2 、 臨 死 体 験 、 前 世 療 法 

 

 

   実 在 す る 「 神 」 の 住 ま い と そ の 誕 生 は ? 

 

はじめに神が実在していて、後から他の全ての実在するものを創造したとされる「神前法後」の教義からすると、神自身がどこから生じたのかという居住環境と誕生の経緯の説明がつかなくなります。

全知全能遍在の人格的唯一絶対の人格神である「神」は、「人」でありかつ「神」である実在する人神一体ですから、その神が実在するものを創造する以前の環境(地)は、存在し得ないことになります。

またいつ、どこから、誰からどうやって誕生したかの説明が不可能になります。

さらに仏教以外の教えの多くは、「神」が天地や万物を創造したこと等を説いていますが、これは自然科学にも全く反しています。また神は本源の存在であって生じるものではないと説く宗教もありますが、そこで因果が途切れてしまい道理や道筋(原因・結果を踏まえた筋の通った考え方)がなくなってしまいます。

「法前仏後」VS「神前法後」、「因果説」VS「予定説」では、「法前仏後」「因果説」が、はるかに論理的であり道理にかなっています。

したがって仏教と他宗教を比較したとき、「法」(三世に渡る因果等)に対する洞察を説いている仏教は、自分自身の運命を切り開いていく道が示され、実在する人格神を説く他宗教よりも優れていると断定することができるのです。