2012年12月21日作成
海外からのLCCは、2007年、オーストラリアのJetstar、2008年、フィリピンのCebu Pacific Air、2010年、マレーシアのAir Asiaが、日本に進出してきた。今年3月に、ANAと香港の投資会社の出資によるPeachが就航し、ようやく、日本も本格的な格安航空(LCC Low Cost Carrier)時代に入った。また、7月には、Jetstar Japan、8月には、Airasia Japanが就航して、遅きに失したが、日本もようやくLCC時代に『入った。
1.2008年、初めてLCCを利用 !!
1月、朝刊に、Jetstarのお年玉の広告が。オーストラリアのケアンズまで、2万円で行けると。ええ、本当??!! エンタテイメント、食事、毛布、飲み物も有料だと。サーチャージ、空港税を含めて、往復、49,280円。その日に、Jetstarに直接予約もできるが、JTBコールセンターに電話して、予約した。当時のフライト料は、8万円以上だったので、これは、格安だ。食事等は、搭乗後、頼むことにした。

出国の当日、関空のTicket Counterで、簡素な搭乗券を受け取る。また、スタッフが、食事等がついていると。ラッキー。搭乗券に、PACKと書かれており、JTB経由で買ったためだった。機内は、簡素だ。シートは、黒色の人造皮革で、頭部のカバーもついていない。これが、LCCか。
ケアンズから出国時、受託手荷物の重量が、2人で、43sになり、契約していた重量より、3sのオーバー。45ドルの追加料金だと。そこで、お土産の一部を、機内持ち込み手荷物に移して、40s以下に。そばにいた大阪のお姉ちゃんは、9sのオーバーで、130ドルを払っていた。
2.2009年、マレーシアでAir Asiaを利用して、もっと、驚いた!!
クアラ・ランプールに行く計画を作っている際、マレーシア国内の交通方法を調べていたら、Air AsiaのHPで、2009 Big Saleというサーチャージ不要の特別キャンペーンがあり、クアラ・ランプールから250q離れたジョホール・バルまで、片道、9MR(270円)の料金を見て、目を疑った。空港税、管理費等を含めた片道料金は、1人、44MR(1,320円)だった。帰りは、鉄道にすることにして、往路をAir Asiaを利用することにした。マレーシア空港には、2つの大きなターミナルがあり、クアラランプール国際空港(KLIA)とそこと離れた所にある格安航空専用ターミナル(LCCT)があると。
フライトの当日、朝早く、KLセントラルから、LCCT行の格安料金の専用バスに乗る。貨物便のターミナルを併用している2階建てのLCCTに着く。広いが、全く、簡素そのものだ。売店、レストランも少ない。ロンドンにも行く国際便もある。自動搭乗券売機で、買い物のレシートみたいな搭乗券を受け取る。ターミナルの外に出て、屋根の着いた廊下を。表示が少ないので、係員に確認して、搭乗場所を確認。赤の文字の派手なジェット機のタラップを上がり、搭乗。朝食は、事前に予約した200円のナシ・ルマを。
機内に。以前に乗ったJetstarよりもシンプルだ。前の席との間隔も少ない。予約しておいたナスルマ、フライドライスを食べる。40分くらいのフライトであった。
3.2012年3月、3回目のLCCで、マーレーシアに!!
2011年11月に、Air Asiaが、関空に就航した。同年10月、2012年3月のAir Asiaのフライトを予約した。片道18,000円の就航キャンペーンがあったが、復路は売る切れていたので、関空/クアラ・ランプール往復のフライト料金は、1人、50,500円であった。ちなみに、マレーシア航空は、サーチャージを含めて、84,000円だった。
更に、クアラ・ランプールから、ボルネオ島のクチンまで、Air Asiaを利用した。
クアラ・ランプールの格安航空専用ターミナル(LCCT)は、随分、拡張され、売店、レストラン等も充実していた。搭乗するときの廊下、タラップは、依然と同じであった。しかし、大げさに言えば、関空並みの搭乗客がいるのではないかと思う。
4.日本でも、本格的なLCC時代が始まった!!
2011年、Air Asiaが、日本に、就航したのに続いて、2012年3月には、ANAと香港の投資会社の出資で、関空を拠点とするPeach Aviationが就航した。10月には、LCC専用ターミナルが運用された。
2012年8月には、ANAとAir Asiaの共同出資で、成田空港を拠点とするAirAsia Japanが、就航する。さらに、同じく8月に、カンタス、JAL、三菱商事の出資で、なりか空港を拠点とするJetstar Japanが就航した。
5.Peachで、沖縄に !!
2012年10月、Peachの関西/沖縄便就航記念セールがあった。なんと、最安値は、平日、片道3,500円だ。行きは、土曜日だったので、若干upするが、空港使用料、手数料、旅行保険を含めて、1人、往復 9,600円だった。
12月8日、関空のLCCターミナルに。今までのターミナルは、T1と呼ばれ、Peach専用ターミナルは、T2と呼ばれる。T1からT2には、シャトルバスで、5分。第2滑走路の隅の平屋の建物。内部は、白色で統一された簡素な雰囲気。天井は、鉄骨のままで、勿論、エスカレーター、エレベーターもない。搭乗券半券機を使って、スーパーのレシートみたいな搭乗券を受け取る。
機内持ち込み荷物の検査をして、待合ロビーに。中庭は、緑と白い砂を使ったチェック模様の庭園が。
そして、タラップで搭乗。車いすの人はどうするのか??? HPを見たら、事前に連絡したら、車いすも受託手荷物として預かり、搭乗にも問題ないと書かれていた。内部の席は、狭い。特に、前の席との間隔は、今まで乗ったLCCの中では、最も小さいか。
5、6時間くらいのフライトだったら、特に飲み食いするわけでもないので、これで、十分や。
5.LCCの評価 !!
LCCは、とにかく、安い。旅行者の選択肢が、増えたということだ。豪華な旅行を望むのであれば、従来の航空会社を選べばいい。東南アジア、オセアニアが好きな小生にとって、朗報だ。
島国に住む日本人にとって、海外旅行(国内旅行でも)は、めったに行くことができないもので、豪華で高価なもの、そして、できるだけ多くの観光地を訪れたいという考え方ではなかろうか。旅行は、疲れに行くということもあったのでは。しかし、ヨーロッパ、アジア等では、近隣国とも近く、また、隣の国に出かけ、ゆったりと時を過ごすという考え方であり、LCCが、発達する土壌があったと思える。
欧米を旅すると、ある町に数日滞在して、その町をゆっくり味わい、また、あるキャンピングでは、ボーと自然の中で過ごしている情景をよく見かけた。
しかし、ゴローバル化された今日、日本人の旅行に対する考え方も多様化してきており、LCCの需要は、ますます増大すると思う。また、企業にとっても、経費の節約になる。
関空が、LCCの就航で、将来が明るくなったように感じるが、いかがですか。神戸市民の小生にとって、神戸空港も、関空、伊丹と併せて、経営を考えるべきだったのでは。