関係各位様                    2000.8.3.
                             M養護学校 浅井茂治
 
 
   「紙漉き作業学習研修会のお知らせ
 
  猛暑の続く毎日、紙漉き作業に関わっておられる皆様におかれましては、いかがお
 過ごしでしょうか。さてこれまで、研究会「もう1つの紙」の中で、紙漉きの初歩的
 な研修を何回か行ってまいりましたが、紙漉きの入門編及び技術研修はM養護学校
 で1年に1〜2回実施していくことになりました。
  これまでの研究会「もう1つの紙」会員の皆様及び、これを機会に紙漉きに取り組
 んでおられる施設・作業所等に案内させていただきます。初歩的な紙漉きの技術や道
 具等について、説明を行い研修を行いたいと思います。
  紙漉きに取り組もうとされている機関や初歩的な問題で悩んでおられる方がおられ
 ましたら、お知らせいただければと思います。
 
                  記
 
日 時  2000年9月2日(土)
                         午後2時 〜
 
場 所  大阪府立M養護学校 技能訓練室
       大阪府M市  п@
                        FAX    
    ※ 
     ・公共交通機関を利用して来校される場合は、京阪電車「***駅」又は
     地下鉄鶴見緑地線「***駅」が最寄り駅で、そこから京阪バスをご利
     用下さい。
     ・自家用車で来校される場合、R163又は中央環状線から指定の交差点
     を曲がって、学校方面へ進んで下さい。学校玄関の駐車場を利用して戴き
     ますが、学校前の道路が西行き一方通行と東行き一方通行が変則的に交差
     していますので、地図の矢印を参考に進入して下さい。
     ・道がわからなくなった場合、とにかく学校へ電話をしてください。
 
プログラム ・牛乳パックによる紙漉きの方法に
   ついて情報交換・実技講習 
 
         牛乳パック紙漉き 初級入門技術
          ・牛乳パックの処理法・保存法
           ・はがき等紙質を高める方法
 
 参 加 費  ・ 500円(通信費・茶菓子代)
 そ の 他  ・ 当日は、汚れてもいい服装でお越し下さい。
 出席 連絡  ・ 出席できる方は、M養護学校の浅井まで、ご連絡下さい





   『紙漉き作業学習』研修会レジュメ
 
                                 2000.9.2.
                                 大阪府立M養護学校
 
1.牛乳パック からのパルプの取り出し
 
   ・ ぜいたくにいいところだけを使う。
   ・ 端を増やす
   ・ 炊けばラミネ−トはめくりやすくなる
                  水<お湯<炊く<ソ−ダ灰を入れて炊く
  炊  く       
 
   ・ グチャグチャも作業のうち
   ・ 洗濯機で攪拌すれば、ラミネ−トは自然に剥がれて絡まる
   ・ パルプ化・・・できれば業務用ミキサ−の導入
              洗濯機・船外機のモ−タ−で手作りも可
     ※ 保管 たくさん作れる時に作り、脱水機にかけ、千切って乾燥させ保管する
 
 
2.紙漉き
 
   ・ 漉き具つかむと漉くの2つの動作は難しい把手を付ける
                     取っ手を付ける・ 締め具(つのかん)をつける
   ・ ゆすりの大切さ
   ・ 漉き具に漉く目安の目印
   ・ 水分をとる 掃除機での吸引
               ・ぞうきんを濡らさないで、 紙質を硬くすることができる     
               ・均等に、確実に水分をとることで 乾燥を早める
 
   ・ 乾燥板の剥がれやすさ     シナベニヤ<化粧合板<アクリル板
   ・ ジャッキプレス台、油圧ジャッキで水分を絞り出す
   ・ エッチングロ−ラ−にかける(表面を平らにする)
 
 ☆ 紙質
          硬くて   こし  のある紙
 
            ↓       ↓
         ゆする(パルプ繊維をしっかり絡ませ る)
            ↓
   水分をとる (パルプ繊維の間から 水分を絞り出し、水素イオン結合をうながす)
                      ↓
                  長いパルプ繊維を混ぜる(こうぞやあさひも)
                ※漉き上げた紙を持って扱える
                           (製品の広がり)        
 
  ☆ 大きな紙(A4以上)を漉くには 化学ねり(のりとは異なる)が必要
 
      化学ねり〔ビスマ−ク、アクリパ−ズ〕
         網から水が流れ落ちるスピ−ドが落ち、その間にゆすれる
         漉き舟(シンク)の中で、均等にパルプが広がり、且つ沈まない
 
3.製品化
 
      はがき ・郵便番号のワク印を押す治具
             ・ペ−パ−カッタ−(押し切り)を使ってカット
      封筒、便箋、メッセ−ジカ−ド、カレンダ−
             ・染色・押し花・ジュレッダ−の紙・ダンボ−ルを入れる
                →カラフルな紙を作りだす           
   ☆ 工業用染料〔シリアス染料〕
         10g200円  1gでバケツ1杯のパルプが染められる
 
  ※ 紙製品にいかに付加価値をつけるか
 
        他にない独自な均質な紙、個性のある紙を目指す
 
   均質な紙(規格品)(薄利多売)
 
     はがき、レタ−セット、メッセ−ジカ−ド、カレンダ−
             ・染色・押し花・シュレッダ−の紙・ダンボ−ルを入れる
                     →カラフルな紙を作りだす
 
   artisticな紙(芸術品、民芸品)(価格設定、企画販売)
 
     カレンダ−、タペストリ−、壁掛け、置物、ランプシェイド
 
             ・長いパルプ繊維(こうぞやあさひもせんい)を混ぜる
             或いは100%で漉く
                   → 表情のある紙、個性のある紙       
 
                   → 漉き上げた紙を持って扱える       
                           (製品の広がり)
 
 
 
               疑問点・お問い合わせは
 
                  大阪府立M養護学校 高等部 浅井まで
 

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