「やったぜ!仗助!あの熊女をよく倒した・・・!?」

 

  ボゴオオオオオォォォォォォォ!!ボグシャアアアァァァ!!

 

「ガハァァッ!!な・・・なに・・・い・・今までのは・・・俺の見ていた・・・夢・・・?」

「な・・・何が・・・あったんだ・・・?ミ・・・ミスタさん・・・これは・・・一体・・・?」

 

「ねぼけんな!!いつまで寝てる気だい!今の一発でやっと目が覚めたかい!!

 あたしの悩殺コスプレであんた達がメロメロになってる時に『ザ・グレイトフルマザー』で『恐怖』を植えつけたのさ!

 極度の『恐怖』を感じた人間は失神するッ!さあここからが真の『恐怖』の始まりだよッ!

 た〜っぷりお仕置きしてやるからね!ただじゃおかないよッ!」

 

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

 

「・・・『恐怖』だと?俺は『ギャング』なんだぜ?怯むと思ったのかよ!!この程度でよオオオオ!!」

「イテテ・・・俺は一般ピーポーだけどよぉ・・・。こう見えてもよー、こんぐらいの死線は何度も乗り越えてきたんだぜ!

 行くッスよおぉ〜ッ!!『お仕置き』仕返してやるッ!!」

「セックス・ピストルズ!!」 「クレイジー・ダイヤモンド!!」

 

(スタンドは精神力のエネルギー・・・。

 『恐怖』を植えつけられてもスタンドを動かせるって事はこいつらは

 『恐怖』を乗り越える『精神』を持っているって事かい・・・。

 まあいいさ。それ以上の『恐怖』をこれからこいつらは味わう事になるんだから・・・。)

 

「脳漿ブチ撒けな・・・ッ!!・・・いやてめえの場合は体脂肪か・・・?」

 

 ガーン ガーン ガーン  ガーン ガーン

 

「今だッ!No1、2、3、6、7!!弾丸を分離させろッ!!」

「OK!!ミスターーッ!!」「イーーーーーーーーーハアアアアアアアア!!!」

 ガバババアアァァァ!!

「一発の弾丸を6発に分離させた・・・ッ!!6×5=30発のショットガンッ!!防げるかーーッ!!」

 

 ズボ!ドス!ボス! バス!ドス!ドス!

 

「・・・馬鹿なッ!防がず『生身で受け止める』だとおおおおーーーッ!!」

「フン・・・!蚊にさされたぐらいにも感じないよッ!この不良外人がッ!!」

「どいてくれッ!!ミスタさんッ!!接近戦で俺が仕留めるッ!!」

「ドラララアアアアアアッ!!」

 ガシイイイイイッ!!

「な、なんだとおおおーーッ!!クレイジー・Dの拳を『素手』で受け止めるだとおおおおおーーッ!!」

 

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

 

「この不良が・・・ッ!!あたしゃそんな子に育てた覚えはないよ・・・ッ!!」

「い・・・いや・・・・俺・・・オバサンの子供じゃねえですし・・・うッ!」

「言い訳してんじゃないよッ!!いい男がみっともない・・・!」ガシッ!!

「あ・・・ありえない・・・クレイジー・Dの攻撃を『生身』で防ぎッ!!そのままこの体勢は・・・『キン肉バスター』だ・・・ッ!!

 『スタンドはスタンドでしか倒せない』・・・その常識すらブッ飛ぶ勢い・・・ッ!この超自己中心的な勢い・・・ッ!!

 これが剛田家の血統ッ!!『ジャイアニズム』ッ!!」

 

 ドグシャアアアアアアアアアア!!!

 

「仗助エエエェェェェェーーーーー!!!」

 

「さて・・・仗助ッ!!まずはあんたからだねッ!首根っこヘシ折ってやるよッ!」

  グググ・・・

「動くんじゃねえッ!今度はちゃんと狙うぞコラァッ!」 カチャッ!!

(何てマヌケなセリフ吐いてんだこのオレは・・・そうじゃあねーだろ 『何でくたばらねーんだ全身にくらったのによ!』

 って言うんだろ・・・『弾丸』が脂肪で防がれたのかな・・・)

「やってみなッ!!引き金を引いた瞬間あたしの大根のような足があんたの股間を潰す!それでいいのかいッ!」

「ち、ちくしょおー、仗助ッ!クレイジー・Dを出して身を守れッ!!死んじまうぞッ!」

「だ・・・『出せない』んスよ・・・ミスタさん・・・スタンドが・・・ブ・・ブルっちまって・・・。」

「な・・・なんだってェェェェーーー!!」

(スタンドは『精神力』・・・それが出せねーってこたあ・・・『恐怖』が仗助の『精神』を上回ったって事か・・・。)

「チンピラ外人ッ!あんたも相当ブルってきたみたいだね!ピストルズが泣いてるよ!」

「ウエエエーーン、ミスターーーッ!!」「コイツニハ勝テネエヨーーーッ!!」

「タマキン潰サレチャウヨォォォーーーッ!!ウエエエーーーンッ!!」

「や・・・やかましいッ!!『ピストルズ』!てめーらも腹をくくれッ!仗助が死んじまうッ!」

 

 ガーン!ドグシャアアアアアアアアアア!!!

 

「ガハァァッ!・・・ブ・・・ブチャラティに『アレ』・・・持っていってもらってて・・・良かった・・・ぜ・・・・。

 ニューハーフとして・・・人生送るところだった・・・。だが仗助・・・これで『おめー』は助かった・・・。」

「・・・ハアハア・・・た・・助かったッス・・・ミスタさん・・・。」

「追い詰められてるのはかわりねーぜ・・・。あのババア・・・脳天に食らわしたのによお・・・。」

 

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

 

「この『恐怖』の状況で引き金を引けたのは褒めてやるよ・・・。あんた相当な修羅場をくぐってきたみたいだね・・・。

 だけどあんたらの年齢の半分以上の年数!あたしは『ガキ大将』を育ててきてんだよッ!

 『ガキ大将の母親』をなめんじゃないよッ!!」

 

「『ガキ大将の母親』だって・・・?こいつがあの『ジャイアンの母親』って事か・・・。この野郎は危険すぎる!

 やはりこいつはここで『始末』するッ!」

「まだ闘う意思があるのかい!イタリアのギャングだかペヤングだか知らないが甘く見てたよ!

 だけどあんたの弱点も調査済みだよ!ここは『4階』だよ!あんた『4』って数字に弱いんだろ!」

 

「4・・・『4階』だとおおーーー!」

「ちょ・・・どうしたんですかミスタさん・・・急に怯えだして・・・。」

「『4』はダメなんだ。『4』って数はオレの周りにいつだってあっちゃいけねー数だ・・・。」

「・・・ってそれ言ったら第『4』部主人公の俺はどうなんスか・・・?」

「・・・マジで・・・?」コクッ

 

「なんでお前第『4』部なんだよッ!!このオレに死ね!っつーのかッ!!」

「はぁ・・・スミマセン・・・ってしょうがないでしょうがぁ〜ッ!俺が決めたんじゃあねえですしッ!」

 

「何やってんだい!!ケンカなんかして!!やめないとひどいよ!!」

「・・・スミマセン・・・許して下さい・・・」(土下座)

 

「母チャーーーンッ!!カンニンシテェーーーッ!!」

「土下座デモ何デモスルカラ命ダケハオ助ケヲーーーッ!!」

(『恐怖』で体が動かねえ・・・『ケツの穴にツララを突っ込まれた気分』なんてもんじゃねえ・・・。

 この俺が・・・『ギャング』の俺がジャポネーゼ土下座だと・・・。)

(だめだ・・・実力の差がはっきりしすぎている・・・これじゃあ・・・甲子園優勝チームに、バットも持ったことがない

 茶道部か何かが挑戦するようなもの・・・みじめ・・・すぎる・・・。)

「駄目だね!これから性根叩きなおしてやるから覚悟おし!だいたい日本で拳銃なんか持ってるんじゃないよ!」

 グシャアアアアアア!! 「グハッ!」

「それからそこのあんたッ!なんだいその『パーマンみたいな髪型』はッ!カリアゲるよッ!」

 

 ・・・・プツーーーーンッ!!

 

「オイ・・・今テメエ・・・何つったアアァァ?このヘアースタイルが『ハットリ君』みてェーだとォ?」

(ど・・・どっちも髪型隠れてんじゃねえかよッ!だがこれで逆転できるッ!)

「ドララララララララア・・・・ッ!!」ボゴオオオオッ!!

「まさかこの状況からスタンドを動かすとはね・・・。ちょっと驚いたよ・・・。」

 

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

 

「ク・・・『クロスカウンター』だとおおおーーーッ!!プッツンした仗助をも上回るこの攻撃・・・ッ!」

「『ガキ大将』をあたしは10年育ててきてんだよ・・・ッ!

 ギャングの『意地』やヤンキー小僧の『怒り』如きで越えられるかいッ!

 たかが20前の小僧にいたわられるほどやわな人生は送っていないッ!」

「そんな・・・馬鹿な・・・。ゴホオォッ!」

 

「仗助エエェェェェーーーッ!!」

「ガハアァッ!!・・・こ・・・これでいいんですよ・・・ミスタさん・・・。

 俺のクレイジー・Dより・・・あのオバちゃんの方が・・・パワーもスピードも圧倒的上なのは明らか・・・!

 ただ・・・スタンドさえ・・・動かせればこの状況を・・・『ブチ壊し抜ける』事ができる・・・!」

「ドラララララララアアアアアーーーッ!!」

  ドガアアアアン!!! 

「床に穴を・・・!ここから下に『落ちて』脱出するつもりかい!」

 

  ドサアアアアア!!

 

一般人「なんじゃあ!天井から人が落ちてきたぞ!」「ガハ・・・潰れた・・・!」「キャアアアアーーーッ!」

「そして『落ちた穴』は問題なく・・・『直す』・・・!ここは『3』階ですぜ・・・。これであんたの『恐怖』は一つ減る・・・。」

「よくやった仗助!そんじゃそこの看護婦さんよォーここの患者さん達外に運んでくんねえかなあ〜。

 もう一人デカいのが落ちてくる予定だからよォ〜。デートの予定なら終わったら聞いてやっからよォ〜。」

「あ、その骨折の患者さんはついでに『直し』といたッスからよろしくッス。」

 

「そろそろ来るぜ・・・。仗助・・・『覚悟』はできてるな?」

「・・・しててもしてなくても来ちゃうんでしょうね・・・。うまくいくッスかね?」

「うまくいかなかったら確実にやられんだろーな・・・。『コーラを飲んだらゲップが出るくらい』確実によお〜。」

 

  ドガアアアアン!!! 

 

「こんなボロ床!あたしが壊せないと思ってんのかい!今度こそ叩きのめしてやるよッ!」

「待っていたぜ!!その『瞬間』をッ!!再び天井を『直す』!!」

「な・・・なんだってえーーーッ!!コンチクショーーーーッ!!」

 

  バァーーーーーーーーーーーーーーーン!!

 

「ふ・・・ふざけんじゃないよッ!後でひどいよッ!!」

「フーッ・・・なんとか・・・うまくいきましたね・・・。『頭と片腕だけ』残して天井にはさまった・・・!

 上で『ケツが床から出てる状況』ってのはあんま想像したくねえけどよお〜〜。」

 

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

 

「ところでオバちゃんよォォ〜よくもさっきまで散々コケにしてくれたなあ〜〜〜ッ!コラァ!」

「今度は『てめー』が『恐怖』を感じる番だぜ・・・。おまえにもしてもらうぜッ!!

 ブチ抜かれてあの世に旅立つってェェェェ 『恐怖』をなあああああ〜〜〜〜〜ッ!!」

 

「さあその体勢でよおお〜〜何発の弾丸に耐えられっかなあ〜〜?

 行けッ!ピストルズ!着弾場所は奴の脳天に食い込んだ『弾丸』だッ!!」

  ドゴオオオオオオオン!

「イーーーーーーーーーハアアアアアアアア!!!」

「なめるんじゃないよッ!!これしきの弾丸ッ!!」

  ドガドガドガドガドガドガ!!!

「ウワアアアーーーーッ!!」「アーーーッ!!」

「だ・・駄目だッ!!ミスタさんッ!片腕だけで弾丸は弾き返されちまうッ!!」

「いや・・・奴は初めて『弾丸を防いだ』ッ!さっきまでは避けずに生身で食らってたのによおお〜〜〜!

 これは『これ以上ここに食らったらやばい』って言ってるようなもんだよなあああーーーッ!!」

「なるほど・・・。そんじゃ俺も援護しますか・・・!」

 

「ドラララララララララアアアアアアアアーーーーーッ!!」

 

  ドンドンドンドンドンドンドンドン!!

「ヘーーーイッ!!」「パスッ!パスッ!」「行ケエエエエーーーーッ!!」

 

  ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!!!

 

「い・・・いいかげんにしなッ!!あ・・・後でひどいからね!!」

 

「しかしなんて奴だ・・・片腕だけで俺の弾丸と仗助のラッシュの同時攻撃を防いでやがるッ!」

「ねえミスタさん・・・確かあいつに『割った弾丸』食い込ませてましたよね?」

「ああ・・・それがどうかしたか?」

「いや・・・この『弾丸の破片』直したら『誘導弾』になるなーって・・・死角からの不意打ちにもなるし

 さすがに同じ所撃たれたら痛いかなと思いましてね・・・『直す』!」

 

  ドヒューーーーーーン ドスドスドス!!

 

「MUNNGHHHOOOOOOO!!」

「隙が出来たぜ・・・行け!ピストルズ!」

「こ・・・この程度でやられるかい!まだギリギリ防げるよッ!!」

  バガアアァァァ!!

「弾丸が・・・割れたッ!!」

「ザマアミヤガレ!!」「空振リダゼーーーッ!!」

「イクゼ!野郎ドモーーーーッ!!狙イハ『脳天ノ食イ込ンダ弾丸』ダッ!!」

 

  ズドーーーーーン!!

 

「ガハァアアアッ!!」

「てめえの皮下脂肪がどんなに分厚くてもよおー。同じ所に二発食らえばもう一発分食い込むよなぁ〜。

 脳天から脂肪があふれてんぜ・・・。かろうじて生きてはいるみたいだけどな・・・。」

 

「無事だったか?ミスタ、それと・・・仗助君だったかな?」

「ブチャラティ!お前も無事だったのか!」

「ほれ『預かり物』だ。返すぜ。病院にいるはずだったのにいないから随分探したぜ。

 代わりにコスプレした豚が床からケツ出して埋まってたけどな。

 やはりお前達のところにもスタンド使いの刺客が来たようだな。」

   ポーーン ジャキイイイイッ!!

「お!ようやく俺のもうひとつのマグナムが戻ってきたぜええーーーッ!」

「ウエエエーーーン!ミスターーーッ!コレデ男トシテ再起デキルヨーーーッ!」

「ブチャラティさん・・・ひとつ聞きたい事があるんですが・・・。

 あんた達の仲間は何をしているんだ?どうして襲われているんだ?」

「俺達はある男の命令でこの国に来た。ある探し物の為にな。君も知っているかもしれん『弓と矢』だ。

 この町に来た時ある少年の依頼も受けた。『ラジコンを取り返して欲しい』ってな。

 子供の頼みだし金も持っていたのでそれほど困難な事ではないと思い引き受けた。

 どうやら俺の思い違いだったようだがな。この町の『弓と矢』を巡るいくつかの勢力。

 その争いにどうやら巻き込まれたようだ。」

「俺達の仲間も一人が死亡、二人が再起不能、二人が行方不明という事態だ。」

 

ドドドドドドドドドドドド

 

「今なんて言った?ブチャラティ・・・!」

 

「さっきアバッキオの死体が発見された・・・。直接の死因は心臓麻痺・・・。

 だが鼓膜が破れ脳みそがグチャグチャの状態で苦悶の表情で発見されている。

 明らかに『スタンド』による攻撃だ。」

「ア・・・アバッキオほどの男が・・・。」

「いやアバッキオのスタンドは戦闘向きではないし倒されるのは不思議ではない。」

「確かにな・・・アバ茶は強烈なんだけどよお〜。」

「・・・アバ茶って何スか?」「いや知らない方がいい」

「一緒に行動していたジョルノとナランチャは行方不明だ。一度ジョルノは発見したが見失った。

 その時のジョルノの様子から敵スタンド使いと遭遇したと思われる。」

「という事は再起不能はトリッシュとフーゴか・・・。」

「ああ、その通りだ。この二人については俺の落ち度だ。

 トリッシュを倒したスタンド使いはお前達を倒したスタンド使い『源 静』だ。

 トリッシュもなんとか相打ちには持ち込んだようだがな。」

「俺が気になるのは『ラジコンを取り戻す』依頼をした少年だ。彼の依頼を任せたアバッキオは死に、

 一緒に行動していたジョルノとナランチャは行方不明になっている。

 時を同じくして俺とフーゴ、そしてミスタ・・・お前の前にも刺客が現れている。

 彼が『奴ら』と繋がっているのか、それとも俺達と『奴ら』の同士討ちを狙っているのか・・・。

 俺はもう一度その少年『骨川スネ夫』を調査する!お前達はジョルノ達の行方を追うんだ!」

 

 

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