「ハァハァ・・・なんとか逃げ切った・・・。」ドン!
「イタタ・・・気をつけろ!」
「誰かと思えばこれはこれは・・・久し振りの先生のダンナじゃねーか!」
「さっきはよくもやってくれたじゃねーか。俺は結構根に持つタイプなんでな。」
「ヒイイイイイーーーッ!!承太郎!ポルナレフ !」
(わたしの『ゴールデン・エイト・ティーチャー』でも止まった時でも動ける承太郎には勝てないッ!
さらにスピードもパワーも『スリラー』以上!相性が悪すぎる!
そういえば今日の『目覚ましテレビ』・・・私の星座の運勢は最悪だった!)
「今度は俺にやらせてもらうぜ!ここに来てからまったく俺の見せ場がねーからな!
おめーばっかりいいとこ取りじゃねーか!承太郎、手を出すなよ!」
「やれやれだぜ。だがさっきとこいつのスタンド、何か変わっているようだ。気をつけろよ。」
(やった!私は自分の『運』をこれから乗り越える!!神様がいるなら感謝する・・・!
この承太郎と闘わずにすむ『運命』に感謝する!『闘志』がわいてきたぞッ!
承太郎には勝ち目は無いがポルナレフのアホなら十分勝てる!こっそり『時を殺す』!)
「『ゴールデン・エイト・ティーチャー』!」「『シルバー・チャリオッツ』!」
「ノロイぜ!ホラホラホラホラーーーッ!!」
(く・・・!まだ奴の方がスピードは上か!だが防御に徹すれば十分凌げる!もっとスローになれば!)
「何か様子がおかしいぜ・・・。ポルナレフの剣が徐々に遅くなっている・・・。」
ヒュンヒュンヒュンヒュン!!ガシガシガシッ!!
「何ッ!こいつ俺のチャリオッツの剣さばきを見切りつつあるッ!」
「フフフ・・・既にこの半径200mの『時を殺した』ッ!!時の流れてない世界では人は対応できなくなりッ!!
だんだん動きがスローになりッ!!1時間程で全く動けなくなるッ!!
先程の敗北・・・これは『試練』だ。過去に打ち勝てという『試練』と私は受け取った。
人の成長は・・・未熟な過去に打ち勝つことだとな・・・。え?おまえもそうだろう?J・P・ポルナレフ。
どこへいかれるのですか?(ドミネ・クオ・ヴァディス)お前は廊下に立っとれッ!!」
ドグシャアアアアアアアアア!!
「おいポルナレフ、大分ヤバそうだな。手伝おうか?」
「グハッ・・・余計な事すんじゃねー・・・。俺一人で十分だぜッ!」
「フフ・・・承太郎の『スタープラチナ』ならまだしも貴様には勝ち目はない。今度こそ死ねエエエーーーッ!!」
ガシャアアアアン!!ボキイイイイ!!
「かろうじて剣で防御したか・・・。だが肝心の剣が折れてはもう何もできまい!」
「折れたんじゃねえ・・・折らせたんだぜ・・・。」
「フフン・・・この期に及んでまだ強がりを・・・」
カン! ドヒューーーーン!! グサアアアア!!
「な・・・なにイイイイ!!後ろの死角から折れた剣がッ!背中の自分では取れない位置へッ!
しかもこの激痛ッ!!『時を殺して』スローにしているのが仇になったッ!!ぐああああッ!!」
「ザマアミロ!狙ってやったぜ!」
「あまりの『スローな痛み』でショックで気絶したみてえだな・・・。今度こそ再起不能だな。」
そのころどこかの山の中・・・
ホーホー・・・
玉子「神様・・・私はどこにいるんでしょう?」
空条承太郎
J・P・ポルナレフ 勝利
先生 再起不能
野比 玉子 先生を追いかけて爆走しているうちに山で遭難
ポル「ふう、なかなか手強い相手だったぜ」
承太郎「いや、ポルナレフ、まだ終わりじゃないようだ」
ポル「どういうことだ!? 承太郎」
承太郎「どうやらこの男、何者からか『逃げ回って』ここに来たらしい。
出会う前に、『逃げきった』とこいつは言った。
それに、この男の身に付けている『眼鏡』の割れ方、チャリオッツの『斬撃』ではこんな割れ方はしない……。
スタープラチナ並の力で一度殴られている」
つまりだ……この男以上の強敵、もしくは(こいつが『傷を負わされた奴』を倒していたとしても)
その仲間がいる、ということだ」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
ポル「時を殺す男以上の能力者ッ!?」
承太郎「血痕から跡を追えるな。『空き地』の方角だ。
この短時間であの男は全くの新しい能力を発現させていた。日本でかつて戦った殺人鬼『吉良吉影』に近い能力だ。
きっと、ドラえもんの秘密にも近付けるはずだぜ」
ポルナレフ「よし、待ってろよ!イギー、花京院、シェリー!!」