木工日誌(10) 2004年 9月21日(火)

2004年9月21日 ホゾ加工
 ホゾ穴にあわせて正確に墨線を引きます。
 墨線に鋸刃を合わせ写真のように親指の間接部分をガイドにして、鋸がずれないよう引き始めます。
その際、鋸刃は柄に近い部分を使います。
※鋸刃は柄に近いほど刃の目が細かくなっていますので、きり始めがスムーズに進みます。
 きり込みが入ったら鋸を両手で持ち、真上から見下ろす形で鋸を引いていきます。
その際、鋸は体の中央に持ってきます。
1〜2cm程度引いたら材木を裏返し、反対側から同様に引きます。
 左図のように鋸を材に対して垂直に立てるようにして持ちます。
その際、鋸の柄を人差し指と親指で軽くつまむように持ち軽く上下させます。
表と裏から正確に垂直に切れていれば引っかかることなく、スムーズに上下できます。
また若干狂いがあった場合には、この動作によって表裏の切込みが真っ直ぐに修正されます。
以上を繰り返し墨線に習って切り込みます。
 墨線通りまっすぐ切れました。

  次に横引きを行います。
墨線にそって正確に鋸刃を当てます。切る際の注意点はたて引きと同じです。
墨線に沿って切り込みを入れます。墨線まできり終えて材がきりはなれない場合は写真のように鋸を水平にし、もう一度縦引きを行い、切残し部分に切り込みを入れます。
  その際、ホゾを傷つけないよう充分に気をつけながら、慎重に切り込みを入れます。
ホゾを傷つけてしまうとホゾの強度が落ちてしまいます。

  このようにして写真のような状態になったら、出来上がったホゾに墨線を入れ(右の写真)、墨線通り端の部分を落とし、仕上げます。

最後にホゾの先はホゾ穴に入れた際に入れやすいように、またホゾ穴に差し込んだあと形が崩れないよう面取りしておきます。
さて、ホゾ穴に差し込んでみます。
おー見事ピッタリですっ!
ハァ...実はこの完成写真ですが、別のクラブ員の方の作品を写しました。
私の作品はというと、基本的な墨線を引き間違えてしまい、ひどい出来上がりになってしまいました。(T T)墨線がいかに大切か改めて実感した瞬間でした。
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