サイクリング日記
小坂 勝弥(5/13〜18) 大久保 拓哉(5/19)
今日の走行距離:84Km
今日の将棋:0勝0敗(疲れて寝たから)
今日のひとこと
くぼ…車間距離をとった方がいいね。下り、スピード出しすぎないで。
たけ…感想っていってもまだ完走してないしなぁ…。まだ1日目だからね。まだ余裕でしょう。3日目からが勝負。
じゅん…ライトをつけよう!(公園のサクにぶつかったから)
ゆんた…将棋したかった。
こさ…ごはんがうまかった。明日からはあんまり期待できないね。
5月14日(月) はれ 長浜→武生
こうるさいヒバリの声で「しまった寝すごした。もう8時ころ?」と起きるとまだ6:00前だった。みんなぼちぼち起き始めていて「おっはー!」。テントの片付けと朝食。朝はシンプルに、クラッカー、クッキー、ごまどうふ、いちご、バナナ、ヨーグルト。さあ、今日も一日がんばろう!この朝をもって頼もしかったゆんたママとお別れ。あぁ、これから食生活はどうなるんだろう…。とりあえずありがと〜ぅ!この先も元気でいってくるよ〜!出発AM8:20。
さて、見送ったはずが、しばらく行くと先回りしたゆんたママが待っている。「これ忘れもの」だそうだ。かっこわり〜ぃ!気をとりなおして再びGo!でも、少し行くと、今度はくぼちゃん。「たわし買うし…」ということでセブンイレブンでストップ。いまいちエンジンのかかりがよろしくない。決定打はじゅんちゃん号。やっと調子にのったと思った矢先に、くぎのようなものを踏み「プシュー‥!」あ〜ぁ‥修理に約30分を要す。
その後もしばらくは信号待ちでふらついたりなど、一日目とは明らかに違う様子が見てとれた。これが長期ロードというものか…。足の痛みとかそんなものとは少し違う、でもいろんな小さなトラブルや微妙なバランスのずれなど蓄積する疲労との闘いがあるようだ。私も気を引き締めないとね。
それでも昼前にはようやくエンジンがかかり快調に流れ出した。琵琶湖に別れを告げ、北国街道にさしかかったところで昼のブレイク、12:10着。昼食は、ざるうどんとあゆの甘露煮。ゆんたママが去って絶望かと思われた食事も意外と悪くなかった。思い切って川の水で冷やしたうどんが…んまいっ!
昼からは、まず試練の登り坂。これは、逢坂山なんかの比較じゃない!だらだらとどこまでも続く。だんだんと傾斜も出てきて、とうとうこぐのを断念し、押して上ることに。まだかなー?あそこかなー?って、何度も上を見上げながらようやく峠に到着。(記念撮影パシャッ)この後は「苦あれば楽あり!」ってゆーかぁ、楽あり過ぎ!今度はジェットコースター状態が延々と続いて、今庄の市街までほとんどノンストップの下り坂。楽過ぎて、私は居眠りしそうになった。長い下り坂でたけちゃんが一言、「帰りは地獄だね」調子がいいので予定を超えて武生まで行くことにする。到着PM4:30。昨日の経験をふまえた理想的な時間だ。ここで買い出し部隊と、銭湯探し部隊とに分かれる。しばらくして目的を終え、川原の原っぱで合流。ここでくぼちゃんを見送る。ちょっとさみしい。
さて、今夜のメニューは、豚キムチ丼。困った時のわく星定番メニュー。慌ただしかったので味は可も不可もなし。まずいとは言わないけど、特に何もいわずモリモリたいらげる。その後、子どもたちはおフロ+藤本さんの迎えに。また強力な助っ人の登場で明日が楽しみだ。
ちなみにおフロは下見の時に3つ発見。一軒はお休み。あとは一方が近いけど500円。もう片方が遠いけど350円。どっちがいい?とたずねても、うーん…まようと、歯切れのよくない応え。でも、350円の方は下見の時に"ヤーさん"だらけだったというと、みんなあっさり500円の方、と決定。行ってみるとそれだけの価値はあるぜいたくさではあった。さぁ、今日もそろそろねるか。PM11:20。
今日の走行距離:74km
今日の将棋:ゆんた1-0コサ
今日のひとこと
たけし…パンクして待ってるのヒマだった。おフロ良かった。まだそんなに疲れてない。
じゅん…パンクした。最高!
ゆんた…将棋に勝ってうれしかった。山の湧き水がおいしかった。
コサ…武生のセーラー服はスカートやたら短い!また来よう。
藤本…明日はがんばろう。
5月15日(火) はれ 武生→ワンネス(石川県鳥越村)
朝5:30起床。昨夜ミーティングで、雨を避けるため、今日のうちにワンネスまで行ってしまおうということになり、ちょっと早いが、がんばって起きた。「えー、大丈夫かなあ…」といってたゆん太もちゃんと起きた。朝食メニュー‥、レタスドッグ、バナナ、紅茶、黒砂糖、ゆでたまご。手早くすます。荷物の整理とうん○なども手早くすます。それでも7:00出発の予定が7:40出発となる。マラソンしてるおじいちゃん(しょうたろうのことではない)とあいさつ。「どこから」「京都です!」「へぇー!」「どこまで?」「金沢です」「ほっー!」「がんばってね!」ちなみにそのおじいちゃんも年に似合わない黒びかりの筋肉マンだった。
さて、今朝はスタートから快調。藤本さんの先導は、そつなく速い。無理に最高速度を上げてる感じはないが、ペースが一定で、トータルで見て速い!一気に福井市街に到達。小休止で「みんな気ィついてるか知らんけど今日は追い風やなぁ。だからスース−行くわ。」…(へ?そんなしかけがあったんですか)「人は都合のええもんで向かい風やったらブーブーゆうけど、追い風は気もつかんことが多いんよ」…(それ、私ですわ)
さて、速いだけではなく藤本さんに感心することがもう一つある。それは、信号で止まること。私なら、ちょちょっと左右見て、何ともなければ「行けーっ!」である。しかし、藤本さんはとりあえずまず止まる。(これはくぼちゃんも、えらいっ!)その精神見習わなあかんなぁ…。
さて、その後も快調に飛ばし、11:00前には芦原温泉に到着。ここは夜にぎやかな温泉街らしく、街全体が化粧を落とした朝がえりのバーのママを見るような感じだった。今日は走ることに専念するため、お昼は外食に。やっと見つけためん処で、たけちゃんじゅんちゃんゆん太は冷し中華、私と藤本さんは親子丼をたのんだ。藤本さん「自転車乗ってると、よう腹減るんですよ。ほんま、人間はめしで動いてるってよく分かりますねぇ…」確かに、すき腹に今日のお昼は…んまい!これでガソリン満たん。
11:30再び出発。ぼちぼち後発の単独部隊しょうたろうの情報が入る。思ったよりハイペースで追いかけて来ているようだ。聞く度にたけちゃんの顔色が変わる。まぁ、とにかく無理して事故せんでくれたらいいけど…。本隊は何もトラブルなくいよいよ小松に近づく。少しずつ疲れも出て来ているので、次休んだらアイスにしようと、何度も励ます。僕の頭の中ではもうソフトクリームが1mくらいぐりぐりととぐろを巻いていた。
アイス休憩の後、8号線を離れ、いよいよ見覚えのある道に入る。さぁ、あと15km。この坂登りきったらワンネスや。すでに感慨深い。さて、走り始めると、坂は意外ときつくない。こんなんやったっけ…?と思いながらトンネルくぐると、最後の最後にちゃんと一山登りごたえのある峠がありました。こうでなくちゃね、という気持半分。ちくしょー、もうええっちゅうねんという気持ち半分。とにかくひーこらと自転車を押して上がって二つ目のトンネルを越えると、あとはなだらかな下り。気持ちよく下って…さぁーいよいよ到着だ!
「もう着いたようなもんだね」200mほど手前でそういうたけちゃんがうれしそう。じゅんちゃんもだまっているが、ほくほくしている感じ。ゆん太は実感がなさそうだが(だって初めて来るもんね)、私が「いよいよ着くよ!すごいねー!」というと、ニコッと笑った。最高の気分で残り数十mを流して、感動のゴールイン!やったーーーーー!!さっそく記念撮影パシャッ!要作さんも出迎えに出てくれて「おぉー、とうとう着いたか。いやーお疲れ!お疲れ!」ワンネスでは主のネコ「みく」が先日あかちゃんを産んだそうだが、小さく頼りない子猫までがよちよちと出迎えに顔を出してくれた。みんなで乾杯〜ぃ!今日のビールはほんと最高ですたい。
その後、一息ついて八戒さんにお風呂につれていっていただいた。満足そうに両腕を湯ブネにかけてどっかと腰かけるじゅんちゃん。実は「手痛くて、つけらんない。」のだそうだ。だって例によってすんごい日焼だもんね。熱めのお湯ですっかりリラックスして帰ろうかというとき、携帯がプルル…「あー、わし、ワンネス着いて、誰もおれへんからさびしいねんけど…」どうやらおじいちゃん(しょうたろうのこと)が着いたらしい。この人ほんとにヒト?ちょっと名水の泉に寄り道してから帰る。さすが名水、風呂上がりの体に染みて、すべての疲れがとけてしまうよう。
さて、ワンネスに戻ると、やっぱりおじいちゃんがいた。こっちも無事でなによりだ。みんなそろったところで、子どもたちは食事。なんと、要作さんがあらかじめ用意して下さっていた。メニューは、ちらしずし、野菜サラダ、竹のこと肉のごま油いため、竹のことがんもどきの煮付け。どれも鳥越村の山の幸が生きた恵みの味だ…んまい!
私は八戒さんの車で、藤本さんの送りと峯ちゃんの迎えに小松駅まで。やせの大食という藤本さんはあまり食べるまもなく電車に向かった。藤本さん、ありがと〜ぅ!峯ちゃんを待つ間、私は八戒さんと小松の街を歩いた。小松は今、子どもかぶきのまっ最中。並ぶ夜店や、飾ってある「お山」を見てまわった。なかなか情緒深いが、目につく高校生たちがみんなガラが悪くムードも半減していた。
さて、峯ちゃんを迎え、ワンネスに戻る。もう今日はほっこりしちゃって、何もする気にならん。ごはんをいただいて、よっぱらって、くだをまこう。おっ、早速ゆん太が峯ちゃんと将棋してる…。え?ゆん太が勝った?おそるべし。もうこうなったらゆうき戦法のはったりしか残ってないのか…。PM10:30疲れて寝る。
今日の走行距離:92km
今日の将棋:ゆん太2-0峯
今日のひとこと
たけ…やったー!やったー!
じゅん…着いたー!日焼けが痛い。
ゆん太…将棋に勝ってうれしかった。
しょうたろう…ねむい。だるい。
峯…負けてもたー。(ちなみに4年ぶり)
コサ…ビール最高!みくの赤ちゃんかわいい!
5月16日(水) 朝方雨、その後おおむねはれ 休養日
休養日のため、また、みな疲れもあるかしてゆっくり寝ぼうをする。私は、早く起きた峯ちゃんに手伝ってもらって朝食の用意。メニューは、みそ雑煮(煮すぎてもちの姿が消える)、ハムエッグ。
ゆっくり食べ終えてうだうだしていると、9:00過ぎころから、ワンネスのメンバーがぼちぼち集まってくる。よっしー、みっちゃん、要作さん、八戒さん、ひでくん、ひでママ、ゆうとくん。10:00ころ、みんなそろって今日の遊びの相談。
雨が降るそうだし、まず午前中に外遊びをするかぁ!‥と、いうことで、グランドに上がって野球をする。最初は練習から、キャッチボールに始まってトスバッティング、フリーバッティングとやってるうちに楽しくなって、なんだかゲームもしたいねってことになった。春合宿の時には飯当番をかけてわく星vsワンネスの対抗試合をしたが、今回は混成チームでやることになった。それもいいよね!メンバーが少ないので、わく星の定番「たいべん」型式ですることに。チーム力も均衡し、ちょうどいい感じのゲーム展開であった。ただ、おじいちゃんがボールをとりそこなってたまちゃんにぶつけたり、ピッチャー返しを腰にうけたりなど痛々しかった。そのせいもあってか2回のウラ攻撃を前に、「そろそろお昼やし、ご飯にせーへん」といい出した。でも、ウラの攻撃もしたいしぃ…結局、ウラの終了まですることに。結果は3-2で、じこひゆひゆチーム(じゅん、コサ、ひで、ゆうと、ひでママ、ゆんた)が勝利した。むふっ。
昼食は、「せっかくそばの名産地?に来てるんやから、そば食いたい!」という提案によって、そば屋さんに行くことに。普段わく星ではしない贅沢。これも、がんばって走ってきたから許されることかもね。せっかくやからパァーといこうと、たけちゃんじゅんちゃんゆんたくんが「鴨おろしそば」を、おじいちゃんは「天ぷらそば」をたのむ。私と峯ちゃんはちょっとおじけづいて「山かけそば」に留まった。運ばれてきた、おそばを記念撮影パシャッ!フラッシュで店中の人が振り返り、恥ずかしぃ〜。
帰ってきて昼からは、近くの川で釣りをすることに。ワンネスのみっちゃんが最近はまってるとのこと。でも、みっちゃんは道具から入るタイプらしい。そういえばそんなタイプわく星にもいるよな〜。さっそく天然のエサ(ミミズ、かわむし)を見つくろうたけちゃんとじゅんちゃん、おじいちゃんは仕かけ作りに余念がない。さぁ、わく星ハンターズの諸君!とくと腕を見せつけるがいい!…と思ったが、とてもきれいなこの川、つりのポイントにはいまいち向いていないようで、アブラハヤ6匹というしょぼい成果に終わった。ちなみにこの日、ワンネスのみっちゃんは何匹かヒットがあったようで、とてもうれしそうだった。せっかく道具から入って気合を入れてもこれまでいまいちだったみたいで、この日の笑顔はとてもよかった。これは、わく星でもワンネスでも同じこと。
PM4:00になったら買い物と夕食の仕度に。昨夜は要作さんにごちそうになったので、今日はわく星で全部用意してワンネスのみなさんに召し上がっていただこうということになった。さてメニューは何がいいだろうかとあれこれ思案したが、結局、鯛めし、わかめスープ、サラダ、ゼリーという献立でいくことになった。はりきってとなり町のスーパーまでGo!しかし、肝腎の鯛がない…。仕方がないのであら炊き用のあらと、鯛っぽく見える別の魚の切り身でがまんして足らない風味はアサリでごまかすことにする。ワンネスにもどって、台所はとってもにぎやか。だって誰かのために料理するのはとっても楽しいから。それにいつもやってる岩倉クッキングの成果を見てもらいたいっていう気持ちもあるし、みんな鉄人気分でめいめいの持ち場に専念する。
出来あがった夕食は私的にはワンダフル!とってもおいしくできました。けど、みんな少しずつ失敗がある。私は鯛めしを少しこがして微妙な風味をそこねてしまったし、おじいちゃんはスープの味が濃過ぎて少しからくなってしまった。たけちゃんは、二層式ゼリーのそれぞれに入れるゼラチンが、片方は多く、片方は少なくなってしまって、でも、これはひょうたんから駒のような工夫で、むしろ口あたりの違いが楽しめたからいいか…。とにかく私は、みんな心をこめてつくった味がこれまでになくすばらしかったと思う。これはワンネスのみなさんにお世話になってるという気持があるからこそできることで、そうやってお返しに誰かのために食事をつくるという楽しみはすばらしい学びであったと思う。それだけでもこの合宿は、とてもかいのあることだったと思う。ちなみに完璧でなく少しずつミスがあるのもわく星らしくてあいきょうがある。
さて、夕食の片付とそうじをすませると、あとのこり寝るまでの時間で、自転車の整備と荷物の整理をせねば…、そうなるとまる1日解放されていた気持ちが、また徐々に引きしまってくる。心地よい緊張感がかえってくるのを感じながら今日もおやすみ。
今日の走行距離:そばの往復約8kmだけ
今日の将棋:ゆん太0-1峯、ゆん太2-0八戒
今日の試合:じこひゆひゆチーム3-2よはたしよみチーム
今日のひとこと:ゆっくりし過ぎて聞くのを忘れました。
5月17日(木) はれ ワンネス→武生
私5:30起床。みんなのごはんをつくる。みんなは6:00起床(まあ、今日は大目に見よう)。朝メニューは、キャベツベーコンいため、ソーセージとレタス、まるパン、野菜ジュース、牛乳。手早くすませ、おにぎりをつくり、荷物のチェック。
7:00出発の予定が、多分そうなるだろうという裏の予定通り7:30となる。ワンネスのみんなに見送られて、最高の晴天の中、出発!餞別にアイス用のカンパをいただいた。帰りは慣れたもので、行きにきつかったアップダウンは少し回り道してでも平坦な道を選択するなどして、スーィスィ。車道の空気が悪いといってマスクをするゆん太くんは、もともとかけてるサングラスとあわせると月光仮面状態。「かわいい!」か「あやしい…」か知らないが沿道の人の注目を集めていた。
行きには自信がなく寄り道できなかった名勝地「東尋坊」に立ち寄る。12:20着。おにぎりを食べる。その後、みんなで崖めぐり。「命をそまつにするな」の看板の前で記念撮影パシャッ!その後また黙々と走り、2:30に福井市内でアイス休憩。途中、横風がきつくてふらつかないようにするのが、ちょっときつかった。
4:20には2日目のキャンプ地武生市内の公園に帰ってきた。慣れた要領で近くのスーパーで買い出し。調理。夕食のメニューは、焼きそばとコロッケ。聞こえは質素だが、今の私たちには十分なごちそうだ。おなかいっぱいになって、お風呂に。つかれた足を休める。この夕方からのほっとした時間帯はなんだかとても楽しい。こんこんと笑顔が絶えなくて、何を話しているというわけでもないけど、お腹のあたりがくすぐったい。みんな不思議なご縁のファミリーになったようだ。5日目になり、かなり落ちついてきた。非日常的な体験をちょっと日常的な感覚で楽しんでいるのかもしれない(日記も少しねた不足か)。今夜はちょっと冷えるかも…注意しないとね。明日の峠越えは大丈夫かなぁ…。
今日の走行距離:106km
今日の将棋:してなーい
今日のひとこと
たけし…だんだん疲れがたまってきたなー。明日も30kmくらい行ったら疲れるんだろうなあ…。明日生きてたら何とかなるねぇ。
じゅん…風が強くてつらかった。追い風のときは速かったね。トラック来るとすいよせられるよね。(ゆんたが「そうそう」とうなずく)しょうたろう…自転車の上でねててぶつかった。ぶうぉ…!ペダルが少し曲がった。
ゆん太…今夜は冷えそう。やっぱ風がきつかったね…。
みね…サドルがむっちゃ痛かったなあ。思ったよりわりとばてた。(かなりばてた様子)
こさ…みんなおフロからなかなか帰ってこなかったから寂しかった。(荷物番をしてた)
5月18日(金) はれ 武生→長浜
6:30起床。朝食用意。ちんちん(合宿中ソーセージの俗称)をゆでる。7:00頃みんな起きてきて食べる。メニューは、レタスドッグ(吉浦兄弟が好きみたい)、バナナ、棒パン、紅茶。朝食後、栃の木峠越えはしんどそうなので、ルートを相談する。選択したのは、県道207号線ルート。この道はJR北陸本線にひっついたりはなれたりして敦賀に抜ける道で、かつて国鉄の線路があったところ。だからあんまり起伏がはげしくないと見た。8:20出発。
10:00前、いよいよ県道207号線に入る。予想通り、ゆるやかだ。マイナーな道らしく、車も少ないので最高のサイクリングコース。しかし、ゆるやかではあるが、少し登りになっており、下りて自転車を押すほどでもないので、延々と立ちこぎをしなければならない。これは、疲れもたまっているこのメンバーにはきつい!ゆん太が遅れぎみだ。後から応援する。「ファイトーッ!うまなっとー!」、「ま、この道すぎたらねぇ、明日は帰れるし、最後のふんばりでがんばろうね!」なんとか追いつけるようになる。しかし、みんなもかなりきつそうだ。先導をお願いしたたけちゃんまで、後に下がってきた。とりあえず木かげで休憩だ。ポカリをのんで、チョコレートをかじる。小川の水で顔を洗ってリフレッシュ。「しんどい時はしんどいと思ったらあかんで…!」(励ます私の理屈も、よく考えればムチャクチャだ)、「楽あれば苦あり。いつか下るで。」
さぁこの坂がいつまで続くか、気合を入れて出発だ!ところが、思ったより楽はすぐ訪れた。実は私たち、坂のてっぺん付近で休んでいたらしい。ここからはパラダイスロードだ!ゆるやかな下りが延々と続く。らっくちーん!それにおもしろいのがトンネル。叡電の鞍馬にあるトンネルみたいに古めかしくて、少し小さい。明かりは蛍光灯が、10mほどおきか、何もないトンネルもあった。上からは時々しずくがポトリ!真っ暗の中で直撃されると、うひゃって感じ。中は涼しくてほてった体には最高ー!半ズボンのゆん太とおじいちゃんには「寒いー!」ちょっとした冒険気分で、さっきまでのしんどさが一気にふきとんだ。
さて最後の方のトンネルを出たところで、シジュウカラ(おじいちゃんによると)のひなが道のわきに落ちているのを発見。どうしよう…、相談。「この口ばしの先の黄色いのがあるうちはまだヒナやねぇ」「なんか、ヒナは拾わないで下さいっていってたよねー」「うんあった」「でも、このままやったらヘビにでも食べられそうだね」「つれてかえって何とかできるんかなぁ」「そりゃなんとかなるやろ」「でももって帰る間が問題やな…」私たちの少しはなれたところで親ドリらしき2匹が、いそがしそうに飛びまわりながら相談のゆくえを見守っている。「仕方がない自然の摂理や。置いていこう。」と、結論した。走り出しても、おじいちゃんは後髪が引かれるよう。「自然ってきびしいねんなぁ…」と、ゆん太。
相かわらず下って下って敦賀に到着。11:50ころ公園を見つけてランチタイムとする。あんころもちがやたらとうまい。あとは冷麦、あゆの甘露煮。じゅんちゃん号の後輪がパンクくさい。食後のなべに水をはって調べたら小さな穴を発見!じゅんちゃんが自分でなおす。手伝ってくれる峯ちゃんの様子がたいへん頼もしい。ゲートボールに集まったおじいちゃん(しょうたろうでない)が「もっとこうせなーあかんで」とかいってくれるが、余計なアドバイスだった。
PM1:20再び出発。ここからは、しばらく、また登り坂と向かい風、車の多い8号線と三拍子そろって最悪。しかし、午前のような心配は感じなかった。みんな不思議ともくもくと進んでいくパワーがあった。進化したのかもしれない。か、単に私に心配する余裕がないからか?3:20アイス休憩。その後、いやなトンネルを2つ抜け、おじいちゃんの秘密のタナゴ池に寄って、長浜市街に5:20着(いつもよりちょっとおそい)。私はタナゴ池で落とし穴にはまって右足くさくさ状態。駅前で買い出しして、初日泊った公園に。今夜のメニューはカレー(レトルト)ライス、からあげ、焼鳥、サラダ。楽でたくさん食べれておいしいよう出来あいのものにも頼った。PM7:00前峯ちゃんを見送り。久しぶりの会った峯ちゃんは、なんだかすっかりいいお兄さんになってほんとに心強かった。ゆん太がしんどそうなときには何度も声をかけてくれたね。ありがとーう!
ご飯はなるほど量には十分に満足でき、最終日に備えガソリンは満タン。ランタンの薄明かりのもと待ってるうちに、PM9:00くぼちゃん登場。留守をたのんで市街の風呂屋に行く。11:00就寝。さぁ、明日で最後だ。事故のないように、がんばろう。
今日の走行距離:94km
今日の将棋:おやすみ
今日のひとこと
たけし…今日もつらかった。風が強かった。
おじい…坂道はきらいだ。こいでもスピードがかわらない。
じゅん…トンネルがおもしろかった。
ゆん太…最初は車とか多かったけど県道207号線は車も通らなくて景色もよくてよかった。
くぼ…ふだん焼酎のんでると日本酒は甘いです。
こさ…(書き忘れ)代わりにバルタン星人の声で、ぶふぉっ、ぶふぉっ、ぶふぉっ…
5月19日(土) はれ 長浜→わく星
いよいよ最終日。朝食をとり、テントをたたみ、荷作りをすませて、8時半頃出発。今日もいい天気。結局、一週間のサイクリングを通じて一度も雨にあわなかった。きっとみんなのおこないがいいのだろう。途中、コンビニでゴミを捨てさせてもらい、ドーナツを買う。今日走る湖岸道路は、13日にも通ったし、去年のサイクリングでも通った慣れた道。琵琶湖を右手に眺めながら平坦な道を快適に進む。去年は湖岸道路は彦根付近でまだ一部工事中だったが、いまではすっかり完成し、自転車通行可の歩道は幅が広くて走りやすく、安全だ。早々に彦根を過ぎ、例のニンジン事件の八百屋で一服。
11時半頃、牧キャンプ場に到着。行きとおなじく、ここで昼食。ご飯が炊けるまでの間、たけちゃんの自転車のパンクを修理する。前菜がわりに朝買ったドーナツを食べる。昼食はきのうの残りのカレー。安々と平らげ、お茶を飲んで、しばし昼寝。
1時すぎに牧キャンプ場を出発。さあ、京都までがんばろう!しかし、今日も向かい風が強く、またみんな疲れがたまっているせいか、思ったほど快調には進まない。琵琶湖大橋を過ぎ、南湖に入る。週末で天気もいいため、琵琶湖は水上スポーツやバーベキューを楽しむ人でいっぱいだ。烏丸半島のコンビニでアイスを食べて休憩。たけちゃんの自転車はまた空気が抜けている。どうやらちゃんと直ってなかったみたい。空気が抜けるペースはゆっくりなので、時々空気を入れることでわく星までもたせることにする。帰帆北橋でしょうたろうは別れ、南草津の自宅へ。本隊は行きの反省にたって近江大橋を渡り、大津市街に入る。買い物客でいっぱいのパルコや浜大津アーカスの前を通る。逢坂の関は交通量が多く走りにくいので、少し遠まわりだが車がほとんど通らない小関越えを行くことにする。小関越えは自然に囲まれ静かで気持ちいい道だが、疲れた体にこの坂はこたえる。みんなゆっくり押して上る。「小関越えってこんなに坂がきつかったかなあ?」「これなら逢坂の関の方がよかったかも。」などと話しながらやっと峠に着く。下りは一気に抜け、四ノ宮から旧三条を西へ。九条山も押して上る。さあ、これで最後の峠を越えた。もうわく星はすぐそこだ!岡崎道を北上して動物園を過ぎ、一路わく星へ。吉浦パパとゆん太ママが今出川通りまで出迎えにきてくださっている。5時半頃、わく星に到着。思ったより遅くなり、思ったよりきつかった。でも、事故もなく全員無事で帰ってこられたのが何よりだ。
わく星では敬子さん、吉浦パパ、ゆん太ママ、はなちゃん、さくらさん、しゅうへい、友ちゃんが、ごちそうを用意して待っていてくれた。カンパーイ。ビールがことのほかうまく、いくらでも入る。僕はそのまま寝てしまい、気がつくと10時。部屋はもうまっくらで、となりにコサちゃんが寝ていた。
それにしてもみんなよくがんばったものだ。そもそも最初は片道5日で行く予定だったのが、片道3日に短縮してしまったのもすごい。いままでのサイクリングは1泊2日だったことを思えば、今回はレベルがちがう。参加した子どもたちはかなり自信がついたことだろう。元気な子どもたちとは対照的に、僕は日頃の運動不足をさらけだした感じで、かなり疲れた。うーむ。
最後に、お世話になったワンネススクールのみなさん、峯ちゃん、藤本さん、親御さんのみなさん、本当にありがとうございました。