「やった!ついにのび太を倒した!長かった・・・」

「終わったんですね・・・ ブチャラティにこのことを報告しなくては・・・

 いきますよ ナランチャ」

「ああ・・」

 

「待ちたまえ君達」

「!!・・・・いつのまにのび太の近くに立っていやがる!」

「こいつは・・・・教師!?」

「さっきからずっと見てたよ・・・気配を消せる私の第二の能力

 『ホット・フォー・ティーチャー』でね・・・・」

「気配を消せる能力だと!!」

「正直野比君には失望したよ・・・もう少し頑張ってくれると思ってたのに・・

 でもまぁ 野比君は再起不能だしよしとしよう・・・

 私は野比君の持ってるスペアポケットが目当てだからな・・・

 これで私は支配することができるッ!!」

 

「そのポケットにはなにが入ってるんだ!!」

「教えてあげよう・・・まぁ見ていたまえ・・・・

 このスペアポケットは四次元に繋がっているが

 これを裏返すことによりまた別の次元に繋がるのだ・・」

「そんな秘密が・・・」

「これは野比君も知らないことなのだよ・・・

 そしてその中には・・・あった!これだ!!この輝き!!!」

「これは・・・矢だと!!俺がドラえもんにもらったの形が違う!!」

「そう!これこそが『真の矢』!!さぁ・・・私に力を与えたまえ!!!」

 

       ズギャ───────ン!!!

「や、矢があいつに・・・」

「ナランチャ、この感じは危険です!!」

「フハハハハハハ!!この感覚!!最高だ!!スタンドも生まれ変わった!!

 名づけて『ゴールデン・エイト・ティーチャー』!!

 まず貴様らでこの力を試すとするか・・・」

 

ドゴオオオオオオオオン!!!!

「のびちゃああああああん………………フシュルルルルル!!!」

「ばっ、馬鹿な! このスタンド…『スリラー』!

 しかもマズイ事にバッドモードに入ってるぞ!」

「ああのび太…私のかわいいかわいいのび太が…大丈夫かいのび太?痛かったろう…?」

「ジョ、ジョルノ! 誰なんだこいつら! 突然目の前に現れやがった!」

「意識を失ってる…野比のび太…勉強できなくてもいい。運動も出来なくていい。

 『ただのびのびと育ってくれればいい』。そんな思いを込めてこんな名前を付けたのに…

 ああのび太…意識を失ってるじゃないか…血もこんなに出てる…」

「おいテメーらよおお! 一体何者なんだ!」

「のび助さん! 一体どういうことですかこれは!」

「まさか『ヘビーノビー』がやられるとは…だがここは一旦退くよ。

 のび太のキズを治さなくちゃあいけないからな…。

 先生、『スペアポケット』は返してもらいますよ。これはのび太が『成長』する為に必要なものだ…。

 すでにママには『0点のテスト』を与えているッ!時間稼ぎの為になッ!

 ナランチャ、ジョルノ。君たちにもう用は無い。逃げるなり戦うなり好きにすればいいさ…それじゃあな。」

「ばっ、馬鹿な…のび太とあの男が消えていく!これがあの男のスタンド能力かッ!」

「フシュルルルルル…のびちゃあああああああああん!!!!!!!」

「そしてナランチャ、目の前に現れたこのスタンド…見るからに凶暴そうです。気をつけてください…。」

「まさかのび夫妻に見られていたとはな…だが丁度いい。

 ジョルノも!邪魔な『スリラー』も!ここでまとめて始末するッ!」

 

「のびちゃあああああん!ヒゲなんか伸ばしてッ! 偉そうにッ!」

ドゴオオオオオオオオオオン

(うぐあああ!『スリラー』!やはり強烈すぎる!

 『ゴールデン・エイト・ティーチャー』の力試しにここに来たが…

 危険すぎる!『ホット・フォーティーチャー』の力で一旦ここからは離れるッ!)

「『ホット・フォーティーチャー』!私の姿を隠せェェェェェッ!!!!」

(ん…?ほほう、先生の気配が消えていく…これが先生の能力か。私の『フラッシュ』と似ているな。

 だがね先生、そんなことぐらいならスタンドを使うまでも無く『石コロ帽子』をドラエモンから借りれば

 出来ることなんですよ。『姿を消すぐらいじゃあ怒った玉子からは逃れられない』からわざわざ

 私はドラエモンに頼んで『フラッシュ』の力に目覚めたんだ…そこを理解してませんね…先生…)

「フハハハハー!姿を消した!これで私は攻撃できまい!さあジョルノとナランチャの方に…」

「のびちゃああああああああん!今日の宿題が無いならッ!明日のをやりなさいッ!」

「ぐはぁぁあっ!馬鹿な!私の姿は見えないはず!」

(先生、怒った『スリラー』はもう自分でも何を殴ってるのか分からないぐらい辺りの物を殴りまくるんです。

 日曜日なのにわざわざ公園まで私が『フラッシュ』でワープしないといけないのはそれだからですよ…先生。)

「おいジョルノよぉ…なんだかあのおっかないスタンド…どうも俺たちを狙ってるわけじゃなさそうだぜェ〜

 『近くの物をとにかく壊しまくってる』そんな印象を受けるぜェ〜あのスタンドからよォ〜」

「そうですねナランチャ…あのスタンド…とてつもないパワーとスピードだ。

 こっちに来られちゃあとんでもなく厄介です…今は一旦引きましょう…君のキズも治さくっちゃあいけないしね…」

(ふざけるなッ!それでは私の殴られ損だ!『スタンド』の能力をこいつらに見られるのは痛いが…

 やるしかない!このクソッタレのアバズレを何としてもジョルノ共の方に近づけさせる!

 『ゴールデン・エイトティーチャー』!)

 

   ボゴォ!! ドガァ!! バキィ!!

「ハッハッハッハ!!どうです!よかったら失神してもいいんですよ!?」

「ぐぁぁぁぁぁ!!!」

「けっこう耐えましたか・・・しかしもう飽きました・・・これで終わりに

 しましょう!!『ゴールデン・エイト・ティーチャー』!!」

     ブゥンン

「おい・・・待て・・・」

「ん?・・・ナランチャ・・・まだ生きていましたか」

「俺はまだ・・・死んでねぇぜ・・・生徒が起きてるか寝てるかの違いも

 わからねぇのか・・・教師の風上にも・・・おけねぇな・・・」

        プットゥ────ン

「貴様・・・今なんて言った・・・教師の風上にもおけないだと・・・

 なめやがって・・・私を・・・侮辱したな・・・!!」

  バギィィィィィィィィン!! ボゴォォ!!

「うっ!ぐぁぁぁぁぁ!!」

「貴様ァァァ!!私がどんな気持ちでッ!!教師をしているかッ!!

 知らないくせにッ!! よくも!! よくもォォォォ!!」

        ドガァァァァァァァァ!!

「うぁぁぁぁぁぁ!!!」

「はぁ・・・はぁ・・・・・・」

 

「へへ・・・今ので・・・能力を解除したな・・・」

「!! しまった!」

「ジョルノ・・・見たとおりこいつには・・・

 今の自分に相当な自信があるのか挑発にのりやすい・・・それが弱点だ・・・

 どんな能力でもビビるんじゃねぇ・・・こいつには・・・絶対勝てる・・・

 そう思うんだ・・・ジョルノ・・・必ず・・・勝てる・・・」

   バキュウウウウウウウン!!!

「!! ナ ナランチャ!!!!」

「ごちゃごちゃとうるさい餓鬼め・・・これだから今の世界は駄目なんだ・・・

 なにを餓鬼にビビっている・・・教師というのは生徒を『支配』しなくては

 いけないんだ・・・そうじゃないと・・・世界が堕落していく・・・

 ちがうかね・・・ジョルノ・ジョバァーナ・・・」

「・・・どうやらお前は・・・僕を怒らせたようだ・・・お前には・・・

 この世界に生きる必要はない・・・」(ナランチャ・・・僕は必ず勝ちます・・・

 そして・・・君を助ける!!)

 

「ジョルノ・ジョバァーナ、いまここでこの世界から削除されるのは君の方だ・・・

 さて、決着をつけようか・・・『ゴールデン・エイト・ティーチャー』!!」

「『ゴールド・エクスペリエンス』!無駄ァ!!」

「遅いッ!!」

  シュン! シュン! シュン!

「ハッハッハ!!遅い!遅すぎるぞジョルノ・ジョバァーナッ!!そんなスローな

 動きでこの私が止められるかァ!!」

「無駄無駄無駄無駄ァ!!」

  シュン! シュン! シュゥゥゥゥン!

「私の言ってることがわからないのか!無駄な事をしてるのは君の方なのだよ!」

「いいえ・・・無駄な事をしているのはあなたの方だ・・・周りをよく見てください・・・」

「!!ここは道路ッ!!いつのまにッ!!」

「あなたのスピードの速さはわかっています。ここにくるように誘導させたんですよ。」

    プップ─────!!

「まずい!!車がこっちへくる!!しかも運転手は酔っ払い運転のようだ!!

『ゴールデン・エイト・ティーチャー』!!避けろォ──!!」

「無駄無駄無駄無駄無無駄無駄!!!」

  ボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴォ!!

「ウゴッゲェェェェ────!!!」

「車に避ける事で精一杯で僕への意識をそらしましたね・・・あんたの能力は万能ではない・・・

 よく覚えておくことですね・・・」

「ガ・・ガハッ!!」(私の能力が万能じゃないだと・・・私は『支配』する力を手に入れたんだ!

 こんな筈ではないッ!!こんなハズではァァァァァァァァ!!!)

  プップップ───────!!ガシャァァァァァァン!!

「やべぇ!!人を轢いちまったァ────!お、俺は知らねぇぞ!知らねぇぞ────!!」

  ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥン・・・

     

「早くナランチャを治療しなければ・・・よかった、まだ息がある。」

   ズキュゥゥゥゥゥゥゥン!!!

「あとはナランチャが目を覚ませば・・・それにしても本当に僕は運がよかった・・・

 もし運転手が酔っ払いでなければ僕は・・・・いや、そんな事は考えるな。あの教師の

 死を確かめにいくか・・・」

   バアアァァァァ────ン!!

「!!・・・道路にあるのは・・・『血痕』だけ!!あの教師の遺体はどこに!!」

「運転手が・・・酔っ払いでなければ・・・どうなっていたんだ? え?ジョルノ・ジョバァーナ?」

「!」

「『ゴールデン・エイト・ティーチャー』!!」

   ドゴォォォォン!!

「ぐうあああ!!」

「危なかった・・・衝突する寸前にスタンドを出し衝撃を和らげたが・・・

 かなりの痛手を負ってしまった・・・」

   ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

「それと、ジョルノ・ジョバァーナ・・・貴様は私のスタンドが万能ではないと言っていたな・・・

 それは違うな・・・私の『ゴールデン・エイト・ティーチャー』は『万能』でありッ!『無敵』でありッ!!

 ゆえに『最強』だッ!!!貴様は!私を!本気で怒らせた!!」

「・・・・・・・」

「恐ろしくて声もでないか!?すでに我が『ゴールデン・エイト・ティーチャー』で貴様の動きを止めた!!

 勝つのはこの私だァァァ────!!」

「いえ・・・あなたが車に轢かれても轢かれなくても・・・あなたの負けです・・・

 ナランチャの言ったとおりあなたは挑発に乗りやすくキレやすい・・・そして一点に集中すると

 それしか見えなくなる・・・」

「貴様何を言って・・・!」   

   ドダダダダダダダダダダダダダダダ!!

「ウウ!!ブグァァァァァアア!!」

「すでに・・・ナランチャは目を覚ましていったて事ですよ先生・・・・」

「やったなジョルノ・・・俺は必ずやると思ってたぜ・・・」

 

「今のでどうやら能力が解除されたようだな・・・」

「ブハ!!ま・・まだだ!・・・私のスタンドは最強だ・・・絶対に・・・

 勝つに決まっている・・・そうだ・・・そうにちがいない・・・」

「こいつまだ生きていやがる・・・さっさと始末して・・・!」

「いや、待ってくださいナランチャこいつとの決着は僕がつけます。」

  タッ タッ タッ タッ タッ・・・

「確かにあなたの能力は万能なのかもしれない・・・しかしあなたはそれを過信しすぎた

 それだけなんですよ・・・今の攻撃であなたのスタンドパワーも弱まっている・・・

 あなたに勝ち目はありません・・・」

「嘘をいうな・・・ジョルノ・ジョバァーナ・・・私の・・・スタンドは最強・・・だ・・」

「わかりました。それなら僕を殴ってみてください・・・」

「言われなくても・・・そのつもりだッ!!」

  ボゴォォォォ!!

「・・・・・・」

「なぜだ・・・なぜ立っていられる!?全力で殴ったのに!!こ、このぉぉぉぉ!」

  ボゴォォォォ!! ボゴォォォォ!! ドゴォォォォォォ!!

「なぜだ!!なぜ立っていられる!!ジョルノ・ジョバァーナァァァ!!!」

  ボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴ!!

「なぜだ!!なぜだぁぁぁぁぁ!!」

「理由を言いましょう先生・・・僕のスタンドで全身に『つる』を巻きつかせていたんですよ。

 もっともあなたには見えなかったと思いますが・・・殴ったぶんすべてがあなたに返ってくる・・・」

  ボゴボゴゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴ!!! ドグシャァァァァァ!!

「ぎぃいいいいいえええああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

  ドシャ──────!!

「あなたのスタンドの重みをよく知っておくことですね・・・」

 

先生:再起不能

スタンド:ゴールデンエイトティーチャー

 

 

「やっと終わりましたねナランチャ・・・早くのび太達を追いましょう。

 あの女は目を覚ませばまた僕達を襲います。ここに置いていきましょう。」

  ピコーン ピコーン ピコーン ピコーン

「ジョルノ!のび太とあの男を『エアロスミス』のレーダーが捉えたぜ!

 気配を消していても呼吸はしているからな。まだ近くにいるぜ!!」

「わかりましたナランチャ、早く行きましょう!!」

 

「あ・・・あいつらがこっちにくるぞ!どうして僕の位置がわかるんだ!!

 気配を消しているのにッ!」

    ダダダダダダダダダダダ!!!

「ひぃぃ!」

「声が聞こえたぜジョルノ!あの場所だ!」

「あなたの位置はわかっています。おとなしく姿を現してください。」

    シュウウウウウウン・・・

「姿を現しましたね・・・。」

「く・・・くそ・・・ここまでか・・・。」

  ブツブツブツブツブツブツブツ・・・

「おい待てジョルノ!!のび太の奴なんかブツブツと呟いてるぜェ!!」

       そしてセワシ編へ・・・

 

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