「アイツら… 一体どこほっつき歩いているのかしら…」
「!あれはのび太くんのお母さんじゃないか いい所に居た
のび太くんが何処にいるか聞こう」
「あの、のび太くんのお母さん 聞きたいことがあるんですが…」
「!!」
(……何だ…誰かと思えば出来杉… 今はあの二人を探さなきゃイケナイっていうのに…)
「あら、出来杉くんじゃない 何のご用かしら?」
「はい、のび太くんを探しているんですが どこにいるか分かりますか?」
(のびちゃんのことを探している…? こいつ何か知っているのか?
いや…たしかこいつはスタンド使いではないはず… しかし万が一という事もあるかもしれない
本当のことを教えるのは得策ではない)
「のびちゃん…? そうね、剛田さん家に行くって言ってたかしら…」
「そうですか、ありがとうございます」
「いえいえ…」
(剛田さん家には、剛田さんかジャイ子ちゃんがいるはず…
本当に何も知らないとなると可哀相なことをしたと思うが、用心にこしたことはない
出来杉にはそこで再起不能になってもらおう)
「気をつけてね、出来杉くん………」
「このあたりまで来れば大丈夫だろう・・・。ナランチャ、もう少しの辛抱です。」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
「見ツケタゾ・・・・!ギャングども覚えてらっしゃい・・・!後ろから45度の角度で叩くのがコツよ・・・!
この野比玉子容赦せんッ!! 『スリラー』!!!」
「・・・・『ゴールドエクスペリエンス』・・・」
「無駄アアァァァァ!!!」
ブシャアアアァァァ!!
「馬鹿な・・・ッ!!後ろから攻撃したのに何故わかった・・・?」
「既に『蝿』を造って周囲を見張らせていた・・・。あんた空き地にいた時から僕等を見張っていただろ?
なんの警戒もせずに休もうとすると思っていたのか?」
「僕と同じ近距離パワー型のスタンド使いのようだがパワーもスピードも僕のG・Eの方が上・・・。
『覚悟』してもらうぞ・・・。」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!無駄アアアアアアアア」
ドグシャアアアアアアアアア!!
「・・・おかしい・・・。あっけなさすぎる・・・。だが間違いなく片腕をヘシ折り、再起不能のダメージをあたえたはず!」
ヒューーーーン
「何か飛んでくるッ!!『ゴールドエクスペリエンス』掴んで防御しろッ!!」
「なんだこれは・・・『のび太の0点の答案』ッ!!!」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
「のおおォォォォォォォびいいいィィィィィィィィィちゃああァァァァァァァァァァン!!!!」
「馬鹿なッ!!間違いなく再起不能のダメージを与えたはず!動けるはずがッ!!」
「のおおぉぉぉびいぃぃぃたああぁぁぁぁッ!!」
「URYYYYYYYYAAAAAA!!!」
グシャアアアアアア!!
「ぐぉぉおおおおお!さっきとはまるで違うッ!!GEのパワーもスピードも上回ってるッ!!」
「このテストの答案は何ッ!!何とか言いなさいッ!!」
(う・・・まずいぞ・・・何て事だ・・・。彼女は僕を『のび太』だと思い込んでいるッ!!何という歪んだ母の愛情ッ!!)
「ガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミ!!!」
「うわあああぁぁあああああーーーーッ!!」
ドガドガオドガドガドガ!! ドグシャアアアアアアアアア!!
「のびちゃんッ!!君が死ぬまでッ!!殴るのをやめないッ!!」
ドガドガドガドガァッ!
「ぐうう! このパワー! このスピード!
マズイ!このまま殴られつづけるのはマズすぎるぞッ!
ゴールドエクスペリエンス!ハエに変えておいた土煙を元に戻せ!」
グシャアアアアアアア
「これは…土煙……こんなもので我が『スリラー』から逃れようと言うのか?
お仕置きが必要ねッ!野比ちゃあん!」
(やったッ…後ろを取った!喰らえっ! ゴールドエクスペリ…)
「玉子! 後ろだ! 後ろにあのイタリアのギャング野郎が居るぞッ!」
(!? 馬鹿なっ! 確かにハエに辺りを見張らせておいた時には
この玉子とかいう女しか居なかったはず!)
「分かったわ! アナタッ! 後ろね!
覚悟しなさぁぃ! 野比ちゃああん!!
ガミガミガミガミガミガミガミガミガミ!!!!」
「うおおおおおおお!!!!!!!!!
防御しろゴールドエクスペリエンスーーー!!!」
(間違い無いっ!さっきのテストの答案といい!近くにもう一人
新手のスタンド使いが居る!なんとかしてそいつの
この玉子とかいう女への援護をやめさせなければッ!)
「このスタンドのパワー!スピード!そして何よりこのタフネスぶりッ!!やばすぎるッ!
さらにもう一人のスタンド使いッ!なんとかしなければッ!」
「良ぉ〜〜〜〜しッ!!よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしママ!!
そしてイタリアのギャング君!もう君は終わりだ!ここでとっておきのダメ押しって奴だッ!」
ドバアアアアァァァァ
「た・・大量の紙切れが降ってくるぞ・・・。まさかッ!!」
バァーーーーーーーーーーーーーーーン!!
「す・・・全て『のび太の0点の答案』だッ!!こんなものを見たらッ!!」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
「こんなに『0点の答案』を隠して・・・!!のびちゃあああああぁぁぁぁぁぁんッ!!!!」
「な・・・何という事だ・・・!ま・・・ますますパワーアップしているッ!!」
「ガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミ!!!!」
ドガドガオドガドガドガ!! ドグシャアアアアアアアアア!!
「ガハアァッ!!か・・・勝てない・・・。このまま僕は死ぬのか・・・。」
(ハッ!待てよ・・・『普通の公立小学校』でこれほどの数の『0点』を取るなんて事があるか?いや無い。
『わざと』狙わなくてはできる訳がない。そしてこの『スタンド』のパワー・・・!
いくら『のび太』でも『0点の答案』が見つかったらただじゃあすまない。
だが『のび太』は『わざと』『0点』を取って何ら問題無く暮らしている!!
必ずこいつには『弱点』があるッ!そいつを見つけるんだッ!)
「のびちゃんのびちゃんのびちゃんのびちゃんのびちゃんのびちゃんのびちゃんのびちゃんのびちゃんのびちゃんンンンッッ!!!」
『スリラー』相手に防戦一方のジョルノ。
しかし、回復しながら防御に専念しているため、ジョルノのダメージはそれほど蓄積していない。
膠着状態に耐え切れず、のび助が姿をあらわした。
「しぶとい野郎だ。こうなった玉子は最強だが、バーサク状態は制御できないって欠点がモロに出た形だな・・・」
そう言うと、のび助はタバコの煙をスリラーからの防御で精一杯なジョルノの両腕に吹きかける。
「スモークオンザウォーター!」
ギョロチョン!
「ナニイィィィィィィッ!腕がぁぁ!!!」
タバコの煙に包まれたジョルノの両腕が一瞬にして消え去る。
「お前の能力を観察させてもらったぜぇぇ!お前は『回復』する時は必ず腕を使う!腕を『飛ばし』てやれば回復できないんだろぉ?
そんな欠陥持ちな能力じゃ俺のスモークオンザウォーターに取ってはカモネギだぜぇぇ!
今だ玉子!回復できなきゃこんな雑魚はお前の敵じゃねぇぇ!」
「分かったわあなた!」
そう言って玉子はジョルノに攻撃を仕掛ける。
「・・・?なんだぁぁぁ!?なんで正気に戻ってるんだ玉子ォォォォ!!!!!!
バーサク状態じゃなきゃ勝てネェェ!戻れ玉子ォォォ!」
「遅い!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
ドグシャァァァ!
ジョルノの無駄無駄キックで返り討ちに合う玉子。
「な、何が起こったんだ・・・」
突然の出来事に茫然自失ののび助
「始めに『のび太の答案』をゴールドエクスペリエンスで掴んだ時にすでに『点数』に命を吹き込んでおいたんだ!
時間はかかったが、見事0点から100点にまで成長してくれたようだ。こんな使い方は初めてだったから不安だったが、
うまく行ってくれたようだ」
「参ったよギャング君。のびの「100点の答案」でスリラーのバーサク状態が解除される事にあんな短時間で気付くとは。
俺の能力じゃ攻撃能力は無いからもう君に抵抗する手段は無い。
君の両腕で戻すから君の能力で玉子を治してくれないか?両腕を戻さないと君もそこの少年を治せないだろ?」
そう取引を持ちかけるのび助。
「いいだろう。僕もナランチャを治療できず見殺しにする事はしたくない」
ギョロチョン!
ジョルノの腕が元に戻る。そしてナランチャと玉子を治療するジョルノ。
「ジョルノォォォ!何で敵まで治療してやるんだぁぁ!とどめを刺せジョルノォォ!」
「ナランチャ。これは約束です。」
「だけどよぉぉぉ!」
「さあ、治療は終わりましたよ。」
ジョルノはそう言うと、玉子とのび助から離れた。
「フハハハハ!甘いぞイタリアギャングゥゥゥ!『のび太の0点の答案』なぞ、山ほどあるわぁぁ!」
そう言って復活したばかりの玉子に『のび太の答案』を見せるのび助。
「だから言ったじゃないかジョルノォォォ!敵が来るぞぉぉぉ!」
「のびちゃああああぁぁぁぁぁンゲラバァ!」
突然玉子の頭からクワガタムシが現れる。
「な、なんだぁ!?」
「当然、こうなる事は予測していましたよナランチャ。『のび太の答案』の『点数』は成長させるように命を与えました。
そして『答案用紙』にはクワガタなるように命を与えておいたのです。そしてっ!
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無ァァァァッッッッ!」
「のび太ぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・」
のび助は放物線を描きゴミ収集車に叩き込まれた。
「レクイエムの力を持ってしてものび太を倒す事は出来なかった。のび太を倒すための『何か』を探さなくては・・・」
のび助 死亡
玉子 死亡
ナランチャ復活
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