
ウミネコはペアーを組み「産卵〜自立した若鳥に育て上げる」期間は約二ヶ月間で短い。
最も成長が早い鳥仲間に入る由。ヒナが大きくなるまでの栄巣中の縄張り争いはし烈だ。
10年ほど前のデータによれば・・・・・1シーズンで2万1千羽の雛が誕生して、そのうち約1万3千羽が
死んだとある。これは自然界の掟であって、このために成鳥ウミネコの羽数平均が計られていると云う。
基準日付は2003年。ヒナの巣立ちまでを追跡したもの。年々部分付加更新を続けていきます。
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| (3/1) 雪一面の蕪島に第一群の ウミネコが飛来。足は冷えないのか? |
(3/10) 春の嵐、季節外れの 大雪で、全鳥は島を離れた |
(3/10) 近くの岩や岸壁に散り 波上を飛んでいるものもある |
4月になるまでは地面より海水の温度の方が高いため海面に浮遊している方が陸地に留まるよりは楽なのだ。
おなじつがいで毎年ほぼ同じ場所に栄巣するから、その場所確保の為に、し烈な縄張り争いをする。
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| (3/16) 恋の相手を物色中 |
(3/16) 恋の邪魔者は攻撃 して追い払い近付けない |
(4/2) 縄張り争いは、し烈であり 必死の戦いで嘴や舌を噛み振る |
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| (4/4) 各々が、ほぼ縄張り を確保して落ち着いてきた |
(4/7) 枯葉をくわえて 巣作りの準備にかかった |
(4/12) あっちこっちで、ペアー組み がはじまり一層の賑わいとなる |
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| (4/中) 島から沖へ一斉に飛び8の字形に群翔を続け島に戻る。先導するリーダーがいるのか 或いは体内にセンサーでも備わっていて衝突することなく整然と飛翔できるのか? |
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| (4/中) 雌は雄の腹部を突つき雄は 涎を垂らしながら声高に鳴き嘴を合す |
(4/下) 抱卵中の姿勢。 近づくと威嚇して高声に鳴く |
(5/中) 卵を産んだ。鶏と同じ大きさで60g。 抱卵温度=40゜C・抱卵期間25日 |
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| 鳥の習性:強風風上に全鳥向き例外はない | 縄張り80cm平方で超狭 | 波寄岩上で抱卵:嵐時は? |
島の岩場・平地・窪み・道路面・草間などいたるところに巣を作る。隣との巣に間隔を設けないのは仲間同士の
巣が密集することで猫・カラス・狐などの外敵から身を守ることが出来るのだ。なお、人の多いこの島に集中して
栄巣するのは彼らの知恵で人間を恐れる外敵が侵入しない場所と知っているからで人間と共存共栄なのである。
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| 一年で最もカラフルな、ほぼ全景 | 岩場を除きノラナタネに覆われる | 満開となり黄金色に輝く |
不届きな親鳥がいて、 自分の生んだ卵を 隣の巣の中に入れて 知らん振りをしている ものもいる。 入れられた方の親鳥 は自分のものとして 大事に大切に 抱卵する。 |
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| (5/13) 最高4-5個の卵がある が普通は2個がほとんとだ |
(5/14) 夫婦は一夫一婦であり この甘えたような姿は微笑ましい |
(5/16) 卵が割れてヒナの 頭が出た瞬間 |
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| (5/17) フサフサ毛のヒナは親鳥とは 異なった茶褐色の斑もようだ |
(5/21) 卵殻とヒナもよう が同じな安全保護色 |
(5/23) 夫婦交互に抱卵:左から卵を 回転さて抱卵を交替する瞬間。 交替時間はメス・オス2〜3時間。 |
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| (6/2) 三羽兄弟で最後に孵ったヒナ は脆弱なのか頭に乗られてピクピク と両足を弱々しく動かすのみだ。 |
(6/2) 弱ったヒナは動けないから他の 二羽の兄弟は何度となく動き回って その身体の上に乗っている。 |
(6/2) 親鳥が帰ったので元気な二羽は 巣から出た。押し潰されたヒナは動 かない。生死は外敵だけではない。 |
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| (6/上)親鳥の争いで中央は動けない | 首元を噛み付かれた方は苦しそうだ | とうとう「グァ〜!」と大声悲鳴を出す |
| ●ヒナ育てと関係ないと思われる親鳥どうしの争いだ。数分間無声で争っていた・・・・・そして首元を噛み付かれていた 方は鋭い悲鳴声を出し大きく嘴を開けた。二羽で協力して一羽を攻める行動である。悲鳴を出した方が負けなのか? 二羽が協力して一羽を攻撃するとは、思ってもいなかった。海猫仲間の「いじめ」でなければ良いのだが・・・! |
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| (6/7) 「オーイ!腹減ったぞ〜!」親待ちの姿勢。 餌を獲って親鳥が帰ると 親の嘴を突いて餌をせがむ。 |
(6/5) 二羽のヒナに獲って来たイワシを 与えている。他の親鳥が飛んで来る と咄嗟に、餌を再度親鳥は飲込む。 |
(6/2) 親鳥は家内安全祈願中?! |
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| (6/7) 二羽のヒナは細長いイカを一匹、片方が吸い込ん だかと思えば、他方が奪い吸取るの繰り返しが続く。 |
(6/7) とうとう片方がイカの脚だ けを除いて口のなかに入れた。 既に奪い返すことは出来ない。 |
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| (6/12) 親は餌を地面に 吐き出して与えようとした が、急に諦めた姿勢をとる |
(6/12) 隣近所に他の親鳥がいる ので餌を奪われると察知したのだ。 口ばしを半開きにして・・・・ |
(6/12) ・・・・親の口ばしのなかで ヒナに餌を取らせた。これを数回 繰り返した。 |
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| (6/15) 他の縄張りに侵入し、又は兄弟同士 の争いにより頭部に損傷。 頭髪は抜け側頭部に穴が開いた。 |
(6/15) 後頭部を集中して突つか れて頭皮が剥がれた 痛々しい生傷である。 これは兄弟鳥に襲われた ものである。。 |
(6/23) 兄弟ヒナ同士の口減らしである。 強い兄ヒナに頭部を突つかれて弱い方は 逃げ回ったが瀕死状態となる。 三羽誕生で二番目が三番目をやるのが多い。 |
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| (6/16) ヒナ三羽とも頭部に傷を負っている。 ヒナ同士の突つき合いにより生傷を 負っても親鳥は止めない。 餌を多く食べ生き延びるだけだ。 |
(6/19) まさか!これほどまで大き く成長したヒナが攻撃を 受けて命をおとすとは! 自然界の生存競争の し烈さである。 |
(6/23) 親鳥の口の中は赤い。 尖った鋭い嘴は凶器そのものでもある。 まともに突つかれたら、 たまったものではない。 |
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| (6/18) 最も大きく成長したグループに入る ヒナは、親の姿を一回り程度小さく した全身姿だ。 |
(6/19) 今・孵ったばかりのヒナがいる。 当然、グループを組んで渡り飛んで 行くことは出来ない。越冬か? |
(6/22) 羽は出たばかりなのに もう、羽を広げようとしている。 |
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| (7/3) 大きく育ったヒナは両羽を広げた ままで目を開いて頭をたまに 動かすが体をヒクヒク動かす だけで立ち上がれない。 |
(7/5) 他の親鳥に攻撃されている。 羽を広げて鋭い攻撃をかわす ことができるようになった。 |
(7/5) 他のヒナに攻撃されている。 羽を広げて素早く逃げることが できるようになり傷付く被害が 少なくなる。 |
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| (7/7) →A 羽を広げ・・・ |
(7/7) →B 歩行を加えて・・・・ |
(7/7) →C 羽ばたいて・・・・・ |
(7/7) →D 勢いずいて浮かび揚る、 飛行訓練真っ只中。 |
生まれてから50日ほどで飛ぶようになる。この頃よりヒナだけで群れを作り餌を取るようになってくる。
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| (7/9) 風の吹き具合を見計らって、 崖上草地より海面に向かって 飛び上がった成長したヒナ |
(7/9) 飛んでいる成長ヒナの勇姿。 黒っぽい羽を大きく広げて 中央部に見えている。 |
(7/9) 手前を飛んでいるのが他の親鳥。 その向こう側を飛ぶヒナも、 上手に風に乗って飛んでいる。 |
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| (7/12) 水辺に飛び降りてきて 親鳥と一緒に海面に浮かぶ。 水の中に頭の出し入れもする。 |
(7/12) 浅瀬に立って砂面を突いたり、 歩いたり、浮かんだりと 独り立ち行動が目立ってきた。 |
(7/12) 間もなく親離れする前兆の ヒナ同士の仲間意識の芽生え。 徐々にヒナだけの集団となる。 |
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| (7/18) 真っ白く柔らかい 抜け毛が多く巣に残る。 |
(7/18) 狭い巣を離れ砂浜に散らばる。 広さを満悦しているようにもみえる。 |
(7/18) ほとんとのヒナは自由に飛び回る。 このヒナは余裕のアクビだ。 |
自由に飛べるようになったヒナは一度巣を離れると再び巣には戻らない。
自力で生き抜く生活となり「巣立ち」が完了した。旅立ちは近い。
この時点まで成長できたのは産卵された卵の約30%弱のみである。
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| (7/19) 甲高い鳴き声と共に 飛んでいる姿を捕えた。 |
(7/23) ミャオミャオと猫のような鳴き声で 島の上を乱舞・・・音の百選選定理由。 親鳥達だけの群れとなり旅立ち始めた。 |
先に親鳥だけが群れて飛び立った。その後を追いかけてヒナたちも幼鳥だけの集団となって旅立った。
サハリンや北海道まで8月〜10月頃まで北上し、その後南下して寒さの厳しくなる冬季には九州や
四国まで南下を続ける。春になると・・・・又、蕪島に戻ってきて産卵し子育てとなる。
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| (7/25) 子育て中のような争いは無く、強固な協力仲間の群れとなる。 |
(7/25) 群れを成して島、海上、近辺の町上を旋回の後消えて行った。 |
| ↓ (4/上)狭い縄張りが確保されつつある。地面を埋めている状況を見て取れる。 ↓ | |
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| ↑ (8/上) 9割以上のウミネコは島を離れ旅立ったので静かになった。上の写真と比較して下さい。 ↑ |
2005年1月、蕪島正面側傾斜地の凹凸の激しい場所の均し工事があった。
これによって、3月に帰島するウミネコたちの抱卵・ヒナ育て環境が改善された。
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| 2004/12 | 2005/1 | 2005/12 |