■概要
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メール送信時に使用するプロバイダがOP25Bを導入している場合、自宅サーバーにおいては以下の影響がある。 ※各プロバイダのOP25B導入状況 ・自宅サーバー接続プロバイダがOP25Bを導入している場合①・・・サーバーから外部宛にメール送信できない(例:root宛メールを外部に転送できない)・・・メールサーバー側対処要 ・自宅サーバー接続プロバイダがOP25Bを導入している場合②・・・内部から自宅メールサーバーのメールアドレスでメール送信できない・・・メールサーバー側対処要 ・外部でメール送信時に使用するプロバイダがOP25Bを導入している場合・・・外部から自宅メールサーバーのメールアドレスでメール送信できない・・・メールクライアント側対処要 ここでは、メール送信時に使用するプロバイダでOP25Bによる影響を受けるか確認し、影響を受ける場合はOP25B対策を実施する。 |
■OP25B影響有無確認
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メール送信時に使用するプロバイダでOP25Bの影響を受けるか確認するため、外部のメールサーバーへSMTP接続できるかチェックする。 ここでは、GmailのメールサーバーへtelnetコマンドでSMTP接続を行ってみて、接続可否でOP25Bの影響を受けるか確認する。 |
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■メールサーバーのOP25B対策(sendmail編)
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プロバイダのメールサーバーから送信するメールはOP25Bの影響は受けないため、全ての送信メールをプロバイダのメールサーバーを経由するようにする。 ※なお、下記に示すOP25B対策は代表的な大手プロバイダでの対策例であり、プロバイダによっては別の対策が必要な場合もある |
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(1)sendmail設定 |
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(2)SMTP認証情報設定 |
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(3)送信元メールアドレス書き替え設定※自ドメインを取得している場合 送信元メールアドレスの@以降の部分の名前解決が外部から行えない場合、メール受信を拒否するメールサーバーもあるので、サーバーから送信するメールの送信元アドレスをxxxx@centos.wakuwakustation.comからxxxx@wakuwakustation.comに書き替える。 |
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(4)送信元メールアドレス書き替え設定※自ドメインを取得していない場合 送信元メールアドレスの@以降の部分の名前解決が外部から行えない場合、メール受信を拒否するメールサーバーもあるので、サーバーから送信するメールの送信元アドレスをプロバイダのメールアドレスに書き替える。 |
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(5)sendmail設定反映 |
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■メールサーバーのOP25B対策(Postfix編)
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プロバイダのメールサーバーから送信するメールはOP25Bの影響は受けないため、全ての送信メールをプロバイダのメールサーバーを経由するようにする。 ※なお、下記に示すOP25B対策は代表的な大手プロバイダでの対策例であり、プロバイダによっては別の対策が必要な場合もある |
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(1)Postfix設定 |
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(2)SMTP認証情報設定 |
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(3)Postfix設定反映 |
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■メールサーバーのOP25B対策(qmail編)
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プロバイダのメールサーバーから送信するメールはOP25Bの影響は受けないため、全ての送信メールをプロバイダのメールサーバーを経由するようにする。 ※なお、下記に示すOP25B対策は代表的な大手プロバイダでの対策例であり、プロバイダによっては別の対策が必要な場合もある |
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■メールクライアントのOP25B対策
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メールソフトの設定で、メール送信時に使用するポートをSMTP(25番ポート)から別のポート番号に変更すればよいため、プロバイダ側ではサブミッションポート(587番ポート)の使用を推奨しているが、当サイトではセキュリティ上の理由からSMTP認証を必須としており、かつ、SMTP認証情報の盗み見対策としてTLSによる暗号化通信を必須としているため、メール送信時に使用するポートはSMTPS(465番ポート)としている。これにより自動的にOP25B対策となっているため、対処は不要。 【参考】 メールサーバー間通信内容暗号化(OpenSSL+sendmail+Dovecot) メールサーバー間通信内容暗号化(OpenSSL+Postfix+Dovecot) メールサーバー間通信内容暗号化(ucspi-tcp-ssl) |