CAUTION!
セキセイインコへのゾンデを使用しての強制給餌について
鳥さんの食欲がなくなった時、栄養補給のための強制給餌は有効な手段です。
しかし素人が軽く考えて安易に行うには危険な行為でもあります。
実際に行う場合には必ず獣医師に相談の上、その指示に従ってください。

初めに
(長文ですが、重要なことですので必ず最後までお読みください)
2006年4月某日朝、私はルーに強制給餌をすることになりました。 が、前回の強制給餌から既に半年以上経ち、ちゃんとできるかどうか自分でも不安でした。 何とかなるさと見切り発車するには、ゾンデ給餌はあまりに危険に思われます。 しかし事前に少しでも情報を仕入れようと検索しても、なかなか思うような情報にヒットしませんでした。 手順は覚えていても、ちょっとしたコツや注意点などを忘れているかも知れない。 そう思って焦る気持ちを抑えてパソコンに向かい、少しでもと検索を続けましたが、 結局自分が思うような情報は得られず、以前に自分が書いたメモを頼りの作業となりました。 このページは、いつか私と同じような立場に誰かが立った時、 とっさのシーンで何かの役に立つことができれば、と思って作りました。 切羽詰ってドキドキしている時は、パニックになったり、頭が真っ白で何も考えられなくなったり 知っているはずのことを思い出せなかったり、わかりきっていることが出来なかったり、 何でもないようなことを失敗したり、或いは何をどうすればいいのかわからなくなったりします。 そんな時に少しでもあなたの手助けになれば幸いです。 ただし、これはあくまで過去に経験があったり、医師から指導を受けたことのある方に向けての 「おさらい」や忘れてしまったちょっとした「コツ」を「思い出していただく為」のページです。 まったく何も知らない方が、ここに書かれている情報だけを頼りに初めて挑戦するのは絶対におやめください。 ちょっとしたミスが鳥さんの命を奪ってしまうこともある、とてもデリケートな作業です。 聞きかじった知識だけをもとに、見よう見まねで行うにはリスクが大きすぎます。 病院へ連れて行ける余裕のある子は、速やかに診察を受けることを強くお勧めします。 「とても具合が悪そうで食欲もまったくないけど、何らかの事情があって病院に連れて行けない。 せめて強制給餌で栄養補給だけでもしないと持たないかも知れない」 ゾンデを使うのはそういう緊急時の最終手段だとお考え下さい。 また「病院で、自宅での強制給餌を指導され、レクチャーも受けたけどいまひとつ自信がない」 そんな場合のチェック用としてもお使いいただけます。 獣医師でありながら強制給餌に失敗して喉を詰らせ、落鳥させてしまった先生を知っています。 その件以来、自分では責任を持ちかねるので、飼い主さんにどんなに頼まれても 強制給餌は一切しないことにしているそうです。 食の細い子に日常的に強制給餌を行っていたのに、慣れから来るケアレスミスで、 一瞬にして愛鳥を亡くしてしまった鳥飼いさんも知っています。 ちょっと食欲がないから今日は強制給餌でも初挑戦してみようかな、と軽く考えないで下さい。 簡単だからと気軽に薦める医師もいる一方で、素人には無理だからと固く禁じる医師もいます。 受け止め方は人それぞれですが、少なくともこの作業によって命を落とした鳥さんが実際に多数存在し とても危険な作業だと認識する人が専門家の中にも少なからずいることを、どうぞ忘れないで下さい。 また、ここで得た情報と指導を受けた医師の方法や方針が食い違っている場合は 迷わず病院の指示に従ってください。 私はあなたの鳥さんを実際に見てアドバイスしているわけではありません。 やはり直接診察してくださる医師の言葉は重いと思います。 また私は獣医師免許もないただの一飼い主にすぎません。 情報を提供、或いは共有することはできても、そこから派生する事柄について 何ら責任を負うことが出来ませんので、どうぞあしからずご了承下さい。 ここで得た情報をどう扱うかは、すべてあなたご自身の責任において行ってください。 なおここに書かれている情報は、すべて私の経験に基づいています。 鳥さんには個体差もあり、全てのケースに当てはまらない場合があることをお断りしておきます。 またセキセイインコに言えることが他の鳥さんにも通用するとは限りません。 ゾンデを使っての強制給餌は、実際にはとても難しい技術を伴う高度な作業でありません。 ちょっとした勇気と慣れで誰でも行うことができると思います。 しかし、「難しくない」と「安全」は同義語ではないと私は考えます。 簡単にできるからと言って、おざなりに流れ作業でこなすことは避けなければなりません。 ここまで読んでいただいて、以上のこと全てにご納得いただけましたでしょうか。 充分に理解していただけた場合は、一番上のルーの写真からお入りください。 ここをお読みいただかずにいきなり入室された場合、いかなる苦情も一切お受けできません。 またリンクにつきましては、フリーではありませんのでどうぞ事前にご相談ください。 当初の制作意図と異なる扱いを受け、情報が一人歩きするのを避けるためですのでご了承下さい。 また同じ意味で、文章や写真の無断転載もご遠慮ください。 最後に、あなたとあなたの鳥さんのご健闘を、心からお祈りします。 |