「のび太の奴何かブツブツ呟いてるぜェ!何かこの街のほかのスタンド使い同士のバトルを妄想してるらしいな!」

「おかしい・・・のび太は再起不能になったのに『国旗』は消えていない・・・」

 

ドドドドドドドドドドド

 

「そうか!『国旗』はもともとのび太が布に描いたもの!アレは実体化している上に無意識という今まで出会った中で最悪のスタンドだった!」

「ナランチャ!今すぐに『国旗』をエアロスミスで攻撃してください!もちろん見てはダメです」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

「ジョルノ・・・攻撃しようとしたら目の前に黒い穴が開いたぜ・・・。何かブラックホールみたいに見えるぜ・・・これ・・・」

「これは・・・?」

 

「全くもう、また自分の国を建てて倒されたのかい、おじいちゃん」

「お前は誰だ!この黒い穴は誰だ!俺のレクイエムの餌食になりにノコノコ出てきたのか!?」

「君たちはイタリアの・・・そう、パッショーネの人たちだね。君たちの仲間の一人、ブチャラティはボスに殺されるよ」

「テメエ!ブチャラティが死ぬだと!?ボスに殺されて!?世の中には言っていいことと悪いことがあるんだよ!」

 

ドーン

 

「それから後忠告しておくとサブリミナルは『消えていない』」

「そして能力は僕、セワシに引き継がれた!」

 

 (正直、同じ時間軸で同じ奴が並行して別の奴と戦っていても構わないと思いますよ。それぞれ、まとまってれば。)

「おい、ジョルノ天候レベルだっつうんならよおお。

 理由は良くわからねエが!

 この現象がここら一体を巻き込む天候レベルだって

 言うんならよオオオオ!!」

 

  パアアアアアアアアアアア!!

「これは虹。何だ?虹がたくさん見える!

 大きいのから小さいのまで…?これは一体?」

「『屈折率』だぜ!『空気の屈折率を変える位置』!!

 目に届く光がヤバいっつうんならよオオ!

 目に届くまでに空気の屈折率を変えて

 届く光を滅茶苦茶にしてやるぜエエエ!!」

 

「『屈折率』!!正気か!!コイツ!!

 こんな事をすればどんな効果が出るか僕にもわからないのに!!」

 

「このナランチャに二度同じ手を使うのが既に凡策なんだよ!」

「…やられそうになってましたよね。ナランチャ。

 一応確認しておきたいんですが。」

「うるせーぞ!ジョルノ!俺のほうが年上なんだかんな!」

 

「しばらくここからは動けねえが!

 こうして、空気の屈折率を変えれば

 サブリミナルのパターンも崩れたようだなあ!」

「ナランチャ…。彼の言う通り、

 一体どんな効果が出るのかもわかりません。

 もちろんこのまま何も起こらないかもしれませんが…。」

「こいつらああ!このセワシには未来がある!

 おじいちゃんをやらせるわけにはいかないんだよ。

 エアピストルズ!」

「コイツ…まだやる気だぜ…!空気の銃を構えやがった…。」

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

 

ドン!ドン!ドン!

「フン、空気弾ですね。

 のび太君と違ってのろいしパワーも弱いですよ。」

 セワシ君!始末させてもらいます!

 ゴールドエクスペリエンス!!」

 

 ドスシャアアアアアアア!!

「何イイイ!セワシが消えた!!」

「ジョルノ!!よけろおおおおお!!」

 

 ガシイイイイイイイイイイイイ!!

「DOOOOOORAAAAAAAAA!!」

「うううう!!なんだコイツは!!」

「なんだあ!?ドラえもんそっくりだぜ!!

 ドラえもんそっくりの『黄色い奴』が穴から出てきたぜ?」

「掴まれてしまった!!なんてパワーだ…!!」

 

「フフ、しょうがないなあ。」

「セワシだ!ジョルノ!そいつの肩にセワシがいるぜ!!」

「小さくなっている!!これは一体…?」

「フフ『スモールライト』だよ。

 小さくなれる『スモールライト』だよ。

 おじいちゃんは使わなかったのかい?

 まあ、精錬潔白なおじいちゃんがやられるなんて、

 きっと君達に卑怯な事をされたんだろうね。

 ジョルノ!ナランチャ!恐るべき対価をきっと払わせてやる!!」

 

「ジョルノ!離れろ!何か!何かがヤバイ!!」

「ええ、努力しています…!しかし、こいつのパワー…!

 うう、腕が砕けそうだ…!」

「くそォ!何なんだよおお!あの黄色い奴は何なんだよオオ!」

「ククク、ドラミだよ。『ドラえもん』の妹さ…。」

「ONYYYYYYTYAAAAANNNNN!!!」

 

「お兄ちゃん…。復讐なんかをして、失った兄が戻るわけではないと

 知ったフウな事を言う者もいるだろう。

 許すことが大切なんだという者も…。

 あたしはその覚悟をして来た!!

 復讐とは!自分の運命に決着をつけるためにある!!」

「ロボットなら物体のはず!!ゴールドエクスペリエンス!

 産まれろ!!生命よ!!」

「おお!ドラミの体から蛇が!!上手い!全身に絡みついたぜ」

  ブチイイイイイイ!!

「フン、貧弱貧弱ゥゥゥ!!」

「うううう!苦も無く引き千切るとは!!

 コイツ!!なんと言う執念のパワーだ!!」

  ドゴオオオオオオオオン!!

「うぐうううううう!!」

「悪いが手っ取り早くエアロスミスを打ち込ませてもらったぜ…。

 早く腕の部品を作るんだ…ジョルノ!コイツはヤバイ…!」

 

「おじいちゃんをよくも…クキイイイイイ!ぶっこロス!!」

「やかましい!俺たちはそいつにアバッキオをやられてるんだ!

 思いの強さなら負けないぜ!」

「お兄ちゃんをよくも……。」

「ゴクリ……奇妙な気分だ。テレビや漫画で親しんだ

『ドラえもん』の登場人物。それが今僕達に怨念を向けて迫ってくる。

 恐るべきはこの事態を引き起こした野比のび太!」

 

 ジュル! ズサ! ズサ! ジュル!

「なんの音だ?ジョルノ?」

「さあ、それにしてもさっきから脚がむずがゆく…!

 これは…!」

 

 モゾ! モゾ! モゾ!

「うわああああああ!ジョルノ…それは…!

 ズボンの下のスネにビッシリ貼り付いてるそれは!」

 

「ドラララアアアアアア!!」

「なんだこの小さい『ドラえもんにそっくりなもの』は!!

 さっきのかゆみはコイツの抉り取った傷だった!!」

「うわああああ!俺の脚にもビッシリ貼りついてやがる!!」

「フフ、昨日から何も与えていないから血に飢えているぞ。

 それは『ミニドラ』だよ!お前達を恨んでいる!!兄の仇だと!!

 猫型ロボットを殺すのが大好きな奴だって伝えたからなあああ!!」

 ザワ ザワ ザワ ザワ

「痛えええええええ!!畜生!取れねえ!キリがねえぞ!」

「一体や二体潰れても意に介さないようです!

 ナランチャ!法則を!レクイエムです!!」

「ダメだ!今動いたら!『ヘビーノビー』が復活しちまう!

 うぐああああああ!コイツ!強い!」

「フフフこれもお兄ちゃんの分!これもこれもこれもこれも〜〜〜!」

「うううう、『ミニドラ』の『群れ』に飲み込まれる…!」

「勝った……!」

 

「ゴールドエクスペリエンス!!産まれろ!新しい命よ!!」

 

 ザワザワザワザワ!

「へー、植物を伸ばして上へ逃げる気だね。考えたな。」

 

「ふ〜、ジョルノ。何とかミニドラの群れからは抜け出せたようだぜ。」

「危なかったですね。傷の痛みも引いてきたようだ。

 どうやら『ミニドラ』の危機は切りぬけたようだ。」

 

「…何言ってんだ?おい、ジョルノ……その腕…!」

「うう!まだ居たのか!コイツ!

 何だコイツ!『口』から『針のようなもの』が!!

 何か注ぎ込んでいるぞ!!しまった!

 ミニドラが針から……僕!の血管になにかを注ぎ込んでいる…!」

「フフ、『眠らなくても疲れない薬』だよ!」

 

「薬で一時的に痛みを感じなかったようだね。

 でもその間に…体をもう一度確認したら?」

 

 ジュサ! ドチュ! ドシュ!

「ジョルノ!!早くこいつらを全部取らないとよおお!」

「この出血量は!ウグウゥゥ!!

 『ミニドラ』だ!!まだシャツの中に!!

 こんなにたくさんの『ミニドラ』が!!

 危機はまだ去っていない!!」

 

「エアロスミス!!こいつらを操ってるセワシを倒すんだ!」

「あら、ダメよ。そんなことさせないわ。」

 

 ズギュウウウウウウウウウン

「この光は!マズイ!ナランチャ!よけてください!」

「何イイイイ!ジョルノ!これは!」

 

「おおおおおおおおおお!!何だ?

 ドラミが!俺たちの乗ってる木が!

 ドンドンでかくなっていくぜ!

 てめええ!何しやがったああ!」

「違います!ナランチャ!『スモールライト』です!

 何てことだ!僕達が小さくされてるんです!」

 

「何イイイイイイイイ!

 うわああ!本当だ!

 どうすんだよ!ジョルノ!」

「落ち着いてください。

 悪い事ばかりではないようです。

 服の中の『ミニドラ』には

 光が届いていない…。

 フフ、服がきつくなったので

 苦しくなって出てきましたよ。」

 

「けどよおお!今度は『ミニドラ』と同じサイズだぜ!

 この世界では奴らの王国だぜ!

 畜生!俺のスタンドより素早い!」

「ゴールドエクスペリエンス!

 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!

 無駄アアアアアアアア!」

 

 バッギャアアアアアアアン

「ド〜ラララアア♪」

「おい、全く効いてねえぞ…。ジョルノ!」

「確かにマズイですね。ナランチャ。このサイズでは

 スタンドパワーも小さくなってしまっているようです。

 ううううう!しま…!」

「うう!放せ!このやろう!」

 ガシイイイイ!

「フフ。つーかまーえた♪」

 

「畜生!放せ!放しやがれエエエエエエ!」

「バカな!丸いだけの手なのに!何故!」

「覚悟してよ。ナランチャ。ジョルノ。」

「ジョルノにナランチャ。

 やっと捕まえた。拷問してあげるわ。

 フフ、覚悟しろなんて台詞を言うものじゃないわ。

 こういう時は言うのよ。私の名前はドラミ

 お兄ちゃんの無念と魂のやすらぎのために…。

 貴方たちに死をもって償わせてあげる。」

 

「畜生!エアロスミス!」

「無力だって言ってるだろおおおお!

 君のスタンドはアアアア!」

ガシイイイイィ!

「うう、俺のスタンドが捕まっちまった。」

「コイツら…僕達を一体どうする気なんだ…!」

 

「ゴールド・エクスペリエンス!生長した植物を元に戻せーッ!」

(成長を解除すれば落下の衝撃でミニドラを潰せるッ!その後にもう一度逃亡作を考えればいい)

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

「バカな!ゴールド・Eが解除されない!?」

「説明したはずさ。サブリミナルは『消えていない』『能力は僕に引き継がれた』って。覚えてないの?」

「そしてその草はどこから生えている?」

「ハッ!そんなことがあって・・・」

「僕のおじいさんは秘密道具の使い方にかけては凄い才能があった。だから国を作る能力に目覚めることが出来た。

 お前が国民になってしまおうと・・・

 どこへいかれるのですか?(ドミネ・クオ・ヴァディス)お前は『磔刑』だー!」

 

「うおおおおおお!!ゴールド・エクスペリエンスが国の支配下に!制御が出来ない!」

 

 ドゴ!ドゴ!ドゴ!ドゴ!ドゴ!

「うう!僕のゴールドエクスペリエンスが!

 僕に攻撃を!!まさか『ヘビーノビー』!!

 『スタンド』すら操るとは!」

「ジョルノ!大丈夫かよ!」

「ええ、大丈夫です。ナランチャ!

 一つ頼まれてくれませんか?」

 

「なんだよ畜生!俺も考えてるんだぜ!」

「聞いてください!君は今ナイフを持ってますよね。

 そのナイフで僕の目を潰すんです!」

「ええええええ!まさか!お前!

 お…俺はイヤだぜ…!(ゴクリ!)」

「そうすれば、再び『ヘビーノビー』を解除できる!

 このジョルノジョバーナには夢がある!

 その程度の覚悟はできてからこの任務に当たっています!」

 

「やかましい!ジョルノ!

 そんなに切ってほしけりゃ切ってやるぜ!」

「ああ!切って欲しいんです。」

(クソー!控えめな奴かと思っていたが、

 コイツ土壇場では底力のある奴だぜ!)

「うおおおおおおお!」

 

 ズバアアア!

「グウウウウウウ!

 フフ、これでまた『ヘビーノビー』は解除されましたよ。」

「ドラララアア♪」

「クソ!ミニドラどもがドンドン昇ってきやがる!」

「ゴールドエクスペリエンス!

 更に成長させる!!朽ちよ植物よ!

 URYAAAAAAAAAAAA!!

 朽ちた丸太です!!ぶっ潰れてください!」

 

ドッサアアアアアアアア!!

「ドラララアア!」

「ドラアア!」

「やったぜ!ジョルノ!

 ミニドラをかなり押し潰してやった!」

「ええ、ナランチャ。でも油断は禁物です。」

 

「ふふ、少しぐらいミニドラをやっつけたぐらいじゃ

 僕達にダメージは与えられないよ。」

「ゴールドエクスペリエンス!ボタンから目の部品を作れ!

 ……ぐう!ふう、これで目は片方見える。」

「ケ!粋がるのもそこらへんにしとけよ!

 セワシ!また、光を散乱させて

 『ヘビーノビー』を無効にしてやるぜ。」

「フフフ、君たちは間抜けかいいいい!

 僕は未来から来たっていってるだろおおおお!」

 

「君たちのことは既に知っている。頼んだよドラミ。」

「ええ、セワシさん。」

 

(なんだ?妙な格好の人形を出しやがったぜ?)

 

 ド ド ド ド ド ド カチリ!

(ヤバイ!何かを飛ばす人形だ!)

「よけるんです!ナランチャ!」

「『転ばせ屋』だよ!その『位置』からどいてもらう!」

  ドン!   ズデエエエエ!!

「いてててて!畜生!

 『位置』がずれちまった!これじゃ『法則』が!

 あれ?ジョルノ?ジョルノがいねえぞ!

 てめええええ!ジョルノをどうしやがった!」

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

「フフ、どうしたと思うね?」

 

「あら!お互い足元に気を付けた法が良いと思うわよ。

 ふんずけてジョルノさんを殺してしまうかもしれないから。」

「ま…まさかこ…これが!そんなまさか!!」

「ナランチャ〜!ナランチャ〜!」

「『スモールライト』の光を浴びたものはドンドン小さくなる。

 僕の場合は縮小に合わせて7,8秒浴びただけだから良かったが。

 こいつは十数秒浴びつづけたのだ!小石ほどに縮んだんだよ!」

 

 ドヒュウウウウウン!!

「フフ、貴方もまた浴びたわね。もっと小さくなるわよ。」

「うあああああ!これは!周りが大きくなっていく!!

 いや!俺が縮んでるのかああ!」

「フフ、このまま虫けらのエサにしてあげるよ。

 ちっぽけな昆虫のノミがいるよね

 これからはノミを小さいと言えるかなあ!ノミと同類だよ!」

「うう!また縮む!!」

 

「ナランチャ!ナランチャ!あそこです!

 あそこへ行ってください!」

「ああ、わかったぜ!けどよおお!

 この大きさじゃ

 たどり着けるかはわからないぜ」

   パアアアアアアア!

「ああ!もう!」

 

「さてと…ドラミちゃん頼んだよ。

 二人を捕まえるんだ。

 フフ、クモにでも噛ませてやろう?」

「…!セワシさん!二人がいないわ!」

「あれ?いない!いないだって!?

 バカな!僕も降ろしてくれ! いない!いない!」

「フフ、知恵比べで負けるのかい?

 未来から来たセワシ君…ドラミちゃん?」

 

「な!カエル!!セワシさん!カエルから声がしているわ…!」

「フフ、小さくされる前にブローチから

 カエルを作り出しておきました。

 このカエルがいてくれて本当に良かった!

 カエルは獲物を丸のみにするから

 食べられてもすぐに死ぬことはない。」

 

「光も入ってこねえからよお!

 『ヘビーノビー』も届かないぜ!

 俺はそうとう小さくされたがよおお

 この大きさでもよおお!

 小さくなってるセワシ!お前なら!」

 

 メメタアアアア!!

「何!!カエルごと!!ブフエエエエエエエ!!!!」

「ボラボラボラボラボラボラ!ボラーレヴィーア(飛んでいきな)!!」

 

戻る