〜空き地近く〜

「…あとはこのタイムマシーンをどういうふうに作品に

 組み込めばいいかが課題だな… じゃあ次はあの空き地の

 横の古風な家に取材してみるか…」

     ガラガラッ

「ごめんください〜」

「なんだね?」

「僕は漫画家ですけどちょっと取材をしてもいいですか?」

「まぁ別にいいが… じゃあちょっと部屋にあがりなさい」

「ありがとうございます…」

 

「……ということでわしは五郎とすもぐり勝負をすることになって……」

「ふむふむ」

(このじいさんの話は全然参考にならないな…早めに話を切り上げて

 この家から出ようとするかな)

「君、ちゃんと聞いてるかね?」

「ハ、ハイ聞いてますよ」

「きっと疲れてるんだろう、漫画家は大変だからな

 お茶をだしてあげよう。ちょっと盆栽でもみてて

 まっててくれ」

「わかりました。」

 タッタッタッタ…

(僕は盆栽なんかには興味はないんだがな…

 それにしてもこの人は相当盆栽が好きなようだな…)

「またせましたな」

「いえいえ…」

「ん!?あ、あれは!!」

「どうかしました?」

「わ、わしの盆栽が…」

「盆栽がどうかし…何!?」

 バァ───────ン!!

(そんな…さっき見たときはこんなふうには…)

「貴様がやったな!!ゆるさん!!」

 

そのころ先生の自宅では……

 

「フフフフフ…私の『第二の能力』でカミナリさんの盆栽を

 壊させてもらった…岸部露伴のスタンドは厄介だからな…

 カミナリさんを怒らせたやつはカスも残らない…フフフフフ」

 

 

「よくもわしの盆栽をッ!!くらえ!!『サンダーロード』!!」

「何ッ!こいつはスタンド使い!『ヘブンズ・ドアー』奴を本にし…」

 バリバリバリバリバリィ!!

「なにぃ!!これは電撃!なぜ死角から!奴は正面にいるのにッ」

「『サンダーロード』を発動した今!お前は避雷針になっているッ

 電撃はどんどん強くなるぞ!!もいっぱああああぁぁぁつ!!」

 バリバリバリバリバリバリバリィ!!!

「ぐぉぉぉぉぉぉぉ!!」

(くそっ!また死角からだ…奴のスタンドはどこにいてどこから

 攻撃している…それがわからなければ僕に勝ち目はない…

 探さなければ…あいつのスタンドを…)

 

(このままでは分が悪すぎる! いったん外へ出なければ!!)

  タッタッタッタッ!!

「逃がさないぞ!お前は避雷針だからどこへいこうとも

 電撃はお前の当たる!! くらえぇぇぇぇぇぇ!!」

 バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリィィィ!!!

「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁ!!」

(攻撃に夢中になって死角から攻撃しなかったな!

 見えたぞ!!奴のスタンドは家!!家自体がスタンド!!

 あとはこの家にスタンドをくらわせれば…しかし僕も

 電撃をくらいすぎている…あと一発ほどくらえば僕はショック死

 してしまうかもしれない…動きも鈍くなってきてる…

 間に合うか…)

「かろうじて家にでたな!しかしもう遅いッ!!くらえ!

 『サンダーロード』!!!」

   ズギャ──────────ン!!!

「ぐおあああああああ!!!」

  ドサッ

「フハハハハハハハ! 勝った!!」

 

「勝ったといっても…わしの怒りはおさまらん…

 もう一度『サンダーロード』をくらわせておまえを消し炭に

 してやる!くらえ!!最大パワーだぁぁぁぁ!!」

    ズギャァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!

「なにぃぃぃぃぃ!!!」

   ドシャッ!!

「な…なぜわしに電撃が…」

「あの電撃をくらったとき毎日もっているGペンを地面にさしてアース

 のかわりをつくったのさ…そして僕が死んだとお前が思い込んでいるとき

 にこっそり家(スタンド)に『ヘブンズ・ドアー』で命令を書き込んだのさ…

 本体を避雷針にしろとね…」

「ま…漫画家がこんなに強いとは…ガフッ」

 

カミナリさん 感電死 再起不能 

スタンド名『サンダーロード』

 

 

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