人的にはおススメしちゃってもいいと思える作品です。 攻殻機動隊 新劇場版 ARISEシリーズから続く漫画原作1巻の前日譚の集大成的映画です。 前日譚ではありますが原作の1巻を元にした 今時流行りのリブートとかリメイク的な感覚の作品でした。 ARISEシリーズを観続けていたファンには「あぁやっとここまで辿り着いたのか」という感慨があるかも。 実は私はARISEシリーズを観てないので上記のような感覚のみでしたけどね。 さすがProdactionI.G製作だけあってアニメとCGの融合は世界最先端と言ってよいでしょうね。 ストーリーは小難しい原作からさらに面倒臭い設定を付け足したような 攻殻機動隊マニアの好きそうな政治と軍事と司法のパワーバランスが絡んだような設定でしたね。 たぶん、まぁ当然というかARISEから観た方が判りやすいだろう事はわかりました。 でも最初に書いたとおりこの映画はARISEからの続編のように見えて実は原点回帰のような作品でしたね。 続編ではなく新作劇場版と謳っている理由もここかな。 これからまた新しい攻殻機動隊が始まるのかも。 それもまたいいかもしれませんがこれ以上小難しくなるようなら私はもう勘弁です。 極道大戦争 噛まれたらヤクザになるとかいう超バカバカしい楽しい映画でした。 中学生あたりが妄想的に考えて自主製作するようなモノを 大人が、しかも才能ある大人が本気のマジで作ったような作品で なんというか才能とか予算とかを無駄遣いして笑いに懸けるという くだらないけど無駄にカッコ良い迫力のある映画でした。 噛まれたらヤクザヴァンパイアになるという発想自体がアホらしいですが 途中の展開もなんだこれ?的なアホらしさで個人的には笑わせてもらいました。 まず、リリー・フランキーがいい! 深みと渋みのあるヤクザヴァンパイアを自然体で演じていました。 いや、コレが褒め言葉なのか微妙ではあるけど・・・ あと、パンチパーマの子供が最初は気弱そうな男の子って感じだったのに 途中からプチ市原隼人って感じで目つきまで似てきて、それがまた笑わせるんだよなぁ。 でもあの子、女の子だったのね。後で知って驚きました。 んでもって主人公役の市原隼人は相変わらずの市原隼人です。 もう判りやす〜い、みんなが知ってるあのキャラそのままでしたね。 まぁそれが役にはバッチリ合っていたのでキャスティング的には正解だと思いますよ。 カエル君の仕草はわざとらしくて逆にあまり笑えませんでした。 そして笑劇のラストカット! 劇場であんな風に笑ったのは久しぶりです。 こんなくだらない作品は誰にもおススメではありませんが笑ってしまったのは事実です。 1,800円も出して観る気はありませんが1,000円くらいならありかもね。 |
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| 2015/07/07 言い訳ではありますが。。。 現在、物理的精神的にバタバタしてますので、いつもの映画感想はちょっと遅れます(^^ゞ |
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| 2015/06/13 とりあえず5月は4本観れました これから夏にかけては大作目白押しですから楽しみですね 寄生獣 完結編 伝説的なSF系感動漫画の実写化の完結編です。 実写化でどうなることかと思っていましたが なかなか良い感じで仕上がっていたので観終わってホッとしました。 もちろん原作とは違う展開というか端折っている部分もありますが 映画的なアレンジとしては許容範囲と言ってもイイでしょう。 ※私は「原作通りでないとダメ!」とか言うほど子供ではないので(笑) 元々、原作に描かれていたテーマ性はある程度伝わる作品だと思いますよ。 命の重さは誰でもどんな生き物でも同じだが決して平等ではないのですよね。 まぁそんな重い部分は良くもありますがCGアクションSFとしてはちょっと不満が残りました。 特にCGは良く出来ていたのですが、カメラアングルでごまかしたりしている部分も結構あって ここまでやってもまだ予算を気にしているのかとちょっと残念な気持ちになりました。 特に後藤が大ジャンプするシーンは低予算映画のようなアングル使いで「オイオイ!」と思いましたよ。 観客を甘く見てるのかなぁ? それと「最後の原因」は原作のシアン化合物という設定の方が理に適っていたと思いますが 取って付けたような放射能の方が今時なのでしょうなぁ。 演技に関しては皆さん言う事ありません(笑) やっぱり渋谷君は本当に右手にミギ−が宿っているようい見えてとても秀逸でしたし あとは後藤役の浅野忠信さんと、田宮玲子役の深津絵里さんとかも良かったですね。 残念だったのは浦上役の新井浩文さんかな。 もっと出来る人だと思うんだけどなんだか狂気が足りないような気がしました。 なんだか否定的な話しが多くなったけど 良かったからこその無い物ねだりなんですよね。 あ!かなり豪華なパンフレットなのに良心的な価格だったのはかなり高評価です(笑) とにかく前後編でしっかり見て欲しい作品です。 龍三と七人の子分たち ちょっと変わった極道コメディエンターティンメント映画です。 コメディーなんだけどあまり爆笑という感じではありませんでした クスりとは出来たけど思っていたほど笑えない感じでしたね。 ギャグ的にはビートたけしのノリって感じです。 豪華なキャストが往年の渋みに加えて ありえないコント的なやりとりや衣装を見せてくれて面白かったけど この映画もやっぱり観客を選ぶ北野映画独特のテイストを感じましたね。 個人的には嫌いじゃないけどカーチェイスの迫力も無いし。。。 (いや、わざとスピードを落としている確信犯のようにも感じました) 全体的に「ロートルのスピード感」なのかなぁ。 最後もこちゃっとまとめちゃいましたけど 詐欺として逮捕出来る根拠や裏取りの描写もなくて判りにくいです。 この状況画だけで納得するのは難しいですよ。 つまらなくはないけど誰におススメしたらいいか判らない作品でした。 脳内ポイズンベリー ちょっと変わった恋愛ドタバタコメディーでした。 これも漫画が原作なのですな。 ぶちゃけ少女マンガなのでイイ歳こいたオッサンが観てもそれほど面白くも感動もないです。 これはまぁターゲット層ではないのでしかたがないですね。 主人公の真木よう子さんの喜怒哀楽の表情がどれもぎこちないのが なんとなく誰かに操られているように感じて逆に面白かったです。 真木さんとしては新しい境地を開拓したようですから今後の出演作も楽しみですね。 脳内のキャラクターもどれもイイ感じで演じられていましたよ。 特にネガティブ役の吉田羊さんの「攻撃的ネガティブ」というキャラが印象的で素敵でした。 あと、理性役の西島さんはなんだかパナソニックのCMのキャラと被りました(笑) 最後の結末も悪くなかったですし、最後のカットもイイ感じで想像させてくれますね。 女の子向けですが若い男の子が観てもそれなりに楽しめるかもしれませんので カップルで観てあとで感想を語り合うのがいいかもしれませんね。 チャッピー 自我を持ったロボットの悲哀を込めたアクション映画かと思ったら こちらの予測の斜め上を行く作品でした。 さすが「第9地区」の脚本/監督であるニール・プロムカンプの作品ですね。 今作でも原作/脚本/監督とまさに「彼の作品」であると言えるでしょう。 とにかく予告から感じられるヒューマンな印象と 実際の映画の印象がかなり違います。 あ、ヒューマン的なドラマであることは間違いないのですが 我々が予想するような感傷的な部分に重きをおくタイプとは違うのです。 ドラマチックでありながら湿っぽくならず どこかドライともいえる演出方法はこの監督ならではですね。 このドライさが観客をちょっと突き放し、考えさせるようにしているのでしょう。 シガニー・ウィーバーが野心的なCEOとなり ヒュー・ジャックマンが主人公に敵対する悪役を演じているのも注目ですね。 最近この2人が悪役系で出てる作品ってないでしょ。 ちなみに影が薄くなりそうな主人公のデーブ・パテルは 「スラムドッグ$ミリオネア」の主人公と言ったら判るかな? そして本当の主人公なのはチャッピーなのですけどね。 観る前までは半分壊れたようなこのロボットが 段々と可愛く見えてくるのかと思っていましたが 最後はなんとなくカッコよくさえ思えました。 デザインはたぶん日本のアニメの影響を受けてると思いますよ。 ブリ○○オスとかパト○○バーとかね(笑) いや、まさかバト○○ド・バル○リーなのか?!(笑々) クライマックスに向かって怒涛のアクションが展開されるのですが 最後は斜め上をいく展開に呆気にとられているうちにエンディングを迎えます。 んで観終わった後に「あ、ニール・プロムカンプの作品なんだっけ」と 改めて実感させられてしまうのです(笑)。 まだ三十代の若き監督の今後の作品にも期待しちゃいますね。 「第9地区」が好きならばおススメ出来る作品ですよ。 |
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| 2015/05/05 なんと!4月は1本しか観てません! もしかして映画への情熱が落ちてきてしまったのでしょうか?・・・つづく(笑) エイプリルフールズ ハチャメチャな嘘だらけの中に嘘みたいな真実がキラリと光る ハートフルドタバタコメディーの良作でした。 いくつかのエピソードが微妙に絶妙に絡んでいてそれぞれの関係に影響を及ぼすわけですが その情報量が膨大といえば膨大でなおかつメイン以外の話しがそれほど重要っぽくないので それぞれのエピソードの印象が薄くなりそうなところなのですが 本人達にとってはかなり重要な人生の転機となるエピソードとして描かれることで 全体の盛り上がりに貢献していましたね。 とはいえセリフのある役者さんだけでも30名以上いるわけなので 全体が薄まりそうな危惧もあるのですがどの役者さんも大熱演ですごく良かったですね。 特に里見浩太郎さんと富司純子さんの歌は印象的でした。 あとは個人的には中学生と大学生のエピソードが好きですねぇ。 窪田正孝くんは「ケータイ捜査官7」の頃から注目してきましたが 今回の比較的短いエピソードのなかでキラリと光る存在になっていました。 大団円のクライマックスはなかなかのドキドキ感もあったりして 「感動した!」とまではいきませんでしたが結構印象良く観終われましたね。 最初と最後に流れるテーマ曲がこれまた大袈裟に壮大でウソっぽいのがまたいい感じでした。 珠玉の名作というわけではありませんが肩の力を抜いて楽しく観れる作品ですよ。 |
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| 2015/04/04 やったね!3月分の感想は久しぶりに早めにUP出来ました(^_^)V ちょっと少な目な感じもしますが一般人はこんなもんが普通でしょうなあ。 ただ、作品の毛色が全然違うのが自分らしい感じです(^^ゞ プリディスティネーション 小気味良い怪作と出会いました。 卵が先か?鶏が先か? そんな話を誰かとしたことがありますか? 冒頭の緊迫感ある印象的なシーンから一転して その後の30分くらいはなんだか判らない退屈な話がずっと続くのですが それが後半へ進むにつれて怒涛のようにつながっている 見事なタイムパラドックスのエピソードにちょっと驚きました。 ネタばれしちゃうのであまり書けないのがもどかしいのですが 登場人物の瞳をよくみるのがヒントです。 この設定と脚本はかなりぶっ飛んでいて凄いです。 ここ数年観てきた映画の中でもトップクラスの脚本と言えるでしょう。 予告編を見てクライムサスペンス作品かと思っていたのですが 全く違う緻密な設定で展開するSFファンタジーでした。 観る人を非常に選ぶ作品ですが映画好きにはお勧めの作品です。 スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号 東映が扱う特撮ヒーローならなんでもありな作品に幻の仮面ライダー3号が登場です。 考えてみたら現役のヒーローの名前が出ていない映画なんですよね。 (まぁ現役ライダーがほぼ主役なのは当然ですが) 雑誌に1度だけ載ったけど紆余曲折あってV3となってしまった3号ライダーの 初期設定をモチーフにした新しいライダーです。 ハッキリ言ってもうネタ切れでしょうね。 主人公の近しい人が次々と死んでいくとう珍しい展開で始まる 前半のシリアスでミステリアスな内容は小さい子供には かなりヘビーな設定だったと思うけどどうだったのかな? ミッチーはもちろんいい男でしたけど歴戦のヒーローというには迫力不足かなぁ もうちょっと屈折した凄味のある男のほうが設定した役には合ってると思います。 中盤からは子供向けらしい流れになって楽しめたと思います。 クライマックスの戦闘シーンでは「レッツゴー!ライダー」がBGMだったりして お父さんたちにもサービスあって泣けちゃう演出でしたね(ウソ。泣きません) とりあえずライダートリプルキックが見れたので満足です。 風に立つライオン 比較的バイオレンス映画の多い三池監督が 真逆といっても過言でないさだまさし原作の小説を映画にしました。 三池監督といえば「クローズZERO」や「十三人の刺客」とか「悪の教典」辺りを思い出しそうですが 実は「忍たま乱太郎」や「愛と誠」「ヤッターマン」などなんでもこなす監督なんですけど まさかこの作品の監督とはちょっと驚いたと同時にどんな風に撮るのか興味も湧きました。 結果としては爽やかな良作となっていましたね。 お涙頂戴的な作りにはまったくなっていなかったのが印象的で良かったです。 大沢たかおの立ち居振る舞いはこの映画にははまり役でしたね。 (原作も大沢さんをイメージして書かれたそうです) ただ、爽やかな印象ということは「薄味」と感じていたことも確かです。 主人公たちの心の葛藤も細部まで描くことなくまるで傍で見ているような 監督は意図してどこか距離感を感じさせる描き方でしたね。 これを好印象ととるか浅い映画と受けとるかでこの作品の評価は変わってくるでしょう。 後半の「まとめ」に入る展開といつまでたっても日焼けしない石原さとみがちょっと気になったけど まぁ普通の人がひねくれずに観るならちょっと感動出来る作品だと思いますよ。 ちなみにさださんの歌の源流となりこの映画(小説)のモデルとなった 柴田紘一郎さんはまだご存命のお医者様ですのでお間違いなく。 |
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| 2015/03/15 う〜ん。。。2月分は先月の反動なのか鑑賞本数がガクッと減りました(^_^;) まぁこれからは少しは厳選して観ていきましょうかねえ。 マエストロ 音楽を楽しめる良き映画に出会えました。 いい演奏と絶妙なコンサート演出が素晴らしかったです。 演奏と同じようにストーリーや登場人物の心情なども観客の感性に委ねているところが多々あります。 この演出方法の是非でこの作品の印象は全く違ってくると思いますね。 西田敏行さんの飄々とした中に覚悟を感じさせる演技には痺れましたが 松坂桃李君もなかなか良い演技でしたね。 なによりも脇を固める役者さん達がイイ味を出していて まさしくコンサートのようなハーモニーを魅せてくれました。 音楽には演奏する人の歩んできた人生が滲み出るというのはなんだか共感出来ました。 ハーモニーって言葉に敏感に反応するような人にはちょっと見て欲しい映画です。 アメリカン・スナイパー 米軍史上最多となる160名以上を狙撃した実在の人物の自伝を映画化しました。 クリント・イーストウッドによってまた新たな名作が生まれました。 味方からは伝説の狙撃手と謳われ、敵からは悪魔とまでよばれた男は心優しき父親でもありました。 最初に撃った相手からして本人にとっては残酷過ぎてトラウマになりかねない状況でしたが 屈強なるメンタルの持ち主であった彼は狙撃手として伝説を残していきます。 しかし、最強と呼ばれた男でも度重なる激しい戦闘は彼の心を徐々に蝕んでいったのでしょう。 守りたい仲間には家族がいて、そして戦う相手にも家族がいるのですね。 イラクの兵士を一方的に悪く描いていない点も良かったと思います。 ストーリー的には後半ちょっと端折っていると感じる部分が残念な気もしますが 全体的な展開などは丁寧に描いていたと思います。 クライマックスの狙撃と戦闘シーンはさすがに手に汗握る緊迫感がありました。 誰にでもおススメ出来る映画ではありませんが能天気に戦争ごっこしている奴らには この映画を観てもう一度、戦争がどういう物なのか噛み締めてもらいたいと思わせる映画でした。 主役のブラッドリー・クーパーや監督のクリント・イーストウッドがこの作品に込めた思いとともに 不幸な凶弾に倒れた彼に哀悼の意を込めた静謐なるエンディングロールを厳粛に受け止めたいと思います。 |
| 2015/03/03 うひょっ!1月分の感想UPが3月に・・・(^_^;) 1月はフリーパスで思いっきり観ちゃったのでは二桁いきそうでしたねえ。 海月姫 「あまちゃん」で大ブレークした能年玲奈ちゃんの主演作です。 能年玲奈の天然ぽさが如何なく発揮されて適役かなと思いました。 そういえば、彼女のほぼデビュー作といってもいい「カラスの親指」も観てましたな。 売り出し中とはいえ無名新人にずいぶんと肩入れしていた印象がありましたが 監督さんには先見の明があったんですねぇ。 菅田将暉の女装もメッチャ綺麗でビックリしました。 ウェイトかなり絞っただろうなぁ。。。 尼ーズの他のメンバーの事も特徴的でしかもいい配役だったのでもう少し掘り下げて欲しかったけど これは主人公の恋愛映画だからこれ以上は無理なのは仕方ないか。 普通に青春ラプソディーな映画です。 アパートの主様の正体とか蔵之介の秘密とか全てを明らかにしてないけど まさか売上げ良かったら続編とか作らないよねぇ? 楽しい映画だとは思いますが四十過ぎた大人が熱くなって観に行くような映画ではありませんでしたね。 NARUTO 本編完結後のおまけ的ラブストーリーでした。 正直言ってナルトにこういうのは望んでいなかったので余計に中途半端に感じました。 原作者自信がうまく消化しきれていないんじゃないかなぁ。 ヒナタが受け身というか忍者としても精神的にも弱過ぎるよ 彼女はそう簡単に捕まる子じゃないんだけどね。 それに本編から2年後にしては皆さんちょっと急に大人っぽくなり過ぎでしょ。 まだまだ続くのは判っていたけど、まぁこういう展開にするんだなぁって感じですね。 もうこの調子でサスケ×サクラとかも作っちゃって下さい。 (なんだか同人誌みたいなレベルになってきたような気もするが) 勇気、友情、ど根性と少年漫画の王道で好きな漫画なのでこのまま静かに終わりにして欲しいかも。 96時間 レクイエム 無敵オヤジバカ三部作の最終章です。 あれだけ愛していた奥様を殺す設定はきついねぇ。 まぁそれくらいじゃなくちゃ最後の締めにはならないのかもしれないけど。 主人公のリーアム・ニーソンは60歳を超えてからも頑張ってますね。 しかもオヤジバカぶりは相変わらずですな。 アクションのキレは決して速くはないのですが 急所と要点を突いた非情で的確な格闘術は素晴らしいですね。 誰の指導だろ? カーアクションに関しては予告編でクライマックスの美味しいところを ちょろっと使っちゃっているので最後にドキドキ出来なかったのは残念でした。 それと今回もカメラ割がめまぐるしくて見辛かったです。 面白い話なのにあちこちでアレ?って思うところがあったりして 演出的に満足感が十分でないのは残念でしたなぁ。 それと刑事たちの立ち位置がよくわからなかったです。 そこまで判っていたならもうちょっと立ち回り方もあったのではないか?とか思っちゃうよ。 とりあえずはハッピーエンド的な感じなので三部作としては完成形じゃないかな。 ところでこの映画にはパンフレットが作られていないのはどういうことだろう? 映画会社に何かあったのかな? シリーズの最後としていろいろと書いて欲しい事があったんですけどね。 シン・シティ 復讐の女神 10年近く前の奇作の続編が紆余曲折を経てようやく公開となりました。 いろんな意味でハードなので観る人を選ぶ作品なのですが、個人的には好きな世界観ですね。 同じ原作者の「300」ともまた違うハードボイルドな劇画チック映画です。 オムニバスな様相ですが共通する芯にあるのは愛によって苦しむ人々というところでしょうか。 正義とか悪とかは二の次なのよね。 ジェシカ・アルパのセクシーダンスはさすがに色っぽかったですが その他の女優さんたちもみんな悪魔的に妖しく色っぽかったです。 そして男たちはみなハードな魂を持ったイイ男ばかりでした。 ハーディガンもロアークも刑事もギャンブラーも関係無くイイ男です。 エンターテインメントとはちょっと違いますが こういう映画もたまには観て心を尖らせるのも面白いと思いますよ。 まぁ一歩間違うと厨二病になっちゃいますけどね。 サイコパス 人気の近未来SFアニメが2シリーズを終えて劇場版で荒稼ぎです。 劇場版らしいアクションとかスケールとかが大きな作品となっていましたね。 シビュラシステムが拡大する上での過程で発生する問題とでも言うべきエピソードでした。 テレビシリーズのような伏線が複雑に絡むような展開は 劇場版という時間的に無理なのでこれはこれで良かったと思いますけど 本来の「サイコパス」にファンが求めているものとは違うと言われても仕方ないかもしれませんね。 海外マーケティングを意識して世界背景はなんとなくステレオタイプにもとれますけど それもまたまぁ仕方ないでしょうなぁ。 今後もテレビシリーズか劇場版かは判らないですが 続編をやる事は間違い無さそうですね。 とりあえずテレビシリーズを観ていない人にはチンプンカンプンでしょうから 気軽な気持ちで観に行こうかと思った人はお気を付け下さいな。 エグソダス エジプト人とヘブライ人の見分けがつかないので話しが掴みづらいです。 この手の壮大な叙事詩はどうしても冗長になる傾向があるね。 いわゆるユダヤ教の伝説的なモーゼの十戒や海割れのなどのエピソードなんですけど たぶん日本人にはキリストが題材の映画と同様にピンときてないんじゃないかなぁ。 エンターテインメントというより記録的叙事詩と言ってもいいような作品ですので マジで楽しめる人ってのはあまりいないような気がします。 ぶっちゃけ3Dで観なくていいと思いますよ。 最近のリドリー・スコット監督の作品はあまり面白くないかも。。。 (プロメテウスとか悪の法則とか) 演出的にもそれほどドキドキハラハラするような感じでは無かったですね。 それと物語上の年月の流れがいまいちよく判らなかったです。 奥さんは全然老けないし(笑) エンドロールの最初に「トニー・スコットに捧ぐ」とありましたが (リドリーの弟で2012年に自殺してしましました) トニーの方がエンターテインメントな作品を作っていましたなぁ。 作品的には凄いなぁとは思いましたけど面白かったかと問われると微妙な感じです。 ST赤と白の捜査ファイル テレビシリーズの集大成という感じで劇場版作っちゃいました的な作品です。 まぁそこそこ楽しい作品でしたよ。 すべては藤原竜也の存在感と演技力に引っ張られていたような気がします。 テレビスペシャルでもいいなじゃいかという気もしますが 商業ベース的にこういう形なんでしょなぁ。 逆に言うとそれほど思い入れがなかったので期待していなかった分、普通に面白かったです。 アップルシード アルファ リアルフォトCGで魅せるリアル感溢れるアクションエンターテインメントCGアニメです。 でもアニメって表現でいいのか判らないくらいのリアルさです。 メタルギアソリッドやバイオハザードなどではよく見られるリアルタイプのオープニング映像を 更に緻密にしたようなハイクォリティな描写でしたよ。 まぁやっぱりリアルとは違うなという違和感もゼロではありませんけど その分、リアルでは不可能なアクションや演出が盛り沢山で楽しく観る事が出来ました。 主人公デュナンのキャラ作りには賛否両論ありそうですが個人的には違和感は少ないですね。 それよりもブリアレオスの顔が出っ歯に見えるのがちょっとなぁーという感じでした。 ストーリーは原作の前日譚という事ですが それにしてはスケールがデカ過ぎなような気もしますけど大丈夫なのかな(笑) バイオロイド(アリス)の描き方もなかなか良かったですね。 文化庁まで巻き込んだ次世代のアニメですので一度は観て損はないと思いますよ。 さよなら歌舞伎町 わけありな複数の男女が歌舞伎町のラブホテルで織りなす人生模様です。 一流ホテルに就職出来ずラブホテルの店長で燻ぶっている主人公をメインに 韓国人の恋人同士や秘密を抱えた中年カップル等が ラブホテルを舞台にドラマを繰り広げる群像劇になっています。 人の裏側を赤裸々にさらけ出す場所での人間模様が寂しくも熱く描かれていました。 どいつもこいつも、くだらなくてバカで切なくて愛おしい連中達でした。 ベテラン俳優から若手女優までバラエティに富んだ配役で それぞれの役者さんがいい味を出してごった煮の闇鍋を作ったような作品ですね。 とは言ってもそれぞれのエピソードがジグソーパズルのように 最後はピッタリとハマるような展開ではなくて 独立したエピソードが同じ場所で繰り広げられているという感じです。 これが良いか悪いかは個人の判断ですかねぇ。。。 ラブホが舞台なのでバッチリR15ですからTVでは決して放映出来ない描写が 色々と沢山ありましたけど、 注目のあっちゃんは全く脱がなくて逆に驚きました。 この手の映画に出演しようという意気込みはいいですが もろ肌を出すくらいは覚悟してなかったのでしょうか? 期待はしてませんでしたが予想通りだったのでちょっと拍子抜けですな。 個人的には裸のシーンよりも登場人物の「食べるシーン」が生々しく感じました。 ベッドの中とかでは誰もが間近で相手を見ると思いますが 食事中に顔面から10センチまで寄る事って殆どないと思います。 食べる口元や咀嚼音からその人たちがリアルに生きていると強制的に実感させられます。 こういう演出は生理的には受け付け難い部分でもあるのですが悪くはないと思います。 主人公のやるせなさに心が痛みますし(半分は自業自得なんだけど) 大金を貸してくれたヒロインに対する態度はやはり救い難いとは思いますが 最後はなんとなくちょっぴりホッコリして終わるのが救いですかね。 (内容的には全然救われてないんですけどね) |
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| 2015/02/03 うわっ!去年の12月分の感想をUPするのを忘れてました\(◎o◎)/! フリーパスはあまり使ってませんが結構観てますよ! 寄生獣 前篇 20年以上前の伝説的な奇怪ヒューマンドラマ的漫画を映画実写化しました。 漫画を実写化する事でいろいろと賛否両論ありますが この作品は原作を十分に練り込んだしっかりとした実写化となっていると感じました。 寄生生物たちの造形とか動きとかとても良く出来ていて凄かったです。 特に頭が割れる数々のシーンはグロいだけでなく造形の凄さが圧巻ですよ。 まぁハリウッドではトータル・リコールの頃から頭割ってるんですけどね(笑) 寄生生物とかかわることで主人公である新一が徐々に変化していく様子が 上手く表されていて染谷君は良い役者だなぁと思いました。 ホントに右手にミギーがいるようでしたね。 寄生生物っぽさを出すためか瞬きをほとんどしない深津絵里さんは常に涙目っぽいのよね。 私は何故か恐怖感を感じましたけど、これは賛否分かれるかな? 演技やCGが凄く良いのでアクションや怪奇ホラー的な要素に目が奪われがちですが 原作の本題はそこではないので続編でどのように展開していくのか楽しみですね。 ランナー・ランナー ネットギャンブルの世界から犯罪に嵌ってしまうサスペンス映画です。 主人公はギャンブルが好きなのではなく ギャンブルせざるを得なくなった人というのが面白いね。 ランナー・ランナーというのはポーカー用語で最後の2枚で大逆転する事だそうです。 (厳密にはちょっと違うみたいですけど) でもこの映画ではギリギリの手になっているほどヒリヒリした緊張感はありませんでしたね。 裏のかき方もまぁ在り来たりかな。 残り48時間と追い込まれてからも緊迫感を感じられませんでした。 警察の突入シーンもTVドラマ並で迫力無いし、監督の演出力不足と感じました。 あまりにも盛り上がりに欠ける展開なのでお客さんもちょっと飽きているのが判りました。 後ろのオジサンがイビキかいて寝てたのがいい例かな。 同じベン・アフレックが出演している映画としては「アルゴ」の方が数倍良かったですね。 まぁ予告編でちょっと期待し過ぎたかもね。 結局は小作品ということでしょう。 日比谷シャンテ辺りで上映している作品は当たり外れが大きいですが これでは全国に拡大ロードショーとはなりませんですな。 フューリー 本物のタイガー戦車が出る事で話題になった戦争映画です。 フューリーと名付けられた戦車と生死を共にしている兵士達の物語です。 オープニングからの累々たる死体がその凄まじさを物語っています。 ブラッド・ピットはもちろん渋さ全開でしたが トランスフォーマーの頃は甘ちゃんぽかったシャイア・ラブーフが渋い大人になってますな。 戦争の悲惨さと悲壮感を感じさせるエピソードを前半にこれでもかともってきてます。 途中の街でのエピソードから中盤の見せ場であるディーガーとの戦闘まで 甘い気持ちの若者が兵士へと成長していく様子を見事に描いていましたね。 クライマックスのあとのほんの僅かな(でも大事な)シーンで 戦争が決して片方が悪いというわけでもないことを見せたりと 戦争に対するバランス感も良かったです。 クライマックスの戦闘の後に生き残った者がどうなるのかをあえて描かなかったのも 希望のような、絶望のような予感を観客に委ねているのが嫌いじゃない終わり方でしたね。 200人以上の兵士との戦闘も決して荒唐無稽な展開にせず リアリティを保ちつつドラマチックに仕上げた演出も凄かったです。 まぁこの監督にしては血みどろ的な表現は穏やかだったと言えるかもしれませんが なかなかハードな描写もありの重厚な作品でした。 インターステラー 何と言ったらいいのか難しい作品ですね。 壮大なスケールで魅せるスペースドキュメンタリーとでも言いましょうか。 宇宙空間の表現は「ゼロ・グラビティ」で体験済みでしたので 腰を抜かすほどは驚きはありませんでしたが 静と動、静寂と音響のコントラストにかなりやられた素晴らしい演出でしたね。 冒頭の地球環境の説明にたっぷりと時間をとっているので 最初はちょっと退屈かもしれませんが 集中して観ているとクライマックスはあっと驚く展開となりますよ。 まさかのシークレットゲストにも驚きました(笑) 宇宙と人類の進化に関する作品として「2001年宇宙の旅」や 「ファースト・コンタクト」等と比較したくなる作品ですが 「科学」に免疫のがないとチンプンカンプンで 全然つまらないと感じる人がいてもおかしくないでしょうな。 個人的には嫌いではないですが実は万人受けはし難いだろうなぁという作品です。 ゴーンガール 奇作の多いデビット・フィンチャー監督らしいちょっとゾッとする映画です。 鑑賞直後の感想としては、ちょっと物凄い物を観たという感じでした。 結末が結末であって結末じゃないし 「完璧」な女性の恐ろしさを垣間見た気がします。 主人公は本当に彼女を殺していないのか? それとも彼が真犯人なのか? そんな展開は中盤までです。 その後は私の予想通りに展開していたのですが 最後の最後は私の予想とは全然違う展開になりちょっと恐ろしくなりました。 エピローグともいうべき部分での「それが○○よ」というセリフの直後に 私の斜め前の初老の男性が「ハハッ」と乾いた笑いを吐いたのが 真実を突いているようで逆に印象的でした。 うん。。。それが真実かもしれませんね。 ちょっと気味の悪いミステリーですが既婚者そして 結婚に憧れる沢山の大人達に是非観てもらいたいお勧めの作品です。 ベイマックス 兄を亡くした主人公が立ち直るハートウォーミングなロボット映画・・・ 予告編を見た人はそう感じた事と思います。 実際には予想外の面白さがあるSFアドベンチャーヒーローの誕生劇でした。 前半は兄を失った主人公の傷心の話しかと思いましたが 中盤からはあれよあれよという間に日本人が予想していなかった方向へと展開していきます。 これは日本リスペクトと少年の成長物語風に仕組まれた予告、広告展開の作戦勝ちでしょう。 ストーリーにはあまり反映されていませんが ビジュアル面では非常に日本をリスペクトした物になっていますね。 結構好きだったのは「鯉のぼり」ですね。 空に棚引く風物詩として新たな解釈が面白かったです。 最初からアクションヒーロー物として宣伝していたら これほどの観客は呼べなかったと思います。 結果としてはとても面白いストーリーになっていましたけどね。 ディズニーらしい本当の悪人は1人もいない設定も好印象です。 最後の最後まで楽しい結末ですのでお見逃しなく。 恒例となっている冒頭の短編映画も相変わらずイイ味出してましたね。 ちょっと「イギー」に似た子犬のお話しでした。 |
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| 2015/01/09 新年のご挨拶 わがまま旅団 関係者の皆様 あけましておめでとうございます。 かなりモチベーションの下がっている当HPですが皆さんご覧になってますか?(笑) まぁもともと自己満足のかたまりで始めたようなもんですから 始めるのも自分勝手なら辞めるのも自分勝手かなぁとか思ったりしてます。 でもまぁ今年もぼちぼちとやっていきますよ。 半分は自分の映画鑑賞記録でもありますのでね(^_^;) それでは皆さん今年もよろしく(^^ゞ |
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