9 、 日 蓮 正 宗 の 信 仰
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御 授 戒 ・ 勧 誡 式
入信者は、謗法払いをした後、本宗寺院で御授戒を受けます。
この御授戒は、受ける入信者の立場からは「受戒」といい、授ける立場からは「授戒」となります。
本宗の御授戒は、一切の謗法を捨てて日蓮大聖人の教えを信じ、三大秘法の御本尊を受持信行していくことを誓う崇高な儀式です。入信者は寺院の御宝前において、読経・唱題の後、御本尊を捧持した導師から戒文を受け、この正法を現当二世にわたって持(たも)っていくことを誓います。
大聖人は『教行証御書』で
「此の法華経の本門の肝心妙法蓮華経は、三世の諸仏の万行万善の功徳を集めて五字と為(せ)り。此の五字の内に豈(あに)万戒の功徳を納めざらんや。但し具足の妙戒は一度持って後、行者破らんとすれども破れず。是を金剛宝器戒とや申しけん」
と仰せられているように、妙法を受持するところに無量の功徳がそなわると説かれています。また妙法蓮華経の戒は金剛宝器戒といって、一度受持すれば永遠に破られることなくその人の生命に存続します。したがって、たとえ退転(信心から遠ざかる)して悪道に堕ちたとしても、その人は戒の功徳によって再び妙法に縁し、成仏を遂(と)げることができるのです。
また日蓮正宗の信徒でありながら、正しい信仰を見失って退転した人が、再び本宗の信仰を求め、入信を願う場合は、寺院において勧誡(かんかい)を受けます。
このときは二度と謗法を犯すことなく、信行に精進することを御本尊に誓います。
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