■房総横断道路

 川崎からアクアラインを経由して房総の中心部に伸びる国道409号はその性格から「房総横断道路」と呼ばれる。うぐいすライン、大多喜街道、久留里街道、清澄養老ラインと主要な幹線を結んでいるのでツアラーにとってはつなぎの道としての性格が強いだろう。しかし、沿道には笠森観音など見所も多く、景色もすばらしい。ぜひ一度ツーリングコースとして走ってみてはいかがだろうか。

 房総横断道路は木更津のアクアラインから、茂原を抜けて九十九里の浜まで、まさに房総半島中央部を横断する道路と言うにふさわしい経路を辿る道である。

 今回のツーリングはうぐいすラインから茂原に入るまでと短い区間であるが、この間に房総横断道路の魅力が詰まっていると言っても過言ではない。

 これから、沿道の風景を紹介したい。

 うぐいすラインと房総横断道路が交差するセブンイレブンの角を左に曲がり少し走ると、突然田んぼの間から大きな鳥居と参道にそって聳え立つ木々が印象的な神社が目に入る。

 この国道付近にはこのように、道から少し入ったところに存在する神社などが散見される。

 沿道で最も有名なのはこの笠森観音である。

 上の写真の神社より数キロ先に進むと、入り口の看板を見つけることができる。

 駐車場にバイクを置き、早速境内を訪ねることに。

 この観音様の周辺は自然林になっており、その木々をかいくぐるようにして参道が張り巡らされている。こう配が急なので気をつけて進んで行きたい。

 参道を歩いて行くと早速面白い木を発見。

 女性がこの木の穴をくぐると子宝に恵まれると言う。

 なんかちょっと、写真は生々しいですね(笑

 さらに芭蕉の句が掘られた石碑を見つける。

 「五月雨に この笠森を さしもぐさ」

 うぅ、意味わからず。。。

 これが笠森寺の観音堂。

 山の頂きに安置された本尊を囲う形で作られたため、このようにまるで京都の清水寺みたいな作りになっている。しかし四方すべてがこのように絶壁で作られているケースはここの観音堂だけだとか。

 あいにく観音堂に登ることはできなっかたが、下から眺めるだけでも壮観である。

 おっと、ここも例に漏れず「房総の魅力500選」のうちの一つです。これで2/500を制覇!
 さて、笠森観音を出ると豊かな田園地帯に。今は緑ですが秋口にはこれが黄金色になるわけで、季節の移り変わりで何度でも走りたくなるのが千葉の道の魅力ではないかと思っています。

 途中通過する長南町は竹が印象的です。沿道に竹林が見えるのですが、なんとも風雅です。

 この先は茂原の市街地です。

 今日は県道13号と128号を使って茂原から誉田に抜けて帰りました。13号もなかなか面白い道でした。また後の機会にご紹介できればと思います。

■感想

 短い区間の旅でしたが、印象的な古刹が多くなかなか楽しめます。沿道の景色も良いので寺社巡りなどしながら、まったりと走ってみるのも良いと思います。なお、久留里街道に抜ける方面の房総横断道路はダラダラとしたカーブが続く道になり、今回紹介した区間とは少し印象が異なります。しかし、東京湾を横断するアクアラインの正体が国道409号だったなんてちょっと驚きでした。そうです、この道は東京湾を越えて川崎まで続いているのです。

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