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ゆん太のゆかいな出羽島日記

Y.W

8月17日(土)
 朝、お母さんに起こされて、放り出された。敬子さんちに行って、集平たちと集まって、京都駅に向かう。京都駅に着き、みんなと合流。今回の合宿は敬子さん、こさちゃん、栄ちゃんのお父さん、栄ちゃん、吉浦兄弟、岩佐兄弟、佐藤兄弟、キリィちゃん、花野、悠樹、めぐちゃん、友紀ちゃん、最後にさはらくん(栄ちゃんの友達)といっぱいです。8時31分の電車に乗る。
 姫路に着き、乗り換えの時間がほとんどないので、みんなダッシュ。なんとか電車に乗りこむが、半分ほどいない。「乗ってるかな?もしかして置いてかれた?」と心配しつつ岡山に着く。みんなを探していると、階段を登っている、敬子さん一同を発見。岡山からマリンライナーに乗る。青い電車だ。海の上を走っているので窓の外を見ると、あたり一面が海。とてもキレイだな。高松に着いて、みんなで弁当を食べる。
 おなかもふくらんで、今度は、徳島に向う。ここら辺に来ると自然がいっぱいで、とてもキレイだった。みんなは何をしてるかなー、と見てみたら、トランプをしてる人もいれば、五目ならべをしてる人もいた。徳島に着き、さいとうあすかさん、八木お母さん、ゆうくん、ろくくん、この4人は、インターネットかなんかで今回の合宿を知って、参加したみたい。
 新たなメンバーも加わり、牟岐に向かって出発する。電車に乗っている時、こさちゃんが、いかにも、将棋指したい、という顔をしてたので、ぼくが6枚落ちで、指した(じつは、前から、そうゆう話題になっていた)。なんと3戦全勝してしまった。こさちゃんは「これくらいでかんべんしてやる」と言っていた。
 牟岐に着き、船に乗り、出羽島に向かう。台風の影響か、風が強く、波も高い。そんなこんなで、やっと目的地の出羽島に6時ごろ着いた。そこに来て、初めて、学校に泊る、ということを知った。体育館に入ると、サウナの様に暑い。みんないっせいに窓を開けると、涼しい風が吹いてきた。
 これでひとあんしん、しばらくほっこりしていようと思ったら、さっそくみんなでミーティング。食事の役割を決めることになった。A、B、C、Dグループに分かれて、朝、昼、夜、交代でご飯を作ることになった。みんな、電車に乗って体を動かせなかったので、野球してたり、とびばこ跳んだり、とにかく動きまくっている。ぼくたちのAグループはカレーを作った。
 夜になると外はまっくら。ちょっとこわい。お風呂に入るとき、たけちゃんたちに「待っててよ」と言って、お風呂に入った。「どーせみんな行っちゃったんだろうな」と思ったけど、ちゃんと待ってくれていた。自分がはずかしくなった。2時ごろ就寝。

8月18日(日)
 ちっちゃい子が、バスケットしててうるさくて目がさめた。朝ご飯を食べて、10時から島を一周することになった。波がとても高い。ザバーンという波の音がする。島の頂上の展望台に着き、あたりを見まわす。風がそよそよ、山と海が見えて、きれいだ。さらに進むと、山ナメクジ、山ミミズを発見!この島の生き物は、とにかくでかい。蚊に刺されると、かゆいというより、痛い、というくらいだ。シラタモが自生している、大池を見に行く。看板には、一億四千万年前の生きた化石、と書いてある。天然記念物らしい。池の水をなめてみると、塩の味がする。どうやら島から出た水と海水が入り混じっているようだ。また、歩きはじめると、急な坂がいっぱい。やっと、学校に到着。
 今日の夕食は、シチュー。味がしっかりしてて、「うまい!」。11時半ごろ、就寝。

8月19日(月)
 朝、啓に起こされた。ぼくは、低血圧で、起きてから2時間ぐらいしないとスッキリしない。ウトウトしながら、朝食の準備をする。朝は、ナスの味噌汁と、野菜の塩もみとご飯だ。
 今日は天気にも恵まれて、海で泳ぐことになった。今日は海も澄んでいて、まわりがよく見える。色とりどりの魚がいてキレイだ。体がチクチクして、痛い。この正体は、オレのカンによると「メガロパかゾエア(カニの幼生)だな」。
 ひとまず、学校に帰って、お昼ご飯にする。メニューは、ブレン丼(親子丼に豚肉を入れたもの)と、海に泳ぎに行ったとき、とった貝を入れた味噌汁。ブレン丼は、すぐなくなる。味噌汁の貝が小さくて食べられなかった。そのあと、2時半までゆっくりする。敬子さんは、今日から合宿に参加するちあきちゃんとかなちゃんを牟岐まで迎えに行った。
 また海に向かう。みんなは釣りをしていたり、貝をとっていた。しばらく泳いでいると、ムチャクチャ寒い。寒いから学校に一人で戻る。ろくくんやって来て「将棋やろ」と言ってきた。平手ではつまらないので、「王さまと歩だけでやろー」と言って、図書室で6局ほどやるが全勝した。釣りに行ってた人が魚をとってきて調理する。敬子さんがちあきちゃん姉妹を連れて帰ってきた。
 晩ご飯は、とても豪華。さしみに、てんぷら、おすましなどなど、とてもおいしかった。潤ちゃんと啓が扇風機のカバーを利用して作った、魚とりがけでカワハギが6匹入っていた。潤ちゃんと啓は、やはりすごい。なにもかも利用する。
 そのあと、たけちゃんと啓とでおフロに行く。ぼくがおフロから出たときに、まわりを見まわすと誰もいない。隠れていた、たけし&啓が、ヒョコット出てきた。啓が「オセーヨ、オセーヨ」と言った。ひどいやつだ。明日はまた泳ぐぞー。12時ごろ就寝。

8月20日(火)
 今日はむりやり、悠樹に蹴られて起こされた。朝ご飯は早かった。今日はとてもいい天気だ。日焼け止めを塗って、海にへと向かう。海に着くと、こさちゃんが、「タコがいるぞー」な、なに、と思いとまどっていると、潤ちゃんがすかさず「ブスッ」っともりをタコに突き刺す。「すごいなー」タコをさわってみる。吸盤がくっつく。「ああ、生きているんだー」と思った。アワビとりをする。ウニがいっぱいいて、刺さりそうでこわい。アワビがいないなーと思っていると、潤ちゃんが、ボソッと「タコがいる」と言って岩を指差している。岩の下をのぞいて見るとタコがいる。たけちゃんがやってきて、タコが出てきたところを、「グサッ」と刺す。刺したけど吸盤が岩にひっついて、なかなかとれない。覚悟を決めて、タコをひっぱると、その瞬間、ついにとれた。海から上がると氷のように寒い。前にもこんなことがあったような。
 タコを料理するために学校に戻る。さっそくタコをさしみにして食べる。ふと気がつくと、自分の腕に腕時計がついている。ハッとして見てみると…こわれていた…。昼は、ポリネシアン風カレー。なにがポリネシアンなんだ?食事も終わり、トランプをした。敬子さんは、船で牟岐に買い物に行った。
 しばらくして、海に行く。泳いでいると、壺に魚がいた。その魚はそこを縄張りにしているようだ。見てるとおもしろい。その魚に夢中になっていると体が冷えてきた。海から上がり、スイカを食べる。学校に帰り、着替え、釣りの用意をする。岬の灯台に釣りに出掛ける。潤ちゃんが竿を投げた瞬間、魚がとれた。どんどんとれる。一回ぼくもやってみた。竿がブルブル震える。ビックリして引いてしまうと糸がからまった。まぬけと言われ、ぼくはつくづくまぬけな男だ。栄ちゃんのお父さんと、ろくくんもやってきた。しばらく釣りをして、魚がたくさんとれた。
 夕ご飯の時間になり、学校に戻る。晩ご飯は、かなり豪華。敬子さんが、前回もお世話になった、マルイチという魚屋のあばあちゃんのところへ会いに行き、今回もまた豪華な料理を作ってくれた。かなり豪華でおいしかった。明日帰るので、大掃除をする。掃除をしたのでたいして遊ぶこともできない。長いように思えた合宿も、今では、とても短く感じる。明日は早い、もう寝よう。

8月21日(水)
 朝6時ごろ、啓に怪奇音で起こされた。朝すがすがしい。風を受けようと外に出てみると、太陽に照らされた海や島がとてもきれいだった。朝ご飯をあわただしく食べ終え、片付けや荷物の準備をすまし、港に向かう。とうとうこの島と別れを告げる。9時発の船に乗り、牟岐に向かう。島から少しずつ遠ざかっていく船から見た出羽島や、まわりの景色が美しかった。
 お刺身をつくってくれた丸一鮮魚店のおばちゃんが見送りにきてくれていた。記念写真をとってから列車にのって、徳島に着き八木さん家族とあすかさんたちとわかれる。
 それから二時間後、高松駅について、みんなでさぬきうどんを食べる。マリンライナー40号にのって、16時ごろ岡山につく、そろそろラッシュアワーだ。
 姫路からはかなり混んでいた。そこから新快速にのり、大阪で用事があるこさちゃんとゆきちゃんとが降りた。ぽつぽつとみんないなくなっていく。
 京都駅につくと英ちゃんのお母さんが待っていた。ここでみんな解散。駅前でお母さんの車にのって帰る。
 そうしてこの旅は終わった。
 実は8月28日にぼくは将棋の奨励会の試験を受けることになっていて、将棋のことばかり考えていたけれども、この合宿でいい気分転換になったと思います。
 最後にこの日記を書くことに協力してくれたみなさんありがとうございました。

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