4 、 仏 法 を 学 ぶ

 

 

          三 障 四 魔 

 

仏法では、正法の修業を妨げようとする働きを三障四魔とよんでいます。

我々凡夫が正法の修業によって過去世の宿業を転換し、後生を願って即身成仏の境涯を得ようとする変わり目には、必ずこの三障四魔が生ずると説かれています。実際に私も正法を真面目に実践していこうとした時に、この三障四魔が起きて阻止されそうになった経験を持っています。

三障とは煩悩障、業障、報障の三つをいい、四魔とは陰魔、煩悩魔、死魔、天子魔の四つをいいます。

 

三 障 四 魔

 

○三障  ・煩悩障(自分自身の中から貪り、瞋り、癡か等の煩悩が強く起こっ  て正法の信心を妨げる障害)      

・業障 (過去における五逆・十悪等の悪業によって、妻子・友人などが正法の信心に強く反対し、様々な脅しや誘惑等で信心を妨げる障害)   

・報障 (過去における謗法の果報によって、権力者とか会社の上司、父母や夫など、自分より目上にあって力を持っている立場の者が、様々な圧力をかけて正法の信心を妨げる障害。三障の中でも最も強力な障魔の働き)

 

○四魔  ・陰魔 (五陰魔ともいい、五陰−色・受・想・行・識−の和合に障りが出ること。つまり正法の信仰者の身体に病気を起して信心を迷わせる働き)   

・煩悩魔(三障の中の煩悩障と同じ働きのもの)     

・死魔 (正法の信仰者が若くして亡くなったり、命にも及ぶ迫害が起きることによって、信心を迷わせる働き)   

・天子魔(他化自在天子魔ともいい、三障四魔のうちで最強の魔であり、一切の障魔の働きを生ぜしむる根源の第六天魔王が直接に働くもの。例えば多くの民衆から仏のように敬われている者が民衆を正法に迷わせたり、民衆を率いて正法に迫害を加えたりする働き)

 

私の場合は、妻からの反対、脅し、誘惑等の「業障」が激しく現れました。ある日一大決心をして御本尊に題目を唱えた途端、妻は乳飲み子を連れて実家に帰ってしまったのです。そうすれば私がこの信仰を辞めると思ったのでしょう。

私はDV(ドメスティックバイオレンス)を働いたわけでもなく、ギャンブル狂いで家計を圧迫させたわけでもなく、不倫等を働いたわけでもありません。人生を真面目に考えて、過去世からの自分の業と向き合い、自分の宿業の転換と家族を含めた現世安穏・後生善処を願って、御本尊に題目を唱えただけなのです。

妻の実父が地域の念仏講に参加した時には、何の反応も示しませんでした。何故かこの正法に対してのみ、強い拒否反応を示しました。

なお三障四魔の働きの根源について大聖人は、あらゆる障魔の働きは元品の無明(根本の煩悩)であると説いています。

末法においては妙法(御本尊)に対する不信や迷いを示しています。