
私たちは高齢になっても障がいを持っても住み慣れた地域で、家族や友人たちと共に自分らしく生き生きと暮らしたいと願っています。
支援する・支援されるの関係ではなく、お互い様のたすけあいを基本に、在宅福祉サービスを通じ、市民参加による豊かな福祉の町づくりを目指しています。
くまさんの歩み
- 1995年生活クラブ生協の鴨居野菜センターの改修にあたり、地域で福祉の拠点を目指そうと出発。生活クラブ組合員が中心となり家事介護・ディサービスのワーカーズ・コレクティブを立ち上げました。
- 2000年4月生活クラブ生協法人の下、介護保険事業開始(介護保険制度と同時スタート)。
- 2003年3月特定非営利活動法人(NPO法人)を取得。
地域にくらす人達が、生活者の視点から地域に必要な「もの」や「サービス」を市民事業として事業化するために、全員が出資し、経営に責任を持ち、労働に参加します。
- 「雇う」「雇われる」の関係でなく、自分たちで考え自分たちで決めます。
- 労働に対して報酬は受けますが、利益を生み出すことが目的ではない、非営利事業です。
- W.Coに集う人たち全員が組織方針を決め(自己決定)、合意と責任によって管理を行なう(自主管理)新しい働き方の組織です。
- 参加型民主主義に基づき、ワークシェアリングを行ない、メンバーが互いに共育(ともいく)の関係を持ちます。
参加型福祉とは
「多様な経験・文化を持っている人々が、自分の出来る範囲で地域福祉に関われば、お金では買えない価値が生まれる。老いは順番であり、元気なうちに福祉サービスに参加し自分が受けたいサービスを作ろう」と生活クラブ生協の組合員活動で、30年前に提唱されました。福祉は特別なものではなく、誰でも関わるものです。自ら参加することで心地よい市民社会をつくることができます。市民参加型福祉の基本理念です。
コミュニティ・オプティマム福祉とは
公的福祉だけでは私たちは心地よい市民生活を送れません。生活文化を持続し、思いやり・たすけあい・支えあいの手法を持って、地域住民が参加型福祉を実践して、個人の最適福祉水準をつくることをコミュニティ・オプティマム福祉といいます。
「くまさん」は地域と共に福祉の町づくりを目指しています。人のつながりを拡げていくために、くまさんの理念に賛同し共に活動できる方、賛助会員として活動を側面から応援していただける方、ボランティアとして協力していただける方々との仲間づくりをしています。
多くの仲間が参加することで地域の福祉力を高め、参加型福祉を実践しています。
様々な参加の仕方があります
【働く仲間】
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自分が受けたいサービスを作っていくには、運営に参加し話し合いが大切です。月一回の定例会はじめ各担当者の会議を行なっています。
- 入会金 : 10,000円
- 年会費 : 2,000円
- 分配金(時給):活動内容によって違います。(お問い合わせ下さい)
【賛助会員】
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くまさんの理念に賛同して活動を側面から支援して下さる方
- 個人:一口 1,000円/年 一口以上
- 団体:一口 5,000円/年 一口以上
【ボランティア】
デイサービス・くまさんや花ようサロン等に、お話し相手や趣味を生かして参加しませんか。いつでもお待ちしています。
くまさん誕生うら話
介護保険制度開始以前に設立した「くまさん」は、多くのたすけあいの仲間と共に手探りで福祉サービスを作ってきました。
当初、ディサービス(現在は生協法人にて運営)は、市の委託を受けられなかった為、利用料3千円、送迎料千円(当時委託されたディサービスは5百円)の利用料金でした。それでも赤字で、生活クラブ生協がマイナスを負担していました。
このような料金で人が集まるのか心配でしたが、その心配は見事にはずれました。なぜなら、寝かされきり、あるいは自分で身支度を整えられない人にこそ人と交わって元気になっていただきたたい、と言う趣旨の元に活動が始まったので、多くのニーズを掘り起こしたからです。
当時の多くのデイサービスは、身支度を整え所定の場所に待機できる人しか利用できませんでした。
本当に必要なものは何か、いつもその視点を持ち制度もかえていきたい、そんな思いのくまさんです。地域で同じ思いの輪が広がり、落語の「はっつぁん」「くまさん」のような関係が広がっていくことを願って出発しました。
