ザァァァァァァァ・・・

「凄い雨だな。フーゴ、悪いが、傘を買ってきてもらえないか」

「・・・わかりましたブチャラティ、さっき角に『百貨店』がありましたからそこで買ってきましょう」

タタタタタタタ・・・・・

ズリズリズリ・・・ズリズリズリズリ・・・・

「あのーすいません」

「ん、なんだ?ベレー帽をかぶったお嬢さん。俺に何か用か?なにか後ろに引きずっているようだが・・・」

「ええ、あの、この人なんですけど、見覚えありませんか・・・」

ドドドドドドドドドドドド・・・・・

「な、ジョ、ジョルノ!?貴様。どうしてジョルノを引きずって・・・!!スティッキーフィンガー・・・」

(・・・いや・・・待てよ・・・

この少女・・・「少女」ってぇ顔じゃあないが・・・明らかに小学校3年生程度・・・それに

・・・このベレー帽・・・漫画家志望ではあっても・・・スタンド能力を持っているようにも思われない・・・

ここはひとまず「事情」を聞いておくのが最善の道ッ!!)

「お嬢さん、ひとまずお礼を言おう。この男はジョルノ=ジョヴァーナといって俺の仲間だ。

どこでジョルノを見つけたのか、どうしてこんなに傷ついているのか・・・知っていたら教えて欲しいッ」

 

 

「・・・・qあwせdrftgyふじこlp・・・グ、グハァッッ・・・!!」

「よせ、ジョルノ、喋るんじゃあない。じっとしてるんだ。」

「・・・!?ピョンピョンとカエルが2匹・・・こ、この動きは・・・モールス信号ッッ!!」

(ゴールド・エクスペリエンス・・・雨粒を二匹の『蛙』に・・・変えた・・・これが・・・せい・・・いっぱいです

・・・受け取って・・・ください・・・ブチャラティ・・・伝わって・・・ください・・・)

(ピョンピョンぴょーぴょぴーょンピョーピョピョピョーピョーン・・・)

「何々・・・オンナハ スタンド ツカイダ・・・『女はスタンド使いだ』分かったぞジョルノ!!この女は・・・スタンド使」

 

            ドグシャアアアア!!

 

「・・・グハァ!!い、今の一撃・・・なんていう威力ッ・・・!!一発もらっただけで・・・

この俺を・・・コンクリートの塀を突き破り・・・民家の庭にまでぶっ飛ばす威力・・・

近距離パワー型といったところか・・。ならば戦いやすい・・スティッキーフィンガーズ!!」

「・・・あたしのケンシロウの一撃が・・・確実にヒットしたと思った。あのおかっぱもう終わりね。

お兄ちゃん・・・傷つき倒れていた・・・空き地で・・・お兄ちゃんをいじめる奴は・・・許さない・・・誰であろうと・・・

・・・!?電柱が・・・倒れてくる!!」

(スティッキーフィンガーズ・・・電柱の円周上にジッパーをつけ、倒した・・・)

「ケンシロウ!!」

ケンシロウ「アタタタタタタタタタ・・・」

「あたしの能力・・・『ペロペロキャンディキャンディ』・・・「対象」をこのスケッチブックに模写することで取り込むことができ、

いつでも好きなときに出して使用することができる・・・つまり・・・あらゆる漫画のキャラクターは・・・あたしの・・・手下になる・・・。

模写された「対象」がどれだけその性能を発揮するかは・・・対象がどれだけうまくコピーされているか・・・で決まる。

わたしはこのために血のにじむような努力をしてケンシロウを練習したわ・・・。

一度に一体しか「スケッチブック」から取り出すことはできないけど・・・そんなことは弱点にはならないッッ!!

このジャイ子こそ最強のスタンド使い!あたいが『女帝』よッ!チュミミ〜ン!!」

バババババババババ!!!!!

「・・・これで電柱は粉微塵になった・・・オカッパ頭・・・どこなの?出てきなさい!?」

「電柱を倒したのは・・・当てるためじゃない。電柱の破片と巻き上がる埃で・・・煙幕を作るためだッッ!!」

 

「は・・・・!?」

「スティッキーフィンガーズ!!」

バキィィィィィィィィーーーーーーン!!!!

「スティッキーフィンガーズ・・・お前の体にジッパーをつけた・・・

ジャイ子とやら・・・もう動かないほうがいい。下手に動くと・・・君は再起不能になる・・・」

「やれやれ・・・だわ・・・このジャイ子がその程度のことで攻撃を止めると思って!?

ケンシロウゥゥゥゥゥゥ!!オカッパの脳漿ぶちまけてやりなさいッッッ!!!」

「・・・・止めたほうがいい・・・。君の『ケンシロウ』とやらのスピードは見切れない程速くはない。

今度攻撃して来た瞬間、『ジッパー』で再起不能にする自信がある。さあ質問に答えてもらおうか。

ジョルノをやったのは誰か?早く話さねーと・・・質問は拷問に変わるッッ!!」

「アタタタタタタタタ!!!!!!!!」

その瞬間、ブチャラティの下顎にケンシロウの右ストレートが直撃した。薄れ行く意識の中でブチャラティは思った

「馬鹿な・・・。今、完全に奴の姿はなかった・・・。『どこにも・・・見えなかった・・・』」

「部下を・・・ジョルノを守らなければならない。」

そして半ば無意識のうちにスティッキーフィンガーズで伸ばした腕をジョルノの

腰にまわし、地面を開いて地下下水道へと逃げ込んだ・・・。

 

フーゴ「たしか『百貨店』はこの先100メートルぐらいのところだ。

傘を買ってブチャラティのところに戻るまで30分だな」

グイッッ・・・!!

「あなたは・・・ブチャラティ・・・その傷は・・どうしたんです!?それにジョルノまで!?」

「詳しい・・・話は・・・後だ・・・かなり・・・ヤバイ・・・スタンド使いに・・・攻撃された・・・

凄まじい殺気だった・・・!ケツの穴にツララを突っ込まれた気分だ…!」

「ケツの穴に・・・ツララを・・・ブチャラティ・・・」

(かくかくしかじか)

「・・・分かりました。本体は小学校3年生ぐらいの女の子。スタンドはムキムキのシュワルツネッガーみたいな奴ですね。

・・・僕はこれからそこにある『雑貨屋』に行きます。どこかに非難して態勢を立て直すにしてもにしてもある程度の物資が必要です。

また『雑貨屋』に行けば『電話』があってアバッキオたちに連絡が取れるかも知れない・・・構いませんね?」

「・・・あぁ。念のため俺も・・・一緒に行こう。今は単独行動は・・・危険すぎる・・・」

 

「牛肉が500グラム、卵が2パック、白滝が1パック・・・」

「本日は全品500円均一となっておりますので、500円が6点で全部2800円になります」

ドドドドドドドドドドドド・・・・

「ろくご30ってやっておきながらどーして30より減るんだこのド低能がァァァァ!!!!」

ガシィィィィィィィィッッッ!!!!

「何!?フーゴのパンチが止められた・・・・」

メキメキメキメキ・・・・「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!う、腕がぁぁぁぁぁぁ・・」

「この店、何かやばいッッッ!!!!」「スティッキーフィンガーズ!!!!!!ジッパーでフーゴの腕を離せ!!」

バシィィィィン!!

「・・・ハァハァ・・・。貴様、この僕は客だぞ。客に何するんだ!?」

「フォォォォォォォォォォォ・・・・・・・・」「危ない、フーゴ!!後ろに飛べ!!!!!!」

 

「アタタタタタタタ!!!!!!!!!」ガシャアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

 

「・・・ありがとう。ブチャラティ、あなたが一瞬速く『後ろに飛べって』言ってくれなかったら・・・今頃・・・直撃していた・・・」

「・・・スタンド使いは・・・スタンド使いと惹かれあう・・・か・・・この『雑貨店』の看板・・・もっと早く見ておくべきだった・・・『剛田百貨店』・・・。

覚悟を決めろ、フーゴ!!こいつが例のスタンド使いだッッ・・・!!」

ドドドドドドドドドド・・・・・

「こいつが、こいつがスタンド使い・・・・しかしブチャラティ、こいつは『ケンシロウ』っていって日本のマンガのキャラクターですよ・・・

それが・・・生きて・・・動いている・・・」

「ああ・・・理由はわからないが・・・『マンガの登場人物を操る・・・』それが・・・奴の・・・スタンドらしい・・・」

「残念・・・操れるのは『人物だけ』じゃないの・・・・・・乗用車だッッッッッ!!!!!!!!ぶっつぶれよォォォォォォ!!!!!」

「危ないブチャラティ!!!!離れろォーッ!!」ドン!!ドグォォォォォォォォォォォオンンンンンッッッッッ!!!!!!!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

「・・・フーゴ・・・俺を・・・庇って・・・

・・・。・・・。・・・・。フーーーグォォォォーーーーーーーーッッ!!」

「うばぁしゃあああああ!!!!!」

「!?」

「・・・ふぅー一瞬早くパープルヘイズを出して身を守ったものの・・・こいつ・・・たとえ女だろうと・・・許さんッッ!!」

「ほー・・・スタンドを出して身を守ることはできるみたいね・・・」

 

「ブチャラティ!!あなたはここから離れてくださいッ!

あなたが『スネ夫』氏に会わなかったら・・・すべてが終わってしまう!!

僕がいたらあなたは逃れられない。一人で行って下さいブチャラティ。

あなたを逃がすのは僕だ…生き延びてください、あなたは『希望』だ

!!ここは僕が食い止める。来いッ!ジャイ子!!!」

「『誰がお兄ちゃんをやったのか』・・・教えてもらおうかフーゴ!!!」

「断る!」

「ならば死ねッ!!」

「違うね!・・・死ぬのは僕の能力を見るお前のほうだな!!パープルヘイズ!!」

「うばしゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

「僕のスタンドパープルヘイズの能力は・・・猛毒の殺人ウイルス・・・おまけに今日は雨が降っている・・・菌の

生存時間は・・・およそ2倍・・・一発・・・一発奴に叩き込むことができれば・・・僕の勝利だッッ!!」

「『ペロペロキャンディキャンディ』!!食らわせろケンシロォォォォォォォゥウウウウウウウ!!!!!!」

「アタタタタタタタタ・・・・!!!!」

「!?」グォォォォォォォォォォォ!!!!!!

【ここで一つ補足しておくと、フーゴはブチャラティの時と同様、ケンシロウの攻撃がどこから来るかまったく予測できなかった・・・

それは次のような理由による・・・すなわち・・・数学上の概念でいう「平面」とは・・・任意の三つの「点」で決定される・・・まったく「厚み」を持たない「面」である。

ジャイ子のスタンド能力ペロペロキャンディキャンディは、こうした「まったく厚さのない平面」に描かれたキャラクターを精神力で具現化し操っているのだ・・・

「厚さ」がない、ということはある角度から見るとまったく見えなくなってしまう「死角」が存在するということなのだ・・・ッッ!!】

「アタタタタタタタタ・・・・!!!!」

「しまったァァァァァーーーーー」「ブン・・・ッッ!!」「・・・なに?」

「・・・空振り・・・だと?」

「何ーッ!?なぜケンシロウの攻撃が当たらない・・・」

「・・・理解したぞッッ!!これは・・・大リーグボール3号現象・・・だッッ!!」

【ここで再び補足しておくと、大リーグボール3号現象とは・・・超スローで投げられた軽いボールが・・・

勢い欲振られたバット自身の風圧で浮き上がってしまい決してバットに当たることはない・・という現象である。

ここではケンシロウの打撃があまりに強力だったのでケンシロウ=バット、フーゴ=ボールの関係が生じたのだ・・・ッッ!!】

「・・・やった!!僕には・・・なんだかわからないがッ・・・貴様の攻撃は・・・当たらない・・・食らえッッパープルヘイズッッ!!」

「チクショォォォォォォォォ!!!!!『ペロペロキャンディキャンディ』!!引っ込めケンシロウ!!出ろッ!金竜飛!!『チョムチョム』ダァァァァッッ!!」

 

 

           ドグシャアアアアアアアアアアアアッッ・・・・・!!!!!!!

 

 

・・・のびのび太は最近、何者かにつけまわされているような気がしていて、とても不気味に思っていた。

「・・・やっぱりそうだ。」

「なにが?」

「ここんとこ誰かが僕のことを付回しているらしい」

「ギャハハハ・・・君が女の子に付回されるなんて・・・。天地がひっくり返ってもありこない」

・・・ドラえもんは笑い飛ばした。だがドラえもんは「いつもは冴えない奴だが、やるときはやる」というのび太のことを好ましく思っていたので、

たまたまテストが近づいていたこともあって、のび太が勉強に集中できるように・・・と「付回している奴」に対し、『正義ロープ』を使用した。!

 

 

このときのび太を付回していたのは他でもない、ジャイ子であった。

ジャイ子は平素から憎からず思っていたのび太をモデルにギャグ漫画を描き、

賞をとったら近所のスターバックスでコーヒーいっぱいぐらいおごってやろう・・・そういう軽い気持ちでのび太を付けまわしていたのだ。

 

 

茂手もて夫は・・・のびのび太の住む町とは隣の町に住んでいたが・・・ひょんなことからジャイ子の漫画家としての才能を見抜いていた。

ジャイ子は新作を書いてはもて夫のもとに行き、もて夫はジャイ子のマンガを読みながら二人で過ごす時間を至福のものだと感じていた。

 

・・・いったい本当に罰せられたのは誰なのか?

全員がただ人を愛しただけなのに・・・

・・・事実だけを記そう。愛は最悪の事態を引き起こした。

ドラえもんの放った「正義ロープ」に重症を負わされたジャイ子は木からつるされ、放置された。

茂手もて夫は・・・本当に純粋だったし、そのときまで彼の心にはそよ風が吹いていた

「僕がクリスチーネ剛田の担当編集となって二人でマンガを作って行きたいッ!」・・・春の日差しのような恋だった。

もて夫はジャイ子にそっと口付けし、彼女を木から下ろした。

そして毎年彼に100個ものバレンタインチョコレートをもたらしてくれた、

エジプトで買ったお守り(商人は中に幸運を呼ぶ『矢』が入っているといったがもて夫は覚えていなかった)

をそっと彼女の手に握らせるとと、裏山の一本杉で首をつった・・・まだジャイ子にかすかに脈があることは知らずに・・・

 

ドドドドドドドドドドド・・・・・・・・・

 

 

「やった!!パープルヘイズの攻撃が決まったぞッッ長かった・・・本当に長かったぞッッ・・・・え!?・・・」

メキメキメキメキメキ・・・・・メキョメキョォォォッッッ!!!!

「甘いぞフーゴォォォォォッッ!!!・・・金竜飛は・・・お前を完全に・・・捕らえた・・・」

「フーゴォォォォォォ!!!!お前はわたしにとって、釈迦の手のひらを飛び回る孫悟空ですらないッッッ」

グァァァァァァァァッッ!!!!!!!ドシャァァァァァァァッッ!!!!!!

「く・・・しまった、ネクタイが・・・木に・・・引っかかって・・・苦しい、い、息が、できないッッ・・・

パ、パープルへイズで木を破壊しなければ・・・パープルヘイ・・・」

「させるか!!金竜飛ッッ!!」

金竜飛「これはもてもて夫の分だ!これも!これも!これも!これもこれもこれもこれもこれもォォォォォ!!!!!!」

「うばしゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」!!!!!!!!

「スタンドも月までぶっ飛ぶこの衝撃・・・!!」

「そして・・・あたしのからだのウイルスは・・出ろッッ『間黒男』ッッ!!」

間黒男(ブラックジャック)「・・・医者はな、ときには患者のためなら悪魔にもなることがあるんだぜ・・・治すッッ!!」

「な、何だと・・・パ、パープルヘイズ・・・・ぅ・・・。」

 

「やぁ、首吊りだ、ガハハ・・・スゲーッ爽やかな気分よ。新しいパンツを

はいたばかりの正月元旦の朝のよーにねェ〜ッ」

 

(ブローノ=ブチャラティ ジョルノ=ジョヴァーナ重症を負うも逃走成功 パンナコッタ・フーゴ 再起不能 )

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 |To Be Continued

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番外

 

?(なんにも無い町だな・・・せっかく「取材」名目で来たっていうのに・・・)

?(まぁ良い・・早く用事済ませて帰ろう・・・ン?)

 

フーゴ(以下フ)(う・・・辛うじて・・・僕は生きているのか・・・)

フ(先程の攻撃でネクタイは外れた・・・が・・体が動かない・・このままだ・・と・・)

 

フ(・・う・・!?ここは?)

?「気づいたかい?ここは病院だ・・・」

フ「あんたは!?・・・?どこかで・・」

?「治安の良い日本で血だらけになって道端に倒れてるなんてフツーじゃあないよな・・まさかと思って・・・

 『読まして』もらったよ・・・僕も『スタンド使い』だ。こんな辺鄙な町でも居るんだな・・・興味がわいた。

 退屈しないで済みそうだ・・・」

フ「そうだ!!・・・『ダ・ヴィンチ』で見たことがあるッ!あんたは・・『岸辺露伴』ッ」

露「イタリアギャングに小学生か・・・おろしろそうだ。次の作品のネタにでもするかな・・・『取材』の許可をだしてくれないか?」

 

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