
優しさとは「寛容である」ことが含まれる。今回はこの点について考えてみたいと思います。「寛容」この言葉を辞書で調べてみると「心が広くて、よく人の言動を受け入れること。他の罪や欠点などをきびしく責めないこと」。このように解説されています。まさに優しさの一つの側面だと思われませんか。
英語にも「寛容」を意味する単語が存在します。調べてみると、例えば「tolerance」これは異なる意見、行動などを許容することを伝えます。また「magnanimity」という単語もあり、これは度量が大きいという意味を伝えるようです。英単語を調べてみると「寛容」という言葉の理解がさらに広まりますね。
もう少し具体的な例をあげましょう。私は寛容であるとは、例えて言うならば親が我が子に接する態度ではないかと考えます。親は愛情・優しさゆえに子どもの話をよく聞き、何を考えているのか理解するよう努め、できるだけその意向に沿ってあげたいと思うものです。また子どもが何かの失敗や間違いを犯しても、酌量の余地があるなら可能な限り許してあげたいと思うでしょう。私たちが他者と接するときはもちろん親子の関係ではありませんが、親が子に対するような優しさを表わしていけたらいいな、と思うのです。
さてもう一つ覚えておきたいのは、寛容であるとは「手ぬるい」こととは違うということです。不正を大目に見たり、何でも甘やかしたりすることは決して優しさではありません。この点も忘れないようにしたいですね。
