VOL48・ワイルドローズ


この秋はほとんど小春日和とも縁がないままにいつのまにか街中にはクリスマスのデコレーションが目につくようになってまいりました。このところ息子の桂は保育園で覚えてきた遊び歌にはまっています。「新幹線ははやい、はやいは燕、燕は黒い、黒いはピアノ…と続き、赤いは東京タワー、東京タワーは高い」となってここのところで「ママ、東京タワーって赤いの?」と聞かれました。

歌で赤いっていうんだから赤いんじゃないの、と答えそうになってちょっと考え、じゃあ一緒に見に行ってみようねということにして久々に桂と二人で出かけてきました。電車に乗って約一時間、浜松町の駅を出て見上げた東京タワーはなんと赤と白の2色でした。「ママ、真っ赤じゃなかったね。でもすごく高いね。」
           
その日はめずらしく暖かい日で久々にのんびりした気分を味わってまいりました。それにしてもものごとを何でも鵜呑みにしてはいけないという貴重な体験をし、それと同時に赤でも紅白でもどっちだって大差ないじゃないとも思うなんとも退屈な心をもった自分にも気づいて、ああ これが大人と子どもの違いなんだなと実感して「やれやれ」という気分です。

さて今回テーマにあげたワイルドローズはバッチのエッセンスのシリーズに入っておりますが、FESにもカリフォルニアワイルドローズというエッセンスがあり、どちらもとても良く使われるものです。ワイルドローズはバッチ博士が最初に発見したフラワーエッセンスで、生きる意志が希薄で人生に喜びを見出せないというあきらめの気分に対して使われるエッセンスです。                       

バッチ博士がエッセンスを使って人々の心を癒していたときは1930年代でちょうど世界恐慌のあおりで人々の心が疲弊していたときでした。ですから当時このエッセンスがいかに必要とされていたかということも想像に難くありません。積極的に生きることに無関心で、努力することに価値が見出せないとき。あるいは病気の治療が長引いていたり、症状が一進一退を繰り返し気持ちが萎えてしまうときにもう一度心の活力を取り戻せるように助けてくれます。

このあきらめは赤ちゃんがいくら泣いてもあやしてもらえなくていつのまにかあきらめてしまったような感じに似ています。世の中どうせこんなもの、自分の人生なんてたかが知れている。そんな退屈な気分で出口を見つけ出す気持ちにもなれないという感じです。

またこのタイプの人の中でも一見積極的に動いているようにみえる人もいますがそれは自分の中の空虚感を埋めるためであって世の中の見方はあきらめムードで満ちているという場合もあります。

このエッセンスは好奇心を刺激し、生きることに再び興味を持てるように光をあててくれます。

一方でカリフォルニアワイルドローズの方は他者との関係に対しての無関心さにより重点が置かれています。自分以外の人や、他の生き物、地球全体に対しての無関心さ、それは愛の対極にある状態だと説明されています。

何かと関わることは感情的にリスクを負うことでもあります。積極的に関わればどこかで責任を問われるかもしれない、自分が傷つくかもしれない、受け入れてもらえずに孤立するかもしれない、そんなことになるくらいなら当たり障りのない付き合いで心も開かず生きていった方がいい。自分には関係のないこと。それがここでいう無関心です。

でもそういう生き方を選ぶことは逆に自分を輝かせるチャンスも失うことともいえるように思います。このエッセンスは勇気と使命を持って人生を積極的に展開していく力を与えてくれ、日常の生活、社会での仕事、他人とのつながりに心を込めて関われるようにサポートしてくれます。

ワイルドローズは古くから喜びと痛みを意味するといわれます。野に咲く美しい花はその香りとともに心に安らぎを与えてくれますが、それを摘み取ろうとすると鋭いとげが指を傷つけかねないからです。

ワイルドローズはハートの形をしたピンク色の花びらが象徴するように心に愛を与え、感情を和らげリスクを乗り越えて自分を表現する勇気を与えてくれるのです。

                                                            美保

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パートナー・コオの気づきの日記

ここのところ新オフィスの準備でずっとばたばたしていて、いらしていただいていた方に、その慌ただしさが伝わらないことを祈ってはいましたが、きっと、どこかでそんな雰囲気をお感じになってしまった方もいらっしゃるかもしれませんね。大変失礼いたしました。もう一通りの準備は済みまして、あとはいらしていただける方お一人お一人に少しでもいいお時間を過ごしていただくことを目標に心を込めてセッションをさせていただくつもりでおります。

新オフィスまでは自宅から自転車で5分という近さです。住宅街をぬけていくのですが風向きによっては潮の香りがしてとても良い気分です。

オフィスは3階建て鉄筋コンクリートのマンションの3階です。周りに高い建物がなく、南向きの窓があり、前は広い駐車場になっているので視線を遮るものもありません。昼間はストーブがいらないぐらい陽があたります。部屋にはパソコンデスクとチェア、セラピー用のスツール付きのチェア、エナジーメソッドに使うアースライトの折り畳みベッドがおいてあります。非常にすっきりした空間です。必要なもの以外は何もない、という感じです。壁が真っ白なのでオーラが良く見えます(?)。

それでは今回もセッションの感想メールから引用します。まず1回目のセラピーの後にいただいたメールです。この方は20代の女性です。

「こんにちは。先日は本当にありがとうございました。帰ってからも心地よい感覚は無くならず 少し自分に自信がついたかなーと感じました。このセッションを受ける前、私は人と接することが好きなのにあがってしまい、パニクッてしまうことや、人の視線が気になってしまうことがありました。それから前の仕事を辞める時に次の仕事で自分は変わろうと思い、そしてコオさん達のHPを見てセッションを受けることにしました。セッションが始まって色々な人が出てきました。周りの音が聞こえるのに眠ったように心地よくて夢の世界にいるようでした。私は天使がいろいろな所に誘導してくれて、いろんな人に会わせてもらいみんなが「頑張って」とか「大丈夫だよ、平気だよ」と言ってくれてずいぶん楽になり一人じゃないんだという気持ちになりました。あとこのセッションやコオさんと話しをして自分が思っているほど人は自分の事マジマジと見てるわけでもないし、落ち着いて話せばあがることもないしって思えるようになりました。セッションを受けてよかったと思います。では今度のセッションも楽しみにしています。」

この方の場合はイメージの中に天使さんが現れてくれて、その方が必要なところに連れていってくれて…という展開になりました。そして会う人の誰もが彼女を励ましてくれる…という内容で非常に良い感じで初回を終わりました。

この2週間後に2回目のセラピーを行いその後にいただいたメールです。

「土曜日はお世話になりました。コオさんのセッションをうけて本当によかったと思います。自分は結構強いんだなあーって思えるようになり、人の目線も気にすることが少なくなりコオさんの所に行くだけで心が落ち着き本当にやすらぎの部屋です。あんなに自分の事話したのは初めてだったので…とてもよかったと思います。セッションの方も1回目みたいにたくさんの人は出てこなかったのですが、今回は今、ここにはいない人に会えて励ましの言葉とか聞けてとても嬉しいです。あとは英語を頑張って勉強したいと思います。わからない所があったら教えてください!!ではこれからもよろしくお願いします」

ここにはいない人、というのはこの方のお母さんの妹さんで小さいころに亡くなっている方だということでした。イメージの中では大人の女性として現れて「誰だか知らない人です」とおっしゃるので「誰だか聞いてみて下さい」と尋ねてもらうと「私はあなたのお母さんの妹であること、いつもあなたを見守っていること、そしてあなたは大丈夫だから」というメッセージを伝えて下さいました。

それから「英語」というのは彼女にこれから必要なことがあるか、ということでイメージの中の存在に聞いてみると「英語を学ぶこと」だったのです。たまたま彼女は現在、英語に関わる職場におり、その気になれば英語の勉強をいくらでもできるという環境にあります。またたまたま出会ったセラピストである私も英語は大好きですから、英語の勉強方法のお話などもさせていただきました。

この催眠の中で彼女が感じたことが真実かどうか?は検証できませんが大事なことはこの方が現在、セラピーを受ける前よりも自分自身とご自分の人生を前向きに捉えられるようになっている、とメールの文面から感じられることです。セラピーの目的ももちろんここにあります。こんなメールをいただけると本当に心の底から嬉しく思えて幸せな気分になれます。

                                                     コオ

コオの秘密のひとこと

先日はなんと遠路はるばる青森から高速バスに乗ってやすらぎの部屋へヒプノセラピーを受けに来てくださった方がいらっしゃいました。HPをご覧頂いただけでそこまで私たちを信頼してくださったこと、本当に嬉しく思いました。後日、丁寧なお手紙を(メールでなくて)頂きましたのでいつかご報告できるときが来ると思います。

今年もサンタの季節ですね。桂のプレゼントをそろそろ買っておかなくては!でもあまり早く買うと気が変わったりするのでぎりぎりまで様子を見る必要があったりして…と気を使ってる自分がちょっと恥ずかしい。(なら書くなよ)

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