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がん予防と闘病のための食事療法〜
プラントベースでのホールフードの食事でがんと闘う
がん患者がとるべき食事療法というのがあるのでしょうか。医師に訪ねれば、何でも好きなものを食べて大丈夫ですよ、と言われます。つまり、がん患者にとってどんな食事をしようがしまいが、治療には影響を与ええることはないというのが大半の医師と病院の考え方のようです。
そこで、がんを克服するのに役立つ食事や、がんを予防できる食事とはどのような食事法なのか、参考になる資料を紹介します。
(一)まずご紹介するのは次の本とDVDです。

(二)次に、何を食べるべきで、何を食べるべきでないかを決める根拠をしめす研究
がんを予防する食事の国際的基準
では、何を根拠に、何を基準にして食事の内容を決めればいいのか?
がん予防十四カ条は、米国がん研究協会(AICR)と世界がん研究財団(WCRF)から1997年に発表されました。この中に、積極的に摂るべき食べ物と、摂取を控えるべき食べ物が挙げられています。
(1)がん予防14カ条
(禁煙を加えて十五カ条)食生活とそれに関する要因(肥満、運動、飲酒)十五カ条に気をつけることによって、がんは予防が可能ということを提言しました。
@植物性食品を基本とし、多様な食物を食べる。
多種類の野菜や果物、豆類、なるべく精製度を抑えたでんぶん質の主食食品が豊富な食事を摂る。玄米、全粒粉のパンなど。
A標準体重の維持。低体重や肥満を避ける。成人のBMI(体格指数)は18・5〜25に、理想は21〜23。 (注)BMI=体重kg÷(身長)mx身長
B運動の継続 体を動かすことが少ない人は、一日に一時間の速歩か、それに匹敵する運動、さらに週に少なくとも合計一時間の活発な運動をする。
C四季を通じ野菜・果物を豊富に摂る
多種類の野菜・果物類を一日あたり四百〜八百g摂取する。
D多種類の穀類、豆、根菜類を食べる
総エネルギーの四五〜六〇%をでんぷん・植物性たんぱく質食品から摂取。これは一日六百〜八百g(調理した重量)に当たる。また、精製した砂糖の使用を抑える。
Eアルコール類の飲用は勧められない
F赤身の肉は少なめに
牛肉、豚肉など赤身の肉は一日八十g以下、総エネルギーの一〇%以下とする。できれば赤身の肉の代わりに魚を摂る。
G総脂肪や油を抑え、植物油は控えめに使用する
脂肪の多い食品、とくに動物性脂肪を抑え、総エネルギーの一五%、多くても三〇%以下とする。
H食塩、塩蔵物を抑える 一日の総食塩摂取量は成人で六g以下に。塩分の多い食品を控える。塩、しょうゆを抑える。
Iカビの生えたものはたべない J低温で保存する K食品添加物や農薬残留に注意
L肉や魚は焦げたものを避け、塩干くん製の肉類は頻繁に食べない。M栄養補助剤に頼らない Nたばこは吸わない。
(2)がん予防10カ条AICRとWCRFは14カ条発表から10年後の2007年11月にがん予防十カ条を発表。1997年の時よりさらに徹底し、50万件の関連論文から22000件選び、その中から最終的に厳しい審査基準に合った七〇〇〇の論文を選んだ。それを、21名の著名な学者が6年がかりで分析評価し導き出した提言。これまでに発表されたなかで、「ライフスタイルとがんのリスク」に関するもっとも包括的な報告書といわれています。
第1から8条までは97年版とほとんど同じですが、第9条と第10条が新たに加わりました。特に注目すべきは第10条です。
第9条:赤ちゃんは生後6カ月までは母乳だけで育てるのがベスト。母乳で育てることが乳がんの予防になる。
第10条: .再発予防〜がんの治療をすでに受けた人(がんサバイバー)は、再発予防のために、これらの予防推奨項目(食事・運動・体重)を守るべきである。
がん再発予防もがん予防もルールは同じということです。
結局どのような食事をすればいいのかを一言で表せば「プラントベースでホールフードの食事」と言えます。
(三) 積極的に食べるべきもの〜デザイナーフーズ
この点に関しては、米国で発表されたがん予防効果の見込める食品40品目『デザイナーフーズ』を基本にしたらいいと思います。

(四)避けるべき食べ物〜がんの成長を助ける働きがある食べ物を摂らない
米国のドキュメンタリー映画。
現在、がんをはじめとする多くの人が苦しんでいる慢性疾患の大半は、動物性食品を排除することによって進行を遅らせたり、改善が可能になることを様々な角度から扱った作品。
『超医食革命』は、この映画の解説本です。