・・・スネ夫の家

「・・・恐ろしいスタンド使いだった。この家を脱出して早くジョルノ達を探さなければ・・・。」

   ガシャーン ガシャーン

「何だ?こいつは・・・スタンドでは無い!ロボットか?日本のロボット技術は進んでいると聞くが・・・。」

「僕ハミクロス・・・。ゴ主人様を殺した・・・。許セナイ!」

   ドガガガガガガガガ!!!   

「指に仕込まれたマシンガンかッ!!本物のようだが反応できない程のスピードではないッ!」

「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ」

   ドガドガドガドガドガドガドガ!!

「アリーヴェデルチ(さよならだ)!!」

    バカァァァァァァァァァン!! 

「首だけにしてやった。ノロイ野郎だぜ・・・・。」ゴロ・・・

「・・・アッカンベー!」ドカン!!

「なめた機能つけやがって・・・何ッ!!」

ガシャン・・・ガシャン・・・

 

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

 

「馬鹿なッ!!同じようなロボットが数十体・・・いや百体以上はいるぞッ!!」

 

「・・・スネ夫の敵はこのスネ吉が取らせてもらう・・・。この『量産型ミクロス』でなッ!!」

 

「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!!」

   ドガアアアン!!ドガアアアン!!

「何体カヤラレテモ怯ムナ!!数なら僕タチの方ガ上ダ!!一斉射撃ッ!!」

   ドガガガガガガガガ!!!

(こいつら一体一体なら俺の『スティッキー・フィンガーズ』の敵ではない・・・。

 だがこの数ッ!流石にキツすぎるぜ。)

    ムクリ!ガシイイイイッ!!

「し・・・しまったッ!破壊したと思っていた一体に後ろを取られた!凄い力だ!外れないッ!

 スピードこそノロイがパワーは俺のスティッキー・フィンガーズ以上かッ!?」

 

「フフフ・・・どうだい。僕の作ったロボットの大軍は。高性能AI搭載でそれぞれ自律的に動くんだ。

 僕の両腕に宿る『ゴールドフィンガー99』は攻撃力は皆無だがッ!しかしッ!

 どんなスタンドよりも精密な動きができるッ!女をイカせる事もできる!しかしッ!

 そんなくだらない事に僕は使うんじゃあないッ!!あくまで僕のオタク魂の追求の為に使うッ!

 我が日本のオタクの技術力はァァァァァァァアアア世界一ィィィイイイイ!!できんことはないイイィーッ!」

「このロボットの大軍・・・コイツ一人で作ったっと言うのか・・・。

 『正面から見た形が想像できない髪型』の子供さえ片付ければ乗り切れると思っていた。

 だが!真に驚異だったのは、この『カーリーヘアー』の男だったッ!!」

 

「どうだいこの一糸乱れず整然と並んだ僕のロボの軍団!自律しつつもこの統率の取れた動き!

 これから一斉射撃で僕の従兄弟であり愛弟子だったスネ夫の敵を討たせてもらう!

 『復讐』なんかをして失った従兄弟が戻るわけではないと知ったフウな事を言う者もいるだろう。

 許す事が大切なんだという者もいる。だが自分の従兄弟をドブに捨てられてその事を無理矢理忘れて

 生活するなんて人生は僕はまっぴらごめんだし・・・僕はその覚悟をして来た!

 『復讐』とは自分の運命への決着をつけるためにあるッ!」

「・・・血は争えないって言うが随分自意識過剰だな・・・。テメーもテメーの従兄弟もな。」

「ヒヒヒ・・・その後ろから羽交い絞めにされた状態でまだそんな事をいう余裕があるのかい?

 これから君は泣きわめきながら地獄へ落ちるわけだがひとつだけ地獄の番人にゃまかせられんことがある・・・。

 それは!『蜂の巣』の刑だッ!この瞬間(とき)を長年待ったぜッ!撃て!」

 

「『待っていた』のはテメーだけじゃねえ・・・。俺の方もだッ!『スティッキー・フィンガーズ』!!」

 

   ドガガガガガガガガ!!! ガバアアアアアア!! ドガアアアン!!

 

「何イイイイ!!自分を『ジッパー』で分解するだとおおお!!しまった同士討ちかッ!!

 ・・・オカッパの姿が消えたッ!爆風で出来た隙に逃げたのか!どこへ消えた?」

 

「・・・まとめて片付けさせてもらうぜ・・・。ディモールト・グラッツエ(どうもありがとう)。

 テメーがロボの性能自慢のためにきれいに整列させてくれたおかげだ。」

「この声は地下から・・・!『ジッパー』で地下に潜ったのか!しまった!そうすると!」

 

「開けッ!ジッパーッ!!」

 

   ガバアアアアアアアアアアア!!

 

「ウワアアーーーッ!」「落チルーーーッ!」

 

   ヒューーーン!ドサドサドス!  ジャキイイイイイン!!

 

「地面に巨大な『ジッパー』で落とし穴を作ったのか!止めを刺す為一線に並べたのが仇になるとは!」

「ほとんどテメーらの自慢好きは病気だな。わざわざ本体自らお出ましして自慢に来るとは見習うしかねえ。

 お陰で簡単に『始末』できるわけだが・・・。これでもうこれでテメーを守るものは何もねえ。」

「アリーヴェデルチ!(さよならだ!)」 

 

    ブウウウウウン!!スカッ!!

 

「攻撃がすり抜けたッ!これは・・・『ホログラム』か!!」

「ウヒヒヒ・・・むざむざこんな危険な所に自分から正直に姿を現すわけないだろ?

 そしてこの広い家はッ!僕の作ったトラップが既に仕組まれているッ!!

 まあがんばってこのトラップだらけの広い家を探し回って僕の本体のいる部屋を見つけるんだな。」

 

「ハァハァ・・・落ちる天井に落とし穴や爆弾、毒ガス、レーザー・・・よくこんだけ仕掛けたもんだぜ。

 従兄弟って事は自分の家じゃねえだろうに・・・こんな改造していいのか?」

 

    ガシャーーーーーーンッ!!

「チッ!またか!部屋に閉じ込められたぞ!・・・まあジッパーで開ければ済む事だが。」

 

  ブウウウウウウウウウウウウウン

 

「これはラジコンの戦闘機ッ!旧日本軍の『ゼロファイター』か!数は4機か・・・。

 『スティッキー・フィンガーズ』で叩き落してやるッ!!」

「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!!」

    ヒュン!ヒュン!ヒュン!

「何イイイイ!!俺の『スティッキー・フィンガーズ』の攻撃を全て回避するだとおおおーーーッ!!

 なんというスピードと正確な動きだッ!!」

 

「どうだい、僕の操縦ぶりは。12チャンネルで4機バラバラに動かせるんだ。」

「またホログラムか・・・。わざわざ自慢の為にヒマな奴だぜ。」

 

「ラジコンだからと言って甘く見ないほうがいい。本物の機関銃と爆弾を搭載している。

 『スタンドはスタンドでしか倒せない』・・・だがあいにく君のスタンドは近距離パワー型。

 本体が傷つけばスタンドも傷つく。本体を倒せばいいって事さ。」

 

   ドガガガガガガガガ!!! ブシュウウウウウ!!!

「クッ!小さいが本物の威力だ・・・。狙いも正確だ。もうちょいで急所をブチ抜かれる所だったぜ。」

「『もうちょい』?それは違う。わざと外したんだよ。ジワジワ嬲り殺しにする為にな・・・。

 いいか・・・この攻撃はスネ夫の分だ・・・。心臓近くの静脈の一部をブチ抜いたようだが、

 それはスネ夫がお前の静脈をブチ抜いたと思え・・・。そしてこれもスネ夫の分だ!」

 

   ドガガガガガガガガ!!! ブシュウウウウウ!!!

「そして次のも、スネ夫の分だ。 その次の次も。 その次の次の次のも。 その次の次の次の次のも・・・・。

 次の!次も!スネ夫のぶんだあああーーーーーーッ!!

 これも!これも!これも!これも!これも!これも!これも!これも!これも!」

 

   ドガガガガガガガガガ!!ドガアアアン!!ドガアアアン!!

 

「うおおおおーーーッ!!こ・・・こいつはマジでキツイぜ・・・!『スティッキー・フィンガーズ』でも回避しきれないッ!!

 『ジッパー』で地面に隠れるしかないッ!!」

 

   ドガガガ!!ブシュウウウウウ!!!

「ぐああああーーーッ!!正確に右手の指を吹き飛ばすとはッ!!」

「骨川家の人間に同じ手は二度通用しない。これはもはや常識。」

(この正確な動きと攻撃・・・。必ず奴はどこからか見ているはずだ・・・。)

 

「そろそろ気分も晴れてきたな・・・。『覚悟』はできてんだろうなあああああ!とどめだッ!」

「・・・テメーみてえな本体はコソコソ隠れて攻撃するようなフニャチン野郎にこの俺は倒せない・・・。

 『覚悟』とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだッ!

 テメーみてえなフニャチン野郎が軽々しく口にする言葉じゃあねえッ!!」

(この男を倒すには!こいつ以上の『覚悟』がある事を!!こいつ自身に見せつけるしかねえッ!)

「言い残す事はそれだけか?死ねエエエエーーーーッ!!」

「・・・また心臓狙いか?自分をジッパーで開けて・・・何イイイ!!」

 

  ブシュウウウウウ・・・・!!

 

「ヒヒヒ!!さっき君がスネ夫に教えてくれた事だよ。『急所は心臓だけじゃあない』・・・。

 こっちは4機いる事を忘れていたようだな!首の頚動脈を正確にブチ抜いた。

 血が噴水のように吹き出ているよ。」

 

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

 

「・・・『ブチ抜いた』んじゃあねえ・・・『ブチ抜かせた』んだ・・・。場所はわからねーが・・・。

 この部屋のどこかの隠しカメラか何かでテメーが覗いているのは明らか・・・。

 部屋中を血で覆っちまえばここの様子は見えないッ!!」

  ドバアアアアッ!!

「何イイイッ!!見・・・見えない!!カメラが血で覆われたッ!!」

 

「これが『覚悟』って奴だぜ・・・。スネ吉君。声は聞こえているんだろ?

 そしてこの首と指の負傷はジッパーで繋いで応急処置をする・・・。

 テメーは必ず探し出して『始末』する。『覚悟』はできているか?」

 

「くそ!オカッパ頭の奴どこに行ったんだ!家中どこのカメラを見てもいない!

 ・・・ハッ!奴の能力は『ジッパー』!!壁の中だろうと床下だろうと自由に動ける!」

「このままこの家にいるのはマズイ!いつかは必ず見つかって『始末』されてしまう!

 いざという時に作った駐車場への秘密通路ッ!こいつで脱出する!

 家さえ出ればこの自爆スイッチで家ごとドカンだ!(どうせ僕の家じゃあない)」

タッタッタッ・・・・

「フゥ〜〜。なんとか車まで辿り着いた・・・。あとは脱出するだけだ。」

 

「・・・『カウンタックLP500』か・・・。いい車に乗ってるな。」

 

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

 

「何イイィィィーーーッ!!お前はッ!!オカッパ頭ッ!!」

「久し振りだな。・・・いや本物と会うのは初めてだから『はじめまして』の方がいいかな?

 何よりも『困難』で・・・『幸運』なくしては近づけない道のりだった・・・お前に近づくという道のりがな・・・。」

「な・・・何故ここがわかったッ!!どうしてここへ!!」

「お前みてえなシャバイ根性無しはちょっと脅せば必ず逃げ出すと思ったからな。

 駐車場を目指して行けば必ずお前が逃げて来るはず・・・。お前の車はすぐにわかった。

 お前みたいな見栄っ張りのマニアならこの車しかねえと思ってここに潜んでいたぜ。」

「初対面のあいさつを済ませたばかりなのになんだが・・・・

 アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリッ!!」

 

 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッ!! ドグシャアアアアアアアアア!!

 

「アリーヴェデルチ!(さよならだ!)」

 

ブローノ=ブチャラティ  骨川家脱出

スネ吉  ジッパーで開きにされて再起不能

骨川一族  スネ吉のトラップで家はボロボロ、血だらけの上長男は死亡、妻は再起不能で警察に事情聴取

        マスコミにも騒がれ以後急速に没落

 

 

 

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